銀行系カードローン審査が通らないと言っても極甘審査ファイナンスはダメ!
銀行系カードローンの審査は申込んでも通らない人は多い!
カードローンは便利にキャッシングができます。今や、日本全国どこに行ってもコンビニや郵便局があり、そのどの店にもATMが置かれています。
そのATMのほとんどでカードローンが使えるのです。
銀行系カードローンも同様で、出先でも財布にお金が入っていないなと感じたらすぐに近くのコンビニなどのATMからお金を引き出すことが出来ます。
しかも、すぐに返済すれば、日数分の利息だけになりますので、ほとんど金利もかかりません。5万円下ろしても、金利が18.0%でATM手数料を別にすれば、一週間172円で済みます。
しかし、この銀行系カードローンはよほど不動産資産や高収入でない限りは、非常に審査に通りにくいと言われ、実際に通る方は4~5人に1人という状況です。
銀行系カードローンの審査は通りにくい?
銀行系カードローンは、申込んだ方の経験としてかなり審査が厳しいと言われています。
一部には簡単に審査が通って、思った以上の融資可能枠がもらえたという方もいますが、その方はほんの一握りです。
銀行系カードローンの審査は、審査結果が出るまでに数日かかるとともに、通らない場合が多いため、厳しいと言われるのです。逆に早く審査結果が出た場合には落ちるケースも多いようです。
宣伝文句には専業主婦も対象となっていても、ほとんどの専業主婦で通る方はいません。
銀行系カードローンの種類
銀行系カードローンには、メガバング、地方銀行、ネット銀行、信用金庫、信用組合などがカードを発行しています。
一部のネット銀行などでは審査が甘いと言われるところもありますが、基本的には時間がかかるとともに、落ちる方も多いのです。
銀行系カードローン審査で通りやすい人
銀行系カードローンの審査で一部の通りやすい方は、銀行にとって上得意のお客様と言われる不動産資産をたくさん持っているとか、会社の役員などの方で年収1千万円以上の高収入がある場合です。
しかも、たいていはその銀行に口座があり、そこに定期的に高収入が振込まれてきたり、家賃収入が入ってきたりしている方なのです。
いつでも収入の確認ができ、遅れた場合には、不動産の売却などを進めて融資金の回収が可能として高額のカードローンを発行しています。貸金業法の規制を受けないので高額のカードローンを発行できるのです。
銀行系カードローンでまとめ融資もある
また、そのような方の場合には、銀行系カードローンではまとめ融資も簡単にしてくれます。
消費者金融会社の小口のカードローンなどで、借入残高が増えて、それぞれに返済金が多く、支払いが苦しいと言う場合にまとめて融資してくれ、他社の返済を請け負ってくれるのです。
100万円程度の借入でも、何社か借入があれば、毎月の返済は数万円になってしまいます。しかし、銀行などで高額のカードローン枠を作れば、毎月の返済は2~3万円で済みます。
そのために、銀行でまとめ融資で高額のカードローンを受けた方の場合には、知らない間にさらに借入残高が増えていく方が多いのです。
銀行系カードローンでも審査に通りやすいところもある
銀行系カードローンでも、ネット銀行などはインターネット上でも審査が甘くて借り易いと書かれているところもあります。
楽天銀行のスーパーローンやソニー銀行などにはそのような記載がされています。
メガバンク、地方銀行、信用金庫などは、バブル崩壊後に不良債権問題から経営危機に陥り、破綻したところや、統廃合されたところが多くあり、融資審査に対してはかなり慎重です。
そのためにカードローンにおいても利用者からは審査は厳しいと言われているのです。
しかし、店舗を持っていないネット専門銀行の場合には、設立が一部を除いては21世紀に入ってからの比較的新しい銀行が多く、そのような苦い思いをしたことがありません。
そのために、カードローン審査においても、保証会社に任せて審査が甘くなっている場合があるのです。
審査が甘いと言っても、通常の銀行に比べて甘いと言うことであり、やはり大手消費者金融会社などに比べますと、利用者にとっては厳しいようです。
ネット銀行のカードローンの使いにくさ
ネット銀行は、店舗を持っていませんので、カードローンでのキャッシングは全て提携ATMになってしまいます。
と言うことは、融資にも手数料がとられ、さらに返済においても提携ATMになりますので、手数料がかかることになります。実質金利は高くなっているのです。
このようにネット銀行の場合には、比較的コストがかかり易く、他の銀行の審査よりも少し甘いとは言っても使い勝手の良いカードローンとは言い難い場合があるのです。
銀行系カードローンの審査とは
では、銀行系カードローンの審査とはどのように行われているのかを見てみます。
銀行系カードローンの審査は何を調べる?
銀行系カードローンの審査は、まず、自行に口座があるかどうか、その入金と出金状況はどうか、それに担保となる不動産があるかどうか、毎月高い収入があるかどうかなどを調べます。
地銀や信用金庫などの場合は、支店の区域内の方が多く、居住環境なども調べます。また、勤務先も在籍確認の電話などで調べるのです。
その結果、担保とできる不動産が多くある方や、大企業などに勤め、毎月高額の振込入金がある方については、すぐに高額のカードローンの発行に進みます。
また、不動産もなく、あっても高額の住宅ローンや借入を支払っている場合、さらに収入レベルも低いと言う場合、住居環境も良くない場合は、審査に落ちることになるのです。
もちろん、消費者金融会社などと同様に借入申込書に個人情報はいろいろ記入しますが、それらは基本的には保証会社に保証を依頼する際に使われます。
従って、この段階で結論の出る方は比較的早く2~3日で結果が出るのです。それ以外の方については、保証会社に保証審査を依頼します。
保証会社の保証審査とネット銀行の審査の甘い理由
保証会社は、消費者金融会社やクレジットカード会社、銀行系消費者金融会社、銀行の子会社などがなっています。
銀行系消費者金融会社や銀行の子会社が保証会社の場合には、かなり審査は長くかかるとともに落ちる割合も高くなります。
その意味で、銀行の審査が甘いのは、保証会社が消費者金融会社やクレジットカード会社の場合です。
しかし、銀行自身で断ってしまう場合も多く、結果として利用者にとっては銀行の審査は厳しいとなるのです。
ネット銀行などの場合には、口座はあっても多額の預金をしている訳ではなく、担保物件の見方のノウハウもなく、さらに地銀などのように地域を廻るということもありません。
従って、銀行として断る要素が少ないため、全体として審査は甘くなるのです。
銀行系カードローンの審査はノウハウがないので通りにくい
銀行系カードローンの審査が通りにくいのは、銀行が無担保無保証人の融資をこれまで行ってきたことがなかったため、審査ノウハウそのものがないことが原因です。
銀行は、バブル期までは、ほとんどが企業相手の不動産などを担保とした融資しかしていませんでした。
不動産の担保価値を調べたり、その担保不動産の売却ノウハウは非常に経験を積んでいましたが、それでもバブルによってその不動産審査能力が無力化し、多大な不良債権を生み出してしまったのです。
そのバブル期のいたい経験の結果、個人のカードローン分野に進出しなければならなくなったのです。
しかし、元々審査ノウハウはなく、自身の慎重審査の上、保証会社の保証に頼らざるを得なかったのです。
従って、銀行のカードローン審査は、昔の担保不動産を調べたり、銀行口座の状況、他社借入などに限られた分野しか調査しておらず、慎重とは言え、無担保無保証人の融資の審査としては非常に甘くなっているのです。
ネット銀行の場合にはそれらの審査さえもできていません。
いたずらに時間はかけますが、ノウハウそのものがないため、個人の申込みされた方の返済力を審査するということはできていないのです。
銀行系カードローンの審査は保証会社頼み
従って、銀行系カードローン審査においては、申込みをされた方の返済力、信用力の審査は保証会社任せになっています。
保証会社の中でも、大手消費者金融会社はカードローン審査のノウハウが確立されたスコアリングシステムがあり、申込まれた方の金融事故発生確率からその信用力を判断し、保証可否、保証金額などを決定します。
しかし、銀行系消費者金融会社や銀行子会社の場合は、それらのノウハウはなく、銀行よりも多少経験があるだけです。
そのため、借入申込書の個人情報を細部にわたって調べるため、審査時間は長くなり、審査に通る方も少なくなるのです。
銀行系カードローンは保証会社に何をしてもらう
銀行系カードローンは、審査を保証会社に実質委託していますが、それ以外にも任せているものがあります。それは、遅れた場合の取り立てで、保証会社に丸投げです。
すなわち、カード利用者が1ヵ月延滞した場合、その期間にほとんど回収はせずに、保証会社に融資残高とその未収になっている利息までも買い取らせているのです。
すなわち、全く回収もせずに、美味しいとこ取りになっています。これでは、痛みもなく、カードローン審査のノウハウも蓄積されるはずもないのです。
銀行系カードローン審査の本質
従って、銀行系カードローンの審査の本質は、ノウハウを蓄積せず、利益だけをあげるという非常に甘い商売となっていると言えます。
一部のネットを中心にカードローンを発売している地銀などには、そのノウハウを蓄積しようとする動きもありますが、ほとんどの銀行については、その動きは現在のところありません。
銀行系カードローンの審査で甘いネット銀行
ネットなどで審査の甘いカードローンと書き込まれている一部ネット銀行については、さらに審査業務というもの自体が行われているのかも疑問です。
在籍確認などは自分でやっているようですが、どこからの電話かと聞かれますと、銀行名を名乗ってしまいます。
それは、申込まれる方が一番気にする点であり、消費者金融会社や通常の銀行では考えられないことです。
いわゆる審査ノウハウもマニュアルもないのと同じなのです。従って、審査は非常に杜撰(ずさん)で甘いと言わざるを得ません。
ネット銀行のカードローンの不便さ
ネット銀行のカードローンは、既に述べましたように、店舗がなく、ネットオンリーの体制となっているために、いざという時にコストがかかり、返済にもコストがかかるということになっています。
大手消費者金融会社が行っているようなきめ細かい増枠や無料振込みキャッシングなどという会員サービスは、見当たりません。
本来は、ネットが本業だけにさまざまなローンとしてのサービスが開発できるはずですが、それも行っていません。
従って、実質的には非常に不便なカードローンになっているのです。
銀行系カードローン審査が通らないからと極甘審査ファイナンスはダメ!
銀行系カードローンの審査で断られた方の中で、ネガティブになり、ネットなどで通りやすい貸金業者を探そうとされる方もいるようです。
そのために、極甘審査ファイナンスという言葉もできており、さまざまな甘い言葉で融資の誘いをかけているのです。
しかし、実際にはそのような貸金業者の場合には、金利が高利のケースや、少し遅れたら非常に怖い取り立てにあうなどのケースも発生しています。
極力、極甘審査という言葉には釣られず、手を出さないようにしてください。
極甘審査ファイナンスとは
ネット上などで横行している極甘審査ファイナンスは、通常の中小消費者金融会社は少なく、貸金業登録をしていないソフト闇金や闇金そのものもあります。
本来のカードローンでは銀行以外は貸金業法の総量規制などの規制を受けており、それほど極甘と言われるような審査はできないのです。
従って、貸金業法の規制に従わないアウトロー的な貸金業者のことを極甘審査ファイナンスと呼んでいるのです。
極甘審査ファイナンスの種類
極甘審査ファイナンスには、
- 小規模な消費者金融会社
- ソフト闇金
- 闇金
- 貸金業を装った別の業者
などがあります。
小規模な消費者金融会社の場合には、知事登録の業者で、甘い検査しか行われないため、多少の違法な行為をやってもすぐにわからないため、極甘審査をして貸金業法で対象外の方などにも融資しているのです。
当然、街金に近く、カードの発行もなく、契約書を交わしての融資になります。
それでも、さすがに金利は登録しているだけに18%程度での貸付になりますが、遅れた場合の取り立てには違法な手段の場合もあります。
また、倒産リスクも大きく、その場合には、闇金に情報や融資そのものが渡ることがあり、違法な取り立てに苦しむことになります。
登録免許のない極甘審査ファイナンスのカードローン
極甘審査ファイナンスのかなりの部分は、ソフト闇金と言われる登録免許のないファイナンス会社になります。
貸金登録していないアウトローだけに、金利は昔の高い水準のままで、取り立てにおいても規制を受けません。
従って、融資そのものは極甘審査になりますが、借りた後にはつらい思いをしなければならない場合が多いのです。
遅れた場合には、夜中に来ることがありますし、勤務先などに取り立てに来ることもあります。
融資の申込みをする前に、貸金業登録番号や電話番号が固定電話になっているかなどを確認するようにしてください。
なりすましの極甘審査ファイナンスのカードローンの宣伝
また、極甘審査ファイナンスには、携帯電話を売りつけたり、携帯電話を担保にとったりと違法な営業の隠れ蓑として行われている場合があります。
実際にはカードローンなどの発行をしていないにも関わらず、それらしく極甘審査を餌に利用者を募るのです。
オレオレ詐欺の一種に他なりません。
事前に携帯電話を送らせたり、審査費用などと称してお金を振り込ませる手口もありますので、それらには引っかからないようにしてください。
ブラックや金融事故でも貸付ける極甘審査ファイナンスもある
過去にトラブルを起こしたり、金融事故を起こした方でも貸付ける極甘審査ファイナンスがあります。
まともな消費者金融会社の場合には、ブラック情報のある方や金融事故を起こして5年を経過していない方は審査以前に断りです。
それでも貸付けるというのは、明らかに登録外のソフト闇金や闇金そのものです。金利も法外な金利を要求されます。
彼らは、違法な暴力的な取り立てを行いますので、遅れた場合にはまともな生活が出来なくなってしまいます。
金融事故を起こしたような場合には、当面、質素な生活で返済につとめ、新たな借入をしないようにしてください。
住所や電話番号のない宣伝は闇金と思え
従って、住所が書いていない、固定電話がない、登録番号がないという広告をする極甘審査ファイナンスには手を出していけません。闇金若しくはソフト闇金である可能性が高いのです。
携帯電話のみの場合には、すぐに解約できますし、プリペイドの携帯電話の場合もあります。警察に通報されても連絡がつかないようにしているのです。
でも、借りた方の住所、電話番号やメールアドレスは知られていますので、別の番号から電話をかけてきたり、他の業者に成りすまして電話をしてきます。
登録番号のない極甘審査ファイナンスは未登録業者
従って、登録番号のない極甘審査ファイナンスは確実に未登録のソフト闇金か、闇金そのものです。
一度連絡を入れれば、とことんつけ入ってきますので、そのような登録番号のない業者には連絡を入れないことです。
極甘審査ファイナンスのカードローン審査は実質審査なし
極甘審査ファイナンスは、実質的には違法な金利で儲けようとしており、まともな返済を期待していませんので、審査は実際には行われません。
遅れることにより、より高い遅延損害金などを要求するのが狙いなのです。それこそ地獄です。
極甘審査ファイナンスのカードローン審査は通るが後が怖い
従って、極甘審査ファイナンスは、借りるときは非常に簡単ですが、借りた後は非常に怖いのです。
彼らは延滞するのを待っています。
延滞すれば、さらに法外な金利で元本が完済できないようにして、搾り取れるまで搾り取るということを繰り返すのです。
その際は、弁護士も司法書士も頼りにはなりません。警察に相談するしかありません。
しかも、彼らは、グループで仕掛けてきます。延滞をすれば、より高い金利の極甘審査ファイナンスが声をかけてきたり、紹介されたりするのです。
際限なく地獄を見させられますので、引っかかった場合には早めに警察に届けるようにしましょう。
ソフト闇金の怖さ
ソフト闇金の場合には、登録番号はありませんが、元登録業者ですから一見まともな貸金業者に見えます。固定電話もあり、住所も書かれています。
しかし、あくまでも業法には従わない業者ですから、昔の29.2%などの金利での融資をしてきます。
しかも、返済が遅れた場合には、貸金業法や業界の自主規制に従いませんので、会社に電話をしてきたり、夜遅くに訪問して回収をしようとする場合が多いのです。
闇金のような暴力的な取り立てはさすがにしませんが、長期に延滞が続いた場合には闇金に契約書が回ることもありますので、非常に怖い結果になってしまいます。
極甘審査ファイナンスは引っかからないようにする
極甘審査ファイナンスには、小規模な消費者金融会社の場合もありますが、たいていは登録外の業者が多いと言えます。
銀行のカードローン審査に落ちたからと言って、すぐにネットで審査に通りやすい極甘審査ファイナンスを探すのではなく、まともな消費者金融会社を探すようにしてください。
銀行系カードローン審査に落ちたら大手消費者金融会社へ
銀行系カードローン審査に落ちた場合には、ネガティブにならず、まず、大手消費者金融会社に向かいましょう。
銀行系カードローン審査の場合は、4~5人に1人くらいしか通りませんが、大手消費者金融会社の場合には、2人に1人は審査に通ります。
しかも、断られる方には、金融事故を起こしておられる方、他社借入が多額に上っている方、ブラック情報のある方も含まれています。
これまで借りたことのない方であれば、収入が余程少なくない限りはカードローンを発行してもらえる可能性は高いのです。
また、金融事故を起こしておられる方、他社借入が多額に上っている方、ブラック情報のある方の場合には、無理に借りるのではなく、生活を切り詰めて返済することを中心に考えるべきでしょう。
生活を切り詰めても無理な場合は、極甘審査ファイナンスのような新たな借入ではなく、自己破産も含めて債務整理に向かった方が良いです。
大手消費者金融会社のカードローン審査
大手消費者金融会社のカードローン審査は、返済で遅れる確率の高い方を見極めるスコアリングシステムという審査技法を持っています。
大手消費者金融会社で断られる場合は、「あなたはお金を借りれば、多重債務から地獄を見ることになる可能性があるため、お金を借りるよりも生活態度を変えた方が良いですよ」と言われていると考えた方が良いのです。
それが本来のカードローンの審査の本質でもある訳です。
スコアリングシステムによる審査とは
スコアリングシステムは、過去1千万件にものぼるカードローンの利用、返済データから、金融事故になる確率をパターンごとに算出して、融資可否、融資可能額、金利を決めるシステムです。
大手消費者金融会社ではどこもそのシステムを持っており、それ故に多店舗化して、集中的にオペレーターによる審査を可能にしています。
スコアリングシステムにおいて、スコア(得点)が低いと言うことは、金融事故になる確率が高いということなのです。
大手消費者金融会社のカードローン審査は即日キャッシングができる
大手消費者金融会社のカードローン審査は、スコアリングシステムによって、30分から1時間という短時間で審査からローンカードの発行までを出来るようになっています。
従って、申込み当日の即日キャッシングも可能なのです。銀行系カードローン審査の場合には、審査に数日かかるため、申込み当日の即日キャッシングはできません。
大手消費者金融会社の審査は銀行系カードローンよりも通りやすい
大手消費者金融会社のカードローン審査は、通りやすく、このように銀行系カードローンよりも早く審査結果が出て、カードも手にできますが、さすがに融資可能額は銀行には及びません。
それは、消費者金融会社の場合には、貸金業法の総量規制によって融資限度が決められているからです。
年収の1/3以上の融資はできません。
将来的な融資限度として極度額が年収の1/3程度で設定されますが、初めて審査を受けると言う場合には、返済の実績がないだけに融資可能額はさらに抑えられるのです。
利用されてから遅れなく返済実績を重ねることにより、増枠という形で融資可能額は次第に広がっていき、最終的には年収の1/3までの融資枠が獲得できます。
その間に、年収も大きく増えていれば、極度額そのものも増やすことが出来ます。しかも、枠が広がるのと同時に金利も低下していくのです。
一番審査に通りやすいのはクレジットカードのキャッシング枠の利用
また、カードローンではありませんが、審査に一番通りやすいのは、クレジットカードのキャッシング枠です。
もともと、ショッピング枠の審査からスタートしており、商品が担保になるため、非常に甘いのです。
現在ではキャッシング枠は抑えられているため、ショッピング枠と同様審査は甘く、消費者金融会社などよりも通りやすくなっています。
従って、金額は少なくてもよいと言う場合には、クレジットカードを申込むのが良いでしょう。
中小消費者金融会社は審査は甘いが注意が必要
中小消費者金融会社の場合には、経験による審査であるだけに大手消費者金融会社のカードローン審査よりも甘く、通りやすくなっています。
但し、中小消費者金融会社は、規模も小さく、資金的な余裕もないため、倒産リスクが高く、倒産した場合には、その顧客名簿が闇金に流出したり、貸付債権が彼らに売却される可能性もあるのです。
その意味で、将来的なリスクは極甘審査ファイナンスほどではありませんが、存在しています。
大手消費者金融会社で審査に落ちた場合には、その時点で他の借入を行うよりは、生活習慣を改めて節約生活に入られることをお勧めします。
カードローンを賢く使えば可能性が広がる?
カードローンは銀行系や消費者金融会社系を含めて、将来的なチャンスを生かしたり、ピンチをしのいだりするために非常に有益なものと言えます。
浪費癖のある生活を維持するためにカードローンを利用しますと、多重債務に陥る可能性が高いのです。
その意味で、賢くうまく使うことがカードローンを生かすコツであり、将来の自分の可能性を高めることにつながります。
まとめ
銀行系のカードローンの審査と、それに落ちた場合にネガティブになってネットの極甘審査ファイナンスなどを見に行くことについてご説明しました。
銀行系カードローンの審査は、一般的な利用者の方から見ますと非常に厳しくなっています。そのため、審査に通らない方の中にはネットなどで極甘審査ファイナンスと言われる業者を探される方もいます。
しかし、極甘審査ファイナンスには、貸金業登録をしていないソフト闇金や闇金がたくさん存在しているのです。
それらに引っかかりますと、厳しい暴力的取り立てと異常な高金利で際限なく苦しめられることになってしまいます。
極甘審査ファイナンスには手を出さないようにして、まず大手消費者金融会社に行くようにしてください。
大手消費者金融会社は銀行よりも審査に通る可能性は高く、2人に1人は通ります。ここで断られた場合は、自分は他で借りた場合金融事故を起こす可能性が高いと認識して、生活そのものを見直すようにしてください。