「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
一度落ちた場合の対処法や落ちた原因を知りたい。そんな人は必見です。
一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。
原則的に、クレジットカードの審査結果の連絡手段は、「書面(簡易書留や本人限定郵便等による郵送)」という形が取られることが多いです。
審査通過した際に、クレジットカードが手元に届くのは多くの人が知っている常識ですが。
審査に落ちてしまった場合でも、殆どのクレジット会社が「書面(普通郵便が多い)」という形で申込者への通知をするのが一般的となっています。
ネット環境が整っている近年では、オンライン申込の利用者に対しメールで審査結果を通知したり、カード発行状況をオンラインで確認可能にしているクレジットカード会社も増えています。
参考までにメール通知に対応しているカード名称をあげておきます。
ただし、「基本的には書面で・・」というのが、今でもカード業界全体の主流となっています。
ファミマTカードは少し特殊で、結果の通知はなく、審査に通った場合はクレジットカードが、落ちた場合はクレジットなしのTカードが届きます。
稀に「申込書に記載した携帯電話に、審査の連絡は来ないのだろうか?」と考える人もいるようですが・・。
電話番号は在籍確認のステップで使われることが一般的となっていますので。
「電話で審査の可否が知らされることはない・・」と思った方が良いと言えるでしょう。
審査落ちを知らせる書面には、「発行否決・発行不可」という内容が書かれていますが、落ちた理由や詳細については、一切記されていません。
この部分については、どのクレジットカード会社でも同じ対応をしていますので、申込者が電話で直接問い合わせをしても。
「総合的な判断から、発行否決という結果になりました」という形で、その詳細が知らされることはないのです。
多くの人が気になる審査の時間についてお話します。
ショッピングセンターなどでカード申込の勧誘をしている場合、即日カードを受取ることも可能です。
例えば、流通系クレディセゾンの発行するセゾンカードは、セゾンカウンターでの申込み受付で即日発行が可能です。また、値引積立額やクレジット積立がたまる「ゆめカード」もゆめタウンの店舗カウンターで即日発行が可能です。
この場合は、今後ずっと使っていく本カードではなく、「仮カード」と呼ばれる簡易的なものが渡されますが。
それでも審査に通った証ということで、ショッピング利用でポイントも付与される仕組みとなっています。
しかし、あくまでも「仮カード」ですから、その後の手続き(在籍確認や本人確認書類の送付)を怠ると審査に落ちますので、くれぐれもご注意ください。
「審査のスピーディーさ」「発行スピード」という部分では、消費者金融系のアコムACマスターカードも人気が高いです。
国際ブランドはマスターカードのみですが、自動契約機を利用すれば、即日審査・即日発行が可能となっています。
ですので急な入用の際でもイライラすることなくカード発行まで至ります。
また、通常のクレカでは、利用可能枠に対し割賦枠(分割・リボ払いに使える枠)が低めに設定されていますが、アコムでは限度額全額を割賦枠として利用することができ、支払いの利便性が高くなっています。
特にサラリーマンやOLを中心に、この即時発行カードの利用者が増えています。
この他に、銀行系や信販系のクレジットカード会社の場合は、郵送申し込みという方法を取っているところも多いです。
この場合は「申込書のやり取り」だけでも時間がかかります。
申込日からカードの到着日まではかなり気長に待つ必要があります。
まず申込書、運転免許証などの本人確認書類、そして、必要に応じて収入証明書を提出します。
カード会社が申込書を受け取ってから、コンピュータへのデータ入力(読み込み)、申込者属性のスコアリング(点数付けによる自動審査)、個人信用情報機関(CICや全国銀行個人信用情報センター)への問い合わせ、在籍確認電話・・。
というステップが必要になりますので、基本的には、審査完了までに10日~2週間程度かかるケースが多いようです。
一般カードに対し、特に審査難易度の高い銀行系や、ゴールドカードを超えるようなステータス性重視のカード会社では、1週間以上の審査期間を設けるケースが殆どだと言われています。
ですので「早く審査結果を知りたい!」と考えるのではれば、前述のセゾンカードやアコムACマスターカードなどを選ぶことが理想的だと言えるでしょう。
ただし、ある程度の年齢30代以上で今までクレジットカードを持ったことが無い人(例えば現金主義だった人)等は、セゾンカードは、やめておいた方が良いでしょう。私の知る限り、いわゆるスーパーホワイト(クレジットの利用実績が無い)の人への審査が非常に厳しいです。
スーパーホワイト問題は、こちらのページで深く解説しています。
審査に通らなかった理由を知る方法として有効とされているのは、個人信用情報機関に情報開示請求を行うということです。
申込者である自分の信用情報の状態を確認するというものです。
割賦販売法の指定個人信用情報機関であるCICでは、インターネット手続きという方法を選べば、手数料1,000円で情報開示請求ができる仕組みとなっています(窓口の場合は500円)。
その資料から確認できる項目は非常に幅広く、生年月日や電話番号といった個人情報をはじめ、クレジットヒストリー、金融事故を起こした際のブラック情報、利用限度枠、利用額、返済状況、支払いの遅延や延滞の履歴などがあります。
督促状を放置していたなどのいい加減な行動でなど記載されてしまった「異動情報(事故情報)」が個人信用情報内に登録されていれば…審査に通ることがないことは明確になってしまう現実があると言えるでしょう。
自覚はなくても、普段使わない口座で、昔作ったカードの年会費が引き落とされずに延滞していたという話も現にあります。
利用目的なく保有しているカードがある人は要注意です。
このような事実を見つけた場合には、若干時間が経過していたとしても、当該カード会社や債権回収会社(サービサー)に連絡をしていくことでなるべく早い段階で支払いを完済する努力をした方が良いと言えるのではないでしょうか。
補足ですが、配偶者に事故情報があったとしても、申込者本人には影響ありません。
もし支払いをせずにその状態を放置すれば、一定期間(取引終了後5年間)はネガティブ情報が登録されたままとなってしまいます。
ですので、どんなにたくさんのカード会社に再申し込みを行ったとしても、「審査に通ることはない」という結果になってしまいます。
CICやJICC、全銀協(全国銀行個人信用情報センター)では、CRIN情報という形で、各社の事故情報の共有を行っています。
「CIC情報は確認したけれど、まだ不安が残っている・・」
こんな想いを抱えている場合は、念には念を入れて、JICCや全銀協にも情報開示請求をした方が良いと言えるでしょう。
ただし、クレジットカードの利用実績のみを知りたいのであれば、CICのみでOKです。
信用情報については信用情報はどこ見ればいいの?で詳しく解説しています。
既存の事実である「カード審査に通らなかった」という結果は変えられないため、真摯に受け止めるしかありません。
でも中には、「何が何でも、このクレジットカードが欲しい!」と思っている人も存在すると思いますが、このようなケースでは、一体どうすれば良いのでしょうか?
例えばですが・・。Aさんという申込者が、B社のクレジットカードの審査に通らなかったと仮定します。
この場合、申込みから6ヵ月経てば、個人信用情報内に登録されているAさんの「申込み情報」は消える仕組みとなっているのです。
しかし個人信用情報に問題がなくなっても、B社の社内データに残っている「Aさんが審査に落ちている」という記録は半永久的に消えることはありません。
「自分はどのクレジットカードでも良いので、こだわりがない・・」という人なら、B社ではなく、他社カードを申し込めば良いだけの話です。
しかし「どうしてもB社のカードじゃないとダメ!」というAさんの場合は、最低でも1年以上申し込みをしない形でするべきだが。
「時間の経過」を待つか、クレジットカード審査に通りやすいように自分自身の属性(勤務先企業、年収、勤続年数)を増やしてから、申込みに再チャレンジするしかないと言えるでしょう。
でもたった1年という短期間でAさんの申込属性が大きく変化することは現実的に難しいと考えられます。
なので、前者の「時間の経過を待つ」という方法しかないと言えるのではないでしょうか。これは、カード業界内で知られていることですが・・。
1回審査に落ちてしまったカードや同じ発行会社に対して、闇雲に申込回数を増やしても、審査通過やカード発行に至る確率は、通常(まだ審査落ちしていない段階)よりも低いと考えられています。
この状況は銀行の融資にも似ていることであり、銀行から与信枠を得られず、一度融資を断られてしまった。そして、個人が半年~1年という短期間を経て、再び同じ銀行に申し込みをするケース。
以上が殆ど同じと考えて良いため、「融資される可能性の低さ同様、カード審査に通る確率が低い」というのは、納得できることだと言えるのではないでしょうか。
審査が不安な人にお勧めなのは、この1枚です。
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ACマスターカード
カード発行可能か3秒診断できます。
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このカードは大きなキャッシング枠とショッピング枠でも知られており、自動契約機を利用すれば、即時審査・スピード発行が可能です。
カードローン会社のアコムにはローンカード発行審査で培った独自の基準があるため、比較的取得しやすいです。
なので、まずはアコムで確実にカードを作って、継続的にサービスを利用しながら、実績や信用力を身に付けることが理想的だと思います。
審査に自信のない人は申込時に利用限度額を低めに設定しましょう。特に、キャッシング枠は可能な限り0とすべきです。キャッシングはカード利用用途に定めがなく、自由に借りられるお金なので、ショッピングと比べ審査は厳しくなります。
借入に明確な目的がある場合、目的ローンを利用することで金利を安く抑えられますので、本当にキャッシング枠が必要か、よく考えて申し込みすべきです。
少額でもカードさえ発行できれば、利用実績を作りつつ増枠申込をすることで限度額変更が可能です。
それでも審査に落ちた人は、落ちた人のためのページで対策を考えましょう。
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