経歴
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学生時代
大阪大学 外国語学部に入学。3年次に1年休学し4カ国でワークエクスチェンジを経験。
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2020
1年目 - Faber Company 新卒入社 ~ ヒートマップチームに異動新しく生まれた地方企業専門の営業チームに参画
半年後、「ミエルカヒートマップ」のコンサル営業を担当 -
2021
2年目 - ヒートマップチーム「ミエルカヒートマップ」のマーケティングを担当
課題解決力を活かして「ミエルカヒートマップ」の開発ディレクションを兼任 -
2022
3年目 - エンジニアチームに異動主力サービス「ミエルカSEO」「ミエルカヒートマップ」の開発ディレクション担当に
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2023~
4年目 - エンジニアチーム開発ディレクションをしつつ、海外カンファレンス登壇、既存サービスの海外展開、新規サービスの立ち上げに挑戦
まず現在の仕事について教えてください。
ビジネス側と開発チームとの橋渡しをしながら、MIERUCA(ミエルカ)などの自社マーケティングツールの機能改善を手がけるプロダクトマネージャーです。
開発業務だけでなく、Webサイトのディレクションや海外カンファレンスでの登壇など、幅広く任せてもらっています。2023年4月には、欧州最大のSEOカンファレンス・ brightonSEOでも登壇してきました。
セッションタイトルは「How to maximize your website’s conversion rate」。私が手がけた、ミエルカヒートマップの商品紹介ページの受注率を改善した成功事例をお話しました。その前年参加したときは聴衆としてでしたが、Google Search CentralのTech writerであるLizzi Sassman(リッジー・サースマン)氏にインタビューする機会をもらえたことも大きな転機でしたね。
でも入社当時は、自分がプロダクトの開発担当になることも、その経験を活かして海外カンファレンスで登壇することも、まったく予想していませんでした。
なぜ開発に所属することに?
2020年新卒入社で、いったん営業を経験した後、CS(カスタマーサクセス)として、お客様に伴走しながらビジネスを伸ばすお手伝いをする仕事を希望しました。ヒートマップチームに所属して、お客様のWebサイトの改善を通じて、受注率などを上げるコンサルティングに従事することに。
この提案型コンサルティングで複数のサイトを改善できるようになってくると、自社サービスに対しても、より自分ゴトとして捉え、改善したいという気持ちが芽生えました。そこでデザイナーとともに自社の商品紹介ページのリニューアルを手がけてみたら、1.5倍もの受注率改善に成功できたのです。
この経験を通じて、サイトだけでなく、プロダクトも含めて自分で手を動かして、形を作っていくことを、過程やプロセスごと楽しめるようになりました。
自分自身のやりがいや楽しみ、そして周囲からの評価を含めて、自社プロダクトを横断的に改善につなげることができる開発部門に入ることにしたのです。
前例にないキャリアを歩んでいくことに不安はありませんでしたか?
会社としても未経験者を登用するのはチャレンジングですよね。でもお客様のサイト改善→自社サイト改善→自社プロダクト改善という道のりで開発に至ったのは、自分的には正しかったと思います。まずプロダクトが使われる現場を知って、その経験をモノづくりに活かすことができますから。私自身は「未経験でも楽しければOK!」という感覚で挑戦しました。
「スキルがあれば海外でも働けそう」。漠然としたイメージから興味を持ったデジタル業界
入社のきっかけ、Faber Companyに決めたポイントは?
小さい時から海外の文化に触れて育ってきたので、「いつかは海外に住みたい」という思いがありました。ただ就活の時まで「これをしたい」は特になく、漠然としていたんですよね。
なので「スキルがあればどこでも働ける」ようなイメージがあって、IT・デジタルやマーケティング関連で就活をしていました。
Faber Companyを受けて感じたことは2点ありました。
- Webマーケティングの先進的な知識・スキルが身につけられそう
- 採用担当者に思ったこと素直に言っても、受け止めてくれた感じがした
自分に自信をつけることができて、ありのままをウェルカムだと捉えてもらえる、そんな場所で仕事がしたいと思い、入社しました。
入社3年間で、自分の得意・特異を発見して開花させている様子に見えます。
私は他の人と比べて、何か目に見えるスキルがないかも知れませんが、スタンスや考え方として、「思った方向に突き進む」「誰に対しても自分の意見を言って、やり遂げるまでやる」ところは、当社で活かせているように思います。
どちらかといえば負けず嫌いで、長距離が得意なタイプ。外的要因で困難なことがあっても、簡単に諦めたくない、失敗では終わらずに経験を得ていけたらと思う人間なんです。
私の採用担当者だった取締役の副島には「特定の技術的スキルを獲得して突き詰めるというより、幅広くビジネス開発からマーケティング、プロダクト開発まで、ミニCEO的な視点で取り組めるタイプだから」と、経験の場を与えてもらっています。
ターニングポイントになった仕事、印象に残っている仕事は?
「今までの全部」じゃないですかね…。無駄だったことは一つもないです。営業はキライでしたが、後から振り返ると、実はすごく重要な経験だったと感じてます。Webディレクションから開発を経験させてもらえたこともターニングポイントになっています。
何においても、全力でやり切った先に、学びがある。どんな仕事にも、意義を見つけることはできると思います。節目ごとに「自分で納得する仕事ができたか」が、自信をつけるためのベースかなと。
「困難があっても一緒にファイティングポーズを取れる」後輩を育てたい!
今後どのようにキャリアを積んでいきたいですか?
主に2点あります。
1.プロダクト開発では、サービスの海外展開をどんどん進めていきたいです。そのためにも、プロダクトを海外の人たちにも広く知ってもらいたい。2023年6月21日には、ラスベガスで開催されるconversion conference 2023で2度目の海外カンファレンス登壇に挑戦する予定です(テーマは「Failure to Success: A Step-By-Step Case Study on 50% Growth.」)
2.既にあるサービスを伸ばしていく意味でも、自分自身も成長しつつ、似たような人材を育てていきたいです。困難があってもファイティングポーズを取り続け、自分軸で判断しながら、案件をまとめられる、そんな後輩と一緒に仕事がしたいですね。
ペアで登壇もいいよなあ〜
後輩ちゃんとかと一緒にできるといいな〜 pic.twitter.com/tdZdl9i38h— Rio Ichikawa (@RiRiIchikawa) April 21, 2023
Faber Companyを受ける人に一言メッセージを!
自分が将来どうなりたいとか、ぼんやりでもある人、信念がある人は、活躍する会社だと思います。自分の成長のきっかけになると思うので、前向きに捉えられる人と働きたいですね。
当社には「異能異端を和える」という言葉がありますが、独自路線の視点や提案も割と尊重してもらえます。目の前の仕事を楽しんでやり切っていける人が、増えると良いなと思います。