法人カードと聞いただけで、一般のクレジットカードよりも審査が厳しそうな感じがしますよね。
実際のところ、厳しいカードもありますが、驚くほど甘いカードもあるのです。
会社の経営状態が良好だったら厳しいカードの審査で勝負して、良好でなかったら甘いカードで勝負するのも一つの作戦です。
ただ、いくら甘いカードがあると言っても、ある程度のポイントを押さえないと連敗してしまう可能性も十分あります。
そこで今回は、審査に通るためのポイントや審査が甘い法人カードを紹介していきたいと思います。
1.審査に通る為のポイント5つ
①会社設立年数
会社の設立年数は「設立から3年以上経っているかどうか」が基本的な条件です。
ただ、だからと言って設立後2年はダメで、4年は大丈夫といったカチカチな審査ではありません。
3年が企業が安定するかどうかの境目ととらえられており、年数に関係なく安定感をクレジットカード会社に認めてもらうことが大切です。
②決算状況
決算状況に関しては、「2期以上の連続黒字決算」が一つの目安となっています。
クレジットカード会社にとって顧客の経営難は貸し倒れにつながりますので、赤字が続きすぎると審査に通るのは厳しいです。
ただ、赤字決済だからといってカードの作成が無理と決まったわけではありません。可能性が低くなってしまっただけです。
詳しくは、こちらの記事を参照してください。
⇒法人カードの審査は赤字決済であきらめるのはまだ早い
③固定電話
固定電話は意外に思われる方もいるかもしれませんが、社会的に信用のある会社は携帯電話ではなく必ず固定電話があります。
登録の際に書く電話番号を固定電話にすれば、審査に通る確率は確実に上がります。
JCB法人カードのように固定電話がないだけで審査に落とされる例もあります。
④代表者個人のステータス
法人カードといえども法人のデータだけで審査されるものではありません。
特に設立後あまり経っていない会社は、そもそも見せるだけの資料がありませんよね。
そのため代表者個人の信用情報を参考にして審査されます。
債務整理などの過去があると、かなり厳しくなってしまいますね。
⑤自社のホームページ
他のポイントに比べると重要度は高くないのですが、会社の信用力を上げるためには自社のホームページは必要です。
特に、会社概要、実績、お問合せフォームなどの基本的なコンテンツを用意しておくことが重要です。
ホームページでは「実際に会社として活動しています」という証拠を見せましょう。
2.プロモーションで申し込む
他にも法人カードを作るときのポイントとして、プロモーションで申し込むことが挙げられます。
よく空港などでクレジットカードの勧誘をしているブースありますよね。
派遣された社員やアルバイトがメインでやっていますが、営業社員も1人はいるはずです。
そういった営業担当の人はノルマが課せられていることも多く、直接申し込むことで少し審査が優遇される場合もあります。
3.審査が甘いおすすめの法人カード2枚
審査に通る自信が無いのであれば、審査基準が甘いことで知られるカードも検討してみてはいかがでしょうか。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
詳細
アメリカン・エキスプレス(通称:アメックス)はステータスの高いカードとして有名ですね。
気になる利用限度額は特に決まっていなく、個々のカード会員の利用状況や支払い状況などによって変わって来ます。
また、アメックスということもあり、保険関係も充実しております。海外旅行保険は最高1億円で家族も保障されたり、しかも自動付帯でもっているだけで利用することができます。
一つ気になる点は年会費が高いところですね。
年会費分のサービスは充実していますが、もし高く感じられるなら他の法人カードの申込を優先した方が良いと思います。
ライフカードビジネス(スタンダード)
☆年会費無料
☆ETCの無料発行
☆無料の追加カード
詳細
限度額100万円以下の契約であれば決算書や確定申告書の提出が省かれており、比較的柔軟に審査がおこなわれています。
ショッピング一回払いだけでなく、回数指定分割払い、ボーナス払い、リボルビング払いなども利用出来ます。
クラウド会計ソフトfreee(フリー)と連携させることで、ライフカードビジネスの利用代金明細から自動的に会計帳簿を作成することが可能。
他のカードと比べて、初めて法人カードを契約するという個人事業主様や、中小企業の経営者様に選ばれることが多くなっています。
4.まとめ
今回は審査に通るためのポイントや審査の甘い法人カードを紹介しました。
審査に自信のない方は、是非ポイントを確認してから申し込んでみて下さい!