この記事は、ネットでお金を借りたいと考えている人に向けて書きました。
ネットで申し込みを受け付けている消費者金融も多く、ネットでお金を借りることは手軽にできるようになっています。
しかし、メリットだけでなくデメリットもあるので、両方を理解して計画的にお金を借りることが重要です。
この記事では、ネットでお金を借りることのメリットとデメリットについて解説します。
ネットでお金を借りることのメリットとデメリット
ネットなら時と場所を選ばずお金を借りられる
ネットでお金を手軽に借りられるからこそのリスク
ネットでお金を借りるときのアドバイス
ネットで借りるのにおすすめの消費者金融
ネットでお金を借りることのメリットとデメリット
ネットでお金を借りることには、メリットもあればデメリットもあります。
おもなメリットは、手軽に申し込んですぐにお金を受け取れることです。
おもなデメリットは、その手軽さゆえに借りすぎてしまいがちなことがあります。
メリットは手軽ですぐに借りられる
消費者金融は、ネットから申し込むことができます。
ネットを使えば誰とも会わずに自宅から申し込めるため、誰の目も気にする必要がありません。
お金が必要になったときにすぐに申し込めて、誰にも知られず借りられる気軽さは大きなメリットです。
スマホやパソコンからネットで申し込める
消費者金融のネット申し込みは時間と場所の制限がありません。
自宅のパソコンを使えば、24時間365日いつでも申し込めます。
またスマホを使えば場所の制限もないので、外出先からでも申し込むことが可能です。
条件がそろえばその日のうちにお金を受け取れる
消費者金融は、申し込みから融資実行までのスピードが速いという特徴があります。
審査がスムーズに進めば、申し込んだその日のうちにお金を借りることもできるのです。
ネットからの申し込みやすさと合わせて、お金を手に入れるまでのハードルが低いのが、消費者金融のメリットといえます。
デメリットは手軽さの裏返し
ネットはいつでもどこでもお金を借りる申し込みができる手軽さが大きなメリットです。
しかし、メリットをそのまま裏返すとデメリットにもなるのです。
借りすぎてしまう危険性がある
借りやすいからといって気軽にどんどん借りてしまうと、借金がかさんでしまって返済が大きな負担になってしまいます。
また、借金を返すために新たに借金をすることになると、いつまでたっても借金が減りません。
気軽に借りられるからこそ、計画的な借り方が大切になるのです。
SNSなどでの個人間融資はNG
ネットでお金を借りる方法として消費者金融のネット申し込みのほかに、SNSなどで知り合った人とお金をやりとりしている人もいます。
これを個人間融資と呼びます。
ネットで知り合った顔も本名も知らない相手とお金の貸し借りをするのは、貸す方も借りる方も大きなリスクをともなうため、ネットを介した個人間融資は避けましょう。
ネットなら時と場所を選ばずお金を借りられる
ネットでお金を借りるときのメリットのひとつは、時間と場所を問わず自分の都合で申し込めることです。
ここでは、ネットでお金を借りるときのメリットについて解説します。
ほとんどの消費者金融がネットの申し込みに対応
消費者金融が時と場所を選ばず申し込めるのは、ネットからの申込窓口を用意しているためです。
公式サイトから申し込めて、パソコンとスマホのどちらにも対応しています。
便利なスマホ用アプリを用意している消費者金融もある
消費者金融のなかには、スマホ用アプリを用意しているところがあります。
- プロミス…アプリローン
- アイフル…アイフル公式アプリ
- SMBCモビット…SMBCモビット公式アプリ
いずれもアプリ内で借り入れや申し込みができるので、公式サイトよりも利用しやすいでしょう。
必要書類もネット経由で提出できる
ネットからの申し込みでは、運転免許証などの本人確認書類もネット経由で提出できます。
スマホカメラで撮影した書類の画像データをアップロードすればOKで、コピーを取る必要もありません。
お金は口座振り込みか提携ATMで受け取れる
ネットで申し込んだ場合、おもなお金を受け取る手段は口座への振込か提携ATMからの出金になります。
提携ATMは複数の金融機関のものがありますが、中でも便利なのがセブン銀行のATMです。
たくさん店舗があるセブン-イレブンでお金を受け取ることができます。
ネットでお金を手軽に借りられるからこそのリスク
ネットは手軽にお金を借りられますが、そのメリットは裏返せばそのままデメリットにもなります。
ここでは、ネットでお金を借りることのデメリットについて解説します。
複数から借りて借金が増えてしまう
ネットで手軽にお金が借りられるからといって、同時に複数の消費者金融からお金を借りるのはNGです。
同時に借金している人のことを多重債務者と呼び、返済に追われてやりくりしきれなくなってしまう人も多くいます。
手軽に借りられるとはいえ、無計画にあちこちから借りるのは避けましょう。
SNSなどで知り合った人からお金を借りるのはとても危険
SNSなどで知り合った相手からも、相手次第ではお金を借りることができるでしょう。
個人間での融資は消費者金融のように契約を結んで借りるのとは違うので、友達や家族からお金を借りるのと同じように、ハードルが低いと感じるかもしれません。
しかし、個人間融資はお互いに信頼関係が成り立っていることが前提です。
ネットで知り合ったばかりの顔や名前もよく知らない相手と、個人間でお金の貸し借りをするのは、とても大きなリスクがあります。
ある日突然連絡がとれなくなったり、トラブルに発展したりする可能性が高いので、個人間融資は避けましょう。
スマホを担保にお金を借りてはいけない
ネットでお金を借りる方法を検索すると、スマホを担保にお金を貸すという情報が見つかります。
この方法でお金を借りるのはNGです。
担保として渡したスマホが何に使われるかわからず、最悪の場合犯罪に利用されるおそれもあるからです。
また、スマホのキャリア決済で何かを購入して、それを現金化する方法も紹介されていますが、これもNGです。
キャリアの利用規約で、キャリア決済を現金化の手段に利用することが禁止されているからです。
ネットでも無職ではお金を借りるのは難しい
いくらネットはお金を借りやすいとはいえ、無職や学生など収入が安定していない立場の人は、簡単に借りることはできません。
消費者金融の貸し出し条件に、安定した収入がある方とあるからです。
正社員やアルバイトなどの雇用形態は関係ないので、まずはアルバイトを一定期間続けることから始めましょう。
ネットでお金を借りるときのアドバイス
ネットでお金を借りるときは、ここまで解説したメリットとデメリットを踏まえて申し込みましょう。
ここでは、消費者金融にネットから申し込むときのポイントについて解説します。
急いでいるなら申し込み時の間違いは避ける
消費者金融は申込時の情報をもとに審査を行います。
この情報が間違っていたり、不足があったりすると、正しく審査をすることができません。
そのぶん時間をロスしてしまうので、申し込み時の情報に間違いや抜けがないよう注意しましょう。
即日融資を希望するなら早めの時間帯に申し込む
申し込んだその日のうちにお金が受け取れる即日融資は、必ずできるわけではありません。
申し込んだ時間が遅いとその日のうちに審査が終わらないので、融資のタイミングが翌日以降になってしまうケースがあるのです。
急いでお金が必要など即日融資を希望するなら、できるだけ早い時間帯に申し込みましょう。
土日祝日に対応している消費者金融がある
銀行や郵便局などの金融機関は、土日祝日は営業していません。
しかし、消費者金融には土日祝日も営業しており、即日融資にも対応しています。
土日祝日でも必要なときに急いでお金を借りられるのは、消費者金融のメリットのひとつです。
土日祝日は消費者金融への申し込みが多いので、できるだけ早い時間帯に申し込みましょう。
無利息サービスのある消費者金融を利用すればお得
消費者金融でお金を借りるときに、ぜひ利用したいのが無利息サービスです。
初めて申し込んだ場合に限られますが、一定期間利息がつかないのです。
- プロミス…初回出金の翌日から30日間無利息
- アコム…契約日の翌日から30日間無利息
- アイフル…契約日の翌日から30日間無利息
無利息期間のぶんだけ返済額が安くなることに加えて、無利息期間中に完済すればそもそも利息がつかないというメリットがあります。
消費者金融をはじめて利用する場合、積極的に活用しましょう。
借りる前に返済プランを固めておく
借りた金額がすぐに返せる程度でもなければ、申し込む前にきちんと返済プランを固めておくのが、消費者金融でお金を借りるときの鉄則です。
消費者金融のサイトには返済シミュレーション機能が用意されているので、そこに借入金額と返済回数を入力すれば、毎月の返済額がわかります。
返済額が自分にとって負担にならないかをチェックしてから、お金を借りましょう。
ネットで借りるのにおすすめの消費者金融
ネットでお金を借りるときは、消費者金融がおすすめです。
ここで紹介している消費者金融はいずれもネット申し込みが可能で、審査のスピードが速く即日融資にも対応してくれます。
プロミス
プロミスをネットからお金を借りるには、申し込み・借り入れ・返済がすべてネットで行える「Web完結」が利用できます。
アイフル
アイフルはスマホアプリこそありませんが、ネットから申し込みが可能で最短で30分で審査が完了します。
まとめ
ネットでお金を借りることは難しくなく、消費者金融では借りやすいサービスが整っています。
手軽に借りられるだけに、借りすぎには注意しましょう。
ネットで知り合った人とお金を貸し借りするのはリスクが高いのでNGです。
消費者金融の無利息サービスなども駆使して、ネットから賢くお金を借りましょう。
専門監修者コメント
スマホを通してネットで直ぐにお金を借りる事ができるというのは、本文にあるように必要に迫られている人にとっては大きなセーフティネットになるでしょう。病気やケガなどで動けない方には特に便利かもしれません。メリットとデメリットをしっかりと把握したうえで慎重に借り入れ申し込みをしてください。また、しかし、これは緊急避難的な対処方法です。理想を言えば、そのような状況に陥る前にライフプランを計画し、早め早めの対策を打っていくのが良いでしょう。FP原田真夫氏のプロフィール