この記事は、審査なしでお金を借りたい人のために書きました。
- 「審査なしで今すぐお金を借りたい」
- 「せめて審査が甘い金融機関が知りたい」
結論を言うと、審査なしでお金を借りられる金融機関はありません。
あったとしても、それはヤミ金(闇金)です。
この記事を読めば、審査なしでお金を借りる危険性と審査に自信がない人が選ぶべき金融機関が分かります。
プロミスはトライしましたか?
審査なしでお金を借入できる賃金業者は存在するのか?
審査なしでローンが組めるなんて言ってるところに安全な業者はいない
即日お金を借りられる賃金業者は存在するのか?
お金を借りたいのに審査に通らない理由とは
審査が甘い金融機関は存在しているのか
即日審査なしでお金が必要なときは
即日審査なしでお金を借りるには【まとめ】
審査なしでお金を借入できる賃金業者は存在するのか?
そもそも、「審査なし」で「即日融資」を受けることができるような金融業者は存在しているのでしょうか。
その前にちょっと考えてみてください。
あなた自身が金融業者になったとき、赤の他人(しかも相手の素性もよく知らない人)にお金を貸すとしたら、あなたは相手の情報を聞きもせずにお金を貸すでしょうか?
審査なしで借り入れできる賃金業者は存在しない
結論として、そんな金融業者は存在していません。
厳密に言うと、全ての金融業者が貸付を行う前に審査を行い、融資を行うに足るかどうかを調査・確認しています。
審査なしでお金を貸してくれる金融機関が無い理由は?
そもそも、なぜ金融機関は融資を行う際に審査を行うのでしょうか。
賃金業は貸したお金を返済してもらう際に借入金額の数%を利子として上乗せすることで利益を得ています。
つまり、賃金業者が利益を得るためには、貸したお金に利子を載せて返済してもらうことが大前提となります。
そのため、お金を返済する能力が不足している人にお金を貸しつけてしまうと、利子どころかそもそも貸したお金さえ戻ってこなくて損をしてしまう、なんてことになってしまいかねません。
「審査なしでもローンが組めます」なんて言ってるところに安全な業者はいない
「無職の方でも即日融資を受けられます」
「無審査でお金を借りられます」
なんて甘い言葉で勧誘ている業者はたくさんあります。
ですが、すでに書いた通りちゃんとした金融機関は絶対にそんな宣伝をすることはありません。
「少額融資なら審査なしで即日貸します」
「信用金を振り込んでもらえれば審査なしで借りられます」
悪徳金融と呼ばれる存在は様々な方法で勧誘してきますが、たとえ少額だったとしても審査なしでお金を貸してくれるような金融機関は存在しません。
こういう業者は確実に闇金融と呼ばれる悪徳業者で間違いありません。
闇金融とは
闇金融(ヤミ金)とは国や都道府県に賃金業として登録を行わずに、法律に定められた以上の金利を請求したり違法な取り立てを行う業者のことを指します。
中には登録を行っていても違反行為を行う業者が存在しています。
闇金融ってまだ存在しているの?
闇金融って聞いたことはあるけど、現実として今も存在しているの?
法整備も進んでいるし、もはや存在していないんじゃないの?
※警視庁「ヤミ金事犯の検挙状況」
こちらは警視庁が公開している闇金融事犯の検挙状況です。
確かに被害に遭う人数は減ってきていましたが、近年また増加しています。
また、闇金融に遭った被害者は泣き寝入りを決めてしまい、表面化していない場合もあるため、実際にはもっと多くの被害が出ていると考えられます。
闇金融に関わってしまうとどのような被害に遭うのでしょうか
闇金融に関わるとどういう被害の遭うのでしょうか。
個人情報が流出する
闇金融に電話番号、住所、メールアドレスなどの情報が伝わってしまうと、その情報は他の闇金業者や犯罪グループに渡されてしまいます。
そして、知らないうちに詐欺や犯罪のターゲットにされてしまう恐れがあります。
借金地獄に陥る
闇金は継続的に利益を得るために返済を完済させようとしません。
決められた期日に返済をしようとすると電話がつながらなくて振り込みが行えず、返済が遅れたことを口実に金利を吊り上げてきます。
そうして借金が膨れ上がり、完済ができないまま延々と利息分のみを支払い続けるという借金地獄に陥るのです。
財産の没収
闇金の中には資産を担保に融資を申し出てくるものがあります。
土地の借用書や車の名義、年金口座、家具。
これらを担保に高利で貸付を行い、返済を無理やり遅らせて、担保にした財産を奪い去っていくのです。
もちろん、それで闇金が手を引くわけではなくいつまでも執拗に取り立てを続けます。
悪質な取り立て
返済が滞ると延々と電話をかけてきたり、自宅周辺に張り込んで直接請求を行ってきます。
最近はドラマなどで見るような暴力をふるったり、家まで来て大声で喚き散らすような取り立てはあまり見られなくなってきました。
ただ、闇金は個人の尊厳を踏みにじり、精神的に追い込むような方法で取り立てを行います。
自分の名前で自宅宛てに大量の出前の注文をしたり、職場や家族、さらには友人に連絡を取り、代わりに返済を迫るのです。
中には生命保険に入らせ、死んで返済を迫るようなところも存在しているとか…。
闇金融の手口
普段から気を付けていれば闇金融に関わるようなことは無いと誰もが考えているでしょう。
でも、借金がかさんで心理的に追い詰められ判断力が低下してくると、明らかに怪しい広告でも「もしかしたらここは大丈夫では」「お金を全額返せば問題無いのだから今だけ」と考えてしまい、闇金の餌食になってしまうこともあります。
実際に闇金がどのような手法で顧客を見つけるのか、どんな行為を行っているのかを紹介します。
キャッチ方法
闇金はどのようにターゲットとなる顧客を見つける方法をまとめました。
チラシ
電信柱や自動販売機の側面などの貼られている広告などで集客を行う手段です。
車や自転車にビラを張り付けたりすることもあります。
新聞、雑誌の広告
新聞や雑誌に広告を出して集客を行っている場合もあります。
昨今はデジタル化の影響で紙媒体メディアはユーザー数が減少傾向にあり、出版社の広告収入も減ってきています。
出版社などは広告収入が重要な収入源にあたるため、企業に広告を打ってもらいたいと考えているのですがスポンサーの数は減り、怪しい業者の広告出稿を認めてしまっているのです。
新聞や雑誌に載っているから安心というわけではないので十分注意しましょう。電話・メール
名簿やなどを通じて不正に入手した電話番号やメールアドレス宛に片っ端から問い合わせています。
誤って電話に出てしまったり、メールに添付されたURLを踏むことでターゲットとして認識され、その後は架空の請求など様々な方法でアプローチを仕掛けてきます。
ダイレクトメール
自宅にハガキやチラシを送り付けてくることもあります。
誰でも構わず送り付けるというわけではなく、過去に自己破産や個人再生をした人あてに送られてきます。
何故そんなことができるのかというと、自己破産した人や個人再生をした人は「官報」という国が発行している雑誌に名前と住所が載ってしまいます。
また、過去に自己破産を経験したことがある人はお金に困っている可能性が高いため、ターゲットにされやすいです。
SNS,掲示板
SNSやネットの掲示板上で、個人間でお金の貸し借りを行う「個人間融資」という仕組みが存在しています。
お金を借りたい人が必要な金額を提示し、貸したい人がそれに返答してつながり、具体的なやり取りは直接連絡を取り合って行うものとなっています。
個人間でのやり取りになるため、フレキシブルに融資条件について相談でき、お堅い審査をするわけではないので借りやすくなると考えている人が多くいます。
ただ、ネットのように匿名性の高い場所では詐欺や犯罪が蔓延しており、闇金も個人と偽って顧客を獲得するために利用しており非常に危険な場所だと言えます。
闇金融の形態
闇金融がどのようにして利益を得ているのかというと、基本的には賃金業者と同じで貸し付けたお金を返済する際に手数料を受け取ることで利益を得ています。
さらに、融資を行う際に担保として財産を巻き上げ、最終的に奪い去るようなことも行っています。
他にも、お金を貸し付けるだけではなく巧妙な手口でお金をだまし取ったり、違法な契約を結ばせるような詐欺行為を行っています。
090金融
自動販売機や電柱などに「即日融資」「ブラックOK」と書かれたチラシを見かけたら、間違いなく090金融の広告です。
主に電話番号090(080・070)で始まる連絡先を記載している金融会社を090金融と呼び、固定電話を持たず、携帯電話のみで所在の分からぬまま貸し付けを行う金融業者です。
日本では賃金業を営むにあたって、必ず固定電話の番号を設置しなければ賃金業登録ができません。
2018年現在、ほぼすべての闇金がこの090金融という店舗をもたない形で行っています。
紹介屋
紹介屋と呼ばれる別の業者を通じて顧客を闇金に誘導する方法です。
紹介屋は消費者金融や相談所を装っており、顧客が相談に来ると過去の信用情報に傷があり自社では融資ができないので代わりに知り合い業者を紹介すると言って闇金を紹介するのです。
賃金業者として国に登録だけして実際は紹介屋として仲介手数料をもらうような業者も存在しています。
ソフト闇金
最近ではソフト闇金と言って自ら闇金であることを宣言しているような業者が存在しています。
これまでの闇金とは違い自社のホームページを用意し、明るい雰囲気を出しながら丁寧な対応を行い、闇金という言葉とのギャップから安心感を感じさせます。
しかし、中身は闇金と一緒ですので、闇金同様に法律で規定された上限を上回る利息を載せてきます。
取り立ての際には非常に追い詰められることも起こりえます。
チケット金融
お金を借りたい人にチケットを後払いで購入させ、そのチケットを指定された金券ショップで現金に換金して現金を融通する仕組みです。
ぱっと聞いただけでは只のチケット売買に見えてしまいますが、実際は1万円で買ったチケットを8千円で買い取る、といった具合になっており、利率に直すと非常に高額でこれらの行為は違法にあたります。
買取屋
クレジットカードのキャッシング枠で指定した商品を購入させ、それを現金で買い取るという手法です。
クレジットカード現金化は法律的にはグレーな部分で、違法性はないと謳っているサイトもあったりしますが、完全にNGな方法です。
というのもこういった行為はカード会社の規約に違反するため、カードが使用できなくなる可能性があります。
また、クレジットカードで指定の商品を買ったがお金が振り込まれないといった詐欺事件に陥ることもあります。
言うまでもありませんが、こちらの方法もチケット金融と一緒で手数料として法外なお金を取られることになります。
キャッシュバック金融
こちらは買取屋の派生形で、商品購入時のキャッシュバックを利用してお金を貸し付ける方法です。
まず、指定した商品をクレジットカードで購入させます。
この商品には高額のキャッシュバック(購入額の7~9割)がついており、購入者にキャッシュバック分のお金が支払われます。
金融業者にはカード会社から利用者の購入金額が支払われ、キャッシュバック額との差分が利益として入ります。
カード会社は高額のキャッシュバックを認めておらず、こういった行為は契約違反となりますので、詐欺罪として刑事告訴される場合があります。
自動車金融
自動車金融は車を担保にしてお金の貸付を行う融資方法です。
車金融の業者には賃金業者として登録を行っている業者もあるのですが、中には登録を行わずに暴利をむさぼる悪徳業者が存在しています。
車金融では、車を担保に入れた後も使い続けることができます。
通勤や子供の送り迎えなど生活するうえで自動車の存在が欠かせない場合があるためです。
ただ、担保に入れた時点で車の所有者が賃金業者に名義上移ることになるので、返済が完了せずに車を使い続ける間はリース料を支払わなければなりません。
また、保険料などの負担は業者に移るわけではなく自分で払わなければなりません。
そして、悪徳業者の場合はこのリース料を法外な金額にしたり、手数料や保管料などといちゃもんをつけて請求を行ってくるのです。
最終的には返済が遅れ、車を返してもらえなくなってりします。
家具リース金融
自動車金融と似た内容となっており、家具を担保に(売却して)融資を行うのですが、家具はそのままリースという形で使い続けさせられ、リース料を支払わせられる方法です。
この方法の怖いところは、家具の売買やリースという名目になるため、賃金業法の制約を受けることもなく、業者が借りた人の家の中に入ることができてしまうのです。
※通常、賃金の取り立てのために私有地に踏み入ることは法律上禁止されています。
パチンコ金融
実態としては090金融と同じですが集客方法が特徴的で、パチンコ屋の駐車場に止めてある車にチラシを置くという方法をとっているため、この名前で呼ばれています。
ギャンブルに依存する人はお金の融資を受ける人が多いためパチンコ店で集客する方法がとられています。
年金担保金融
年金手帳や年金を受け取る口座の通帳、キャッシュカード、印鑑などを担保に現金を融資する方法です。
中には年金だけではなく、生活保護や自動手当などを担保の対象としている場合もあります。
他の闇金同様に高利をふっかけられて返済が困難になりますし、担保にしたものが返還されないということもあります。
年金を担保にするという行為は公的な機関以外には認められておらず、それ以外の業者や個人が行う場合は違法に当たります。
名義貸し詐欺
「謝礼金を支払うので、クレジットカードを使って上限まで商品を購入して欲しい。購入はキャンセルされるので費用を負担することは無い」と言った謳い文句でカードを使用させ、結局返済も無く、謝礼金も支払われないといった詐欺行為になります。
「消費者金融の融資限度額を調べる調査を手伝ってほしい」と言って、同様に上限までお金を借りてその後利子を支払わせるといったようなものもあります。
その他にも、謝礼を払うという名目で携帯電話や銀行口座を自分名義で契約させ、購入した端末や口座を奪いさり、裏ルートで転売したり犯罪行為に利用したりするような場合もあります。
債権買取金融(カラ貸し)
契約や融資の実績もないのに一方的に請求や取り立てを行うカラ貸しという手法があります。
電話やメールで取り立てを行う架空請求と似た手口です。
カラ貸しの一種に、債券買取金融というものがあり、法律で認可された債権回収業者を装い、あなたの債券を他の業者から買い取った、譲渡されたといって虚偽の請求を行う手法です。
この手口の特徴は、不正に取得した多重債務者や金融事故者に直接電話や資料を送り付けてくることです。
こういった人の中には自分の債権がどこにあるのか把握しきれていない人もいて(もし把握していたとしても本来の債権者の名前が書かれていたりすると信じてしまい)、言われたまま借金の返済のつもりで関係ない口座に振り込みを行ってしまうのです。
信用屋
融資を行うと言って先に少額の振り込みを行わせて、お金を奪い取る方法です。
信用情報に問題があり融資を行えないので、先に金銭を支払うことで返済能力の証明をする(信頼を得る)という名目でお金を支払わせます。
もちろん、融資を行うというのは嘘で、振り込んだ後は連絡が取れなくなってしまいます。
一度、ほかの金融機関で審査に落ちていたりすると、自分の信用情報が低いことを自覚しているので、こういった方法に対して仕方が無いと考えてしまいがちです。
闇金融を見抜くためには
闇金融の被害に遭わないためにはどんな点に注意すればいいのでしょうか。
闇金融を見抜くための注意点についてまとめました。
賃金業者登録がされているか
賃金業を行うには国や都道府県に賃金業登録をする必要があり、登録されると賃金登録番号が付与されます。
この番号は広告やHPに必ず記載されているはずなので、消費者金融からお金を借りる際はその会社が賃金業者として登録されているのか確認してみましょう。
賃金業登録番号は金融庁のサイトから直接調べることができます。
電話番号が固定番号になっているか
賃金業者の登録には固定電話の登録が必要になります。
もし、電話番号が090・080・070のように携帯電話の番号になっている場合は賃金業者登録がされていないので、闇金だと判断してください。
また、固定番号だったとしても、賃金業登録がされているかを確認し、電話番号と住所が間違いないことを確認しましょう。
広告に条件の良すぎる文言が書かれているか
審査不要、ブラックでもOK、低利切替一本化などのように、都合の良すぎる宣伝がされている場合は怪しむようにしてください。
何度も言っている通り、審査を行わずに融資を行う金融機関は存在していません。
また、信用情報が傷ついた状態のことを「ブラック」などと表現することもあり得ません。
即日お金を借りられる賃金業者は存在するのか?
審査なしでお金を貸してくれる賃金業者は無いと述べましたが、即日融資を行っている業者は存在していないのでしょうか。
即日お金を貸してくれる金融機関は存在している
「審査がある」という前提のもとですが、即日融資を受けることができる金融機関はたくさん存在しています。大手の消費者金融であればほとんどの会社で対応しており、中小消費者金融業者でも同様のサービスを展開しています。
ただし、銀行は即日での貸し出しを行っておらず、どんなにうまくいったとしても融資までに2日以上はかかってしまいます。
これは、銀行で融資を受ける際の審査に時間がかかってしまうためです。
どうしても時間が無くて即日でお金を借りたいというのであれば消費者金融に申し込んでみるといいかもしれません。
即日融資を受けるための条件は
即日融資を受けるためにはどのような準備や手続きが必要になるのでしょうか。
融資を受けるまでの流れの一例としては、まず、スマホやネットで申し込みを行い、その情報をもとに金融機関にて審査が行われます。
審査に通過すると連絡が来るため、無人店舗に移動して最終的な手続きを行います。
手続きと言っても身分証明書を提示してカードを発行してもらうだけです。
カードが発行されれば店内のATMでそのままお金を借りることができます。
①身分証明書
上述した通り、最低限必要な資料としては身分証明書のみとなっております。
(融資をうける条件によってはこの限りではありません)
身分証明書には以下のものが該当します。
- 免許証
- 保険証
- パスポート
- 個人番号カード
②収入証明
高額の借入を希望する場合は申し込みの時点で収入証明書が求められます。
ただ、大手の消費者金融機関であれば50万円以下の融資であれば収入証明書の提出が不要になります。50万円以上の借入を行う場合は収入証明書を用意しておきましょう。
③在籍確認
申し込みを行うと審査が行われます。その際に在籍確認が行われます。
もし在籍確認で職場に連絡されるのが嫌だという場合は、書類での確認でも対応してくれます。
以下の資料が必要になりますが、申し込み直後に担当者に電話して相談しましょう。
- 健康保険証
- 直近の給与明細
- 源泉徴収票の写し
お金を借りたいのに審査に通らない理由とは
そもそも、審査に落ちてしまう原因にはどういったものがあるのでしょうか。
自分でも気づかないうちに何らかの問題を抱えてしまっているかもしれません。
審査でチェックされるポイントをまとめましたので、一度現在の状況を振り返ってみてください。
勤務経験が浅い
審査では「収入が安定して、返済能力があること」を見られています。
そのため、勤務経験が短いと頻繁に転職を繰り替えし、収入が安定していない人だと判断されてしまう場合もあります。
短すぎると絶対にダメというわけではありませんが、審査に通る可能性は低くなります。
一般的には最低でも半年以上あれば問題ないといわれています。
まずは勤務経験を伸ばしてみましょう。
申請金額が多い
日本では総量規制と言って貸付できる金額は収入の3分の1未満と法律で規定されています。
そのため、それ以上の額を希望して申請を行うと審査に通ることはありません。
逆に希望額が低いほど審査には通りやすくなるので、いきなり大きな金額から希望するのではなく少額から初めてみましょう。
金融事故を起こしている
過去に金融事故を起こした場合、信用情報にその記録が残ってしまい審査に通りにくくなります。以下のような場合に金融事故として扱われます。
- 3か月以上滞納をした
- クレジットカードなどの強制解約と代位弁済をした
- 債務整理(自己破産や個人再生)を行った
- クレジットカードショッピング枠の現金化を行った
- 携帯電話料金を滞納した
- 奨学金の返済を滞納した
現在の自分の状況を知りたい場合は信用情報機関に問い合わせて確認を行ってみましょう。
ちなみに事故情報については時間がたてば解消され、事故情報の解消には「解消から5年」の時間が必要になります。
複数の金融機関から融資を受けている
複数の金融機関から融資を受けている、もしくは融資を受けるために申し込んでいる場合も審査に通りにくくなります。
他の金融機関で審査に落ちたとか、総量規制オーバーの可能性が疑われ、信用が低いと捉えられてしまうからです。
申し込み情報に誤りがあった
申し込みを行う際に、申請した内容に誤りがあった場合、信用不足のため審査に落ちてしまう可能性があります。
収入や勤務先、年齢といった情報については身分証明書などの資料や各金融会社が持つ独自のデータベースから推測されるものをもとに判断されるため、誤った記述がされている場合もほぼ判明すると思っていいでしょう。
記載ミスの場合もあり、そういった時は担当者から連絡があって確認をとれれば問題なく再申請できることもありますが、あまりに誤りが多い場合は審査に通らなくなります。
審査が甘い金融機関は存在しているのか
審査なしで貸付を行ってくれる(まともな)金融機関は存在していません。
ただ、審査の内容は金融機関ごとにことなっているため、それぞれの金融機関の特徴を知ることで審査に通りやすくなります。
銀行よりも消費者金融
一般的に銀行系のカードローンよりも消費者金融の方がお金を借りやすいと言われています。
というのも、もし銀行と消費者金融のそれぞれが全く同じ条件(審査基準、融資額)でお金を貸してくれるならば、だれしも安心感のある銀行からお金を借りたいと思うはずです。
そのため、消費者金融は何らかの形で銀行よりもメリットを出す必要があります。
そこで、融資までのスピードを速めるために審査の基準を緩くしたり、銀行に申し込めないような人向けにお金を貸すことで賃金業者として成り立っています。
ただ、審査が甘くなるということは、返済を滞らせたり、そもそも返済ができないような人にもお金を貸してしまう確率が高めてしまいます。
そうなると、事業としては損が生まれてしまうので、会社が利益を出すために必然的に一人から得られる利益を上げる必要があり、結果として利子が高くなってしまうのです。
おすすめの大手消費者金融
プロミス
アコム
大小よりも中小規模の消費者金融
消費者金融の中にも大小含め様々な会社が存在しています。
その中でも大手の金融業者よりも中小規模の金融業者の方が審査が甘いと言われています。
銀行と消費者金融の関係性と同じように消費者金融の中でも大手と中小ですみわけが行われており、審査の通りやすさで差別化されています。
市場の競争原理が働き、中小規模の企業は大手よりも審査が緩くなり、大手で審査に通らなかったような人が中小規模の消費者金融を頼るという構図が作られているのです。
おすすめの中小消費者金融業者
ライフティ
楽天カードは審査不要なキャッシングが可能?
「楽天カードならば審査が無いという噂を聞いたんだけど…」という話もありますが、実際には楽天カードにも審査はあります。
審査基準は非常に低く設定されていますが、それはクレジット枠になります。
楽天カードにはクレジット枠とキャッシング枠が存在しており、キャッシングで利用しようと思うと他の金融機関同様に審査に通らなければなりません。
実際に申し込んでカードが届いたと思っても、キャッシングについては審査が通過せず、使えないなんてこともあります。
即日審査なしでお金が必要なときは
銀行、大手、中小規模の消費者金融の全て審査に落ちてしまった場合。
再び審査を受けるためにはしばらく時間をおかなければならず、その間の生活費が無いということにもなるでしょう。
そこで、できるだけ早く、審査を受けずにお金を借りる、もしくは手に入れる方法を調べてみました。
電子マネーを現金化する
PASMOのような交通系電子マネーやEdyのような商業系電子マネーを専門の業者を介して現金化する方法です。
この方法は非常にグレーな方法であり、こういうグレーな領域には利用者を騙そうとする人間が一定数存在しているので、あまりおすすめはできません。
日雇いのアルバイトに申し込む
即日とまではいきませんがなるべく早く現金を手に入れるために日雇いバイトに応募するのはいいかもしれません。
業種によっては当日のうちに給与の支払いをしてくれる会社も存在しています。
仕事が決まるまでには数日の時間がかかってしまうかもしれませんが、そこまでの余裕があるのであればまずは自分の力で働いてお金を用意することを考えましょう。
無職だけどお金が必要な人
もし、あなたが現在失業中で失業給付金の支給までの間に収入が無くて困っている場合は職業訓練校に問い合わせてみましょう。
自己都合で退職した場合でも条件によっては給付までの期間を短縮させることができます。
まずは話を聞いてみましょう。
多重債務を抱えていてお金が必要な人
複数の金融業者から借入を行っており、すでに総量規制の限度まで借入を行っていて審査に通らなくなってしまっている人は債務整理を行ったほうがいいでしょう。
下手にお金を都合しようとして闇金や怪しい業者に関わってしまうよりはずっと良いはずです。
まずは専門の相談所に問い合わせてみましょう。無料で相談に乗ってくれるところもあるので安心してください。
即日審査なしでお金を借りるには【まとめ】
審査に落ちて融資を受けられず、手持ちのお金が減っていくと精神的に追い詰められてしまい、正しい判断ができなくなってしまいます。
そういう状況になると悪徳業者の甘く魅力的な言葉があなたの心にスルりと入り込んできて、気づけばさらなる悲劇に足を踏み入れてしまうのです。
どんなに辛い状況に追い込まれたとしても闇金にだけは手を出さないようにしましょう。