「クレジットカード審査の通過率100%を目指す」をテーマとした専門サイト
ポケットカードの審査は甘いのでしょうか?それとも厳しいのでしょうか?このページで徹底解説して います。
一般社団法人クレジットカードアドバイザー協会なんば校講師
ダイナース、アメックス、VISAなどプラチナカードを複数枚保有。ANAの飛行機ダイヤモンド会員で、年間獲得マイル数は50万マイル越える。
「ポケットカードの審査に通過する方法を教えてください。」
「p-oneカードの審査は厳しいのでしょうか。」
最近カード名に言及した質問をよくいただきますので、今日はP-oneカードの審査について解説したいと思います。
まず入会資格として、「高校生を除く18歳以上、電話連絡可能(自宅)、安定した収入のある人もしくはその配偶者」とありますので、専業主婦の人は、家族カードとして申し込む必要があります。
また、安定した収入のあるパートやアルバイトの人も申込み可能でしょう。
カードの機能面については、よくわからないので、興味のある人は公式サイトを見ていただくとして・・・このクレジットカードの審査について言及します。
これは、私の友人の例ですが
- 上場企業社員
- 勤続6年
- 29歳
- 年収550万円
- 個人信用情報機関への異動情報(ブラック情報)無し
- 自己破産歴無し
- アパート暮らしで携帯電話のみ
上記属性であるにも関わらず審査に落ちてしまったようです。
これ、クレジットカード会社の入会資格ページを見ますと「ご自宅に電話連絡が可能」とありますが、私の知人の場合、固定電話を引いていないため入会資格を満たしていないから審査に落ちたのではないかと考えています。
固定電話、携帯電話の違いによって落ちるって本当?でも解説していますが審査上、固定電話があれば有利ですが固定電話が無いからと言って審査に落ちることはまずありません。
この場合、P-oneカードの入会資格を満たしていなかった(ご自宅に電話連絡が可能)ので審査に落ちたのでしょう。
クレジットカードを申し込む際は、入会資格を確認して条件を満たしているか?を確認してから申し込みしましょう。これは、ケアレスミスという事例でした。
なお、P-oneカードに限らず1度審査に落ちた場合は、半年から1年程度は期間を空けてから申込みされることをお勧めします。
理由は、個人信用情報期間に申込情報が残るからです。
審査に通過すると契約情報が記録されますが、審査落ちの場合、申込情報しか残らず審査に落ちたことがわかってしまうからです。
この履歴は半年後には、無くなりますのでくれぐれもカード多重申し込みだけは避けましょう。
また、P-oneカードにはリボ払い専用のP-one FLEXYカードがあります。リボ払いは年収が低い人にとっては、毎月少額での返済で商品を購入できますので、便利な機能だとは思いますが、審査上好ましくありません。
なぜかと言いますと、個人信用情報機関では、キャッシング枠やショッピング枠などの利用可能額以外でもクレジットカードの種類までは把握できません。しかし、リボ払い専用カードの場合、特定される可能性があります。
リボ払いが悪影響を及ぼしますか?でも解説していますが「リボルビング専用カード」を持っていると審査上、好ましくありませんので気を付けてください。
この人も私の知人ですが、クレジットカードを3枚(三井住友カード・エポスカード・地銀系のクレジットカード)、与信枠は3枚合計でも年収の15%程度。勤続年数は2年で肩書は会社役員です。延滞履歴は一切無しです。
一見、属性や個人信用情報にも問題無いように思われますが、この人もP-oneカードに落ちました。
以下私の私見ですが・・・
- 短期間で複数枚発行されていなければ、クレジットカードの所持枚数自体は問題ありません。今の時代、1人で2~3枚はカード持っているのは当たり前です。3枚は十分許容範囲です。
- 与信枠を見ても年収の15%程度ですし、総量規制の1/3まで余裕がありますので問題無さそうです。総量規制は、こちらのページでも解説しています。
- 会社役員ということで、役職者ではありますが、この人の場合、中小企業ですので自営業者と同じ扱いを受けた可能性がありますが、これが原因で審査に落ちたとは考えられません。
延滞歴が無いわけですから個人信用情報の異動情報が原因で審査に落ちたとは考えられません。
以上から本人属性とは全く関係ない部分で審査落ちした可能性があります。本人にヒアリングを行ったところ、P-oneカードを申込みした時は、非常に仕事が忙しくて海外出張に行っていた。
また、営業電話が本人宛にかかってくるので「そのような者は当社に在籍していません。」と電話口で伝えるようスタッフを教育していた。とのことでした。
- 審査落ちの原因としては、カード会社からの在籍確認の際、本人が当該企業で勤務していることが把握できなかった。
- 仕事で忙しかったため書類に不備があった(申込み書や本人確認書類の未送付)。
考えられる理由としては、この2つです。今回、2名の事例を紹介しましたが、いずれも未然に防げるものです。たかが、クレジットカードの申込みなどと甘く見ていると、このようなケースになります。
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