「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
クレジット審査にチャレンジする前にぜひ最後まで熟読してください。
クレジットヒストリーとは、過去のカード利用状況やローンの利用状況等に関する個人信用情報機関の履歴(照会情報)を指します。
これはクレジットカードを利用した際に期日通りに支払いが実行されたかなどの履歴となり、リボルビング払いやキャッシング等の支払い履歴を閲覧することができます。
クレジットヒストリーは、新たにクレジットカードの申込みを行う際に極めて重要な判断材料となっています。
例えば、個人信用情報機関CICの信用情報開示報告書を請求すると、
- 「クレジットカード」
- 「無担保融資」
- 「個別割賦(家電量販店などでの分割払い)」
といった返済に関する情報で支払い遅延(入金されていない)、一部入金、貸倒れ等の異動情報(事故情報)を得ることができます。
個人信用情報とは、本人の金融にまつわる通信簿みたいなものです。
世間では、延滞歴などのネガティブ情報(照会情報)のことをブラックリスト(ブラック情報)と呼んでいます。
このブラックリストは、先述の通り、クレジットカード等の利用履歴となるのですが、せいぜいわかるのが月ごとにしっかりと支払いがされているか。
また貸倒れなどの情報がないかくらいしかわかりません。しかし、このクレジットヒストリーが無い人がいますが、大きく審査に影響します。
詳しくは、どうしてクレジットヒストリーが無いと落ちてしまうのか?で解説しています。
実務上は、このクレジットヒストリーとクレジットスコアを元に発行可能か?を判断します。
クレジットスコアは、
- 勤務会社
- 年収
- 勤続年数
- 固定電話or携帯電話
- 居住年数
- 同居家
などの本人の属性をスコアリングによって加点していきクレジットカード会社の審査基準(信用力)を満たしていることと、在籍確認や本人確認書類を経て問題がなければクレジットカードが発行されます。
このクレジットヒストリーは、期日までに本人がしっかりと支払を行っているかという信用力を意味します。
これは、利用金額が多い少ないというよりも、そのクレジットカードを毎月利用して延滞することなくしっかりと支払う。
ことがカード会社から見た理想的なクレジットヒストリーだと言えます。個人信用情報上では、$マークが並ぶ使い方が理想です。
これは、アメックスの副社長も大変興味深いことを言及しています。2008年の2月に決済金額の多い少ないは関係なく接触頻度が重要と述べています。
これは、つまり例え少額であっても、毎月しっかりと期日までには支払いを行うことが重要であるということです。
このサイトでも何度も言及している通り、カード会社によって審査難易度が変わります。
銀行系・独立系>信販系>流通系>消費者金融系とあり銀行系が最も難易度が高いと言われていますが、先程から述べている通りクレジットヒストリーがあって、属性上問題なければ普通に発行されますので、恐れる必要はありません。
中には、アリバイ会社を利用して嘘の勤務先、嘘の収入証明等を発行してクレジットカードを不正取得する人もいるようです。
これらは、一般的に属性の低い人が利用するようですが、嘘をついてまでクレジットカードを取得するくらないなら、消費者金融系のように取得が容易なカード会社を狙うべきです。
後味も良くないですし、何よりカード会社に事実がわかると強制退会の対象となります。
クレジットヒストリーを積み上げるというのは、本当に地味な行動ですが、非常に重要です。
クレジットカードを使ってクレジットヒストリーを積むことができないなら、携帯電話を分割購入して期日までにしっかりと返済するという方法が簡単です。地道な作業ですが、クレカ新規発行を望むならとても有効です。
ぜひ、試してみてください。
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