10秒で審査が終わるって本当なのでしょうか?
よくテレビCMなどで10秒審査終了!などとPRしている消費者金融会社がありますが、本当に10秒で審査終了~貸付まで実施しているのでしょうか?
現在は、銀行系カードローンや消費者金融系カードローンに関わらず、朝申込みすれば、その日中には融資可能な即日融資が基本です。
しかし、10秒というのは、現実的に考えて「あり得ません。」
なぜなら、スピード審査を売りにしている金融機関でもWEBからの申し込み情報を元に個人信用情報機関へ照会を行い、会社などの勤務先情報や収入、勤続年数等を元にスコアリングによる点数付けを行います。
また、店頭であれば申込者情報を入力する作業も発生します。
この段階で与信に問題がなければ、仮審査に通過。その後、勤務先への在籍確認を経て本審査に通過後カードが発行される流れとなります。
10秒というのは、「自己申告による収入と現在の借入額をベースに総量規制に抵触していないか?」を確認するだけの簡易審査であって、審査のスタートラインに立ったに過ぎません。
従って、大手消費者金融のホームページから「お借入れ可能です。」という審査回答であっても、実際に融資されるか?は、各社の審査基準をクリアする必要あります。
特にこのページをご覧の方は、今すぐ借入したい方が多いと思います。以下にすぐに借入れできる方法について解説します。
土日借りたいなら自動契約機がお勧めです。
通常、金融機関が営業を行っている平日であれば、即日で融資も可能です。
しかし、競馬や競艇などのギャンブル目的の場合、「どうしても土日や祝日に借りたい。」そんな人も多いと思います。
基本的に消費者金融系、銀行系(保証会社含)に限らずどの金融機関も土日祝日は営業していません。
従って、WEB申込を行っても受付はされますが、実際の与信業務は平日となります。「それだと待っていられない。」人はアコムなどの自動契約機を利用すると良いでしょう。
よく勘違いされるのは、自動契約機というと、機械が自動で審査を行っている印象がありますが、実際は自動契約機の向こうには、数百台のモニターがあって、オペレーターが10~20名程度待機しています。
この自動契約機は土日でも稼働していますので、どうしても土日にカードが欲しい人は、自動契約機での発行をお勧めします。
実際の審査の流れとしては、既存の借入情報、勤務先、年収、勤続年数など内線電話を介してオペレーターからヒアリングされます。
その後、信用情報センターへブラック情報がないか?等の照会を行い問題無いようであれば、利用限度額(利用枠)をカードに入力してその場でカードが発行されます。このカードは、すぐに提携ATMで利用できるという流れにます。
※10代は申し込み不可。
自動契約機での審査通過のポイント
私が所属していた消費者金融では、無人機でカードを発行する場合は、限度額が50万円までと決まっていました。
従って、審査通過のポイントとしては、自己申告での収入による審査となるため収入証明書の提出は不要になります。
よって、申告すべき年収は総量規制に抵触しない(年収の3分の1を超えない。)ことが重要です。また、勤続年数も8ヶ月の人であれば、1年と申告するなど多少の色付けを行っても良いでしょう。
無人機の場合は、限度額が50万円までの可能性が高いため金利優遇商品の利用はできませんが、審査期間が非常にスピーディなので今すぐお金が欲しい利用者には最適です。
土日祝日の利用者は、競馬や競艇などのギャンブル目的の人が非常に多いですが、実際の資金使途を聞かれた際は、必ず「レジャー」と回答するようにしてください。ギャンブル目的は、審査に落ちますのでくれぐれもご注意ください。
私が現役時代は、土日は貸出残高が非常に伸びるので、楽しみにしていたのを記憶しています。それだけ、ギャンブル目的?の方が多いのでしょう。
やはり無人機の場合は、基本的に在籍確認もなくその場で貸してくれるため、急ぐ急がないに関係なく与信に不安な人にもお勧めしたいです。
無人機であれば信用情報の照会さえ取れれば、実質30分での借入れも十分可能です。
現在、自動契約機を利用しなくとも、大手であればどこも早いです。在籍確認さえ取れれば、カード発行は後日であっても、即日振込は可能です。
特に急いでいない人は、WEBでの申込みの方が簡単で便利ですが、WEBですと全国から何万件もの借入申込が日々来ます。これらを30分以内で処理することは、事実上不可能です。
そういった意味でも今すぐお金が欲しい人は、自動契約機を利用する選択肢もありなのではないでしょうか。
※10代は申し込み不可。