「複数の借金があるのでひとつにまとめてスッキリしたい!」
「今よりも良い条件で借入して利息を減らしたい!」
「返済がキツイので毎月の返済額を軽減したい!」
このような時に利用を考えるのが「おまとめローン」ですよね。
そんなおまとめローンは「アイフル」にも存在します。
そこでこの記事ではアイフルのおまとめローンの特徴やメリット・デメリットなどを、他社のおまとめローンやカードローンとの比較などを交えながら詳しく解説していきます。
アイフルのおまとめローンの特徴
アイフルのおまとめローンのメリット&デメリット!
アイフルのおまとめローンと他社ローンを徹底比較!
アイフルのおまとめローンをおすすめする人・しない人
アイフルのおまとめローンの審査
アイフルのおまとめローンの審査には「在籍確認」もある!
アイフルのおまとめローンについてよくある質問まとめ
アイフルのおまとめローンの返済はどんな感じになる?
申し込みから審査、おまとめまでの流れ
アイフルのおまとめローンの特徴
アイフルのおまとめローンには以下の2つがあります。
- かりかえMAX
- おまとめMAX
そこでこの章では、この2つの違いやそれぞれの特徴などを中心に解説していきます。
かりかえMAXとおまとめMAXの違い
かりかえMAXとおまとめMAXの2つがどう違うかを確認するために、まずは貸付条件から確認していきましょう。
かりかえMAX | おまとめMAX | |
---|---|---|
貸付対象者 | アイフルを初めて利用する人 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有しアイフルの基準を満たす人v | アイフルを利用中、または過去に利用した人 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有しアイフルの基準を満たす人v |
貸付利率 | 他社借入金の借換えのみ | 他社借入金の借換えのみ |
遅延損害金 | 年3.0%~17.5%(実質年率) | 年3.0%~17.5%(実質年率) |
貸付額 | 20.0%(実質年率) | 20.0%(実質年率) |
返済方式 | 1万円~800万円 | 1万円~800万円 |
各回の返済金額 | 元利定額返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期間及び返済回数 | 毎月決められた固定金額(初回と最終回は異なる場合あり) | 毎月決められた固定金額(初回と最終回は異なる場合あり) |
担保・連帯保証人 | 不要 | 不要 |
違う部分は以下のように貸付対象者のみとなります。
- かりかえMAX→アイフルがはじめての人限定
- おまとめMAX→アイフルを利用中、または過去に利用した人限定
このため、貸付条件やサービスなどに違いはありません。
よってここからの解説は、かりかえMAX・おまとめMAXどちらにも共通するものとなります。
おまとめの対象となる借入
アイフルのおまとめローンの対象となるのは、貸金業者(みなし貸金業者含む)からの借入債務に限定されます。
ここで言う、貸金業者というのはおもに以下の3つです。
- 消費者金融
- 信販会社
- クレジット会社
これらのカードローンやキャッシング、フリーローンなどが、アイフルのおまとめの対象となります。
このため、銀行のカードローンやフリーローン、クレジットカードのショッピング枠は対象外です。
アイフルのおまとめローンは総量規制の例外!
アイフルのおまとめローンは総量規制の例外となります。
総量規制の例外とは、総量規制の借入計算に含めるものの、例外的に年収の1/3を超える金額の借入ができるものを指します。
アイフルのような消費者金融は総量規制の対象ですので、年収の1/3までしか借入できません。
このため、年収が360万円の人なら1/3の120万円までが借入上限となるんですね。
しかし、総量規制の例外となる借入に対しては、年収の1/3を超える金額の借入も可能なのです。
よって、アイフルのおまとめローンは年収の1/3以上の借入ができる可能性もあります。
通常のカードローンとはどう違う?
アイフルのメイン商品は「カードローン(キャッシングローン)」です。
このカードローンとおまとめローンはどのように違うのでしょうか?
まずはカードローンの貸付条件を確認していきましょう。
貸付対象者 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有し、アイフルの基準を満たす人 |
---|---|
貸付利率 | 年3.0%~18.0%(実質年率) |
限度額 | 800万円以内※ |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済期間及び返済回数 | 1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回) |
担保・連帯保証人 担保 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0%(実質年率 |
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
貸付条件でもおもな違いは「上限金利」です。
おまとめローンの上限金利は17.5%ですが、カードローンは18.0%です。
このため、おまとめローンの方が0.5%低いです。
貸付条件以外では以下の部分が異なります。
- 総量規制の有無
- 資金使途
- 追加借入の可否
総量規制の有無
先に解説したとおり、アイフルのおまとめローンは総量規制の例外です。
しかし、カードローンは総量規制の対象となります。
よって、借入できるのは年収の1/3までという制限があります。
資金使途
資金使途にも違いがあります。
おまとめローンは「おまとめ・借換えのみ」となりますが、カードローンは「事業性資金以外なら基本自由」です。
そのため、カードローンの方が様々な利用目的で借入できます。
追加借入の可否
追加借入ができるかも異なります。
おまとめローンは返済専用の商品であるため、借入後は返済していくのみとなり、追加借入ができません。
これに対してカードローンは、限度額の範囲内で何度でも追加借入が可能です。
アイフルのおまとめローンのメリット&デメリット!
ここからは、アイフルのおまとめローンのメリットとデメリットをお伝えしていきます。
メリットとデメリットを把握しておけば、自分にあったローンなのかを判断しやすくなりますので是非参考にしてください。
メリット
アイフルのおまとめローンのメリットは以下の3つです。
- 審査がスピーディー
- 最短即日融資が可能
- 総量規制の例外となる
審査は最短即日で終了しますので、申し込みしてから審査結果を待つ時間は最小限で済みます。
アイフルの無人契約機に行けるなら即日融資も可能ですので、「今日中におまとめしたい!」という要望にも対応してもらえます。
総量規制の例外となるため、年収の1/3以上の借入も可能となっています。
デメリット
アイフルのおまとめローンのデメリットは以下の2つです。
- 上限金利が高い
- 追加借入ができない
上限金利が17.5%と高いため、おまとめしても金利が下がらずに利息が増えてしまう可能性もあります。
アイフルのおまとめローンは返済専用商品であるため、追加借入はできません。
このため、「また借りたくなった」という場合には対応してもらえません。
アイフルのおまとめローンと他社ローンを徹底比較!
「アイフルのおまとめローンは他社と比較してどうなの?」という部分は、多くの人が気になる点ではないでしょうか。
そこでこの章では、アイフルのおまとめローンを他社ローンと比較して、アイフルの強みと弱みをお伝えしていきます。
今回は以下の5項目で比較しています。
- 金利
- 限度額
- 審査時間
- 融資時間
- 資金使途
金利で比較!
ローンタイプ | ローン名 | 金利 |
---|---|---|
消費者金融系おまとめローン | アイフル おまとめMAX | 年3.0%~17.5% |
アイフル かりかえMAX | 年3.0%~17.5% | |
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン | 年7.7%~18.0% | |
プロミス おまとめローン | 年6.3%~17.8% | |
消費者金融系カードローン | SMBCモビット | 年3.0%~18.0% |
レイク | 年4.5%~18.0% | |
銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 年1.8%~14.6% |
金利を比較する時は「上限金利」に注目します。
理由は、金利は審査を受けてみるまではいくらになるか分らないからです。
そのため、その商品で設定される一番高い金利である上限金利で高低を判断する必要があります。
上限金利で比較した場合、アイフルのおまとめローンは消費者金融系おまとめローンとカードローンの中ではやや低くなっています。
ただし、低いといっても17.5%であるためそれほど大きな違いはありません。
そして、銀行カードローンと比べると明らかに高いですね。そうした事から、金利に関しては大きなメリットはありません。
限度額で比較!
ローンタイプ | ローン名 | 限度額 |
---|---|---|
消費者金融系おまとめローン | アイフル おまとめMAX | 最大800万円 |
アイフル かりかえMAX | 最大800万円 | |
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン | 最大300万円 | |
プロミス おまとめローン | 最大300万円 | |
消費者金融系カードローン | SMBCモビット | 最大800万円 |
レイク | 最大500万円 | |
銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | 最大800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 最大500万円 |
限度額で比較した場合、アイフルのおまとめローンは最大800万円と今回の比較対象の中では、トップクラスの額となっています。
ただし、限度額はどの商品も審査で決定されます。
審査で返済能力を判断され、その返済能力に見合った金額が設定されるのです。
こうした事から、誰しもが表中の金額が借入できるわけではないですね。
とはいえ、アイフルのおまとめローンは総量規制の例外となるため、消費者金融系カードローンよりも借入上限が大きいというのはメリットです。
消費者金融系カードローンは総量規制によって年収の1/3までしか借入できませんが、アイフルのおまとめローンであれば年収の1/3超の借入ができる可能性があります。
審査時間で比較!
ローンタイプ | ローン名 | 審査時間 |
---|---|---|
消費者金融系おまとめローン | アイフル おまとめMAX | 最短当日 |
アイフル かりかえMAX | 最短当日 | |
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン | 最短当日 | |
プロミス おまとめローン | 最短当日 | |
消費者金融系カードローン | SMBCモビット | 最短30分 |
レイク | 最短30分 | |
銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | 最短当日※ |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 最短翌日 |
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
審査時間で比較した場合、消費者金融系おまとめローンやカードローンとは互角ですが、銀行カードローンよりは早いというのが結論です。
アイフルのおまとめローンの審査時間は最短当日ですが、口コミなどを見ていると早ければ30分程度で終わるケースも多いようです。
これは他の消費者金融系おまとめローンやカードローンも同様です。
それに対して、銀行カードローンはどんなに早くても最短翌日となります。
これは銀行カードローンの審査には「警察庁データベースの照会」があるためです。
警察庁データベースの照会の結果が出るのは、どんなに早くても照会日の翌日です。
そのため、銀行カードローンの審査は最短でも翌日となるんですね。
融資時間で比較!
ローンタイプ | ローン名 | 融資時間 |
---|---|---|
消費者金融系おまとめローン | アイフル おまとめMAX | 最短即日 |
アイフル かりかえMAX | 最短即日 | |
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン | 最短即日 | |
プロミス おまとめローン | 最短即日 | |
消費者金融系カードローン | SMBCモビット | 最短即日 |
レイク | 最短60分 | |
銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン※ | 最短当日※ |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 最短翌日 |
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
融資時間で比較した場合、アイフルのおまとめローンは消費者金融系おまとめローンとカードローンとは互角であり、銀行カードローンよりは早いといのが結論です。
アイフルを含めた消費者金融系おまとめローンとカードローンは、最短即日融資が可能です。
このため、「申込した当日中に借入したい!」という要望にも対応してもらえます。
それに対して、銀行カードローンの融資時間はどんなに早くても最短翌日です。
これは先に説明した、警察庁データベースの照会があるためです。
銀行カードローンの審査結果が出るのは最短翌日となるため、即日融資は100%出来ないんですね。
資金使途で比較!
ローンタイプ | ローン名 | 資金使途 |
---|---|---|
消費者金融系おまとめローン | アイフル おまとめMAX | 貸金業者債務の借換え・おまとめ |
アイフル かりかえMAX | 貸金業者債務の借換え・おまとめ | |
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン | 貸金業者債務の借換え・おまとめ | |
プロミス おまとめローン | 貸金業者債務の借換え・おまとめ | |
消費者金融系カードローン | SMBCモビット | 原則自由 |
レイク | 原則自由 | |
銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | 原則自由 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 原則自由 |
「資金使途(使いみち)」で比較した場合、アイフルを含めたおまとめローンは貸金業者からの借入のおまとめ・借換えに限られてしまうという欠点があります。
その一方、カードローンは消費者金融・銀行ともに資金使途は基本自由です。
このため、おまとめや借換えはもちろんのこと、ショッピング、レジャー、生活費など様々な目的で利用ができます。
そうした事から、アイフルのおまとめローンにはカードローンのような自由度はないというのが結論です。
他社比較から判断するアイフルの強みと弱み
それでは比較のまとめに入りましょう。
他社と比較した場合、アイフルのおまとめローンの強みは以下の3つです。
- 銀行カードローンよりも審査と融資のスピードが早い
- 総量規制の例外なので消費者金融系カードローンよりも借入上限が大きい
- 最大限度額が800万円と高額
その一方で以下のような弱みがあります。
- 銀行カードローンよりも上限金利が高い
- 使い道が貸金業者からの借入のおまとめ・借換えに限られてしまう
アイフルのおまとめローンをおすすめする人・しない人
ここまでの解説で、アイフルのおまとめローンの特徴や強み・弱みといったものは十分理解してもらえたかと思います。
そうした点を踏まえた上で、この章ではアイフルのおまとめローンがどのような人におすすめであり、向いていないのはどのような人なのかを解説していきます。
おすすめできるのはこんな人!
アイフルのおまとめローンをおすすめできるのは以下のような人です。
- なるべく早めにおまとめしたい人
- 現在よりも金利が下がる人
- 毎月の返済額が減る人
なるべく早めにおまとめしたい人
アイフルのおまとめローンの審査は最短当日に完了し、即日融資にも対応してもられます。
そのため、「できる限り早くおまとめしたい!」というような人に最適です。
現在よりも金利が下がる人
現在の借入先よりも金利が下がるのであれば、申し込みを検討する価値があります。
金利が下がればそれだけ利息を軽減できる可能性が高まります。
アイフルのおまとめローンの上限金利は17.5%と、大手消費者金融の相場である18.0%よりも若干低くなっています。
また、大手以外の業者で借入している人は18.0%以上の金利に設定されているケースもあるかと思いますので、そうした人であればよりおすすめ出来ます。
毎月の返済額が減る人
おまとめ後に毎月の返済額が減るのであれば利用を検討しても良いでしょう。
同じ借入額であっても複数社に返済するより、1社で返済したほうが毎月の返済額が減るケースが多いです。
毎月の返済額が減れば、返済が楽になりますので「現在の返済額では苦しいので少しでも減らしたい」というような人におすすめです。
おすすめしないのはこんな人!
アイフルのおまとめローンをおすすめしないのは以下のような人です。
- 借入前よりも金利や毎月の返済額が上がってしまう人
- 銀行カードローンをおまとめしたい人
借入前よりも金利や毎月の返済額が上がってしまう人
借入前よりも金利や毎月の返済額が上がってしまうような場合は、まったくおすすめ出来ません。
これではメリットが返済日がひとつになるくらいしかないため、おまとめする意味があまりありません。
銀行カードローンをおまとめしたい人
銀行カードローンをおまとめしたい人にも不向きです。
アイフルのおまとめローンが利用できるのは、「貸金業者からの借入のみ」となります。
このため、銀行カードローンはおまとめできません。
アイフルのおまとめローンの審査
アイフルのおまとめローンには審査があります。
よって、この審査に通過しないとおまとめする事が不可能です。
そこでこの章では、アイフルのおまとめローンの審査について解説していきます。
審査基準
アイフルのおまとめローンの審査基準は非公開ですが、アイフルのような消費者金融の多くが審査に採用しているのが「属性スコアリング」です。
このため、アイフルのおまとめローンの審査もこの属性スコアリングが採用されている可能性が高いです。
属性スコアリングとは
属性スコアリングとは、「属性」と呼ばれる申込者の情報から返済能力をスコア化して判断する審査方法です。
アイフルのおまとめローンの申込時には、以下のような情報を申告することになります。
- 年齢
- 年収
- 職業
- 勤続年数
- 持家の有無
- 家族構成
- 他社借入額と件数
このような情報が属性と呼ばれ、ひとつひとつスコアが付けられていくんですね。
そしてその合計スコアが各社の定める基準に達していれば、審査に通過できるというのが属性スコアリングです。
属性スコアリングには「信用情報機関」への照会もある!
属性スコアリングには「信用情報機関」への照会もあるのが基本です。
信用情報機関とは、クレジット会社やローン会社、消費者金融、銀行等が加盟している機関であり、そうした会社の顧客の情報が記録されています。
そのため、信用情報機関にはあなたが利用したクレジットカードやローンの利用情報が記録されています。
クレジット会社やローン会社、消費者金融、銀行等は自社の商品の審査でこの信用情報機関に照会して、以下のような申込者の情報を調査します。
- どのような商品を利用しているのか?
- その商品はどんな契約内容か?
- 今いくら借入額や件数があるのか?
- 毎月の返済負担はどの程度か?
- 返済期日をしっかり守っているか?
アイフルも「CIC 」と「JICC」の2つの信用情報機関に加盟しているため、審査ではこの2つの機関に照会をし、上記のような項目を調査します。
このため、信用情報機関に延滞等の情報があると、審査にネガティブな要素となりますので要注意意です。
属性スコアリングで審査落ちになってしまう理由
属性スコアリングで審査落ちになってしまう理由は、スコアが合格基準に達していないからです。
そうなってしまうおもな原因は以下の3つです。
- 安定収入がない
- 信用情報に延滞記録がある
- 信用情報に「事故情報」の記録がある
安定収入がない
属性スコアリングで特に重視されるのが「安定収入」です。
つまり、「毎月継続して収入を得られているか?」という部分ですね。
このため、「どのような職業に就いているか?」という部分が特に重要になってきます。
サラリーマンや公務員といった、収入に安定性のある職業であれば何ら問題ありません。
しかし、以下のような収入に不安定な職業である場合は審査上不利になってしまいます。
- パートやアルバイト
- 投資やギャンブルで生計を経てている人
- 水商売
これらの職業だからといって即審査落ちになるわけではありませんが、審査上不利なのは間違いなく、それが審査落ちの原因になってしまう可能性があります。
信用情報に延滞記録がある
信用情報に延滞記録があるとかなり審査に悪影響を与えます。
先にお伝えしたとおり、属性スコアリングの審査では「信用情報機関」への照会があります。
信用情報機関には「過去の返済情報」が記録されていますので、返済期日を守らなかった場合、「延滞した」という情報が残ってしまいます。
延滞するような人はお金に関して信用できませんし、「延滞した=お金が無くて返済できなかった」というようにも判断できます。
このような人に融資するのはリスクが高いため、審査落ちにされてしまうケースがあるのです。
このため、現在利用中のカードローンやキャッシング、クレジットカード、各種ローン等の返済期日は必ず守るようにしてください。
少なくても直近1年間は一切返済遅れがないようにしたいです。
信用情報に「事故情報」の記録がある
信用情報に「事故情報」があるとまず審査に通りません。
事故情報とは、信用情報機関で「金融事故」として扱われるものであり、おもに次の4つが代表的です。
- 長期延滞
- 強制解約
- 代位弁済
- 債務整理(自己破産・個人再生・任意整理)
これらを起こしてしまうと、その情報が信用情報機関に事故情報として記録されてしまいます。
こうした事故情報を起こした人の多くは「何らかの問題を抱えて返済不能になった」というケースが多いため、返済能力に大きな問題がある人ほとんどです。
そのため、信用情報に事故情報が記録される5年~10年の間は審査にまず通らなくなります。
もし「過去に事故情報を起こしてしまった・・・」という場合、対策としては信用情報機関からその情報が消えるまで待つしかないというのが現状です。
アイフルのおまとめローンの審査には「在籍確認」もある!
アイフルのおまとめローンの審査には「在籍確認」もあります。
そのため、申込時に申告した職場にアイフルから電話がかかってきます。
そう聞くと「職場に電話されるのは不安・・・」と感じる人も多いかと思いますが、アイフルの在籍確認は過度に不安視するようなものではありません。
在籍確認は「非通知・担当者の個人名」でされる!
アイフルの在籍確認は「非通知・担当者の個人名」が基本です。
よって、アイフルの社名を名乗ったり、おまとめローンの在籍確認といった用件を出すことはありません。
こうした事から、たとえ他人に対応されてしまったとしても、アイフルの在籍確認とはまず分らないようになっています。
電話は非通知が基本であるため、電話番号から「アイフルだ!」と推測されたり、かけ直されてしまいアイフルだとバレてしまう可能性もありません。
電話も早ければ1分程度で完了!
アイフルの在籍確認は電話内容も非常に簡易なものとなります。
在籍確認は「申込者が申告した職場に在籍しているか?」とい部分を調査するためだけのものであるため、早ければ1分程度で完了します。
このため、難しいことはひとつもありません。
このようにアイフルの在籍確認は多くの人が想像するよりもずっと簡単なものなんですね。
そうした事から、過度に不安視するような必要はまったくありません。
アイフルのおまとめローンについてよくある質問まとめ
ここではアイフルのおまとめローンについて、多くの人が感じるであろう疑問をまとめておきました。
「申込前に確認しておきたいことがある!」という時の参考にしてください。
金利はいくらになるのか?
先にも解説しましたが、金利は審査を受けてみないといくらになるかは分りません。
ただし、限度額が100万円超なるなら、15.0%以下になるのは確実です。
これは利息制限法の上限金利が以下のように決まっているためです。限度額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0% |
100万円未満 | 年18.0% |
100万円超 | 年15.0% |
必ず希望額がおまとめできるの?
必ず希望額がおまとめできるとは限りません。
借入できる金額は審査次第となります。
返済能力が高いと判断される人ほど高額の借入が可能であり、そうでない人は少額の借入しかできないため、おまとめしたい金額に届かないケースもあります。
追加借入はできるか?
アイフルのおまとめローンは返済専用の商品であるため、追加借入は不可能です。
追加借入したい場合は通常のアイフル(カードローン)を利用しましょう。
郵送物は発生するか?
郵送物が発生するは「来店するか否か」によって異なります。
アイフルの無人契約機を利用した場合は、その場で契約関連書類やカードを発行してもられるため、郵送物はありません。
しかし、来店しない場合は契約関連書類とカードの郵送があります。
完済証明書が必要?
完済証明書は不要です。
よって、完済証明書を用意する必要はありません。
無人契約機で申込めるか?
無人契約機での申し込みはできません。
申し込みはネットか電話のみとなっています。
増額返済や一括返済は可能か?
増額返済や一括返済は可能です。
返済用のカードを発行してもらえますので、アイフルATM、コンビニや銀行といった提携ATMから自由に返済できます。
おまとめ後の他社借入は契約違反!?一括請求される?
おまとめ後にまた他社から借入すると契約違反になる可能性があります。
なぜなら、おまとめローンというのは借入先での融資額を他社に返済し、その状態の返済能力を見込んだ前提で契約するからです。
たとえば、他社から100万円の借金があると仮定しましょう。
この借金をアイフルで100万円借入しておまとめすれば、他社からの借入は0円になりますよね。
この他社借入がないという状態での返済能力を元に、アイフルは融資してくれるんですね。
それなのにまた借入をしてしまったら、毎月の返済負担が大きくなり、契約時の返済能力よりも低い状態になるため、アイフルからしたら「事前の話と違う!」となってしまいます。
そうした事から、契約違反になってしまう可能性があります。
他社借入がアイフルに発覚したからといって、一括請求されるケースは稀でしょう。
しかし、その可能性はゼロではないため否定できません。
アイフルのおまとめローンの返済はどんな感じになる?
アイフルでおまとめした後は毎月返済していかなくてはいけません。
そのため、返済がどのような感じになるのかもしっかりと確認しておく必要があります。
そこでこの章では、アイフルのおまとめローンの返済について詳しくお伝えしていきます。
返済日と返済方法
返済日は「6日・23日・27日」から選択することになります。
返済方法は「口座振替」です。
また、カードでATMから随時返済も可能です。
毎月の返済額
毎月の返済額は借入額や金利、返済期間(3年、5年、7年、10年)によって変わります。
たとえば、金利15.0%で3年・5年・7年で返済をする場合ですと以下のようになります。
3年 | 5年 | 7年 | |
---|---|---|---|
100万円 | 35,000円 | 24,000円 | 20,000円 |
200万円 | 70,000円 | 48,000円 | 39,000円 |
300万円 | 104,000円 | 72,000円 | 58,000円 |
400万円 | 139,000円 | 96,000円 | 78,000円 |
500万円 | 174,000円 | 120,000円 | 97,000円 |
上記のように毎月の返済額は返済期間が短いほど大きくなり、返済期間が長いほど小さくなるという特徴があります。
利息シミュレーション
借入前に「利息はいくらになるか?」という部分を確認しておくことは必須です。
そこでアイフルの「返済シミュレーション」を利用して、利息を算出しておきましたので参考にしてください。
100万円を15.0%で借りる場合
返済期間 | 利息額 |
---|---|
3年 | 240,405円 |
5年 | 412,017円 |
7年 | 564,016円 |
10年 | 792,103円 |
100万円を12.0%で借りる場合
返済期間 | 利息額 |
---|---|
3年 | 186,875円 |
5年 | 312,430円 |
7年 | 456,044円 |
10年 | 637,643円 |
表をご覧のとおり、返済期間が短いほど利息は小さくなり、逆に返済期間が長いほど利息は大きくなります。
このため、返済期間はできる限り短くすべきですが、借入期間が短くなるほど毎月の返済期間が大きくなります。
そうした事から、毎月の返済額が大きくなりすぎない範囲で返済期間を決めるようにしてください。
申し込みから審査、おまとめまでの流れ
最後にアイフルのおまとめローンの申し込みから審査、おまとめまでの流れを説明しておきます。
申込前に参考にしてもらえれば幸いです。
必要書類
はじめに必要種類から確認しておきましょう。
アイフルのおまとめローンに必要な書類は以下の3点です。
- 他社借入条件等の確認ができる書類(借入先の契約書や利用明細など)
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカード等)
- 収入証明(源泉徴収票や住民税決定通知書、確定申告書など)
申し込みの流れ
申し込みの流れは以下のような感じで進んでいきます。
申し込みはネットからが基本です。
申し込みをした後はすぐに審査開始となり、審査結果は最短当日で通知されます。
無事に審査通過となりましたら、以下のいずれかの方法で契約します。
- 郵送
郵送を選んだ場合は後日、契約関連書類が送られてきますので必要事項を記入し、必要書類と一緒に返送します。
契約が済めばすぐに融資が実行されます。
融資はアイフルが直接借入先に申込者名義でするのが基本です。
以上が、アイフルのおまとめローンの申し込みの流れとなります。
この流れはおまとめMAX・かりかえMAXともに共通です。
まとめ
アイフルのおまとめローンには「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2つがあります。
この2つの違いは、
- かりかえMAX→アイフルがはじめての人限定
- おまとめMAX→アイフルを利用中、または過去に利用した人限定
という1点のみとなるため、基本的におなじ商品です。
そんなアイフルのおまとめローンは他社と比較した場合、以下のような強みがあります。
- 銀行カードローンよりも審査と融資時間が迅速
- 総量規制の例外なので年収の1/3超の借入ができる可能性がある
- 最大限度額が800万円と高額
その一方で次のような弱みもあります。
- 銀行カードローンよりも上限金利が高い
- 資金使途は貸金業者からの借入のおまとめ・借換えのみ
このような点を踏まえて、もし「自分に適している!」というのであれば利用を検討してみると良いかと思います。