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今回はソニー銀行クレジットカードの審査通過のポイントと審査落ちする原因について解説していきます。
一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。
- ※現在、ソニー銀行クレジットカードは新規募集を行っておりません。※
ここでは、「どんな人であればソニー銀行クレジットカードを作れるのか?」という点を解説していきます。
ソニー銀行クレジットカードの審査基準は次のとおりです。
- 18歳以上
- 本人に安定した継続的な収入のある方
- 学生可
高校生を除く18歳以上で安定した収入がある人が申し込むことができます。ただし、学生の場合は本人に収入がなくても申し込み可能です。
また専業主婦の場合は配偶者に安定収入があればOKです。
パートやアルバイトなど雇用形態が不安定な非正社員でもソニー銀行クレジットカードに申し込むことができます。
実際に非正社員でカード取得に成功している人も多いですから、審査は厳しくいクレジットカードということになります。
ソニー銀行クレジットカードは、どれぐらい年収があれば取得できるクレジットカードなのでしょうか?
審査通過するには、年収はおおよそ150万円~200万円程度は最低でも欲しいところ。
年収150万円以下で審査通過に成功している人はほぼいません。年収200万円以上あれば審査通過の可能性ありと思っていいでしょう。
年収300万円以上あるならば、年収が原因で審査落ちになる可能性はありません。公務員、正社員、会社経営者の方などは審査落ちを過度に心配する必要はないでしょう。
年会費無料のクレジットカードですから、審査が厳しいということはありません。働いて毎月きちんと収入を得ている方は申し込みを検討してみるといいでしょう。
ソニー銀行クレジットカードの審査の流れについて解説します。
ソニー銀行クレジットカードの申し込み~発行までの審査の流れは下記のとおりです。
① カード申し込み受付
② スコアリング審査
③ 信用情報機関へ照会
④ 申し込み内容のチェック・社内審査
ソニー銀行クレジットカードはインターネットから申し込みが可能です。
カード会社によっては郵送や電話申込などありますが、どの申し込み方法でも審査基準は変わりません。インターネット申し込みの場合はカード発行までのスピードは影響します。
郵送の場合だと、カード会社に届くまでに日数がかかるので審査結果が出るのが遅くなりがちですが、インターネット経由で申し込めば、すぐカード会社に届くのでその分早く審査結果を知ることができます。
申し込みで注意すべきことは、情報を正確に入力することです。
手書きよりもミスしにくいですが、内容に不備があるとそれだけで審査に落とされてしまうこともあります。きちんと内容を確認してから申し込みしましょう。
ソニー銀行クレジットカードの審査は「スコアリング」という審査システムを採用しています。
これまで申し込み内容を人の手によって1つ1つ確認して合否を判定していましたが、申し込みが多くなるに連れて審査に時間がかかっていました。
この時間と手間を軽減させるためコンピューターが自動的に点数付けするのがスコアリングです。
インターネット申し込みでは情報がデータ化されているので、スムーズにスコアリング審査することができ審査結果が早く出るケースが多いです。
スコアリング審査とは、たとえば、勤続年数が3年未満なら何点、5年以上で何点といったように点数がつけられていきます。
年収や雇用形態など各項目の点数の合計で次の審査に進めるかどうかを決めています。あらかじめ決められた基準に基づいて自動で点数をつけるので審査が早いのです。
中には点数を良くするために虚偽申告する人もいますが、審査において嘘は見抜かれます。信用を落とす行為をすれば審査に通ることはありません。
最悪の場合、犯罪に問われる可能性もあるので、申込みではくれぐれも嘘はつかないようにしてください。
スコアリング審査後、加盟する個人信用情報機関に信用情報の照会を行い問題ないか、信用できる人間なのかをチェックします。
信用情報はクレヒスとも呼ばれており、クレジットカードやローンの利用・返済など信用取引に関する履歴が記録されています。
クレジットカードやローンを利用していても、きちんと返済できているようであればクレヒスは良好と言えます。この場合審査にかなり有利です。
逆に、滞納や自己破産などすると信用情報に傷がつき、いわゆるブラックリスト入りの状態となり「この人は信用できない」と判断され審査落ちになってしまいます。
信用情報に不安がある人は、申し込み前に一度自分の信用情報を確認しておくといいでしょう。
信用情報にも問題なかった場合、申込み時に申告された内容が本当かどうか、嘘はついていないかチェックが行われます。
申し込み内容のチェックでお馴染みなのが「在籍確認」です。勤め先に電話して申し込み者が本当に在籍しているかどうか確認します。
個人事業主の場合は自宅または携帯電話に電話して仕事内容や本当に事業をしているかを確認します。
場合によっては在籍確認を省略することもあるようですが、基準は公開されていませんので基本的には在籍確認の電話はかかってくると思ったほうがいいでしょう。
無職なのに働いていると見せかけて申し込む人もいますが、在籍確認することによりバレます。
返済能力、信用情報、申込み内容に問題がなければ最終段階として与信枠を決めるための社内審査が行われます。
返済能力が高く信用情報が良好だと与信枠は大きくなり、逆に返済能力や信用情報に問題があると与信枠は小さくなります。
すでにクレジットカードを持っている場合は、それの利用限度枠も含めた与信枠なので、複数枚所持していると利用限度枠の低いカードしか発行されない可能性もありますので覚えておきましょう。
社内審査が終わると、ソニー銀行よりクレジットカードが発行されます。
ソニー銀行クレジットカードに申込むうえで気になるのが審査時間ではないでしょうか?
できるだけ早くカードを発行して欲しいと考えている人は特に審査時間が気になるところですね。
ソニー銀行クレジットカードの審査は「最短3営業日」で結果が出ます。
あくまでも最短で3営業日ですので、申し込み内容によってはそれ以上の日数がかかることもあります。
カードが自宅に届くのは1週間前後です。今日、明日中にクレジットカードが必要という場合には対応できませんので注意してください。
ソニー銀行クレジットカードの申し込みで入力する情報は次のとおりです。
- 本人情報
- 支払い口座
- 勤務先情報
入力完了し送信すると、申し込み番号が発行されてソニー銀行クレジットカードの申し込み完了となります。
入力項目は30以上ありますが、10分もあれば入力が完了します。
インターネット環境にあればパソコンだけでなくスマホでも空いた時間を利用して申し込めます。
ソニー銀行クレジットカードは他社クレジットカードと比較しても審査・発行スピードが早いです。
入力ミスや提出物に不備があると発行までに時間がかかってしまうこともあります。
審査時間はカード会社の事情に左右されるので、申し込み者ができることというのは特にありません。
ただし、申し込み内容にミスがあると時間がかかるだけでなく、審査落ちの可能性が出てきますので注意してください。
必要書類を事前に用意しておくことで、ミスもなくソニー銀行クレジットカードの審査をスムーズに受けることができます。
ソニー銀行クレジットカードは、インターネットで申し込んでも本人確認書類の提出が必要です。
審査申し込みするにあたり次のいずれかの本人確認書類を用意しておきましょう。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
原本ではなくコピーしたものです。
どちらも持っていない場合は、次のいずれか1点を用意してください。
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票の写し
本人確認書類記載の住所と現住所が異なる場合は、現住所を確認できる書類も提出しなければいけません。
- 公共料金の領収書
- 社会保険料の領収書
- 国税、地方税の領収書または納税証明書
発行日から6ヶ月以内のもので、いずれか1点を用意しましょう。
住所が異なる場合は上記いづれかの書類を用意しなければいけず、意外にも揃えるのに時間がかかるので申し込む際は事前に用意しておきましょう。
ソニー銀行クレジットカードを作るには審査を通過しなければいけません。
クレジットカードは後払い方式であるため、申し込み者に信用が求められます。
つまり「信用取引しても問題ない相手なのか」を審査でチェックされるということです。
では、具体的にソニー銀行クレジットカード審査に落ちてしまう理由について見ていきましょう。
ソニー銀行クレジットカード審査の初めのポイントとなるのが申し込み内容です。
申込書には下記のような情報を入力していきます。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 家族構成
- 居住形態
- 職業
- 年収
- 借入額
どの項目も審査には書かせいないものばかりです。
審査中にソニー銀行から電話確認が入ることもあり、電話番号を間違っているだけでも嘘偽扱いとなります。
電話確認が出来ないと審査を進められませんので、申し込み後の電話にも注意してください。
固定電があったほうが審査に有利とされていた時期もありましたが、現在では審査にさほど影響しません。
固定電話を置かない家庭も増えていますので、気にする必要はないでしょう。
ただ、固定電話があったほうが信用力は高まりますので、両方持っているなら申告するといいでしょう。
クレジットカードは、会員の信用のうえで成り立っています。
後で利用代金をきちんと払ってくれると信用しているからこそカード会社は立て替えてくれているのです。
そのため、嘘が発覚すれば信用面で評価は大きく下がり審査落ちとなります。
バレないと思って申し込みするようですが、大抵の嘘はばれます。
特に審査への影響が多い他社借り入れ状況は、個人信用情報機関で管理されているので間違いなくバレます。
勘違いやちょっとしてミスでも虚偽申告とみなされてしまうこともあるので、意図的でなくても十分に注意が必要です。
ソニー銀行クレジットカードの審査では、申込書に入力されたそれぞれの項目に点数をつけて、その合計点で合否を判定します。
これをスコアリング審査といい、点数が合格点をクリアしていなければ審査落ちします。
たとえば、次に該当すると点数は低くなります。
- パート、アルバイトなど雇用形態が不安定
- 勤続年数1年未満
- 低年収
- 他社借り入れが多すぎる
- 居住形態が賃貸
- 居住年数が短い
雇用形態は公務員や正社員が安定しているのは言うまでもありません。非正社員は点数が低くなってしまいます。
また勤続年数も安定性を判断するうえで重要な要素です。
同じ職場に長く働いていれば、今後も止めずにそこで働き続けて収入をもらっている可能性が高いので高評価です。勤続年数は最低でも1年以上ないと厳しいです。
新入社員は勤続年数が短くても審査に優遇してくれるカードもありますが、ソニー銀行クレジットカードの場合は審査上不利になります。
入社したてだけどクレジットカードを作りたいという方は、若年層向けのクレジットカードに申し込みを検討するほうがいいでしょう。
居住形態は、持ち家や家族と同居している方が点数が高いです。賃貸だと引っ越ししやすい環境にあり、逆に持ち家は夜逃げしにくい環境にあるからです。
ソニー銀行クレジットカードの審査落ちで最も多いのが「信用情報に問題がある」ことです。
個人のクレジットカードやローンの利用履歴の記録を収集したものを信用情報と言い、日本にある3つの個人信用情報機関が情報を共有して管理しています。
ソニー銀行クレジットカードに申し込めば、必ず信用情報はチェックされます。
具体的にどんな情報が記録されていると審査落ちになるのか見ていきましょう。
信用情報機関に照会したとき、次の問題があったとしたらほぼ間違いなく審査落ちです。
- 異動情報(長期延滞、債務整理、強制解約、代位弁済)
- 短期の延滞
- リバ払い残高が膨らみすぎている
- 申し込みブラック
- 他社借り入れが多すぎる
長期延滞・債務整理・強制解約・代位弁済をまとめて金融事故情報・異動情報と言います。異動情報が記録されるとブラックリスト入りと言います。
大きな返済トラブルを起こした証明となり、100%審査には通りません。
異動情報が登録されている間は、どのクレジットカードに申込んでも審査に通りません。
逆に言えば異動情報が消えれば、新たにクレジットカードを作ることは可能だということです。
ブラックになってしまっても、登録期間がすぎれば元通りになりますが、その場合信用情報はまっさらな状態となります。
信用情報がまっさらな状態だと、利用履歴が確認できないので本当に信用していいのか判断できず審査通過が難しくなります。
30過ぎてもローンやクレジットカードを使ったことがない人は稀です。
そのため、信用情報に何の記録もないと、「過去にブラックを経験したのではないか」と疑われてしまう可能性が高くなります。
今までローンを利用したことがない人も、移動情報の登録期間を経過した元ブラックの人も信用情報の内容が同じで区別がつかないのです。
1日でも返済に遅れると、即ブラックリスト入りするわけではありません。一般的に延滞が61日以上続くとブラックリスト入りするとされています。
ただし、短期間の延滞でも審査落ちする可能性があるので注意してください。
「きちんと払うから、ちょっとぐらい遅れたって大丈夫」なんて安易に考えていると、信用情報に傷が付き審査落ちになってしまいます。
短期の延滞では異動情報は登録されませんが、延滞したことがわかる情報は登録されてしまうのです。
1,2回程度の延滞なら見逃してくれるかもしれませんが、3回、4回と繰り返し延滞していると審査落ちの可能性が高くなります。
- クレジットカード
- カードローン、キャッシング
- スマホの分割払い
- 自動車ローン
上記の支払状況はすべて信用情報機関に登録されるので、審査でバレます。
もし現在進行系で延滞しているなら審査通過は難しいですし、延滞の記録は2年間残りますので覚えておきましょう。
延滞していなくても、クレジットカードをリボ払いに設定している残高が膨らみすぎていると審査落ちする可能性があります。
これは返済が自転車操業状態で苦しいのかもしれないと疑われてしまうからです。
また、カードローンを利用している場合は返済してすぐに限度額内で借り入れしている場合も要注意です。
クレジットカードやカードローンに大量に申し込みすることを申し込みブラックと言います。審査の合否に関係なく、何社申し込みしたかが問題となります。
ソニー銀行クレジットカードでは、申し込みブラックは疑わしい人物と捉えるので、一定数以上の申し込みをしているとブラック扱いとしてしまいます。
仮に複数のクレジットカードすべてを審査通過して、一度に限度額めいっぱい利用した場合、債務が一気に増えるのでカード会社は危険と判断するのです。
また、申し込みブラックは「キャンペーン目的ではないか?」と思われてしまうこともあるので注意してください。
よくあるキャンペーンだと「新規入会で5000円相当のポイントプレゼント」などです。この特典欲しさに申込んで、カードは利用しないという人がいるのも事実です。
カード会社からすれば、カードを使ってくれない人には発行したくないですから、申し込みブラックはこうした理由からも警戒されてしまいます。
カードローンやキャッシングで多額の借金をしている場合も、ソニー銀行クレジットカードの審査に落ちてしまうことがあります。
特に注意したいのが総量規制です。総量規制とは年収3分の1を超えて借りてはいけないという法律で、消費者金融からの借り入れとクレジットカードのキャッシングが対象となります。
年収の3分の1ギリギリまで借り入れしていると、審査に通る可能性は低いです。
ソニー銀行クレジットカードの審査に通るための対策について見ていきましょう。
信用情報に問題があると高確率で審査落ちします。できることと言えば、問題となっている情報が消えるのを待つしかありません。
それぞれの登録期間は次のとおりです。
- ブラック(長期延滞、債務整理など):最大5年~10年
- 短期の延滞(60日以内):最大2年
- 申し込みブラック:最大6ヶ月
他社借り入れが多い場合は、返済して借り入れ件数を減らすようにしましょう。
クレジットカードを複数枚持っている方もいるかと思いますが、所持しているクレジットカードが審査に影響する可能性があります。
使っていないのであれば限度額を引き下げるか解約を検討しましょう。
スーパーホワイトはソニー銀行クレジットカードの審査に通るのは難しいです。
まずは審査ハードルが低いクレジットカードを取得して利用実績を積み上げクレヒスを育てることにしましょう。
流通系、消費者金融系のクレジットカードは審査通過しやすいですから、初めての1枚として最適です。
特にアコムのACマスターカードは、消費者金融独自の基準で審査してくれますので、クレカの審査になかなか通らない人にもピッタリの1枚です。
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