クレジットカード審査まとめ.com > クレジットカード別の取得難易度とは? > PayPayカードの平均的な審査時間はどれくらいなのか?

PayPayカードの審査にかかる時間とは?

Yahoo!JAPANカードはヤフーが発行しているクレジットカードです。
PayPayカードは年会費無料で使い勝手のいいTポイントが貯まりやすいという点で支持を集めており、入会の際にTポイントがもらえるという特典があるということも人気の理由です。

PayPayカードは審査にかかる時間が最短2分で完了するというスピード審査も話題ですが、本当に2分で審査が終わるのか、2分で審査が終わらない場合は審査落ちなのかなど、審査時間に関する疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、PayPayカードの審査が2分で終わる理由や、審査に時間がかかっている場合に考えられる原因など、PayPayカードの審査にかかる時間について詳しく解説していきます。

監修:生島 竜一
生島竜一

一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。

PayPayカードの平均的な審査時間はどれくらいなのか?

PayPayカードは、いつでも24時間申込OK!

PayPayカードはオンラインで24時間いつでも申し込みが可能です。審査にかかる時間は申し込み完了から最短2分で、遅くとも1週間以内にはほとんどの場合は完了します。

申し込み完了からカードが到着するまでにかかる期間は1週間から10日程度です。

申し込みからカード到着まで1カ月近くかかるクレジットカードもある中、PayPayカードの審査時間は比較的短いと言えます。

PayPayカードはオンラインでのみ申し込みが可能で、申込書を郵送する方法では申し込むことができないという点もカード発行期間を短縮できる要因のうちの一つです。

ヤフーメールの審査結果メールが届かない場合の対処方法とは?

PayPayカードの審査が完了すると、登録しているメールアドレスに審査結果が届きます。しかし、審査に時間がかかっている場合、なかなかメールが届かないこともあります。

そのような場合はどうすればいいのか、審査状況の確認方法を知っておきましょう。

審査状況確認ページを活用する

最短2分の審査にて、結果のメールが届くのは1週間以内。

PayPayカードの審査は最短2分で完了し、遅い方でも1週間以内には審査結果のメールが届くことがほとんどです。

審査結果がなかなか届かずに不安だという場合は、PayPayカードの公式サイトから「PayPayカード審査・発行状況の確認ページ」にアクセスし、審査状況を確認してみましょう。

審査に時間がかかりそうな場合は、その旨が審査・発行状況の確認ページに表示されます。

PayPayカードの審査に時間がかかる場合は審査落ちの可能性が高いのか?

PayPayカードは審査時間が最短2分とスピード審査を謳っているだけに、審査に時間がかかる場合は審査落ちの可能性が高いのではないかと不安に思われる方も多いと思います。

そこで、審査に時間がかかる人とそうでない人の違いについて解説していきます。

基本的には自動審査で結果が出る

コンピュータの自動審査は最短2分。

PayPayカードの審査結果が最短2分で出るのは、コンピュータによる自動審査が行われているからです。

自動審査の観点は、信用情報機関にブラック情報が登録されていないかということと、スコアリング審査でPayPayカードの審査通過基準となるスコアを超えているかどうかという2点です。

信用情報機関にネガティブな情報が全くなく、属性が良くてスコアリングの点数が高い方の場合は自動審査だけで審査が完了するため、申し込みから数分で審査通過のメールが届きます。

反対に信用情報機関にブラック情報が登録されている場合や属性が良くなくてスコアリングの点数が基準を下回っている場合はコンピュータが簡単に審査落ちの判断ができるため、申し込みから数分でカード発行見送りの連絡が届きます。

審査にかかる時間が長いからといって審査落ちの可能性が高いわけではない

上記で解説した通り、信用情報機関に金融事故情報が登録されている場合やスコアリングの点数が低い場合など、明らかに審査落ちだとコンピュータが判断できる場合は申し込みから数分で審査落ちの連絡が届くはずです。

審査時間が長い場合、コンピュータが発行可能か判断できなかったと言える。

審査に時間がかかっているということは、コンピュータがカードの発行可否を判断できなかったということです。

つまり、明らかな審査落ちではないということなので、審査に時間がかかっているからといって審査落ちの可能性が高いというわけではありません。

コンピュータが審査通過可否を判断できない場合、人の手による審査の工程にまわり、人の目によって信用情報の確認や属性の確認が行われます。

人による審査の段階でカード発行可能と判断されれば、問題なく審査に通過できます。

審査に時間がかかっていると審査落ちになるのではないかと心配になってしまいますが、人の手によってじっくり審査されているのだと考えて気長に待つようにしましょう。

PayPayカードの審査に時間がかかる場合の原因とは?

上記でPayPayカードの審査に時間がかかっている場合はコンピュータによる自動審査ではなく人の手による審査が行われている場合だと述べましたが、具体的にはどのようなことが原因で人の手による審査の工程にまわってしまうのかについて解説していきます。

PayPayカードの申し込み内容に誤りがあると審査が長い

申込時に、入力エラーがあると審査時間が長くなる。

PayPayカードは、申し込みの際に入力する情報に誤りがあると審査に時間がかかってしまいます。

PayPayカードはYahoo!JAPAN IDを使って申し込みをするため、名前や性別などの基本的な情報は初期表示されていますが、それ以外にも登録していない住所や勤務先情報・住居情報など様々な情報を入力する必要があります。

その際に誤った内容を入力すると、カード会社側は正しい情報の確認が完了するまで審査を終えることができません。

正しい情報の確認方法は主に申込者に電話などで連絡をとることで行われますが、このときに電話がなかなかつながらないと正しい情報が確認できないために審査が長引きます。

また、そもそも電話番号自体が誤っている場合はカード会社から申込者に連絡が取れないために審査が長引きます。

このように、申込時の入力ミスは審査が長引く原因になりやすいため、申し込みの際は必ず正確な内容を入力するように注意しましょう。

在籍確認の対象になった場合はPayPayカードの審査に時間かかる

PayPayカードを申込した場合、勤務先に在籍確認の電話がある場合も…。

PayPayカードに申し込みをすると、勤務先に在籍確認の電話がかかってくる場合があります。

在籍確認は申込者が申し込みの際に入力した勤務先に実際に勤務していることを確認するために、PayPayカードを発行しているワイジェイカードが申込者の勤務先に電話をかけて、申込者が在籍していることを確認する方法です。

在籍確認は全ての申込者に対して行われるわけではなく、ワイジェイカードの基準で在籍確認が必要だと判断された場合にだけ実施されます。

在籍確認の対象になる可能性は低いですが、もし対象になった場合はカード会社から電話をかける必要があるため、自動審査だけで審査を終えることができず、審査期間が長くなります。

在籍確認は勤続年数が短い場合やクレジットヒストリー(クレヒス)がない状態の場合には特に対象になりやすいため注意しましょう。

PayPayカード申し込み内容に虚偽があると審査が遅い

申し込みの際に申告する内容に虚偽がある場合、審査に時間がかかります。

これは、申し込み内容に誤りがある場合と同様に、虚偽がある場合もカード会社は正しい情報を確認できるまで審査を終えることができないからです。

虚偽がばれなければ大丈夫ではないかと考える方もいると思いますが、カード会社では審査に際に必ず信用情報機関の信用情報を確認しているため、虚偽がばれる可能性が高いです。

申込に虚偽がある場合、審査落ちになる可能性も。

万が一嘘の内容で申し込みをしたことがばれた場合、審査に時間がかかるだけならまだいいですが、最悪の場合は審査に落ちてしまう原因になる可能性もあります。

さらに悪質な申込者とみなされてしまった場合はカード会社のデータベースに登録されて社内ブラックになってしまい、二度とPayPayカードの審査に通らなくなってしまう可能性もあります。

このようなリスクを冒さなくとも、PayPayカードはそれほど審査のハードルが高いカードではないため、それほど属性が良くない場合でも審査に通ることは可能です。

PayPayカードに申し込む際は、必ず正直な内容で申し込むようにしましょう。

信用情報に金融事故情報以外の問題がある場合は審査に時間がかかる

延滞情報、自己破産の情報など記録が残っている場合、審査落ちは確実。

信用情報機関に延滞情報や自己破産情報などの金融事故情報が登録されている場合はいわゆるブラックと呼ばれる状態のため、上記で解説した通り自動審査で即審査落ちになります。

しかし、金融事故情報とまではいかない信用情報上の問題がある場合は自動審査で審査落ちにならず、人の手による審査にまわる可能性があります。

たとえば、延滞情報は2~3カ月以上の長期延滞の場合に登録されますが、数日~数週間程度の短期延滞の場合は信用情報機関には延滞情報が残りません。

しかし、入金が遅れたという記録は残っているため、クレジットカードの審査ではマイナスになります。

このようなブラックではないけれども信用情報に問題がある場合は審査に時間がかかる可能性があります。審査の結果カードが発行されるかどうかは申込者の属性や状況によります。

上記の例で言うと、数日の入金遅れが1回あっただけの場合はそれが原因で審査に落ちることはありません。

しかし、短期延滞を何度も繰り返している場合はそれが原因で審査に落ちる可能性があります。

このように信用情報機関にはブラック情報以外にも審査にマイナスの影響を与える項目があるため、短期延滞ならブラックにならないから大丈夫、などと思わずに、延滞は絶対にしないように注意する必要があります。

他社からの借り入れが多い場合は審査に時間がかかる

他社からの借入がある場合でも、PayPayカード申込時に申告する必要はない。

PayPayカードの申し込みの際は他社からの借り入れについて申告する必要はありません。

そのため、他社からの借り入れが多くてもカード会社側にばれないのではないか、他社からの借り入れは審査に関係ないのではないかと思われる方もいるかもしれません。

しかし、他社からの借入金額や借入件数は信用情報機関に登録されているため、カード会社はいつでもその情報を参照することができます。

PayPayカードの審査の際はこの信用情報を必ず参照するため、借り入れが多い場合は自動審査の際にグレーと判断されて人の手による審査にまわる可能性があります。

どれくらい借金があると審査に落ちるのかという明確な基準はありませんが、一般的には年収の3分の1の借り入れがあると審査に落ちる可能性が高いです。

確実にPayPayカードの審査に通りたいという方は、他社からの借り入れをできるだけ減らしてから申し込むようにしましょう。

受け取りの際に本人確認書類が必要な点に注意

PayPayカードは申し込みの際に本人確認書類の提出が必要なく、スピーディーなカード発行が可能です。その代わりに、カードの受け取りの際に配達員に本人確認書類を提示する必要があります。

免許証を持っている方は免許証を、持っていない方はパスポートなどの本人確認書類を準備しておきましょう。

本人確認書類を提示して受け取りができなければカードを入手することができないため、不在が続く場合などはカードが手元に届くのが遅くなる点に注意しましょう。

(参考)Yahoo!JAPANカードの審査難易度とは?

日曜日にPayPayカードに申し込むと審査に時間がかかるのか?

日曜・祝日にPayPayカードを申し込む場合、時間はかかる?

日曜日や祝日にPayPayカードに申し込むと平日よりも審査に時間がかかるのかという疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

すでに解説した通り、PayPayカードはまずコンピュータによる自動審査が行われています。

自動審査システムは基本的には24時間365日稼働しているため、日曜日や祝日に申し込んだ場合でも自動審査だけで審査が終わる場合はすぐに審査が終わります。

ただし、自動審査だけではカードの発行可否が判断できずに人の手による審査が必要になった場合は別です。

日曜日や祝日はカード会社の審査担当者が出勤しておらず、人の手による審査は営業日にしか行われません。

そのため、日曜日や祝日に自動審査だけで審査が終わらなかった場合は、次の営業日に審査担当者が出勤するまで審査が終わらないということになります。

日曜日や祝日にPayPayカードに申し込み、その日のうちに審査結果が届かなかった場合は、最短でも次の営業日までは審査結果は届かないと思っておきましょう。

(参考)PayPayカードの審査で会社に電話がかかってくる可能性はあるのか?

監修者からのアドバイス

生島竜一

ヤフーカード会員の方は退会するまでPayPayカードに申し込みすることができないので注意は必要ですが、2022年4月以降順次PayPayカードへの切り替えが始まる予定のようなので留意しておいてください。

PAGE
TOP