学生になると、いろいろお金がかかりますよね。
金欠に苦しんでいる学生が非常に多いのが実情です。
一方で、学生ローンや消費者金融からお金を借りて、楽にピンチを乗り切っている学生も多く、学生がお金を借りることはとても簡単なことなんです。
そこで今回は、学生がお金を借りる方法や賢く借りるためのコツ、そして気になる疑問についてお話ししていきます。
1.学生がお金を借りる3つの手段
手段1.奨学金で借りる
手段2.クレジットカードで借りる
手段3.カードローンで借りる
【補足】お金を借りる以外にお金を工面する方法
2.学生がお金を借りるならカードローンがお得な2つの理由
理由1.返済方法が多様である
理由2.手数料がかからない返済方法がある
3.学生がお金を借りる条件
条件1.携帯料金滞納の繰り返し
条件2.クレジットカード料金の長期延滞
条件3.短期を含めバイトを全くしていない
4.学生がお金を借りるとき気になる6つの疑問
疑問1.親バレしないの?
疑問2.未成年でも借りれるの?
疑問3.学生ローンってなに?
疑問4.返せなくなった時はどうなるの?
疑問5.何に使えるお金を借りれるの?
疑問6.在学中に返さなくてはいけないの?
5.学生がお金を賢く借りる3つのコツ
コツ1.金利の計算
コツ2.お金の借り方を選ぶ
コツ3.借りる日にちを考える
6.学生におすすめのカードローン
1.学生がお金を借りる3つの手段
学生がお金を借りる手段には、大きく分けて次の3つがあります。
この中で、おすすめの方法はカードローンになりますが、それぞれの借りる方法を簡単にお話ししていきます。
手段1.奨学金で借りる
奨学金は学費や家賃のために借りるものですが、生活費として使う事も可能なので、奨学金を借りれるなら、奨学金でお金を借りる事が最もおすすめです。
ただ、事前に申請の必要であったり、申請する時期が決まっているなど不便なことが多いので、すぐお金が必要という方には向いていません。
手段2.クレジットカードで借りる
クレジットカードにはキャッシング機能がついており、そのキャッシング機能を使う事でお金を借りる事が出来ます。
クレジットカードがあればお金を借りられるという便利なものですが、キャッシングでお金を借りてしまうと、損をしてしまう事も多いです。
また、学生はこの機能をつけていないクレジットカードを持っている人も多く、お金を借りる為にこの機能をつけるというのは少し面倒になります。
手段3.カードローンで借りる
カードローンとは、銀行や大手消費者金融からお金を借りる事であり、学生専用の学生ローンというものもあります。
学生がお金を借りる手段として最もおすすめなのが、このカードローンで借りる事です。その為、カードローンでお金を借りる方法をこれからお話ししていきます。
【補足】お金を借りる以外にお金を工面する方法
ここではお金を金融機関に借りる以外に工面する方法を紹介します。
親にお金を工面してもらう
親にお金を借りることが出来る場合には、親にお金を借りるのが一番です。
節約してお金を捻出する
慢性的にお金がないならば、お金を借りる前に節約して、お金を捻出する努力をしてみましょう。
2.学生がお金を借りるならカードローンがお得な2つの理由
お金を借りる方法はいくつかありますが、学生に限らずお金を借りるのであればカードローンが最もおすすめです。まずは、何故カードローンがおすすめなのかをこれからお話ししていきます。
理由1.返済方法が多様である
大手消費者金融や銀行からお金を借りた場合、返済方法がかなり多様にあります。具体的には、次の6つの方法でお金を返すことが出来ます。
- コンビニのATM
- 専用のATM
- 銀行振込
- 口座引落
- 店頭での返済
- ネット返済
このように、返済方法が豊富なため、自分の気が向いた時に好きな方法でお金を返すことが出来ます。
借金に慣れてしまうと返済がめんどくさくて、無駄に利子を支払う事が増えてしまうので、返済方法は多様なだけ便利になります。
理由2.手数料がかからない返済方法がある
金額や借りている期間にもよりますが、何回かに分けて返済する場合、年利よりも手数料の方が無駄なお金を支払う可能性が高くなります。
例えば、
3万円を1ヶ月借りた場合、年利18%と15%では利子は次のようになります。
- 3万円×18%÷365日×30日=444円・・・掛かる利子は444円
- 3万円×15%÷365日×30日=370円・・・掛かる利子は370円
年利が3%違ってもかかる利子は、1か月で74円しか変わりません。
その為、年利18%でATM手数料0円より、年利15%でATM手数料100~200円の方が損だという事になります。
お金を借りる時に、返済するときの手数料を考える人はあまり多くないですが、学生の場合年利以上に手数料がもったいない事が多々あります。
そのため、手数料が掛からない返済方法が多い、カードローンでお金を借りた方がお得になります。
おすすめはプロミス
3.学生がお金を借りる条件
ここからは、カードローンでお金を借りる事を前提に、学生がお金を借りる条件をお話ししていきます。
未成年を含め学生であればお金を借りる事はとても簡単で、以下の図の3つに当てはまらなければ、ほぼお金を借りる事が出来ます。
※アルバイトでも在籍確認できることがポイント
この3つの条件に当てはまらなければ、お金を借りる事が出来る可能性は相当高いです。
条件1.携帯料金滞納の繰り返し
学生がお金を借りる事ができない最も大きな理由が、料金の滞納があります。
最近の携帯料金はほとんどの場合で、携帯本体の料金も含まれています。その為、携帯代を滞納しないように注意が必要です。
条件2.クレジットカード料金の長期延滞
クレジットカードの支払いを長期的に滞納してしまっては、お金を借りる事が一気に難しくなります。
条件3.短期を含めバイトを全くしていない
短期のアルバイトをしていても、学生であればお金を借りる事が出来ます。
ただ、ただし、長期のアルバイトをしている方が、借りることが可能な会社が増える為、自分に合った会社から借りられるようになります。
長期的なアルバイトをすることで、利子が低い銀行からお金を借りることも可能になるので、出来る限り長期的なアルバイトをするようにしてください。
※目安としては6か月~1年同じ職場で働くことが長期的なアルバイトの条件になります。
4.学生がお金を借りるとき気になる6つの疑問
ここから、お金を借りるにあたって学生が気になる6つの疑問について、簡単にお話ししていきます。
疑問1.親バレしません
金融会社には、第三者に情報を漏らしてはならないという大原則があります。その為、借りた会社から第三者に情報が漏れるという事はまずありません。
もしばれるとしたら、自分の原因でばれることになるので、次の3つの点について気をつけるようにしてください。
疑問2.未成年でも借りれます
学生であれば、未成年であってもお金を借りる事が出来ます。
ただ、未成年の社会人となると、消費者金融等ではお金を借りる事は出来ないので、クレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を借りる必要があります。
また、未成年の学生であっても、銀行等では貸してくれないことがあるので、事前に確認はしておく必要があります。
疑問3.学生ローンは学生専用のカードローンです
学生専用にお金を貸している会社からお金を借りる事を学生ローンと言います。それに対して、普通の消費者金融や銀行からお金を借りる事をカードローンと言います。
学生ローンは、金利は大手消費者金融とほとんど変わりませんし、借りたり返したりするのが不便なため、基本的におすすめしません。
ただ、短期アルバイトしかしておらず、大手の会社で断られてしまったという学生には、おすすめです。
疑問4.返せなくなった時はすぐに連絡しましょう
返せなくなった段階で、電話連絡を入れれば特に問題はありません。返せなくなった理由に応じて、これからの事を相談に乗ってもらえます。
ただ、初めから返す見込みのない金額を借りてしまい返せなくなった場合や、返済日にお金を返していないのに連絡せず、会社からの連絡も無視してしまうと、親に連絡が行く可能性があるので、気をつけてください。
疑問5.お金は自由に使えます
学生がお金を借りる場合、ほぼ間違いなくカードローンで借りる事になります。カードローンとは、プロミスやアコムのような消費者金融からお金を借りる事です。
カードローンは、住宅ローンのように使い方が限定されておらず、なんでも好きなことに使う事が出来ます。
疑問6.在学中に返す必要はありません
学生時代に借りたからと言って、学生のうちにお金を返さなければいけないものは1つもありません。返済日を守って返済していけばいいので、この点については何も心配する必要はありません。
5.学生が賢くお金を借りるコツ
学生でお金を借りるという人はほとんどが初めてだと思います。そこで、賢くお金を借りるコツをこれからお話ししていきます。
- 金利を計算する
- お金の借り方を選ぶ
- 借りる日にちを考える
コツ1.金利の計算をする
お金を借りる時に、多くの人が少しでも金利の低い会社から借りようとします。基本的にはその方がいいのですが、実際にお金を借りる日数を考えると、そこまで金利を気にする必要のないことも多くあります。
これから説明していきますが、返済する手間を考えたり、金利よりもATM手数料を気にした方が良い事も多いです。
※利息とは、借りた金額に+して支払う金額のことで、金利が低くなれば利息も少なくなります。
コツ2.お金の借り方を選ぶ
自分がいくら借りるかによって、お金の借り方を変える事ができればお金を賢く借りる事が出来ます。
例えば、運転免許を取る為にお金を借りる場合は、専用のローンも考慮して、少しでも金利の安いものを選ぶのがベターです。
しかし、数日だけ借りる場合は、金利の低さより、返す方法が楽なものや近くにあるコンビニのATM手数料が無料の会社を選んだ方がお得に借りる事が出来ます。
コツ3.借りる日にちを考える
お金を借りるのは、なるべく必要な日の近くにして、必要最低限のお金を借り、返済できる時にすぐ返済するようにすることが大事です。
お金を借りるのは、非常に便利な事なので、慣れてくると大体で借りてしまう人が多くなってしまいます。
せっかく金利の低い会社でお金を借りても、その辺に気をつけないと結構損をしてしまうので、しっかり気をつける必要があります。
6.学生におすすめのカードローン
学生が安心してお金を借りるためには、知名度が大きな条件だと思います。
そこで今回は、知名度と安心感を意識したカードローンをご紹介します。
先程の条件を満たしていれば、ほぼ借りる事ができる会社になります。
ただ、基本的には安定収入が必要となるので、アルバイトをしていない人は注意してください。
プロミス
詳細
プロミスは、他社が提供しているほぼすべてのサービスを提供しており、最短即日でお金を借りることが出来、お金を借りてから30日間の無利息サービスを受けることが出来ます。
特に、プロミスオリジナルのサービスとして人気を集めているのが、女性オペレーター専用のダイアルであり、女性はもちろん男性でも疑問点や契約について女性オペレーターに確認することが出来ます。
また、審査対象も広く安定した収入さえあれば正社員でなくても審査対象になるため、パートをしている主婦、アルバイトの学生でも審査に通る可能性があります。
しかも、最大金利が17.8%と他の消費者金融より低くなっているので、少しでもお得にお金を借りたいという人にも人気です。
レイク
詳細
レイクでは土日祝日でも審査を受ける事が出来、最短即日でお金を借りる事が出来ます。
※最短即日融資を希望であれば、21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
申し込み方法も豊富で、下記の4つがあります。
- WEB申し込み
- 電話申し込み
- 自動契約機での申し込み
- 郵送での申し込み
この中でも特に早いのが「WEB申し込み」と「自動契約機での申し込み」になります。
申し込み状況にもよりますが、早い時は「申し込み~借り入れ」まで含めても1時間程で終わります。
また、レイクには、選べる無利息サービスがあります。
- Webで申し込むと60日間無利息※1
- お借入れ額5万円まで180日間無利息※2
※1 レイク利用が初めての方、初回契約翌日から無利息、無利息期間経過後は通常金利適用、30日間無利息・180日間無利息と併用不可、Web申込かつ契約額1~200万円までの方
※2 レイク利用が初めての方、初回契約翌日から無利息、無利息期間経過後は通常金利適用、30日間無利息・60日間無利息と併用不可、契約額1万円~200万円までの方
※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります
※商号:新生フィナンシャル株式会社※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
レイクの「Webで申し込むと60日間無利息」、「お借入れ額5万円まで180日間無利息※契約額1万円~200万円まで」は独自のサービスになっており、初めてレイクでお金を借りる人にとっては、とてもおすすめのサービスになります。
また、他社の無利息サービスが30日間なのに対して、レイクでは60日間、180日間とその期間も非常に長く、その分利息を大きく減らせます。
まだレイクに申し込んだことがない人は、優先してレイクを利用することをおすすめします。
【レイク貸付条件】ご融資額などお借入れに関する諸条件です。
満20歳以上70歳以下の方で安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)は、ご利用いただけます。
※お取引期間中に満71歳になられた時点で新たなご融資を停止させていただきます。
ご融資額 | 1万円~500万円 |
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貸付利率(実質年率) | 4.5%~18.0% ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。 |
ご利用対象 | 満20歳~70歳(国内居住の方、ご自分のメールアドレスをお持ちの方、日本の永住権を取得されている方) |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
ご返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 元利定額リボルビング方式 |
ご返済期間・回数 | 最長5年・最大60回 ※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。 |
必要書類 | 運転免許証等 収入証明(契約額に応じて、当社が必要とする場合) |
担保・保証人 | 不要 |
- 貸付条件を確認し、借りすぎに注意しましょう。
- レイクが契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関:日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
- ご契約には所定の審査があります。
- 2018年4月現在
専門監修者コメント
学生の皆さんがお金を借りる必要に迫られるのは基本的には学費と生活費のどちらかでしょう。学費の場合はやはり奨学金をお勧め致します。ただ、奨学金の場合は、事前申請が基本ですので新生児期と内容などの早め早めの確認と対応が求められます。生活費その他については、クレジットカードまたはカードローンの利用になりますが、本記事でもご紹介のとおり、各社によって手続方法や審査基準、返済方法等が異なります。それらの情報を事前にしっかりと確認することはもちろんですが、自分なりの返済計画をしっかりと立てて、延滞せずに計画的に返済するように致しましょう。最後に、借入れは決して癖にならないように必要最小限に留めるように心掛けましょう。 FP竹内誠一氏のプロフィール