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今回は暴力団とクレジットカード審査の関係について解説していきます。
まず、結論を言うと家族や身内に暴力団がいてもクレジットカードは作れます。
意外と本当のことだと信じてしまっている人が多いですが、実際に身内に暴力団がいてもクレジットカードを持っている人はいます。
なぜ家族や身内に暴力団がいてもクレジットカードを作ることができるのか?
その理由は、申し込み者の家族や身内に暴力団関係者がいるかどうかは調べることができないからです。
もし、それができるとすれば申し込み者の戸籍データベースにアクセスして親族間の個人情報を取得していることになります。もちろん、クレジットカード会社はそんなこともできるはずがありません。
申し込み者自身が暴力団関係者でなければクレジットカードに申し込みできますし、審査に通ればカードを発行してもらうこともできます。
暴力団関係者は本来であればクレジットカードを作ることはできません。
しかし、本当に暴力団関係者はクレジットカードを作ることができないか?というと実際はそうでもないのです。
たとえば、NEWSポストセブンの記事によれば暴力団に属している人の4割以上がクレジットカードを持っているのです。
【問2】「クレジットカードは持っていますか?」
【回答】「はい」44% 「いいえ」56%
これも結果を聞いて面食らった。銀行口座と同じくこちらも本人名義である。
「もう10年近く前、会社の役員として正式に取得した。支払いも滞りなくしてる。更新できなかったカードもあるが、●●(伏せ字)は甘い」(60歳、関東)
対面で質問した際は実際のカードも見せてもらった。ゴールドカードには紛れもなく暴力団員の本名が印字されていた。ただし、東京近郊は審査が厳しいという。地方によって温度差がある。
NEWSポストセブン「ヤクザ100人調査87%が銀行口座を持ち44%がクレカを所持」より
これが本当であれば、クレジットカード会社は申し込み者が暴力団関係者なのか詳しく特定できていないということが言えます。
たとえば、銀行カードローンの場合は審査時に警察庁の反社会的勢力データベースに照会をかけて、申し込み者が暴力団関係者かどうかをチェックします。これにより、暴力団関係者への融資を未然に防ぐことができるようになっています。
しかし、現状のクレジットカード審査では警察庁のデータベースに照会をかけるようなことはありません。暴力団本人にもカード発行してしまうぐらいですから、家族や身内に暴力団がいるから審査落ちするなんてことはまずありません。
また、親族に暴力団がいるとカード発行してはいけないという法律もありません。カード会社はそのような理由だけでカード発行を断る訳にはいかないということです。
ご存知のかたもいるかと思いますが、暴力団が身分を詐称してカード申し込みすると詐欺容疑で逮捕されます。
金融庁の「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」によれば、暴力団関係者は銀行口座の開設、証券口座の作成、クレジットカードの作成は禁止されています。
もし作成した場合は企業側に罰則が設けられています。
もし、身分を偽ってカードや口座を作った場合には不正取得と見なされ詐欺容疑で逮捕されてしまうのです。
暴力団など問題のある家族と同居している場合、本人に何の問題がなくてもクレジットカードの審査には通らないのでしょうか?
先述した通り、身内に暴力団がいても申し込み者自身が暴力団関係者でなければカード作成は可能です。
では、家族にブラックリストいりしている人がいる場合はどうでしょうか?
クレジットカード会社は、審査で個人信用情報機関に照会して信用情報を確認します。それを見ればブラックリストいりしているかどうかは、いとも簡単にわかってしまいます。
ということは、家族の誰かがブラック属性だった場合、審査に影響するのではないか?そんな疑問を持たれる方もいるでしょう。
家族の誰かがブラックリスト入りしていても、クレジットカード審査に与える影響はゼロもしくは軽いものです。
カード会社が個人信用情報機関をチェックするから家族のブラックリスト情報もバレるのではないか?と思うかもしれませんが、カード会社が照会できるのは申し込み者本人のものだけです。
たとえ、家族であってもカード会社が申し込み者の家族の信用除法を見ることはできないのです。
そのため、家族にブラックリスト入りしている人がいたとしても、カード会社はその事実を確認することができないということです。
クレジットカード審査では家族や配偶者の信用情報もチェックされると思っている方もいますが、決してそんな事はありませんので安心してください
「CICは類似情報が表示されるから、それを見れば家族がブラックリストいりしていることはわかる」ネット上にはこのような意見もありますが、家族の信用情報の中身をカード会社が閲覧することはありません。
同居している家族のリストは表示されますが、もし信用情報の中身まで見てしまえば履歴が残りますので、問題になります。
カード会社が信用情報を見るにはその本人の承諾を受けないといけません。これをせずに勝手に信用情報を見てしまえば、目的外の利用で個人情報保護法に触れることになります。
先述しましたが、家族がブラックリストいる場合クレジットカード審査に与える影響はゼロではありません。
個人信用情報機関に照会をかけても申し込み者の家族の信用情報までチェックされることはありません。そのため、仮に家族がブラックリストいりしていてもそれがカード会社に知られることはないと説明しました。
それにも関わらず、なぜクレジットカード審査に与える影響がゼロではないか?それは、家族が問題を起こしたクレジットカード会社の社内情報にはブラック情報が半永久的に残ってしまうからです。
① AさんがB社のクレジットカードに申し込み
② B社が個人信用情報機関に照会。
③ B社はAさんの母親がブラックリスト入りしていることはわからない
④ B社の社内情報をチェックしたところ、Aさんの母親が自社でブラックリスト入りしていることが判明
⑤ AさんはB社のカード審査を否決になる
上記のとおり、個人信用情報機関に照会した時点ではブラックリストがバレなくても、社内情報を確認した際に家族がブラックリスト入りしていることが判明してしまう可能性があります。
そのことが原因で、審査に不利になったり場合によっては審査落ちになってしまう可能性はあります。
このようなケースの場合は、親が利用していないクレジットカードに申し込めばいいだけです。
あくまでも社内情報にブラックリストの情報が残っているから審査に通らないだけであって、他のカード会社と情報共有されるわけではありません。
そのため、親が迷惑をかけていないクレジットカードに申し込めば審査通過することは可能となります。
ここまで読んでいただければ、家族が暴力団だから・・・ブラックリスト入りしているから・・・といった理由で、クレジットカード審査に通らないということはまずあり得ないということがわかったのではないでしょうか?
要するにクレジットカード審査に落ちたのは家族のせいではなく、自分自身に問題があるということです。
クレジットカード審査に落ちたという人は、その原因は家族ではなく自分にあるということを認めましょう。
そして、クレジットカードに申し込みする前に、今一度自分自身の属性を見直すようにしてください。
なお、公務員や正社員として働いて信用情報に何の問題もない人は、よほどステータスの高いカードに申し込まない限り審査落ちになる可能性は低いです。
ここでは、主にアルバイトやパートとして働いているフリーターの方に焦点をあてて、クレジットカード審査落ちの原因と審査通過のためのコツについて解説していきます。
正社員と比べてフリーターはクレジットカード審査に通りにくいですが、その理由は収入が不安定だからということが大きいです。
よくフリーターは年収が低いから審査に通らない・・・と言う方もいますが、それより何より安定性がないことのほうが審査に大きく影響しています。
たとえば、時給5,000円のフリーターがいたとして、彼の月収は70万円~80万円にもなるとします。収入面だけで見れば審査通過しやすいように思えますが、フリーターという立場上、審査通過する確率は月収30万円の正社員よりも低い可能性があるのです。
フリーターの場合、月給制ではなく時給制や歩合制であることが多いため、どうしても収入が不安定になりがちです。たとえば、病気で長期間休まなければいけなくなったときは、その月の収入が激減してしまいます。
カード会社は、毎月遅れることなく支払いしてくれるかどうかを重視しているので収入が不安定というのはマイナス要素になってしまいます。
フリーターの中には正社員よりも稼いでいるという人もいるでしょう。そうした人からすれば、
「月収が少ない人よりもクレジットカード審査に通りにくいのはおかしい」
「たくさん稼いでいるからカード発行してくれてもいいじゃん」
と、思うでしょう。
しかし、カード会社からすればいつクビになるかわからないような人と、将来的に見ても安定している人、どちらにカード発行したいと思うでしょうか。当然、後者でしょう。
フリーターは仕事自体が不安定であるため、正社員と違って突然仕事がなくなる可能性が高いです。そのような人にカード発行するのは怖いもの。
もしカード発行した相手が仕事をクビになり、収入がなくなれば貸したお金を回収できなくなってしまいます。カード会社としてもフリーターのカード発行は、どうしても慎重にならざるをえないというわけです。
ちなみに、クレジットカード審査で最も有利なのは公務員です。一番安定している仕事と言っても過言ではないでしょう。
たとえば、
- 年収300万円の公務員
- 年収800万円のフリーター
このような場合でも公務員の方が審査での評価は高くなります。
ここまでの話を聞いて、フリーターはクレジットカードを作るのは諦めたほうがいいと思ったかもしれません。
しかし、決してフリーターがクレジットカードを作れないというわけではありませんので安心してください。
厚生労働省の発表(2016年11月4日)によれば、現在の賃金労働者のうち4割が非正規雇用だということをご存知でしょうか?
もしカード会社が、正規雇用にだけターゲットを絞ってカード発行すれば、4割の市場を取りこぼすことになります。
そのため、決してフリーターだからクレジットカードを作れないというわけではないのです。
カード会社によっては、
「パート・アルバイトOK」
「フリーターの方も申し込めます」
と、セールスポイントを掲げていますのでぜひ申し込んでみてください。
意外かもしれませんが、ゴールドカードはフリーターでも作れる時代になってきています。
一昔前であればゴールドカードなんて夢のまた夢でしたが、今のゴールドカードにはフリーターの申し込み不可としているものはありません。
ゴールドカードにも取得しやすいものとそうでないものがあります。フリーターでも取得できる可能性があるのがMUFGゴールドカードです。興味がある方は、申し込みを検討してみるといいでしょう。
フリーターでもクレジットカードを作れるといっても、闇雲にカード申し込みしてはいけません。カードによって審査難易度が違いますので、ムダに申し込みして審査落ちすれば個人信用情報機関に登録されて余計に審査通過しにくくなります。
フリーターの方がクレジットカードに申し込む際は、
- 審査難易度が低いカード会社を選ぶ
- 流通系、消費者金融系のクレジットカードを選ぶ
この2つのポイントを抑えておきましょう。
クレジットカードの審査難易度は、銀行系>交通系>信販系>流通系>消費者金融系の順番で低くなります。
フリーターの方は、流通系または消費者金融系のクレジットカードに絞って申し込みしましょう。
流通系クレジットカードとは、スーパーやデパート、百貨店、コンビニなどが発行しているカードのことです。
これらのカード会社は競争の激化により、他社と差別化を図る必要があります。
ポイント還元率の高さはもちろんですが、フリーターでも取得しやすいようにと審査難易度の低さをセールスポイントにするカード会社も多いです。
そもそも流通系カードの場合、自社サービスを利用してもらう狙いがあるため審査難易度は高くありません。
消費者金融と言えば現金の貸し付けが主ですが、総量規制が導入されたことで年収の3分の1を超える貸し付けができなくなり、利益が大幅に減ってしまいました。
そこで新たな利益源を確保するため一部の消費者金融ではクレジットカードの発行に力を入れています。
少しでも利益を上げるためには、顧客を増やさなければいけませんので審査難易度は低い傾向にあります。
では、次でフリーターにおすすめのクレジットカードを3社ご紹介したいと思います。
審査通過しやすいとおなじみのクレジットカードが「楽天カード」です。
パート・アルバイトでも作成可能なことで有名な1枚です。楽天市場でお得にショッピングできるだけでなく、レストランやガソリンスタンドでもポイントを貯めやすいクレジットカードです。
年会費無料なので初めてクレジットカードを持つ人にもぴったりです。
高還元率のクレジットカードとして人気の高いクレジットカードが「ライフカード」です。フリーターの方にも人気で、取得に成功している人多数。
MasterCardやVISAブランドを選択可能ですから、国内だけでなく海外でも問題なく利用できるのも嬉しいところです。
最短3営業日でカード発行が可能ですので、急いでいる人にもおすすめです。
母体は消費者金融のアイフルですから、審査難易度は決して高くありません。
「ACマスターカード」は、消費者金融アコムが発行しているクレジットカードです。
アコムが発行しているIR情報によれば、クレジットカードを含む新規成約率は約50%です。申し込みした人の2人に1人は審査通過に成功していることになります。
クレジットカードではなくキャッシングの審査基準でカード発行しているので、他のクレジットカードでは断られてしまったという人でも審査通過の可能性が高い1枚です。
無人契約機を利用すれば最短即日でカード受け取りも可能です。申し込んだその日からカード利用もできるので、早くクレカを使いたい人にもおすすめです。
クレジットカード審査では、申し込み者の信用力もチェックされます。いくら高収入であっても「この人は信用できない」と思われてしまえばカード発行されません。
逆に、フリーターでも信用力が高ければ低収入でもクレジットカードを発行される確率が高くなるということでもあります。
狙っているカードがあるけど、今の自分の信用力だと審査落ちする可能性が高いかも・・・と思う場合は、自分の信用力をアップさせて申し込みに挑みましょう。
ではどうすれば自分の信用力はアップするのか、それはクレヒスを育てることです。
クレヒスとは、クレジットカードの利用履歴のことです。毎月カードを利用していてきちんと支払いできていれば良いクレヒスと評価されます。
逆に、毎回支払いに遅れていたり長期滞納していれば悪いクレヒスとなり審査に不利になります。
既に答えは出ていますが、クレヒスを育てる方法は至ってシンプル。持っているクレカを利用して、利用代金を支払日にきちんと支払うことです。
これを続けていくだけです。「高額決済しないといけない」とか「リボ払いをどんどん使ったほうがいい」なんてことはありません。
- 毎月クレカを利用する
- 支払日に必ず支払いすること(口座振替)
特に重要なのが支払日にきちんと支払いすることです。たとえ、1日でも遅れてしまえばクレヒスは悪くなってしまうと思ってください。信用を上げるのに遅延は絶対してはいけませんので注意しましょう。
さて、ここで審査落ちする主な原因について見ていきましょう。
先にも説明しましたが、家族が暴力団からという理由で審査落ちになることはまずありません。審査落ちする原因は紛れもなく申し込み者自身にあると思ってください。
クレジットカード審査落ちの原因として多いのが「信用情報(クレヒス)に傷がついている」というもの。
カード会社は審査時に必ず申し込み者の信用情報を見ますが、遅延や長期滞納などで傷がついていれば間違いなく審査には通りません。
特にブラックリスト入りするような大きなトラブルを起こしていると、5年~10年間はクレジットカードを作れないと思ったほうがいいでしょう。
ブラックリスト入りする条件は下記の4つです。
- 長期延滞(61日以上または3ヶ月以上)
- 債務整理(任意整理、個人再生、自己破産)
- 強制解約
- 代位弁済
数日程度の遅延だとブラックリスト入りしませんが、信用情報には記録されてしまいますので審査落ちする可能性があります。
ブラックリスト入りしていないのに審査落ちしたという人は、カードの申し込み方法に原因があるケースが多いです。
手当たり次第にクレジットカードに申し込みしていませんでしょうか?実はカードを沢山申し込みする行為も審査落ちの原因となるのです。
カードの申し込み履歴は、個人信用情報機関に半年間残ります。もし半年以内に3社以上クレカ申し込みしていると「多重申し込み」と思われ、審査に通りにくくなってしまう恐れがあります。
カードを申し込みしすぎているという人は、個人信用情報機関から申し込み履歴が消えるのを待ってから申し込みするようにしましょう。
なぜ審査落ちしたのか、その理由をカード会社が教えてくれることは絶対にありません。
しかし、大抵の原因は自分の信用情報にあります。今のクレジットカードは収入の大小に関わらず作れますので、属性よりも信用情報に原因があると考えるべきです。
個人信用情報機関に開示請求すれば信用情報は確認することができます。審査落ちの原因が見当たらない場合は、まず信用情報を開示請求して原因を特定させることが審査通過の近道と言えます。
信用情報の開示はスマホやパソコンだけでできるので思ったよりも簡単です。
個人信用情報機関は3つありますが、クレジットカード会社は主にCICの信用情報をチェックします。とりあえずはCICだけでもいいので信用情報を開示請求してみましょう。
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