「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
以上のことについて解説していきます。
まずはクレジットカード審査がどのような流れで行われるのか、審査の流れと基礎知識をご紹介します。
クレジットカード審査は次のような流れで行われます。
- 1. カード申し込み
- 2. 社内情報審査
- 3. 外部情報審査
- 4. 人為的な審査
- 5. 審査結果の通知、カード発行
次で、ポイントとなる項目について解説していきます。
クレジットは、はじめに申し込み内容と社内情報を照合します。
照合するのは、氏名、生年月日、住所などの個人情報です。
社内に蓄積した情報と照合し、申込者と同じまたは同じと思われる顧客のデータと比較照合して虚偽の申込み、短期間の複数申し込み、不正購入と思わしき契約の有無、与信限度額のチェックなどを行います。
他には延滞や債務整理による事故情報の有無や限度額を超える購入などがないかもチェックします。
これらのチェックを終えると、申し込み内容をスコアリングで判定します。
スコアリングとは、申込書の各項目に点数をつけて、総合点が申込基準点に達しているかどうかで判断する審査システムです。ほとんどのカード発行会社は機械による自動審査を用いています。
クレジットカード会社は、申し込み者が「適正なクレジットカード利用ができるかどうか」を見極めるためにクレジットの利用履歴をチェックします。
私達のクレジット利用履歴はクレジットヒストリーと呼ばれており、CICや全国銀行個人信用情報センターなどの個人信用情報機関というところに蓄積されています。
クレジットヒストリーを見れば下記のような情報が簡単にわかってしまいます。
- 何枚クレジット契約をしているか
- 異動情報
- 過去2年間の返済状況
カード会社は、CIC信用情報などに登録されているこれらの情報を参考にし、信用を与えられることができるかを総合的に判断します。
たとえば、3ヶ月以上にわたる延滞をしているなど致命的な問題を起こしていることがわかれば、その時点で否決になる可能性が高まります。
逆に、延滞がない場合や適正な枚数のクレジットカードを長期間保有しているなど「この人はきちんと支払いできそうだから大丈夫」ということになるのです。
クレジットカードの申し込み内容は、審査担当者が直接チェックして審査することもあります。
すでに合格判定がでていても審査担当者が目を通すこともあり、そこで問題が見つかれば審査落ちする可能性もあるのです。審査のすべてを機械が行っているわけではないのです。
申し込み者が勤務する職場に在籍確認の電話を行うこともあります。これは申込書に記載されている会社で本当に働いているのかを確かめるためです。
現在は個人情報保護のため、在籍確認を取り次がない職場も増えていますが、そこで即座に否決とはならず、本人に在籍確認が取れない旨を連絡してくれる場合もあります。
クレジットカードは新規申し込み時だけでなく、更新時にも審査を行います。一度審査に通っているから更新審査は簡単に通るというわけではありません。
利用者が滞納や残高不足で何度も引き落としに失敗しているなど、信用力に問題ありと判断されると更新審査で落とされてしまうことがあります。
クレジットカード審査が不安という人は、一発で審査に通るよう対策を立てておきましょう。
ここでは、クレジットカード審査に通りやすくするコツをご紹介します。
申込書に嘘を書いて申し込む人もいますが、クレジットカード会社の調査能力は優秀です。
嘘はすぐにバレてしまいます。嘘をついたことで信用をなくし審査落ちする可能性は高くなります。
申込書は正直かつ正確に記入しましょう。
クレジットカード審査は「割賦販売法」に基づいて行われますが、キャッシング枠は「貸金業法」という別の法律が適用されます。
その分、発行難易度があがりますので、お金を借りる予定がないならキャッシング枠は0円にしましょう。
クレジットカード審査は、延滞の記録がひとつでもあれば、それだけで不利になります。期日を守ってきちんと返済することを心がけましょう。
返済遅延で意外と多いのが「うっかり口座に入金し忘れていた」というもの。そのようなことが無いように、返済方法に工夫が必要です。
- 毎月の利用金額を必ず確認する
- ネットバンキングで返済前日までに口座へ入金する
- 1日くらいなら大丈夫と考えない
ネットバンキングを利用すれば、わざわざ銀行やATMに出向く必要がないので入金忘れを防止できます。
また、数日程度の遅延でも個人信用情報機関に延滞の記録をつけるカード会社もあります。ちょっとくらいなら遅れても大丈夫と思わず、きちんと返済日に支払いできる状態にしておきしましょう。
返済の遅延や延滞は、カードを使いすぎてしまって払えないというケースもあります。
計画的にクレジットカードを使うのが苦手という人は、ショッピング枠を減額して強制的に使える金額を抑えるようにしましょう。
ショッピング枠の減額の場合は審査不要です。インターネットの会員ページやカードデスクへ電話すればすぐに手続きできます。
もし、年齢が30代以上でクレヒスが全く無いという人は、クレヒスの実績を積んでからクレジットカードに申し込みましょう。
auやdocomoなどキャリアのスマホを分割購入してもクレヒスの実績を作ることができます。
審査はありますが、クレジットカードのように厳しくないので大抵の人は審査に通るはずです。すでにスマホを持っていて購入する機会がない場合は、家電をショッピングローンで購入するのでも良いでしょう。
利用実績が積み上がるまではクレジットカードと同じように使えるデビットカードで凌ぐのが良いでしょう。ポイント還元率は決して良くないですが、現金払いするよりもお得です。
注意点として、カードローンを利用するのは止めましょう。カードローンは本来必要のない借金ですから、それを利用することを嫌うクレジット会社は多く、きちんと支払いできていても審査に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
すでにクレジットカードを持っていて、2枚目、3枚目のカード申込を検討している人は、着実にクレヒスが積み上がっていく状態にすることです。
公共料金など毎月必ず支払う固定費をクレジットカード決済に設定しましょう。こうすれば料金の支払いを忘れることはありませんし、無駄使いも防ぐことができます。
ここではクレジットカード審査に関する質問をQ&A形式でまとめています。
貯金などの資産がある場合は、無職でもクレジットカード審査に通る場合があります。
ただし、クレジットカードの申込書には貯金などの資産を記入する項目が設けられていないものも多いですから注意してください。
申込書に貯金などの資産を記入する欄が設けられているクレジットカードを選ぶといいでしょう。
ただし無職でも専業主婦は配偶者に安定収入があれば資産がなくてもカードを作れますし、学生なら学生カードであれば無職でも問題ありません。
フリーターがクレジットカード審査に通りにくい理由は「収入が安定しにくい」からです。フリーターは時間給なので、毎月の収入に波がありますし正社員よりも簡単に解雇される立場にあるので、審査通過はやや難しくなります。
アルバイトも申し込み可と明記しているクレジットカードに申し込むのがいいでしょう。
一般的なクレジットカードだと審査通過の可能性は低いので、学生専用カードや20代限定としているクレジットカードを選ぶのがいいでしょう。
代表的な学生向けカードは次のようなものがあります。
- 三井住友カード
- JCBカードエクステージ
- 学生専用ライフカード
は銀行系カードなので基本的に難易度は高いですが、三井住友カードなら学生のみが申し込めるので問題なく取得できるでしょう。
外国人が日本でクレジットカードを作るには、下記どちらかの条件を満たしている必要があります。
- 永住者
- 中長期滞在者
クレジットカード申し込みには「在留カード」もしくは「特別永住者証明書」いずれかの書類を提出しなければいけません。
カード会社によって土日祝日の対応は異なりますが、基本的には土日は審査していないカード会社が多いです。
即日発行を可能としているクレジットカードであれば、土日でも審査を行っています。セゾンカード、エポスカード、アコムACマスターカードなどは土日でも最短即日で審査してくれます。
クレジットカードを作るうえで、基本的に必要なものは次の4つです。
- 運転免許証等の身分を証明するもの
- カード利用代金の引き落としに使う銀行口座
- カード受取りに利用する住所
- カード会社と連絡する電話番号
カード会社と連絡する電話番号は自分の携帯電話で構いません。固定電話がなくても問題ありません。
未成年者がカードに申し込むには「親権者の同意」も必要です。同意を得られなければカードを作ることはできません。
また、キャッシング枠を希望する場合は、収入を証明する書類も必要となります。会社員と個人事業主では提出書類が異なるので必ず確認してください。
ETCカードや家族カードに申し込む場合、追加で用意するものはありません。
マイカーローンは契約者が代金全てを払うまでは、自動車の所有権は信販会社等にあります。要するに、自動車を担保にしているわけです。これに対しクレジットカードは担保とするものがありませんので、差し押さえできないリスクがあります。
加えて、マイカーローンには割賦販売法の除外規定があるので、年間の支払見込額を超えてローンを組むことも可能です。そのため、クレジットカードのほうが審査に通りにくい結果となります。
ちなみに住宅ローンも担保を提供しますが、そもそもの審査難易度が違うのでクレジットカードが作れなければ住宅ローン審査に通らない可能性は十分ありえます。
審査落ちになる原因はいくつかあります。
- 金融事故によるブラック情報の登録
- 申し込み内容に嘘がある
- 短期間にたくさんカード申し込みしている
- 自分の属性に見合わないクレジットカード申し込んでいる
自分の属性に見合わないクレジットカードへ申し込んでいるというのは、たとえばパート・アルバイトなのに一般カードではなく、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなどステータスカードと呼ばれる上位カードに申し込むことです。
返済能力が低いと判断されるような人は、
- 年会費無料の普通カード
- 流通系カード(例:イオンカード、楽天カード、Yahoo JAPANカードなど)
- 消費者金融系カード(例:アコムACマスターカード、ライフカードなど)
上記カードを中心に決めるのがおすすめです。
クレジットカード会社には審査落ちした理由を、カード申込者に対して教える法的義務がありません。
また、審査落ちの理由を教えてしまうと、今度はその要因を回避して申し込みする人が出てきてしまう可能性があり、正確な審査ができなくなってしまうからです。
クレジットカード審査は、年収、勤続年数、持ち家か賃貸かなどの属性と信用機関情報を評価したうえでカード発行の可否を判断します。貯蓄の有無はあまり関係ありません。
延滞したことがないのに利用停止になる原因として考えられるのは次の3つです。
- カードの有効期限が切れている
- カードの利用限度額が超えている
- 高額商品の購入
普段からリボ払いを利用している人は、限度額オーバーになりやすいので注意が必要です。
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