JCBは日本唯一の国際クレジットカードブランドとして有名ですよね。
今回はそんなJCBの法人カードに絞って色々比較してみたいと思います。
ひと昔前は海外での利用は向いてないと言われていたものの、今や着々と海外での利用も拡大しています。
仕事のお供としてピッタリの一枚を見つけましょう!
1.JCB法人カードの種類
2.JCB法人カードの比較
ポイント還元型 or キャッシュバック型
ポイント型:一般法人カード or ゴールド法人カード
ポイント型:ゴールド法人カード or プラチナ法人カード
キャッシュバック型:ビジネスプラス法人カード or ビジネスプラスゴールド法人カード
3.まとめ
1.JCB法人カードの種類
ます、JCB法人カードはポイント還元型かキャッシュバック型かで大きく2つに分かれます。
以下の表のように、ポイント還元型は、「一般法人カード」、「ゴールド法人カード」、「プラチナ法人カード」の3種類あります。
一方、キャッシュバック型は「ビジネスプラス法人カード」、「ビジネスプラスゴールド法人カード」の2種類あります。
あと、知名度はないのですが、「JCBグランデ法人カード」という「JCB法人カード」と「JCBゴールド法人カード」の中間に位置する法人カードがあります。
これだけあると、どういった基準でどのカードを選べばいいいのかわからりませんよね。
次章は、それぞれのカードを比較してみたいと思います。
2.JCB法人カードの比較
ポイント還元型 or キャッシュバック型
ポイント還元型のJCB法人カードは、キャンペーンなどを除き、ポイント還元率は一律0.5%となっています。
ゴールドカード、プラチナカードだからと言って、ポイントの還元率が上がるわけではないので注意してくださいね。
この0.5%の還元率は、法人カードとしては良くも悪くもない普通の還元率です。
対して、キャッシュバック型はというと月間カードご利用額によってキャッシュバック率が変わってきます。
以上の表のようになっていますが、ここで「100万円使ったからといい、3%の3万円キャッシュバック」というわけではありません。
ここで決まるのはあくまでキャッシュバック率です。
ここのキャッシュバック率をもとにして、翌月のカードご利用金額(JR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店のご利用金額合計)からキャッシュバック対象金額が決まります。
※注意:飲食代や電話などの固定費などはキャッシュバック対象金額から除く。
その対象金額とキャッシュバック率を掛け合わせると実際のキャッシュバック金額が決まり、翌々月のカードご利用代金お支払い日にキャッシュバックが実施されます。
〜ちょっと複雑なので…〜
例えば、今月50万円のカード利用があったとします。
上の表から、キャッシュバック率は1.5%となります。
翌月、ガソリン代金や宿泊費合わせてキャッシュバック対象金額が計20万円ありました。
20万円×1.5%=3,000円となり、3,000円が翌々月にキャッシュバックされます。
途中で気づいた方もいると思いますが、キャッシュバック対象金額はJR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店のご利用金額合計なので、これらのご利用があまりない方にはあまりお勧めいたしません。
毎月5万円以上のご利用があり、さらにそのご利用金額の内訳の多くがJR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店の代金であるという方には最適だと思われます。
それらのご利用があまりない方には、通常のポイント型をおすすめいたします。
ポイント型:一般法人カード or ゴールド法人カード
多くの方がポイント型に当てはまると思ったので、先にポイント型で「JCB一般法人カード」と「JCBゴールド法人カード」の比較をしていきたいと思います。
簡単に表にまとめてみると以下のようになります。
まず、ゴールドカードのデメリットとなりえる部分を青くしてみました。
やはり年会費の高さが一つネックになってくると思います。
ただ、赤で示したメリットを見てもわかるように、ゴールドには特典がたくさんあります。
ポイントは、保険やラウンジサービスなどの「出張関係」での充実度が段違いです。
もし出張が多く、保険が充実していた方が安心だし、ラウンジサービスを使ってゆっくりしたいという方は、年会費が高くてもそれ以上のサービスをこのゴールドカードから感じられると思います。
出張なんてめったにないし、その分年会費を抑えたいという方は「JCB一般法人カード」で十分ですね。
一般法人カードとゴールド法人カードのお申し込みはこちら
ポイント型:ゴールド法人カード or プラチナ法人カード
プラチナカードはステータスがグッと上がり、興味のある経営者の方も多いのではないのでしょうか?
ポイントを簡単に以下の表にまとめてみました。
この表にまとめてみると、年会費だけ上がってそのほかは大して変わってないように見えてしまいます…。
しかし、プラチナカードのサービスは、この表に入りきらないほどたくさんあるのでご紹介します。
プラチナ・コンシェルジュデスク
海外や国内のホテルの予約をはじめ、航空券・列車・レンタカーの手配など、旅行に関する各種サポートをしてくれます。また、ゴルフ場やレストランなどのエンターテイメントに関する相談なども承ってくれます。
プライオリティ・パス(代表者のみ)
世界120の国や地域、約400の都市で役850カ所の空港ラウンジを無料で利用できるサービスとなっております。バタバタする出張でもゆったりと集中できる環境で過ごせます。
グルメ・ベネフィット
国内の有名レストランの所定のコースメニューを2人以上で予約すると、1人分の料金が無料になる期間限定のサービスです。ビジネスの接待でもプライベートな会食でもご利用できます。
カーアクシデントケア制度
ビジネスには必須の自動車でもしものアクシデントが発生した場合に、5万円のお見舞金を負担してくれます。
以上がプラチナカードのお得なサービスになります。
正直ここまでのレベルのカードだと、サービス云々よりもステータス重視で持っている方が大半だと思われます。
年会費が苦にならず、ステータスでちょっと見栄を張りたい方はJCBプラチナ法人カードがおススメです。
ゴールド法人カードのお申し込みはこちら
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キャッシュバック型:ビジネスプラス法人カード or ビジネスプラスゴールド法人カード
最後にキャッシュバック型の「JCBビジネスプラス法人カード」と「JCBビジネスプラスゴールド法人カード」を比較していきます。
ポイント型の一般カードとゴールドカードの比較とほぼ同じですが、以下のようになっています。
一般カードに関しては、保険がほぼないのがデメリットです。
キャッシュバックの利用に割り切って、出張などの際は他の保険を契約するのも一つの手ですね。
ただ、そうなるとゴールドカード発行した方が安く済むようなることも十分考えられます。
キャッシュバック型を選ばれる方の多くは、1章で話したように出張費などがかさむことが想定されてますので、ゴールドカードを発行してしまった方がいいでしょう。
ビジネスプラス法人カードとビジネスプラスゴールド法人カードのお申し込みはこちら
3.まとめ
今回は、日本で知名度の高いJCB法人カードの比較をしました。
ここまで種類があると迷ってしまうのもよくわかるので、それぞれのメリットをしっかり整理して、自分のビジネスに合ったカードを発行しましょう!