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管理人のQ&Aコーナー12

Q1.クレヒスが全くありませんが今年中にクレジットカードを作りたいです

初めまして。私は現在51歳で社会福祉法人に正職員として勤務し始めて7年経ちました。

年収400万、支払いの延滞なし。ですが過去自己破産の経験あり。

年収は400万円で、この20年間はクレジットカードやローンなどの支払いの延滞はありません。

ただ、20年でクレジットカードを1枚も作らなかったので、クレヒスは全くない状態です。

20年前に自己破産の経験がありアコムに迷惑をかけているので、このサイトで喪明けの1枚として推奨されているアコムACマスターカードには通ることは難しいでしょうか。

現在現金生活で全く支障はないのですが、今年の年末に退職する予定なので、7年間勤務した実績がある今年中にせっかくなのでクレジットカードを1枚作りたいと思っています。

どうすればクレジットカードを作れるでしょうか。アドバイスよろしくお願いいたします。

A1-1.一度迷惑をかけた会社の審査には通りません

過去迷惑をかけたカード会社の審査は通過できない…。

ご相談者様は自己破産の手続きをされて、アコムに迷惑をかけてしまったということですね。

残念ながら一度迷惑をかけた会社にはご相談者様の自己破産情報が半永久的に保存されるため、審査に通ることができなくなります。

アコムACマスターカードは審査に通りやすいカードとしてこのサイトでも推奨していますが、ご相談者様の場合はいくら属性が良くても審査に通過することはできません。

ただ、おっしゃる通り転職をしてしまうと勤続年数がリセットされてしまうため、クレジットカード審査に不利になります。

7年の勤続年数がある今のうちに、アコムACマスターカード以外のクレジットカードを作りましょう。

A1-2.審査難易度の低いカードをねらいましょう

アコムACマスターカード以外にも審査難易度が低いクレジットカードはあります。属性がそれほど良くない場合でも審査に通った実績が多いのが、楽天カードとニッセンマジカルクラブTカードJCBです。

ご相談者様も、もし楽天カードとニッセンクレジットサービスに迷惑をかけていないのであればご検討してみてはいかがでしょうか。

これ以外にも、エポスカードやイオンカードなどの流通系カードは比較的審査難易度が低く、取得しやすいクレジットカードです。

まずはどれでもいいので審査難易度が低いカードを1枚作り、クレヒスを作りましょう。クレヒスを作れば、だんだんと難易度が高いカードの審査にも通るようになってきます。

A1-3.携帯電話本体代金の分割払いでもクレヒスが作れます

審査通過が望めない方は、携帯電話の分割払いでのクレヒス作りを勧める。

審査難易度の低いクレジットカードについて解説しましたが、どうしてもクレジットカードの審査に通らないという場合は、携帯電話の本体代金の分割払いでもクレヒスを作ることができます。

携帯電話の利用料金は信用情報機関への登録対象ではありませんが、携帯電話本体の分割払いは信用情報機関への情報登録対象である割賦契約に該当します。

そのため、携帯電話本体代金を分割払いにした場合は、月々の携帯電話利用料金の支払い状況が信用情報機関に登録されて、クレヒスが蓄積されます。

もしクレジットカードの審査に通らずクレヒスを積むことができないという場合は、携帯電話の本体代金を分割払いにしてクレヒスを作ってからクレジットカードに申し込むと審査に通る可能性が高くなります。

Q2.過払い金請求をしたらブラックになってしまって後悔しています

はじめまして。私は現在新婚なのですが、結婚前にクレジットカードのショッピングやキャッシングをよく利用しており、なかなか返済できておりませんでした。

結婚したときに、夫がこれを機にもうキャッシングの利用をしないという約束で、全額返済してくれました。

過払い金請求をしたら後日、信用情報機関に「異動」と表示が…。

最近過払い金のCMをよく見かけて気になったので、このときの過払い金があるかもしれないと思い法律事務所に相談すると、やはり過払い金がありました。

交渉するカード会社の審査には二度と通らないけれども、それ以外のカード会社なら審査に通ると言われたので、安心してお願いしました。

無事4社中2社の和解が成立し、お金が戻ってきそうです。

しかし後日、交渉したカード会社の契約が信用情報機関では「異動」と登録されていることを知りました。

信用情報に何か残るなんて聞いていなかったので、騙された気分です。CICに信用情報の開示請求をすると、案の定2社に異動情報がついていました。ご相談したことは以下です。

  • ①異動とはやはりブラックのことですよね?私は今後クレジットカードを作れないのでしょうか?
  • ②残り2社の和解が成立する前に、2社への交渉はもうやめてほしいと司法書士にお願いするべきでしょうか?それとも2社の異動がついてしまったら3社でも4社でも同じでしょうか?
  • ③司法書士事務所に、ブラックになるなんて聞いていないとクレームを入れても無駄でしょうか?信用情報はもう前の状態には戻せないのでしょうか?
  • ④ブラックになったら今使っているカードの更新はできませんか?自分名義のクレジットカードと、夫名義のカードの家族カードを持っています。家族カードが更新できなければ夫に過払い金請求をしたことがばれるので、不安です。
    長くなってしまいましたが、今後どうしたらいいのか不安でたまりません。相談にのっていただければ幸いです。よろしくお願いします。

A2-1.異動情報の登録後5年間はクレジットカードが作れません

ご相談者様は過払い金請求をしたことで信用情報機関に異動情報が登録されてしまったということですね。

懸念されている通り、異動情報は金融事故情報に当たり、いわゆるブラック情報です。

一度ブラックになると5年間は信用情報機関に情報が残り続けるため、その間はクレジットカードやローンの審査に通ることはできません。

A2-2.異動情報は何件あっても同じですが、社内ブラックは違います

信用情報機関に登録された異動情報は、数に限らずブラックである。

まだ和解が成立していない2社の手続きをどうするのかというご質問についてですが、信用情報機関に登録される異動情報については、何件登録されていてもブラックであることに変わりはないため、それほど大きな違いはありません。

1件登録されているだけでもブラックになるので、クレジットカードの審査には通らなくなります。

そのため、2件の異動情報が登録されている場合も4件登録されている場合も、それほど大きな違いはありません。

気を付けたいのは社内ブラックとして扱われるカード会社が増えるという点です。

異動情報は信用情報機関への情報登録期間である5年が経過したら消えますが、各カード会社が独自で持っている社内データベースに登録された情報は半永久的に保存されます。

そのため、一度あるカード会社にブラック情報が登録されると半永久的に社内ブラックとして扱われ、二度とそのカード会社の審査に通ることができなくなります。

もしご相談者様が今後残りの2社のクレジットカードを作る可能性があるのであれば、過払い金請求の手続きはしないでおくことをおすすめします。

A2-3.信用情報が事実である限り訂正や削除はできません

信用情報機関に登録された情報は、その情報が事実である限り何があっても訂正や削除はできません。

ご相談者様が司法書士事務所にどれだけクレームを入れたとしても、過払い金請求をしたことが事実である限り、何があっても信用情報機関から信用情報を削除することはできません。

「インターネット上には信用情報機関のブラック情報を削除する方法を教えます」という宣伝文句で怪しい商売をしている業者が見られますが、このような業者に騙されてトラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

A2-4.ブラックになったらクレジットカードを更新できない可能性が高いです

信用情報機関に、異動情報があることでカードの更新も通過できなくなる…。

信用情報機関に異動情報が登録された場合、すでに持っているクレジットカードの更新審査に通らずにカードを更新できない可能性が高いです。

カード会社は一度カードを発行した後も、定期的に会員の信用情報をチェックしています。

そのため、ブラックになった場合、カード会社が信用情報をチェックしたタイミングでカードを利用できなくなる可能性があります。

どのタイミングで利用できなくなるのかはカード会社や利用者によって異なりますが、最も利用できなくなる可能性が高いのが、更新審査が行われるクレジットカードの更新のタイミングです。

ブラックの場合は更新月が過ぎるとクレジットカードを使えなくなる可能性が高いことを知っておきましょう。

A2-5.家族カードは問題なく使えます

家族がブラックとなっても、本会員に傷がなければ利用停止にならない。

ご相談者様は家族カードが利用停止になることで旦那様に過払い金請求のことがばれることをご心配されているようですが、家族カードの契約者はご相談者様ではなく、本会員である旦那様です。

家族カードの利用代金は本会員によって支払われるため、審査も家族会員ではなく本会員に対してのみ行われます。

そのため、家族がブラックになったとしても本会員の信用情報に問題がない限り、家族カードが利用停止になることはありません。

家族カードによってご相談者様の信用情報がブラックになっていることがばれることはないため、ご安心ください。

(参考)クレジットカード審査に落ちる2つの理由と対策

Q3.学生のときに携帯電話料金を延滞してしまってカードが作れません

初めまして。クレジットカードのことについての相談です。

今年の4月から新社会人になりました。内定をもらった会社で昨年の夏にクレジットカードを作ろうと申し込みをしたのですが、審査に落ちてしまいました。

信用情報機関に、過去、学生時代におこした事故情報が…。

そこでCICに情報開示をしたら、恥ずかしながら事故登録されていていました。学生のときにポケットWi-Fiを24回払いで契約し、携帯電話料金を滞納してしまって強制解約されてしまった事が原因のようでした。

1人暮らしをしていたこともあり、「お金がない、まとまった時に払えばいいか」という軽い気持ちが、こうした事態を引き起こしてしまいました。

現在はまだ大きな出費もありませんし、不便ではないのですが今後何かと不便になってくる事を考えると不安でこちらのサイトの記事を拝読させていただきました。

やはり5年後の事故登録が消えるまで待つしかないのでしょうか?5年後だと当方26歳なのですが、その時点で俗に言う「真っ白状態」でも作れるクレジットカードがあるのでしょうか?

拙い文で申し訳ありませんがよろしくお願いします。

A3-1.学生の方は携帯電話料金の滞納に特に注意しましょう

ご相談者様は学生時代に携帯電話料金の延滞によってブラックになってしまったということですね。

学生の場合、クレジットカード審査では社会人のような厳しい審査が行われないためほとんどの方が審査に通ることができます。

学生の審査落ちの原因が、携帯電話料金の延滞が多い。

学生の方がクレジットカードの審査に落ちる最も多い理由が、ご相談者様のように携帯電話料金の延滞によって自分でも気が付かないうちに信用情報にキズがついてしまっていることです。

携帯電話料金は本来信用情報機関への情報登録の対象ではありませんが、高価なスマホを購入する場合などは本体代金を分割払いにして月々の利用代金とあわせて支払うプランを選択する方が多いと思います。

この場合、携帯電話料金を延滞すると信用情報機関に延滞情報が登録されて、いわゆるブラックという状態になってしまいます。

学生の方は信用情報についてご存知ない方がほとんどだと思いますが、携帯電話料金を滞納すると後々大変なことになるので気を付けましょう。

A3-2.5年間は基本的には審査には通りません

携帯電話料金の滞納による「異動」が表示され、解消まで5年かかる…。

携帯電話料金の滞納によって、延滞情報である「異動」という情報が信用情報機関に登録されると、延滞解消から5年経過しなければ信用情報機関からブラック情報が削除されることはありません。

この間は基本的にはクレジットカードの審査には通らないので、おっしゃる通り5年後に事故情報が消えるのを待つしかありません。

その間にネットショッピングなどでカードが必要だという場合は、ブラックでも作ることができるデビットカードやプリペイドカードを活用しましょう。

どちらのカードもAmazonなどのネットショップで利用することができ、クレジットカードと同じようにポイントを貯めることができます。

クレヒスが付かない、分割払いができないといったデメリットもありますが、ネットショッピング用の決済手段としては十分利用することができます。

A3-3.26歳ならスーパーホワイトでも問題ありません

ご相談者様は5年後の喪明けの頃は26歳になっているということですね。26歳というとまだまだ若く、初めてクレジットカードを作る方も多い年齢です。

クレヒスが全くなくても不自然ではないので、スーパーホワイトだからといって審査に落ちることはありません。

学生のようにほとんどの方が審査に通るというわけではありませんが、安定した収入さえあれば利用履歴がない方でも問題なく審査に通ることができる年齢なので安心してください。

A3-4.審査に通りやすい20代限定のクレジットカードをおすすめします

26歳でクレジットカードを作る場合におすすめしたいのが、20代の若者限定のクレジットカードです。

JCB CARD EXTAGEや三井住友カードプライムゴールドなど、様々なカード会社から若者向けのクレジットカードが発行されています。

若者が取得できるカードには、年会費無料などの特典がある。

若者向けのクレジットカードの特徴は、年会費が安いまたは無料にもかかわらず、一般向けカードと同水準のサービスが付帯しているということです。

また、一定の年齢に達したら自動的に一般カードやゴールドカードに切り替わるため、本来ならば比較的厳しい審査に通らなければ作ることができない銀行系カードを簡単に手に入れられるというメリットもあります。

若者限定なのでまだ収入が低い方やクレヒスがない方でも審査に通りやすいという特徴もあります。ご相談者様のような若い方におすすめのクレジットカードです。

Q4.自己破産すると迷惑をかけた会社以外のクレジットカードも使えなくなりますか?

初めて相談させていただきます。自分はつい最近自己破産しました。原因は家族が勝手にローンを組んだりお金を借りたりしていたことです。

ただ自分が使っていたクレジットカード会社には迷惑をかけておりません。一回も遅延なく返済しておりました。

そのため、自己破産後そのクレジットカードは有効期間が切れるまで使える…ということはないでしょうか?あえてその会社に事情を話す必要はないですよね?

現在パートと障害年金受給です。この場合クレヒス積んでもパート・障害者となるとカードは厳しいでしょうか。

アドバイスいただけると幸いです。よろしくお願いします。

A4-1.迷惑をかけていないカード会社のクレジットカードも使えなくなる可能性が高いです

自己破産することで、信用情報に事故情報が記録され、新規でのローン契約は不可能に…。

ご相談者様は最近自己破産の手続きをされたということですね。

自己破産をすると、信用情報機関に金融機事故情報が登録されていわゆるブラックになります。

自己破産すると、最長10年間金融事故情報が信用情報機関に保存されるため、その間は新しくクレジットカードやローンの契約をすることができなくなります。

またそれだけではなく、すでに保有しているクレジットカードも利用できなくなる可能性があります。

クレジットカード会社では、新規申し込み時の審査以外でも、定期的に会員の信用情報を調査しています。

そのため、ご相談者様が迷惑をかけていないクレジットカード会社が発行しているクレジットカードも、利用停止や更新停止になる可能性があります。

A4-2.事情を話さなくても信用情報機関を通じて情報が伝わります

信用情報機関に登録された内容は、全て金融機関が閲覧することができる。

ご相談者様は自己破産された事情をカード会社に話して相談してみるかどうか迷われているようですが、上記で解説した通り、自己破産情報は信用情報機関に登録されます。

信用情報機関に登録された情報は、その信用情報機関に加盟している全ての金融機関が参照することができます。

つまり、ご相談者様の自己破産情報は、ご自分でカード会社に事情を話さなくても信用情報機関を通じてカード会社にすぐに伝わるため、事情を話す必要はありません。

自己破産の事実を認識したカード会社がどのように対応するかはカード会社や会員の状況によって異なりますが、すぐに利用停止になる場合や、更新の際に更新停止になる場合などがあります。

A4-3.年収は低くても定期的な収入があればクレジットカードは作れます

収入が低く、パートでも別枠で評価を得れば、カードを作ることも可能。

ご相談者様は今後クレジットカードを作れるかどうかご心配されているということですね。

クレジットカード審査では年収は審査項目の一つにはなりますが、それだけで審査の結果が決まるわけではありません。

パートで収入が低い場合でも、勤続年数や家族構成など、年収や雇用形態以外の部分で高い評価を得ることができればクレジットカードを作ることは可能です。

また、障害者だからという理由だけで審査に落ちることはありません。

クレジットカード審査で重要なのは、定期的な収入が安定して得られており、クレジットカードを利用した代金をきちんと払い続けることができるだけの経済的な余裕があるかどうかということです。

そのため、たとえ年収が低くても、定期的に収入を得られており、家賃支払いがない・扶養家族がいないなど自由に使えるお金が多いと推測できる状況である場合は、審査に通ることが可能です。

Q5.カードを解約したら個人情報はどうなりますか?

はじめまして。先日、数年間使っていたクレジットカードが必要なくなったので解約しました。

カード会社は私の名前や住所などの個人情報はもちろん、カードを使ってどこで何を購入したのかなどの履歴情報も持っていると思います。

解約すると、それらの情報は削除されるのでしょうか?個人情報の管理が重要な時代になってきているので気になっています。ご回答のほどよろしくお願いします。

A5-1.カード会社には全ての情報が半永久的に残ります

カード会社に存在するデータベースには会員の情報が全て網羅されている。

ご相談者様はクレジットカード解約後のカード会社による個人情報の扱いについてご心配されているということですね。

カード会社のデータベースには全ての会員の個人情報やカードの利用情報が登録されており、半永久的に保存されます。

この情報はクレジットカードを退会した後も残り続けます。

一度でもあるカード会社のクレジットカードを作ると、そのカード会社には退会後も利用当時の個人情報が残るということになります。

A5-2.信用情報機関にも一部の情報が一定期間保存されます

クレジットカードを利用した場合、個人情報やカードの利用履歴はカード会社のデータベースだけでなく、信用情報にも保存されます。

保存される期間は情報の内容や信用情報機関によって異なりますが、一般的には契約解消から5年間は情報が残っています。

この情報はカード会社が保有している情報とは異なり5年経ったら削除されますが、一定期間個人情報や利用情報などの細かい情報が残っていることを覚えておきましょう。

 

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