「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
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一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。
- 「同じクレジットカードの審査に落ちた。」
- 「クレカ作れない。クレカ審査3回目です。」
- 「クレジットカード作れない人はどんな人」
このホームページを運営していますと、時々このようなご質問をいただくことがあります。
複数回審査で落ちてしまった人のために、「クレジットカードを作ることができない人はどんな人?」について詳しく解説したいと思います。
クレジットカードの審査に3回落ちた場合どうすれば良いでしょうか?ですが、ベストな選択肢としては、時間が解決してくれます。
といいますのは、クレジットカードの審査を行うと個人信用情報機関にクレジットカードの申込み情報が記録されます。
その後、クレジットカードの審査に合格すると成約情報として記録されますが、この成約情報が無い人は「審査落ち」もしくは「審査の過程で取り消しを行った」と推測されます。
この時、例えば、CさんがDクレジットカード会社へ申込みを行い審査落ちしたとします。
その2週間後にFクレジットカード会社の申込みを行った際、「Cさんは、Dクレジットカード会社の審査に落ちたんだな。」とFクレジットカード会社は判断します。
この場合、短期間で複数社申込み(申し込み履歴)を行っていますので、通常取り消しとは判断しづらいです。
こうなってしまうと、他社のクレジットカード会社で審査に落ちた人に対して「積極的に取り込もう。」という会社は、ほとんどありません。
基本的に金融業界は、性悪説を取りますので、「短期間で複数回申し込んでいる⇒他社で審査に落ちた人⇒お金に困っている人」とみなします。
決して、「当社のクレジットカードはポイント還元率も高いから、このカードを選んだ人は、やりくり上手な人」などという判断には絶対になりません。
この状態が続けば何回申込みしても連続して落ちます。
なお、個人信用情報機関の申込み履歴は、半年後には無くりますので、少なくとも半年から1年は時間を空けてから再度申込みを行ってください。
なお、いくら申込みの期間を取っても審査通過が難しい人がいるのも事実です。例えば以下のような人たちです。
- 23歳、フリーター、年収200万以下、職歴2ヶ月、賃貸
- 今年、高校を卒業してフリーターとして働きだした。勤続5ヶ月
- 28歳、契約社員として半年勤務。
勤続年数が短いフリーターや派遣社員の場合、どうしても審査上、不利になるのも事実です。
その場合は、スマートフォンなどの携帯端末を分割払いで購入(割賦契約)し支払実績を積んでからチャレンジされることをお勧めします。
なぜかと言いますと個人信用情報機関には、通称ブラックリスト(金融事故などで自己破産や債務整理を行った人の情報)等上記以外にリボ払いや携帯端末の分割払いの履歴なども掲載されます。
クレジットカード会社は、「支払期日までにちゃんと返済を行ってくれる人」や「継続して安定した収入を確保している人」に対してカード発行を行いたいと考えています。
額は小さいかもしれませんが、携帯端末の分割払いであったとしても支払期日にしっかりと返済していればカード会社の心証も良くなると思います。
また、どうしても審査が不安な人は、一度自分の個人信用情報の情報開示請求を行っても良いと思います。
なぜなら、
- 本人の属性がクレジットカードの審査で悪い影響を及ぼしているのか?
- 過去の事故情報(金融事故)が起因で審査に通過できないのか?
- 1と2の両方を満たしているのか?
1の場合は、現在の職場で勤続年数を積み重ねて「継続した安定収入を確保」してから再チャレンジすれば良いでしょう。
2の場合は、別ページでも解説していますが個人信用情報機関に事故情報として記録され5年間登録されます。
従って、異動情報が消えるまでは、クレジットカードの申込みを行っても審査に通過する可能性は低いです。
しかし、異動情報があっても延滞の解消が審査通過ポイントとしている会社であれば、審査通過率が上がるかもしれません。
クレジットカードの審査難易度としては、銀行系・独立系>信販系>流通系>消費者金融系となっており、難度が最も低いのが消費者金融系カードとなります。
その場合、審査難易度の低いクレジットカードをピンポイントで取得されることをお勧めしたいです。
3の人は、現時点では、かなり審査通過が難しいと思いますが対策を練ることは可能です。
詳しくは落ちないための対策とは?で解説していますので参考にしてください。
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