Suicaと一体化しているクレジットカードだったり、楽天Edyのマークが入っているクレジットカードだったりと個人カードは幅広い電子カードと提携していますよね。
法人カードをお持ちの方は、法人カードがあまり電子マネーと紐づいていないことに不満を抱える方も多いのではないのでしょうか?
今回は電子マネーの説明と電子マネー付帯可能な数少ない法人カードを紹介していきたいと思います。
1.電子マネーとは
電子マネーとは、コンビニ、自動販売機、電車などで現金の代わりにカードやスマホで支払いすることができる電子のお金のことです。
以下の図のように大きく4つに分けることができます。
プリペイド型は基本的に現金でチャージする前払い式ですが、最近はオートチャージなどのクレジットカードと紐づくことで実質後払いをすることもできます。
ポストペイ型はクレジットカードと紐づき、クレジットカードの引き落とし日に一緒に引き落とされます。
交通系は全国で30種類以上とたくさんありますが、1枚でバス・電車なら全国どこでも乗れるようになっています。
商業系はコンビニやスーパー、自動販売機など様々な場所で利用できる電子マネーです。
2.電子マネーが使える法人カードは?
先ほど図で紹介したように、電子マネーにはたくさんの種類があります。
ただ、電子マネーならどの種類でも法人カードに付帯しているわけではありません。
今のところ法人カードで付帯しているのは商業系ポストペイ型のiDとQUICKPayのみです。
そのうち法人カードでSuicaのオートチャージができたりする時代が来るかもしれませんが、残念ながら今のところそういった法人カードは出ていません。
したがって、今回はiDかQUICKPayが発行できる法人カードを紹介していきます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
詳細
プラチナカードではありますが、カード会社からの招待を待つことなく誰でも申し込むことができます。
さらに、何より優れているのは、JALマイルの還元率です。本家のJALカードよりも還元率が上です。
この仕組みは、1,000円の利用で10JALマイル。そして、2,000円の利用で1永久不滅ポイントが貯まります。
200永久不滅ポイントが貯まると500JALマイルと交換できるので、1永久不滅ポイントで2.5JALマイルとなります。
したがって、1,000円で10JALマイルと1.25JALマイル(永久不滅ポイント分)で11.25JALマイルが貯まることになります。
100円換算で1.12JAL5マイルとなり、1.125%の還元率となるわけです。
年会費は高めですが、プライオリティパスの4万円分含まれているので、それと比べるとかなりお手ごろだと思いますよ!
3.まとめ
今回は電子マネーの説明とiDとQUICKPayが使える法人カードを2枚紹介しました。
まだまだ、電子マネーの付帯した法人カードは少ないです。
流通量の多いSuicaなど早めに実用化されて、法人カードでピピッと買い物できる日が来ればいいですね!