イオン銀行カードローンを徹底検証
イオン銀行カードローンは、イオン銀行の提供する無担保・無保証人のカードローンです。
イオン銀行は一般の銀行と違い、イオングループのショッピングセンター等に銀行窓口を設置しています。
類似する銀行としてセブン銀行が挙げられますが、セブン銀行がATM主体でサービスを提供するのに対し、イオン銀行ではATM+有人窓口によってサービスを展開しており、コンビニATMの手軽さと、銀行の安心感の良いとこ取りをしている金融機関といえます。
銀行系カードローンというと、メガバンクのカードローンを連想する方が多いと思いますが、イオン銀行カードローンは、メガバンク並みに敷居が低く、低金利という魅力があります。
メガバンクよりも金利が低い!
イオン銀行カードローンの契約限度額は最大800万円であり、金利は年3.8~13.8%です。
メガバンクのカードローンの金利は、三菱UFJ銀行が4.6~14.6%(限度額500万円)、三井住友銀行が4.0~14.5%(限度額800万円)、みずほ銀行が4.0~14.0%(限度額1,000万円)であり、イオン銀行カードローンが一番低いです。
イオン銀行の口座があれば最短即日融資
イオン銀行は土日祝日も審査を行っており、14時までの申し込みは原則的に即日回答となります。
すでにイオン銀行口座を持っている方は、イオン銀行ダイレクトから24時間いつでも借入できます。
そのため、即日中に審査に通過すれば、即日融資可能となりますが、他行振込の場合、平日15時を過ぎると翌営業日の扱いとなるため、平日15時までに振込手続きを完了させる必要があります。
審査に通過した場合、電話回答になりますが、審査に落ちてしまった場合、郵送回答になります。
そのため、否認された場合も数日間は結果が分からず、すぐに他社に申し込みにくいというデメリットがあります。
イオン銀行ダイレクトは、イオン銀行口座を開設する際に登録した暗証番号と、口座開設後に送られてくるイオンバンクカードまたはイオンカードセレクトの契約者IDを使用すれば、すぐにアクセスすることができます。
パソコンや携帯など、媒体問わず利用できます。
必要書類は?
必要書類の提出は、「画像アップロード」か「仮承認後に郵送で送付」を選択します。
本人確認書類は、運転免許証、パスポート、健康保険証、住民費用の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、在留カード、特別永住者証明書のいずれか1点を提出します。
収入証明書類として源泉徴収票のコピー、給与明細2ヵ月分(直近3ヶ月以内発行)のコピー、住民税の課税決定通知書のコピー、課税・納税証明書(直近3ヶ月以内発行)が必要になります。
個人事業主・法人代表者の場合、借入金額に関わらず収入証明書類(課税決定通知、課税・納税証明書のいずれか)が必要になるので、少々手間がかかります。
イオン銀行に口座がない場合は?
イオン銀行に口座がない場合は、キャッシングと一緒に口座開設の申し込みを行います。ただし、新規口座開設には時間がかかります。
ネット申込の場合、審査回答後に申込書が郵送されてきますので、必要事項を記入して返送します。
急ぎの場合は、イオン銀行窓口で申し込みます。店頭手続きでは早くて4~5日、郵送では9~10日後くらいに、自宅にローンカードのイオン銀行キャッシュカードが届きます。
イオン銀行ATMなら手数料無料
ローンカードが到着したら、イオン銀行ATM、コンビニATM(ミニストップ、ファミリーマート、ローソン)、銀行ATM(ゆうちょ銀行など)で借入、返済することができます。
口座開設時は、ATMでの1日あたりの取引限度額が50万円に設定されています。カードの種類によって100~200万円まで設定し直すことができるので、利用状況に応じて設定し直しましょう。
提携ATMでは各種手数料がかかりますが、イオン銀行ATMは手数料無料です。
イオン銀行ATMはコンビニATMと同じく24時間稼動していますが、イオン店内にあるATMは、店舗の営業時間内しか利用できません。
又、約定返済日(毎月20日。ただし「土曜日」、「日曜日」、「祝日」、「国民の休日」、「年末年始等」の場合にはこれらの日の翌日)に前月末日の貸越残高に応じてご返済いただきます。
普段からイオンを利用している方、イオン銀行の利用者にとっては、使いやすいカードローンと言えるでしょう。