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自分の保険証で他人がお金を借りられる?保険証で借りるメリットとリスク

この記事は、保険証でお金を借りたいと考えている人に向けて書きました。

保険証も立派な本人確認書類のひとつなので、消費者金融でお金を借りるときに使えます。

そのときに知っておきたい保険証のポイントや、リスクについて解説します!

保険証でお金を借りる場合にあり得るリスク

健康保険証(以下保険証)は、カードローンでお金を借りるときの本人確認書類として使うことができます。

保険証でお金を借りるとき、どんなリスクがあるのでしょうか。

まずは、保険証のリスクについて解説します。

保険証だけでは本人確認書類として不十分なことがある

保険証は多くの場合、それ1枚だけでは本人確認書類として不十分です。

保険証に加えてあと1つ、本人が確認できる本人確認書類が必要になるためです。

本人確認書類を複数用意する必要があるのは、保険証の不便なところです。

保険証には顔写真が入っていないため

運転免許証はそれ1枚で本人確認書類としてOKとなるのが、保険証との大きな違いです。

その理由は、運転免許証は顔写真が入っていて、保険証は顔写真が入っていないことです。

本人の顔が写っている写真がある運転免許証は、それ1枚で本人だと証明することができるのです。

顔写真がない保険証は悪用されやすい

保険証は顔写真がなく文字だけなので、顔写真入りの運転免許証に比べて偽造されやすいといえます。

写真を加工・修正するのは文字に比べてずっと技術が必要だからです。

顔写真がある運転免許証などに比べて、保険証のもつリスクのひとつです。

本人確認書類の偽造は犯罪

どんな方法であれ、本人確認書類を偽造することは犯罪のため、保険証をごまかすことは絶対にしてはいけません。

また、保険証を他人に悪用されないよう、本人確認書類はしっかりと管理しておいて、もしなくしたら速やかに届け出るなど、正しい対応を心がけましょう。

お金を借りるときの保険証と運転免許証の違い

消費者金融などカードローンでお金を借りるときに使う本人確認書類は、運転免許証がよく使われます。

保険証も同じく本人確認書類として使えますが、この2つはどう違うのでしょうか。

ここでは、保険証と運転免許証の違いについて解説します。

保険証は基本的に全員に発行される

保険証は、健康保険に加入していることを証明するものです。

日本は全国民が何らかの健康保険に入るようになっているので、誰もが保険証を持っているのです。

保険証はもっとも普及している本人確認書類といえます。

運転免許証は免許を取得した人が持てる

運転免許証は自動車を運転できる免許で、運転免許試験に合格した人が持てます。

試験場で顔写真を撮影するので、免許証には顔写真が入ります。

免許証と保険証の大きな違いは顔写真があるかないか

運転免許証には顔写真が入りますが、保険証には顔写真が入りません。

顔写真の有無が、運転免許証と保険証の大きな違いです。

ただし、中には顔写真入りの保険証もあります。

顔写真がない保険証は他の本人確認書類と組み合わせることも

保険証は顔写真がないぶん、顔写真がある免許証などに比べて、本人だと証明する能力が低いといえます。

そのため、運転免許証はそれ1つだけで本人確認ができますが、保険証は住民票など他の本人確認書類と組み合わせなければ、本人が確認できたと見なされないのです。

保険証のほうが、手間のかかる本人確認書類といえます。

保険証でお金を借りるときに追加で必要なもの

保険証でお金を借りるときは、ほかの本人確認書類が追加で必要になります。

ここでは、追加で必要な本人確認書類について解説します。

本人確認書類が追加で必要になるケース

本人確認書類が追加で必要になるケースは、顔写真のない本人確認書類を使う場合です。

保険証は顔写真が入っていないものが多いため、このケースに当てはまります。

追加の本人確認書類として使えるもの

追加の本人確認書類には、どんなものが使えるのでしょうか。

基本的には保険証と同じ、顔写真のない本人確認書類となります。

追加で使える本人確認書類の一例
  • 年金手帳
  • 母子健康手帳
  • 戸籍謄本(抄本)
  • 住民票
  • 住民票記載事項証明書

借入金額によっては収入証明書も追加で必要になる

借入金額が一定金額より高い場合、収入証明書も一緒に必要になります。

収入証明書とは給与明細や源泉徴収票など、その人の収入を証明する書類のことです。

確定申告書や住民税納付書なども、収入証明書のひとつになります。

消費者金融ごとの収入証明書が必要になる借入金額

収入証明書が必要になる借入金額について、消費者金融ごとにまとめました。

1社だけから借りる場合複数社から借りている場合その他
プロミス申込金額が50万円を超える場合プロミスの申込金額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合
アコム申込金額が50万円を超える場合アコムの申込金額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合既に提出済みの収入証明書が3年以上経過している場合
アイフル申込金額が50万円を超える場合アイフルの申込金額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合就業状況の確認など審査の過程で必要な場合

保険証でお金を借りるときに即日融資してもらうポイント

消費者金融の大きなメリットが、申し込んだその日にお金が手元に入る即日融資に対応していることです。

ここでは、保険証でお金を借りるときに即日融資をしてもらうためのポイントを解説します。

即日融資に対応してくれる消費者金融を選ぶ

まずは、即日融資に対応した消費者金融を選びます。

プロミス・アコム・アイフルといった大手なら、即日融資に対応しています。

Webサイトで「最短○○分融資OK」といったフレーズを載せている、即日融資に対応してくれる体制をそなえた消費者金融を選びましょう。

銀行振込で借りたい場合は銀行の営業時間内に審査を済ませる

消費者金融で借りたお金を受け取る手段に銀行振込を考えている場合、銀行の営業時間内に融資が行われるよう申し込む必要があります。

銀行振込は15:00までしかその日の処理が行われないので、その時間以降の振込は翌日に回されてしまいます。

午前中など、できるだけ早い時間帯に申し込みを行いましょう。

銀行営業時間より後は店頭や自動契約機で借りる

消費者金融の店頭窓口や自動契約機から借りるのであれば、銀行営業時間より後に申し込んでも大丈夫です。

店頭や自動契約機の営業時間は、消費者金融や支店によって異なるので、公式サイトで調べましょう。

できるだけ早い時間帯に申し込む

即日融資してもらう可能性を最大限に高めるには、できるだけ早い時間帯に申し込むのが重要です。

大手消費者金融ともなると、1日に数万件もの申し込みがあるといわれています。

消費者金融も最大限スピーディーに審査を行っていますが、利用側も急いでいるなら早めに申し込めば、それだけ即日融資につながる可能性が高まります。

借入希望額は少なく抑える

借り入れ希望額が高い申込者は、消費者金融も慎重に審査します。

50万円以上の借入希望には収入証明書の提出を求めるのは、万全に審査をするためなのです。

反対に借入希望額が少ない申込者は、スピーディーに審査を通過できる可能性が高いといえます。

とにかく即日融資を希望する場合は、できるだけ低い金額で申し込みましょう。

在籍確認に対応できる日に申し込む

在籍確認は、申込者がその職場に確かに在籍しているかをチェックする作業です。

消費者金融が職場に電話をかけて行われる作業で、原則として必ず行われます。

在籍確認をしないと融資が行われないため、即日融資を希望するなら在籍確認に対応できる日に申し込む必要があります。

在籍確認について詳しくは「消費者金融の在籍確認の内容や電話のタイミング~バレない方法~」をご覧ください。

保険証でお金を借りるのにおすすめの消費者金融

ここまで解説した内容をもとに、保険証でお金を借りるのにおすすめの消費者金融を紹介します。

プロミス

保険証でプロミスからお金を借りる場合、保険証に加えて住民票などの本人確認書類がもう1つ必要になります。

プロミスは全国約200の金融機関と提携しており、24時間365日の振込融資に対応しています。

銀行が閉まっている土日祝日や夜間でも振込が受けられるので、即日融資してもらいやすい消費者金融なのです。

プロミス 新キャプチャ

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アコム

アコムでお金を借りる場合、保険証に加えて住民票や公共料金の領収書、納税書のいずれかが必要になります。

アコムも申し込みは24時間365日受け付けていますが、即日融資してもらえるかどうかは審査結果によります。

楽天銀行への振り込みなら、銀行の営業時間を問わずいつでも最短1分というスピード融資ができるのが、アコムの特長です。

アコム キャプチャ

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アイフル

アイフルから保険証でお金を借りる場合は、年金手帳または母子健康手帳、戸籍謄本(抄本)、住民票、住民票記載事項証明書のいずれか1点が追加で必要です。

アイフルで急いで融資を受けたい場合は、インターネットから申し込み後すぐにフリーダイヤルでアイフルに電話をします。

アイフル キャプチャ

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まとめ

保険証でお金を借りる場合、顔写真の入っていない保険証だけでは本人確認がとれません。

そのため、他の本人確認書類を加えて提出する必要があります。

誰もが持っている保険証ですが、1枚だけで済む運転免許証に比べると少し手間がかかるのです。

申し込みさえ完了してしまえばあとは同じなので、保険証もお金を借りるときに利用していきましょう。

監 修

志塚 洋介

証券会社にて勤務しリテール部門からシステム部門に携わったのち不動産会社にてアカウンティング部門に従事。その後独立し、行政書士・FPとして家計や相続、会社法務などの相談・業務や金融・マーケット動向などについてのセミナー活動を行っている。

保有資格 :
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 行政書士
  • 宅建士
  • マンション管理士
  • 証券アナリスト検定会員補
  • テクニカルアナリスト

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