「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
パート主婦の審査難易度やおすすめクレカ、審査における注意点を徹底的に解説しています。
別ページでは、アルバイトやフリーター等について解説していますが・・。(アルバイトやパートが通過する方法とは? )
「パート・パートタイマー」の場合も、クレジット会社によって異なる判断が行われています。
ステータス性や知名度の高い独立系クレジット会社(アメックス、ダイナーズなど)は、申込み基準に「パートタイマー不可!」とは書いていませんが・・。
アメリカン・エキスプレスでは、「年齢20歳以上、安定した収入のある方、日本国内に定住所をお持ちの方(学生、無職、派遣社員、一部契約社員は不可)」としていますので、派遣社員や契約社員同様に「非正規雇用」に属するパートは、審査通過が難しいカードが多い雇用形態と言えます。
パートタイマーの主婦の場合は「コツコツと継続的に仕事を行い、安定した収入を得ている・・」ということは間違いありませんので、「クレジットカードを作れない!」のではなく、「申込みの選択肢が少ないもしくは下がる可能性がある」と考えた方が良いでしょう。
前述のアメリカン・エキスプレス、ダイナーズ以外に、高い属性(収入や職業)や実績を求める、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードなども、「パートタイマーで作れた事例は少ない」と言えるようです。
ステイタスカードはパートタイマーの主婦にとっては難しいですが、「安定した収入」があるため、一般カードであれば十分審査通過の可能性があります。
ステイタスカードに関しては配偶者の家族カードであれば持つことができるためそちらで検討し、ご自身専用のカードには普段使いしやすい年会費無料の一般カードがおすすめです。
申込可能年齢 | 年会費 | 審査発行期間 | 特徴 | |
アコムACマスターカード | 20歳~69歳 | 無料 | 即日審査・即日発行可能(自動契約機利用) | ・国内外のMasrerカード加盟店で利用可能・利用明細書の確認がATMから可能 |
楽天カード | 18歳以上(楽天会員) | 無料 | 審査完了後、1週間ほどでカード発送 | ・入会ポイントが大きい(5000前後)・楽天市場利用でポイント還元率2%・WEB明細のデータ反映がスピーディー |
セゾンカード | 18歳以上 | 永久無料 | 最短即日発行(セゾンカウンター利用) | ・セゾン永久不滅ポイント・セゾンカード感謝デー・海外アシスタントデスク |
「どの会社に申し込めばいいのか、サッパリわからない!」という人には、仮審査メニューも提供しており多くのカード難民を助けてきたこちらのカードがお勧めですし・・。
イオンカードやパルコカードなどの小売系・流通系クレジットカードの大半は、「18歳以上(高校生を除く)」という申込基準となっていますので、未成年の方でも検討しやすいでしょう。
クレジットカード申込者の中には、「今は無職だけど、以前働いていたパート先の会社名で審査に通らないだろうか?」という謀略を目論む人も存在していますが、こんな無茶をしても殆どのケースで虚偽の申告はバレます。
クレジット会社は申告してきた勤務先にウソがないか確かめるため、「本当にそこの会社や店で働いているか」を確認する電話をします。
これが在籍確認というものです。在籍していることが確認できなければ審査通過はありません。
稀に「私はスーパーのレジ担当なので、在籍確認電話に出ることは難しい・・」という相談もありますが、この場合は事務員さんや上司などが「○○さんは今接客中なので・・」と対応をしてくれれば、その時点で「確認OK」となります。
クレジットカード会社にはたくさんの申込書が送られていますが、そのチェックをしているひと達は「審査部」と呼ばれるプロフェッショナルです。
「東京の会社に申込みをするから、田舎の事情はわからないだろう・・」
こんな想定から「架空の会社名」などを書き、虚偽申告をする人もいるようですが、その大半は嘘が見破られ、結果的にカード発行されない事態に陥ってしまうのです。
もし作戦が上手くいってクレジットカードが発行されたとしても、途上与信や更新時の再審査によって、嘘が明らかになり、「カード没収と解約処分」になる可能性が高いです。必ず正しい申告をしましょう。
個人信用情報機関の記載内容ですが、これはパートタイマーでも、他の雇用形態・勤務形態のひと達同様に確認されています。
過去に支払いの延滞や滞納をしている人は、その情報が個人信用情報機関の「CRIN情報」というシステムで情報共有されていますので、もし不安を抱えている場合には、「信用情報開示申込書」で手続きを進めて、CIC情報などを自ら確認してください。
何らかの事故情報(自己破産などの債務整理やクレジットヒストリーにおける問題)がある場合には、申込書に記載されている属性内容(居住年数や勤務情報)などがきちんとしていても、クレジット審査に通らないかもしれません。
「私はパートだから・・」という形で、審査に通らなかった理由を「雇用形態のせいにする人」も多く見られるようですが・・。
安定性の高い正社員であっても、個人信用情報機関の登録内容に問題があれば、クレジット審査には通らないのが、この業界の常識なのです。
万が一情報開示請求を行い「何らかの問題点」を発見した場合には、その記載が消えるまで待ち続けるか、今の勤務先での勤続年数などの属性を高めて再チャレンジしてみることをお勧めします。信用情報については自分の現状を把握することが極めて重要です。で詳しく解説しています。
上記でも解説した通り、パートタイマーの場合、正社員に比べて作ることができるクレジットカードが少なく、審査通過の確率が下がる可能性があるのは事実です。
その理由は、パートタイマーは正社員よりも給料が低い場合が多いために返済能力が低いと判断されてしまうことと、パートタイマーは正社員よりも長期間勤める方が少なく、退職もしやすいために雇用が安定していないとみなされてしまうことです。
クレジットカード会社は、将来にわたって継続してカードの利用代金を返済できる人に対してカードを発行したいと考えているために、正社員より比較的収入が少なく、雇用が安定していないパートタイマーはクレジットカードの審査で不利になってしまうのです。
クレジットカードの審査で正社員よりも不利になってしまうパートタイマーですが、同じパートでも審査に通りやすくなる条件があります。
パートタイマーでクレジットカードの審査に通りたい方はチェックしておきましょう。
同じパートでも、勤続年数が長いほどクレジットカードの審査では有利です。
クレジットカード会社ではスコアリング審査が行われていますが、どのカード会社でも勤続年数は重要なスコアリング項目です。
勤続年数は長いほど高く評価され、特に10年以上の場合は高い評価を得ることができます。反対に勤続年数が1年に満たない場合は特に低い評価を受けてしまうため、注意が必要です。
パートタイマーの場合、雇用形態の項目で正社員よりも低い評価を受けるため、スコアリング審査の点数を稼ぐためには勤続年数が重要です。
クレジットカード審査通過の可能性を上げたい方は、最低でもパートを始めてから1年以上たってからカードに申し込むことをおすすめします。
ただし、学生の場合や社会人になりたての場合は勤続年数が短くても審査に通る可能性が高いため、これらの条件に該当する方は安心してクレジットカードに申し込んで問題ありません。
クレジットカードの申し込みでは、必ず他社からの借入金額や借入件数を申告する必要があります。
こういった借り入れ情報もスコアリング審査の重要な項目です。借入金額や借入件数は多いほど低い評価を受けることになり、借入金額が年収の3分の1以上ある場合や借入件数が3件以上ある場合は特に低い評価を受けることになるため注意が必要です。
借入金額と借入件数は少ないほど審査通過の可能性が上がるため、雇用形態の項目で正社員よりも低い評価を受けるパートタイマーの方は、他社からの借り入れがない状態でクレジットカードに申し込むことをおすすめします。
なお、他社からの借り入れに関する情報は信用情報機関の登録項目になっているため、虚偽の申告をしても審査の過程で必ずばれてしまいます。
パートの方で他社からの借り入れがある方は、審査通過の可能性を上げるために虚偽の申告をしたいと考える方もいると思いますが、必ずばれるのでやめておきましょう。
パートタイマーの中には配偶者の扶養の範囲内に収入をおさめるために年収を100万円程度に抑えて働いている方も多いと思います。
年収が100万円の場合、一般的にはクレジットカードの審査に通ることは難しいと思われていますが、属性によっては審査に通る可能性が十分にあります。
年収100万円のパートタイマーでもクレジットカードの審査に通りやすい属性は以下のようなものです。
- 結婚しており配偶者に安定した収入がある
- 結婚しているが養わなければならない子どもがいない
- 結婚しておらず、親と同居している
- 住居が持ち家で住宅ローンや家賃の支払いがない
- パートをしている勤務先が大企業である
上記のような条件に当てはまる数が多いほど、年収が100万円でも審査に通る可能性が上がります。
上記で解説した通り、一般的に正社員よりも収入の低いパートの場合でも、クレジットカードの審査に通ることは可能です。
ここからはパートの場合にクレジットカードの審査に通るためのコツについて解説します。
クレジットカードの審査に自信のないパートの方は申し込む前にチェックしてみてください。
パートの方で審査に落ちてしまう原因で多いのが、短期間で何枚もクレジットカードの申し込みをしてしまい、いわゆる「申し込みブラック」と呼ばれる状態になってしまっているケースです。
クレジットカードは申し込みの際にポイント付与などの特典があるため、買い物先のスーパーなどで勧誘されるままに入会してしまっている方も多いと思います。
しかし、クレジットカードに申し込むと、「申込情報」が信用情報機関に半年間残ります。
新しいクレジットカードに申し込んで信用情報を照会される際に、審査担当者は短期間に複数の申込情報が残っている申込者をお金に困っている人と判断し、審査通過が厳しくなる可能性があります。
このように短期間に複数のクレジットカード申し込みが原因で審査に通りにくくなっている状態が申し込みブラックです。
申し込み特典の大きいクレジットカードですが、申し込みブラックを避けるためには1カ月に3件以上の申し込みは控えておくのが無難です。
もしも申し込みブラックになってしまった方は、最後の申し込みから6カ月以上あけてからクレジットカードに申し込むと、過去の申し込み回数の多さが原因で審査に落ちることはなくなります。
ほとんどのクレジットカードには、メイン機能であるショッピング機能の他に、カードを使ってATMでお金を借りることができるキャッシング機能が付帯しています。
キャッシング枠は全てのクレジットカードについているわけではなく、キャッシングを利用したい場合は通常は申し込みの際にキャッシング希望金額を申し出ることで、キャッシング枠を付けることが可能です。
手軽にお金を借りられるために便利なキャッシング機能ですが、キャッシングを希望することでカード会社側の申込の処理手続きが複雑になるため、審査に時間がかかってしまう場合や、審査に落ちる原因になる可能性がある場合があります。
また、通常であればクレジットカードの申し込みの際に必要な書類は本人確認書類のみですが、以下の条件に該当する場合は源泉徴収票や給与明細書などの収入証明書類を必ず提出する必要があります。
- キャッシング希望金額と他社からの借入金額の合計が50万円を超える場合
- キャッシング希望金額が100万円を超える場合
収入証明書類を提出することのデメリットは、書類を用意して郵送するのが面倒なだけではありません。
収入証明書類を提出することで、カード会社側でチェックしなければならない事項が増えるため、審査に時間がかかりますし、書類の不備が発生するリスクや、審査に落ちる原因となるリスクがあります。
そのため、キャッシング希望金額は収入証明書類の提出を求められない金額の範囲内におさめるか、キャッシングを利用する予定がないのであれば希望金額を0円にして申し込むことをおすすめします。
クレジットカードには、保有しているだけで高い経済力や信用力などを示すことができるステータスカードと呼ばれるものがあります。
ステータスカードには、審査難易度が高いとされるアメックスなどの外資系カードや、やJCBカードなどの銀行系カードなどが該当します。
中でも、審査難易度が最も低い一般カードよりワンランク上のゴールドカードや、さらにランクが上のプラチナカード・ブラックカードになると、ステータス性が高くなる一方で審査難易度も上がります。
こういったステータスカードは持っているだけで社会的地位を示すことができるのですが、審査通過のための基準が一般カードよりも非常に高く設定されているため、パートタイマーの方にはおすすめしません。
主婦のパートの方におすすめなのが、食料品などの買い物をすることが多い主婦をターゲットにした、各小売店が発行している流通系クレジットカードです。
例えば、全国のイオングループでお得に使えるイオンカードは年会費無料ですし、主婦の方を主なターゲットにしているため年収の低い主婦でも審査に通りやすいという特徴があります。
パートをしている主婦の方は、ステータスカードではなく、このようなスーパーなどが発行している流通系カードに申し込むことをおすすめします。
審査に通りやすいのはもちろん、普段よく使うスーパーのクレジットカードを作ることで、ポイントが貯まりやすい・割引が受けられるなどの特典を受けられる可能性も高くなります。
クレジットカードの審査では、過去のローンやカードなどを利用した履歴情報であるクレジットヒストリー(クレヒス)が非常に重視されます。
クレヒスが良い場合はクレジットカードの審査に通る可能性が上がりますし、クレヒスが悪い場合やクレヒスが全くない場合(いわゆるスーパーホワイト)は審査に通る可能性が下がります。
クレヒスは信用情報機関に登録されており、クレジットカードやローンの支払いが期日までにきちんと完了した場合はその旨が毎月記録されていきます。
毎月期日までに請求された金額をきちんと払い続けている状況が記録されている状態が良いクレヒスです。
反対に、期日までに支払いができていない場合や支払い金額が足りない場合も全て記録されており、このような状況が一度でも発生した場合は悪いクレヒスになってしまいます。
クレジットカードの審査に通るためには、良いクレヒスを作っておく必要があります。
審査に通る可能性を上げたいパートタイマーは、クレジットカードに申し込む前にすでに持っているカードを利用して良いクレヒスを育てておきましょう。
もしクレジットカードを持っていないという場合は、まず消費者金融系カードなどの審査難易度が低いカードを作り、クレヒスを作ってから本当に作りたいクレジットカードに申し込むと、審査通過の可能性を上げることができます。
上記でクレジットカードの審査ではクレヒスが非常に重視されることについて解説しましたが、自分のクレヒスが良いか悪いかわからないという方は、事前に自分の信用情報を確認しておくことをおすすめします。
もしも信用情報機関に延滞情報や債務整理情報などの金融事故情報が登録されているいわゆるブラックの場合は、どんな対策をしてもクレジットカードの審査に通ることはできません。
事前に信用情報を確認しておくことで、自分でも気が付かないうちにブラックになっていることが原因でクレジットカードの審査に落ちるのを防ぐことができます。
信用情報は、信用情報機関に情報開示の請求をすることで確認することができます。
自分の信用情報を把握できていないという方は一度開示してみましょう。
開示した結果、もしもブラック状態になっている場合は延滞情報の場合は最長5年、自己破産情報などの債務整理情報の場合は最長10年の間はクレジットカードの審査に通ることが厳しくなるため、この期間待ってからカードに申し込むようにしましょう。
クレジットカードの申し込みの際に気を付けたいのが、申し込み内容を誤って申告してしまうことです。
誤った内容を記入すると、カード会社側で正しい内容が確認できるまで審査が止まってしまうことになります。
正しい内容は申込者に対して電話や書面などによって行われますが、この際に連絡が取れない場合は審査に落ちてしまうため、注意が必要です。
特に電話番号や住所を誤ってしまうと、カード会社側から申込者に連絡がとれず、正しい情報を確認する手段がないため、審査を進めることができなくなってしまいます。
申し込みの際は誤った内容を申告しないようにしましょう。手書きの申込書を郵送する場合は、カード会社に正しい情報を伝えられるよう、丁寧な字で記入することを心がけましょう。
また、申し込み内容を偽ってクレジットカードに申し込んでも、信用情報の確認などによって嘘がばれてしまう可能性が高く、嘘がばれてしまうと審査に落ちる原因になる場合があります。
さらに、場合によってはカード会社のデータベースに虚偽入会をしようとした申込者だという情報が記録されて「社内ブラック」になってしまい、半永久的にそのカード会社の審査に通らなくなる可能性があります。
このような事態を避けるために、嘘の内容を申告してクレジットカードに申し込むことはやめておくことをおすすめします。
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