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アイフルの借り換えMAXの最新情報~審査落ちの原因とは?

アイフルの借り換えローンは、「審査に通りやすい」と言われています。

しかし、その一方で「審査に落ちた」という口コミも見られ、自分は大丈夫だろうかと不安になってしまう方もいるでしょう。

そこで、アイフルの借り換えローン審査に落ちてしまいやすい条件を徹底調査!

その結果、見えてきた審査落ちする原因を解説するとともに、借り換えローンを使用するメリット&デメリットを紹介していきます。

アイフルの借り換えローンが「審査に通りやすい」は本当

まず結論から言って、アイフルの借り換えローンはとても審査に通りやすい商品です。

ただ、これから紹介する「審査に落ちる人の特徴」に当てはまる人は要注意。

アイフル以外の商品とも比較してから申し込むべきでしょう。

アイフルの借り換えローン審査に落ちやすい人の特徴とは?

  • 信用情報に傷がある
  • 借入件数や総額が多い
  • 属性情報によるスコアリング評価が低い

審査に落ちやすい人には以上のような傾向があります。

それぞれ実際に「審査に落ちた」という人のリアルな口コミを交えながら、チェックしていきましょう。

彼らの口コミを検証することで、あなた自身が審査に通りやすいかどうかが分かってくるはずです。

借り換えローンの申込当日にすぐ落ちた!

アイフルの借り換えローンに申し込んだのが午前中ですが、午後には審査落ちの連絡がメールで届きました。理由については特別教えてくれなかったため自分で調べましたが、私の場合は1年前に別の消費者金融で延滞をしてしまったのが原因に思えます。

神奈川県/30代・男性/正社員

審査に落ちた原因1|信用情報に傷があった

アイフルの借り換えローンでは、審査時に信用情報機関と呼ばれる機関にて申込者の信用情報を照会しています。

信用情報とはクレジット、ローンなど全般の申込情報や契約内容、支払状況のこと。

法に則って運営されている企業のクレジットやローンを使用した場合には、必ずこれらが信用情報機関に登録されます。

そのため、「過去にクレジットやローンの返済延滞があった」といった情報もすべてアイフルには伝わってしまうんですね。

ただ、返済の遅れも数日程度の短い期間であれば、「滞納情報」というやや軽い意味合いの情報登録になります。(延滞後に連絡なし、応答なし、延滞をくり返すなど利用態度が悪い場合はこれに限りません)

一方、61日以上or3ヶ月以上も返済が遅れた場合には、「遅延情報」となり、「金融事故」扱いへ。

金融事故情報が登録されることは、ブラックリスト入りになったと言われることもあるほどです。

登録期間中(延滞解消から5年)は借り換えだけでなく、一切クレジットやローンを新たに組むことができないと思って良いでしょう。

また、延滞のほか、自己破産や任意整理、個人再生といった手続きをおこなっている場合にも金融事故扱いとなります。

あちこちから借りすぎていたため借り換えしたかったが……

ひとつのカードローンを使いすぎてしまいその返済に別のカードローン、またその返済のために別のカードローンといった感じで、どうにもこうにもいかなくなっていました。そんなときにアイフルの借り換えが良いと知り、申し込んだのですが、結果は審査落ちでした。

東京都/30代・男性/正社員

審査に落ちた原因2|借入件数が多すぎた

アイフルの借り換えローンは、すでにほかのキャッシング会社と契約している人向けのローンです。

しかし、その借入件数があまりに多いと「返済計画を立てられない人間」=「信用のできない人間」と思われてしまう恐れがあるでしょう。

具体的な件数は明かされていませんが、3社以上から借りていると審査が厳しくなり、5社以上になるとまず通らないと言われています。

また、件数だけでなく借入総額が収入に見合わないほど大きい場合も審査に落ちる可能性が高いでしょう。

転職したばかりなせいか審査に落ちました

環境を変えたく、給料が低い会社へと転職しました。それにともない2社へのカードローン返済が厳しくなってきたためアイフルの借り換えローンに申し込みました。が、審査落ちでした。

愛知県/20代・男性/契約社員

審査に落ちた原因3|スコアリング審査により返済能力が低いと判断された

アイフルの借り換えローン審査において、一番重要視されるのは「返済能力があるかどうか」といった点です。

どのようにしてそれを判断されるかといえば、年齢や職種、家族構成などさまざまな情報を数値化し、「◯点以上なら返済能力が十分にある」というようにスコアリングから導き出されれます。

その中に「勤続年数が長ければ長いほど安定して収入を得ているとみなされる」という点があるため、上記口コミの方は審査に落ちてしまった可能性があるでしょう。

【メリット&デメリット】アイフルの借り換えローンを徹底調査!

アイフルの借り換えローンには、「かりかえMAX」「おまとめMAX」の2種類があります。

ローンそのもののメリット&デメリットを探る前に、まずはそれぞれの違いを理解しておきましょう。

「かりかえMAX」はアイフルと初めて契約する人向け

利用条件はじめてアイフルを利用する満20歳以上かつ、返済能力を持つ人
使用用途他社借入の借り換え・おまとめのみ
貸付利率3.0%~17.5%(実質年率)
貸付限度額1万~800万円
担保不要
連帯保証人不要

アイフルの「かりかえMAX」は、アイフルとはじめて契約を結ぶ人のみが利用できるローンです。

年齢に関しては満20歳以上であれば上限がないのが、一般的なカードローンとは異なるポイントでしょう。

また、「かりかえMAX」で借りたお金は、あくまで返済のためにしか使うことができません。ご注意ください。

「おまとめMAX」は既にアイフルと契約している人向け

利用条件満20歳以上かつ、返済能力を持つ人
使用用途他社借入の借り換え・おまとめのみ
貸付利率3.0%~17.5%(実質年率)
貸付限度額1万~800万円
担保不要
連帯保証人不要

アイフルの「おまとめMAX」は過去にアイフルを利用したことがある、または継続利用中の人が利用できるローンです。

そのほかの概要については、「かりかえMAX」と全く同じであり、アイフルの利用経験の有無以外でどちらにしようかを選ぶ必要はありません。

2019年現在、金利に違いなし

アイフルの「かりかえMAX」と「おまとめMAX」は、以前まで後者のほうが上限金利を低く設定されていました。

そのため、古い情報のサイトでは「おまとめMAXのほうが金利も低くお得」と記載されています。

しかし、2019年現在では「かりかえMAX」も「おまとめMAX」も金利差がないため、勘違いしないよう気をつけてください。

メリット&デメリットを具体的な借り換え例から解説!

アイフルの「かりかえMAX」や「おまとめMAX」を利用した場合、どれほどのメリットが生まれるのか。デメリットはないのか。

具体的な例をあげてチェックしていきましょう。

(例)総額100万円の他社借入をアイフルで借り換えた場合

・A社から50万円
・B社から50万円
・どちらも金利18.0%、残高スライド返済方式

元の返済額・月々の最低返済額26,000円
・58回払い、利息額252,162円
アイフルの3年契約で借り換え後・月々の返済額35,000円
・36回払い、利息額240,405円
5年契約・月々の返済額24,000円
・60回払い、利息額412,017円
7年契約・月々の返済額1万7,000円
・84回払い、利息額56万4,016円
10年契約・月々の返済額17,000円
・120回払い、利息額792,103円

そして、アイフルの「かりかえMAX」や「おまとめMAX」は最長10年までの契約が可能です。

そのため、今回は3年・5年・7年・10年とそれぞれの返済期間に応じた月々の返済額と利息額を算出してみました。

月々の返済負担を減らそうと思うと利息が上がり、利息を減らそうと思うと月々の返済額が大きくなっていますね。

ちなみにこの例では総額100万円をアイフルで借り換えたため、「100万円以上の借入の場合、上限金利が15.0%」という法律が適応され、金利が3%も下がりました

借り換えメリット1:支払回数を増やせば月々の返済額が減らせる

アイフルの「かりかえMAX」や「おまとめMAX」を使用するメリットは、月々の返済額をこれまでの契約とは変更できる点でしょう。

これによって月々の返済額をこれまでよりも減らすことができるため、「毎月の返済が厳しい」と追い込まれている人にとっては助け舟となります。

借り換えメリット2:管理が楽になる

利用しているキャッシング会社が多ければ多いほど、返済の手間が増えたり、それによって偏差期日を忘れてしまったりなどのミスも起こりやすくなります。

そのため、アイフル1本に絞ることは管理が楽になるほか、精神的にも楽になるといったメリットを得られるでしょう。

借り換えデメリット:返済方式が変わることで利息が増えやすい

上記の表を見ていて、ふと「元の返済額とアイフルの借り換え5年契約では支払回数がほとんど変わらないのに対して、後者は利息が非常に高い」ことに気づかれたでしょうか。

このような利息差が発生するのは、元々の契約が「残高スライド返済方式」であり、アイフルの借り換えローンは「元利定額返済方式」のためです。

残高スライド元利定額返済方式は借入残高に応じて最低返済額が決まるため、返済初期は返済額の負担が大きいものの徐々に返済額が減っていくといった特徴があります。

それに対し、元利定額返済方式は返済初期から最後まで返済額は一定。無理のない金額を設定できるメリットがある反面、返済期間も利息も膨らみやすいのです。

現在、多くのカードローンは残高スライド返済方式を利用しているため、他社からアイフルに借り換えをおこなうことで「月々の返済額が減っても、利息額が増えてしまう」デメリットは起こりやすいでしょう。

結論:借り換え前に自分にとってメリットが大きいかどうかを考えよう

アイフルに借り換えるメリットは主に「月々の返済負担が減る」「複数のキャッシング契約をまとめるなら、管理が楽になる」といったものです。

そのため、基本的には現在の返済状況を「しんどい」と感じている人ほど向いているといえるでしょう。

一方、それほどしんどい訳ではないものの「借り換えることで金利が下がる」といった点で魅力を感じている場合には、総利息額が跳ね上がらないかどうかもよく考えることをおすすめします。

【全5社と比較】借り換えローン&おまとめローン

アイフルの「かりかえMAX」や「おまとめMAX」を検討するために、他社の同商品とも比較してみましょう。

同じ大手消費者金融と比較

アイフルアコムレイクプロミス
貸付利率3.0~17.5%7.7~18.0%13.0~17.0%6.3~17.8%
貸付限度額1万~800万円1万~300万円1万~300万円1万~300万円
返済方式元利定額返済方式元利定額返済方式元利定額返済方式元利定額返済方式
最長返済年数10年13年7ヶ月8年10年

はじめに大手消費者金融4社を比較してみましょう。

貸付利率と貸付限度額で比較

貸付利率の下限はアイフルが一番低くなっていますが、これは貸付限度額が他社よりも大きいためでしょう。

借り換え金額が大きければ大きいほど、アイフルでの借り換えはメリットが大きいのです。

一方、利率上限はレイクが一番低いものの、100万円以上の借り換えであればどこの消費者金融でも15.0%以下になるため、そこまで気にする必要はないでしょう。

返済方式で比較

返済方式についてはどこの消費者金融も元利定額返済方式。

月々の返済負担を減らすことに重きを置いた方式となっています。

最長返済年数で比較

最長返済年数はアコムが最長となっており、月々の返済負担をとにかく減らしたいのであればアコムを選んでも良いかもしれません。

ただし、総利息額は膨大に膨らむと考えられるため、最長返済年数は長ければ長いほど良いというものではないと心得ておきましょう。

審査条件で比較

基本的に大手消費者金融の審査条件はほとんど変わらないものと思って良いでしょう。

銀行と比較

アイフルauじぶん銀行東京スター銀行
貸付利率3.0%~17.5%
(実質年率)
1.48%~17.5%
(年率)
1.8%~14.6%
(年率)
貸付限度額1万円~800万円10万円~800万円50万円~1000万円
返済方式元利定額返済方式表記なし元利定額返済方式
最長返済年数10年表記なし10年

次に銀行の借り換えローンと比較してみましょう。

貸付利率と貸付限度額で比較

まず、auじぶん銀行は貸付限度額がアイフルと変わらないのに対し、貸付利率の下限が極めて低くなっています。

auじぶん銀行カードローンは、誰でもコースの場合、金利が1.38%~17.4%(年率)とさらに低くなるため、800万に近い金額を借り換えようと思っているのであればauじぶん銀行が魅力的です。

審査条件で比較

金利などお得な点だけで見れば、やはりアイフルのような消費者金融ローンよりも銀行ローンはとてもメリットが大きいです。

しかし、その魅力と審査の厳しさが比例することが銀行ローン最大のデメリットになります。

そのうえ、「近年は銀行カードローンの審査が甘いせいで首の回らない債務者が増えた」という理由で、2018年からは「即日融資禁止」となってしまいました。

これにともない審査自体も厳しくなっているため、属性情報に自信がない場合には、「審査に長く待たされたあげく落ちた」ということになる可能性は高いでしょう。

審査に通過しやすい借り換えローンを探しているならアイフルへ

アイフルの借り換えローンはトータルで見て、大変おすすめできる商品です。

金利も大手消費者金融の中では比較的良心的ですし、なんといっても審査に通りやすいというのが最大のメリット!

借り換えローンを使用するか悩んでいるケースの多くは、現在の返済状況に難があり困っていることもあり、即日融資も可能なアイフルは強い味方になってくれることでしょう。

なお、早めの融資を希望するのなら、平日の午前中までに申し込みを済ませることをおすすめします。

一方、急がない場合で収入や職業などの属性的に自信があるのであれば、銀行の借り換えローンも検討してみましょう。

監 修

塚越 一央

1978年に三和銀行(現 三菱UFJ銀行)入行後、2008年に三菱UFJリサーチ&コンサルティング転籍。その後2019年に塚越FP社労士事務所を開業する。日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム2019」では相続セミナーの講師を担当する。

保有資格 :
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 社会保険労務士
  • 宅地建物取引士

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