企業のWebマーケティングを支援する株式会社Faber Company(ファベルカンパニー/本社:東京都港区、代表取締役:稲次正樹、古澤暢央)は2019年10月2日、SEOプラットフォーム「MIERUCA(ミエルカ)」に、ユーザーニーズの読み解きをさらに効率化する新機能「クエリタイプ分析機能」を追加したことを発表しました。
開発の背景
検索エンジンが機械学習技術を取り入れて、検索におけるユーザー行動の評価を順位に反映できるようになり、その傾向は強くなってきていると考えられています。
Faber CompanyでSEOの成果向上に取り組む“コンテンツ職人”は現在、対策キーワード選定と記事の構成案を作るヒントとして、ユーザー行動が反映されるであろう検索結果(SERPs)の1ページ目を深く読み解き、ユーザーニーズごとにサイトを分類しています。私たちは、検索結果の調査・ユーザーニーズ分類は、コンテンツの骨子となる「構成案」の作成における必須条件と考えているからです。しかし、SERPsの読み解き・分類は、経験や感性といった属人的な要素で結果が左右されるため、SEO初心者には難しい側面がありました。
そこで初心者の方でも見やすく、分析を効率化できる機能が必要と考え、職人の手元を再現できる「クエリタイプ分析機能」を開発しました。
クエリタイプ分析機能でできること
我々は、ユーザーニーズごとに5つのクエリタイプを定義しました。
コンテンツページで狙える4つのクエリタイプ(「とは」、「HOW TO」、「比較検討」、「感情」)、コンテンツページでは狙えない「取引」の5つです。クエリタイプ分析機能では、検索結果上でどのタイプが強い傾向にあるのかを把握し、「だれに向けて何を書けばいいか」の分析を短時間で行います。検索結果におけるユーザーニーズ読み解き、ターゲット設定のきっかけとなります。
今後の展望
本機能リリースをスタートラインとして、さらなる検索結果読み解き精度の向上、ユーザー検索意図、背景の理解ができるような機能に進化させ、良質なコンテンツ作りを支援していきます。
MIERUCA(ミエルカ)とは
Faber Companyが10年以上にわたる検索エンジンマーケティングの知見をもとに、人工知能(AI)を活用して開発したSEOプラットフォーム。
① コンテンツ企画・制作・評価・改善に加え、競合サイトを含むSEOパフォーマンス計測ができるツール、②セミナーや動画など自律的に学べる学習コンテンツ、③個別コンサルティング の三位一体で、インハウス(導入企業内)でのSEO・コンテンツ施策を支援する。
2015年3月リリースし、現在の導入企業は1,000社を突破。(2019年7月末現在)開発メンバーには、ウェブアナリストで当社CAO(Chief Analytics Officer)・小川卓に加え、国立大学豊橋技術科学大学情報・知能工学系の吉田光男助教、明治大学理工学部情報科学科・髙木友博教授ら、人工知能の権威が加わる。ソフトウェア特許申請中。
Faber Company(ファベルカンパニー)とは
「日本の職人技と先端テクノロジーの融合」をコンセプトに、企業のWebマーケティングを支援。2005年の創業以来、クライアント企業のSEO施策、コンテンツ制作などの事業を展開。2013年からSEOプラットフォーム「ミエルカ」の自社開発を開始し、2015年リリース。国立大学法人豊橋技術科学大学との共同研究を皮切りに、明治大学などとも産学連携でWebマーケティング分野への人工知能の応用研究に力を注いでいる。
会社名: 株式会社Faber Company
所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル5階
代表者: 代表取締役:稲次 正樹、古澤暢央
資本金: 1億円
設立: 2005年10月24日
事業内容: MIERUCA(ミエルカ)事業、コンサルティング事業、サイトM&A事業、メディア事業、
ミエルカコネクト(Web人材紹介)事業
<本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)
広報担当:井田(いだ)
TEL:03-5545-5230