初めてキャッシングを利用するのであれば、不安を感じるのは当然のことです。
このページでは、「初めてでも安心して利用できる会社はどこ?」「いくらまでなら貸してもらえるの?」といった疑問にお答えします。
また、キャッシング初心者に向けて、借入までの流れやキャッシングを上手に使うコツも紹介します。
初めてのキャッシングならクレジットカードより大手消費者金融
キャッシングが初めての人におすすめの会社5選
初めてのキャッシング審査で気をつけること
初めてキャッシングする際の限度額は年収の1/3まで
キャッシングしたことがある人は10人に1人!?
キャッシングのメリットとデメリット
キャッシングの上手い使い方
よくある質問【パート、学生でも借りられる?等】
初めてキャッシングする人におすすめの会社【まとめ】
初めてのキャッシングならクレジットカードより大手消費者金融
初めてキャッシングする人はまず、大手消費者金融を選びましょう。
ここで言う大手消費者金融とは、次の5社のことです。
- プロミス
- アコム
- アイフル
- レイク
- SMBCモビット
キャッシングする方法としては、消費者金融の他にも銀行カードローンやクレジットカードのキャッシング枠利用などがあります。
その中でなぜキャッシング初心者には大手消費者金融がおすすめなのか、説明します。
大手消費者金融の特徴
キャッシング初心者に大手消費者金融がおすすめの理由は次の4つです。
- 審査スピードが早く、即日融資も可能
- 比較的審査に通りやすい
- 無利息サービスがある
- 電話対応などのサポート面の質が高い
大手消費者金融は審査スピードが早く、最短30分で審査結果が出ます。
そのため、申し込んで1~2時間後には借入できる、というケースも珍しくありません。
また、銀行カードローンと比べると比較的審査に通りやすく、プロミスやアイフルであれば2人に1人が審査に通ります。
大手消費者金融の審査通過率
キャッシング会社 | 審査通過率 |
---|---|
プロミス | 37.6%(2021年4月) |
アコム | 41.2%(2021年4月) |
アイフル | 38.1%(2021年3月) |
レイク | 35.1% (2021年3月) |
SMBCモビット | 非公開 |
中小消費者金融 | 約10% |
参考:プロミス「月次データ」、アコム「マンスリーレポート」、アイフル「月次データ」、レイク「決算・ビジネスハイライト」、中小消費者金融:当サイト調べ。
くわえて、初めてキャッシングする方が対象の「無利息サービス」も魅力的です。
SMBCモビットは無利息サービスを実施していません。
※はじめての方なら最大30日間利息0円です。
この無利息サービスを利用し、期間内に全額返済すれば利息は一切かかりません。
初めてのキャッシングなのであれば、利用しない手はありませんね。
また、ここで紹介している5社はすべて大手銀行のグループ会社、もしくは東証一部上場企業です。
そのため、法令順守の意識が強く、無理な貸付や取り立ては行いません。
電話対応もとても丁寧で、返済の相談にも乗ってもらえますよ。
ただ、大手消費者金融にも欠点はあります。
それは、金利の高さです。
大手消費者金融の金利
カードローン会社 | 金利(実質年率) |
---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% |
アコム | 3.0%~18.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
レイク | 4.5%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
金利に幅がありますが、10万円以下の少額借入であれば上限の金利が適用されます。
プロミスなら17.8%、アコムなら18.0%ですね。
金利の算出方法は次の通りです。
たとえば、プロミスで10万円を30日利用した場合、利息は1,463円になります。
銀行カードローンは一般的に消費者金融より金利が低く、たとえばみずほ銀行カードローンであれば年2.0%~14.0%です。
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
みずほ銀行カードローンで10万円を30日利用した場合、利息は1,150円です。
つまり、プロミスで借りた方が利息は313円高くなるということですね。
ただし前述した通り、プロミスの場合は初めての申込であれば無利息サービスが適用されるので、むしろ銀行カードローンよりお得になります。
大きい金額を長い期間かけて返済していく場合、消費者金融の金利の高さは気になりますが、少額をすぐに返せるのであれば消費者金融の方がお得になるケースが多いです。
たとえば、給料日前に数万円だけ借りたい、というような場合には消費者金融の方が適しています。
銀行カードローンの特徴
キャッシングの方法として、銀行カードローンから借りるという選択肢もあります。
みずほ銀行カードローンやauじぶん銀行が有名ですね。
銀行カードローンのメリットとしては、金利の低さが挙げられます。
- みずほ銀行カードローン :年2.0%~14.0%※
- auじぶん銀行 :年1.48%~17.5%
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
また、大手銀行グループであればサポート面でも安心できますね。
ただ、銀行カードローンの審査は厳しく、且つ時間がかかる傾向にあります。
審査結果がでるまで最短でも1営業日かかるので、すぐに借りたいという人には向きません。
土日対応していない会社も多いので、休日をはさんでしまうと審査にかなり時間がかかってしまいます。
また、最低借入額が10万円以上の会社が多く、少額借入ができません。
初めてのキャッシングでいきなり10万円も借りなければいけないのは、少し不安ですよね。
銀行カードローンは大きい金額を借りたい人、借入まで数日待つ余裕のある人向けの商品なのです。
クレジットカードのキャッシングの特徴
もう一つ、キャッシングする方法があります。
それは、お手持ちのクレジットカードのキャッシング枠を利用することです。
クレジットカードには「ショッピング枠」とは別に、「キャッシング枠」がついていることがあります。
キャッシング枠の利用上限額以内であれば、すぐにキャッシングすることができます。
ただし、金利は高めです。
クレジットカードの種類によりますが、18.0%ほどの金利になることもあります。
また、クレジットカードを持っていなかったり、持っていてもキャッシング枠の設定をしていなかったりすると、審査から始めなればいけないのですぐには借りられません。
中小消費者金融には闇金も紛れているので注意
これまで紹介した会社以外に、中小の消費者金融から借りることもできます。
ただ、中小消費者金融には貸金業登録をしていない、いわゆる「闇金」も紛れているので要注意です。
闇金は法外な高金利で貸し付けてきたり、恐喝に近い取り立てを行ったりと非常に危険な会社です。
闇金ではない正規の中小消費者金融であっても、サービス面やサポート面では大手消費者金融には劣りますので、キャッシング初心者にはおすすめできません。
キャッシングが初めての人におすすめの会社5選
初めてキャッシングする人には大手消費者金融がおすすめだとお話ししました。
では、大手消費者金融5社の中ではどこの会社を選ぶべきなのでしょうか。
結論から言うと、重視するサービスによっておすすめの会社は異なります。
なるべく金利の低い会社から借りたい、すぐに借りたい、周囲にバレずに借りたい、など、希望はさまざまだと思います。
これから各社の特徴を説明しますので、自分に合う会社を探してみてください。
無利息で借りるならレイク
無利息サービスを利用して金利0円で借りたいという人にはレイクがおすすめです。
冒頭でも述べた通り、SMBCモビット以外の大手消費者金融は30日間の無利息サービスを実施しています。
その中で、レイクは借入額のうち5万円までは180日間無利息です。
半年以内に返せば金利0円で済むなんて驚きですよね。
5万円以内の借入で半年以内に返済できるのであればレイクがお得です。
とくに、他社借入のない方におすすめしています。
レイク
低金利で借りるならプロミス
プロミスは金利が4.5%~17.8%と、大手消費者金融の中で最も低いです。
できるだけ低い金利で借りたい、という方にはプロミスがおすすめです。
金利だけでなく、利用者の満足度が高いのもプロミスの特徴です。
口コミサイトでは満足度4.07点(5点満点)と、大手消費者金融5社の中で最も高い満足度となっています。
プロミス
即日融資ならアコム
申し込んだ日にすぐ借りたい、という方には三菱UFJフィナンシャル・グループのアコムがおすすめです。
アコムの審査は最短30分で完了します。
土日祝日も含め24時間365日、申込できます。
お金が必要になったタイミングで申し込めば、即日融資してもらえるのです。
インターネットで申込後、フリーダイヤルに電話して急いでいる旨を伝えると、優先して審査してもらえますよ。
口座振込はもちろん、全国の提携ATMからすぐに引き出すことができます
アコム
バレずに借りるならアイフル
家族や友人、職場にバレずにお金を借りたい方にはアイフルがおすすめです。
基本的に、大手消費者金融は個人情報保護に力を入れているため、周囲にキャッシングがバレるということはありません。
自宅に電話がかかってくることはありませんし、郵送物にも社名は明記しません。
ただ、それでも不安という方はカードレスでアイフルを使うことをおすすめします。
カードレスであればカードが郵送されてくることもありませんし、財布に入れたカードを見られてキャッシングがバレるということもありません。
申込の際に「カードレス」、且つ「口座振替」を選べば、カードなしで借入、返済ともに可能です。
また、アイフル公式スマホアプリでも借入、返済ができます。
セブン銀行しか取引できないのがネックですが、絶対にバレたくない、という人におすすめです。
アイフル
職場への電話連絡なしで借りたい人はSMBCモビット
SMBCモビットの強みは職場への電話連絡なしで借りられる「WEB完結申込」です。
審査の際、キャッシング会社が申込者が実際に勤務しているか確かめることを在籍確認といいます。
大手消費者金融5社とも在籍確認は必須となっていて、多くの消費者金融は職場への電話で在籍確認を行っています。
きちんと働いているかどうかが返済能力の有無を審査するのに大事な要素だからです。
在籍確認の際、キャッシング会社が社名や用件を明らかにすることはないので、職場にキャッシングがバレる可能性は低いです。
ただ、普段は外部からの連絡がない人だと、電話がかかってくるだけで不審に思われてしまうこともありますよね。
そんな方におすすめなのがSMBCモビットです。
「WEB完結申込」であれば職場への電話連絡なしで申し込むことができます。
さらに、郵送物もカードもありません。
ただし、申込条件は厳しめで、次の2つの条件を両方満たしている人だけが申し込めます。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている
- 全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)もしくは組合保険証を持っている
当てはまる人はぜひSMBCモビットの「WEB完結申込」を検討してみてください。
SMBCモビット
初めてのキャッシング審査で気をつけること
キャッシングの際には必ず審査があります。
キャッシング会社は債務者からお金を返済してもらって初めて利益が発生します。
そのため、お金を貸してもきちんと返済できる人なのかどうかをチェックするのです。
では、審査とは一体どのように行われるのでしょうか。
審査の流れと審査基準を紹介します。
審査の流れ
おおまかな審査の流れは次のようになります。
おすすめはインターネットから申し込み、後日カードを郵送で受け取る方法です。
必要書類のアップロードはインターネット上で行えます。
必要書類は運転免許証などの本人確認書類だけで問題ないケースがほとんどです。
ただ、50万円以上などの高額借り入れを希望する場合は収入証明書の提出を求められる可能性があります。
申込内容と必要書類の内容をもとに、キャッシング会社が審査を行います。
無事審査を通れば、メールや電話で連絡が来ます。
あとは、郵送で送られてくる書類に返送するか、店頭窓口や無人契約機で契約を行えば完了です。
カードを受け取り次第、提携ATMから借入できます。
カードレスでも利用できる
カードローンというからにはカードがないと利用できないように思えますが、実はカードレスで利用することもできます。
カードレスで利用するには、次の2つの方法があります。
- 口座振替で借入、返済する
- スマホアプリを利用する
一つ目の方法が「口座振替で借入、返済する」です。
ご自身の銀行口座を登録し、そこに振り込んでもらう方法です。
借入はご自身の銀行のカードでできますし、返済も自動引き落としにすればわざわざ自分で振込に行く必要はありません。
ただし、銀行の営業日にしか振り込んでもらえないので、土日に振込依頼をしてすぐ借入することはできません。
もう一つの方法が「スマホアプリを利用する」です。
アイフル、レイク、SMBCモビットでは、カードの代わりにスマホアプリを利用して借入、返済ができます。
財布にカードを入れておく必要がないので、バレる可能性も低くなりますね。
ただし、取引できるATMはセブン銀行のみです。
生活圏にセブン銀行がある方は利用を検討してみてもよいですね。
審査基準
どのような項目で審査されるのか気になるところですが、どのキャッシング会社も審査基準は明らかにしていません。
ただ、申込時の審査内容からある程度推測はできます。
審査時には次の3つの項目が重要だと思われます。
- 属性情報
- 信用情報
- 在籍確認がとれるか
それぞれについて詳しく説明していきます。
属性情報
属性情報として見られるのは次の項目です。
- 年収 収入の多い、少ないよりも定期的に安定した収入を得られているかが重要
- 雇用形態 派遣やパート・アルバイトより正社員の方が有利
- 勤続年数 勤続年数が長い方が通りやすい。入社して1~2か月だと通らないこともある
- 電話の種別 固定電話があると好ましいが、今は持っていない人も多いのであまり気にしなくてよい
- 住宅の形態 持ち家の方が評価は高い
- 家族構成 独身実家暮らしが有利
- 居住年数 長ければ長いほど有利
基本的に、安定した生活を営んでいるか、連絡がつかなくなる可能性が低いか、といったことが重視されます。
信用情報
信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの履歴のことです。
キャッシング会社は申込者の信用情報を確認し、返済能力があるかどうかを判断します。
信用情報に支払の延滞履歴や債務整理の記録などが残っていると、審査に落ちてしまいます。
信用情報は「信用情報機関」というところが管理し、必要に応じてキャッシング会社に情報を開示しています。
キャッシング会社が情報照会している可能性がある信用情報機関は「JICC」、「CIC」、「全国銀行個人信用情報センター」の3つです。
自分の信用情報は信用情報機関に問い合わせると開示してもらえるので、気になるようであれば問い合わせてみましょう。
在籍確認がとれるか
在籍確認がとれるかどうかも審査基準の一つになります。
在籍確認の際、次のようなことが判明すると審査に落ちてしまいます。
- 勤務先が実在しない
- 実際には勤めていない、退職済みである
- 産休や育休で休職中である
在籍確認の際には、働きぶりや年収などの細かいことは聞かれません。
あくまで「籍をおいているかどうか」を確認するだけです。
もし在籍確認の電話に自分が出られなかったとしても、電話口で「○○は本日不在です」のように答えてもらえれば在籍確認は完了します。
審査に落ちる人の特徴
審査に落ちる人には次のような特徴があります。
- 安定した収入がない
- 借入他社数が3件以上である
- 過去に金融事故を起こしている
- 借入希望金額が大きすぎる
- 申込内容に誤りや嘘がある
それぞれについて詳しく説明していきます。
安定した収入がない
多くのキャッシング会社で「安定した収入があること」が申込条件となっています。
ここで言う「安定した収入」とは給与収入、もしくは自営業収入を指します。
生活保護や年金などの給付金、競馬などのギャンブルで得たお金、家族からの仕送りや小遣いは「安定した収入」には含まれません。
そのため、無職や専業主婦で収入がない人、給付金だけで生活している人などは審査に落ちてしまいます。
借入他社数が3件以上である
初めてキャッシングする人には関係ないことですが、借入他社数が3件以上だと審査に落ちます。
一般的に、借入数4件以上は多重債務者と認識されてしまうためです。
初めてキャッシングする場合も、複数の会社に同時に申し込むのは控えましょう。
過去に金融事故を起こしている
過去にクレジットやローンの支払を延滞していたり、自己破産や債務整理をしていたりすると審査に落ちてしまいます。
また返済できなくなるのではないか、という懸念があるためです。
金融事故の情報は信用情報に記録されています。
一定期間を過ぎれば信用情報から延滞や自己破産の履歴は削除されるので、信用情報に傷がある人は履歴がクリアになってから申し込みましょう。
借入希望金額が大きすぎる
年収に対して借入希望額が大きすぎると審査に落ちてしまいます。
「こんなに大きい額を返せるのだろうか」と不審がられてしまうからです。
年収や社会的ステータスによって異なりますが、最初は5~10万円の少ない金額から借りることをおすすめします。
申込内容に誤りや嘘がある
申込内容や提出書類に誤りや嘘があると、当然ですが審査に落ちます。
年収などを偽っても、信用情報や勤務先の情報などから嘘がバレてしまいます。
嘘をついたことがバレると審査に落ちるだけでなく、今後、他社に申し込む際にも悪影響が出ます。
絶対に嘘は記入しないようにしましょう。
初めてキャッシングする際の限度額は年収の1/3まで
初めてキャッシングする場合の融資限度額は年収の1/3です。
この基準はキャッシング会社が決めているわけではなく、貸金業法という法律で定められています。
この制限を「総量規制」といいます。
総量規制により、個人の借入総額が原則、年収の1/3までに制限されます。
以前、過剰借入によって自己破産する人が増加したことがありました。
その対策として制定されたのが総量規制です。
実際の借入額の目安
利用上限額が年収の1/3といっても、実際に借りられる金額がその通りになるとは限りません。
そこで、実際に当サイトからキャッシングを利用した方100人の借入額を調査しました。
プロミス利用者の借入額
順位 | 借入額 | 人数 |
---|---|---|
1位 | 5万円~10万円未満 | 52人 |
2位 | 30万円~50万円未満 | 18人 |
3位 | 10万円~30万円未満 | 19人 |
4位 | 5万円未満 | 10人 |
5位 | 50万円以上 | 11人 |
100人中52人が「5万円~10万円未満」の借入です。
また、10万円未満の人の割合は62%に及びます。
キャッシングする人の半分は10万円未満の少額で利用しているということですね。
逆に言うと、10万円以上の借入の場合、ある程度の年収や社会的ステータスが必要になるのかもしれません。
初めてキャッシングする方はまず、10万円以下の少額から借りてみましょう。
借入額が少額であれば利息も抑えられるので、安心して利用できます。
キャッシングしたことがある人は10人に1人!?
キャッシングする人なんてかなりの少数派なのでは、と不安な方もいらっしゃると思います。
では、信用情報機関が提供する情報から、どれくらいの人がキャッシングを利用しているのか見てみましょう。
キャッシング利用率は約10%
キャッシングを利用している人は2018年9月の段階で約1,083万人です。
日本の人口が1億人だとすると、その割合は約10%にのぼります。
10人に1人がキャッシングを利用しているということですね。
意外と多いな、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それだけキャッシングは気軽に利用できるサービスになっているのです。
キャッシング利用目的
他の人がキャッシングをどういう理由で使っているか気になりますよね。
消費者金融利用者の利用目的を集計してみました。
生活費の補填や欲しいものを買うためなど、カジュアルな理由で借りる人が多いようです。
給料日前にどうしてもお金が足りない、といった時に、少額をすぐ借りられるのは便利ですよね。
※出展元:『貸金業利用者に関する調査・研究<調査結果>』株式会社インテージ
株式会社日本信用情報機構(JICC) 各種統計データ
キャッシングのメリットとデメリット
キャッシングを使う前に、そのメリットとデメリットをしっかりと押さえておきましょう。
キャッシングのメリット
キャッシングのメリットには次のようなものが挙げられます。
- 担保や保証人が不要
- すぐに借りられる
- 必要な時に何度でも借りることができる
- 経済的、精神的に安定する
一般的なローンでお金を借りる際には、債務者が返済できなくなった場合に備えて、担保や保証人が必要になります。
しかし、キャッシングの場合は担保や保証人ではなく、申込者の「信用」を評価して貸し付けます。
そのため、担保や保証人は不要なのです。
また、すぐに借りられるのもキャッシングのメリットです。
一般的なローンは書類の準備や手続きなどで時間をとられ、即日借りることは難しいです。
くわえて、審査を通っていったん利用上限額が設定されれば、その上限額までなら何度でも借りることができます。
もちろん、返済すればその分、新たに借入できる枠は増えます。
そしてなにより、お金が手元にくることで、経済的にも精神的にも安定します。
借金というと悪いイメージがあるかもしれませんが、借入をしたことで家計が安定した、という声もあります。
キャッシングのデメリット
キャッシングのデメリットには次のようなものが挙げられます。
- 返済期間が長いと返済総額が増える
- 借金が癖になると必要以上に利用してしまう
金利は借入残高によって決まるため、長期間だらだらと返済していると、利息が膨らんでしまうことがあります。
また、借金に慣れると必要以上に借り入れてしまい、収支のバランスが取れなくなる可能性もあります。
- 必要な時に必要な分だけ借りる
- 借入をしてお金が増えたように見えても、それはいずれ返さなければいけないお金だと認識する
上記を心がけて、健全にキャッシングを使うようにしましょう。
キャッシングの上手い使い方
キャッシングを利用するからには、利息を払わなければいけません。
ですが、実は利息を払わずに済む、もしくは利息をできるだけ抑える方法があります。
無利息サービスを活用する
冒頭でも説明した通り、SMBCモビット以外の大手消費者金融は無利息サービスを実施しています。
初めての申込の場合、30日間無利息となるサービスです。
この期間内に返済すれば、金利は0円となります。
給料日前にちょっとお金が足りない、という時も、給料が入ってから一括で返済すれば金利0円で済みます。
短期間でキレイに返済できるので、精神的にもすっきりしますね。
繰り上げ返済を行う
キャッシングをすると、毎月○日に○○円返済、という形で返済日と返済金額が定められます。
ただ、この返済日より前に返してもよいですし、返済額も決まった額以上を返してもよいのです。
利息は日割りで計算されるので、早めに返せばその分、金利が減り総返済額も減ります。
可能であれば、繰り上げ返済を利用してなるべく早めに返済するようにしましょう。
よくある質問【パート、学生でも借りられる?等】
土日でも申し込める?
A.大手消費者金融5社は土日祝日でも申込を受け付けています。
土日にすぐ融資してほしい場合は、14時までに口座振込で申し込みましょう。
もしくは、無人契約機の営業時間内に審査を終わらせれば、その日にカードを受け取って借入することができます。
設置場所によって異なりますが、22時頃まで営業していることが多いので遅い時間でも借入できます。
パート・アルバイトでもキャッシングできる?
A.パート・アルバイトでも借りられます。
収入の多い、少ないに関わらず、安定した収入あれば申し込めるからです。
ただし、単発アルバイトの場合は「安定した収入」とはみなされない場合があるのでご注意ください。
学生でもキャッシングできる?
A.パートやアルバイトなどで安定した収入があれば借りられます。
ただし、家族からもらうお小遣いや仕送りは「安定した収入」とみなされないので注意してください。
無職でもキャッシングできる?
A.無職の方はどのキャッシング会社からも借りることはできません。
安定した収入がないので、貸し倒れになってしまう可能性が高いからです。
もし無職でも借りられるという消費者金融があったら、それは間違いなく闇金です。
キャッシングを利用したいのであれば、週1~2回でもよいのでアルバイトを始めることをおすすめします。
利用上限額を増やすことはできる?
増額申請を出すことで、利用上限額を増やすことができます。
ただし、増額の場合にも審査があります。
利用実績がない状態でいきなり増額するのは難しいでしょう。
数か月利用し、延滞せずにきちんと返済していけば信用が積み重なり、利用上限額を増やしてもらえます。
返済が厳しくなったら待ってもらえる?
会社によっては利息の返済のみで対応してくれることがあります。
返済が難しいことがわかったら、事前にキャッシング会社に連絡し、相談するようにしましょう。
もし延滞してしまうと、遅延損害金を支払わなければなりません。
その場合、会社によって異なりますが、年率20%ほどの高い金利が課されます。
また、長期間支払を延滞すると信用情報にも傷がついてしまいます。
延滞して得することは何もないので、返済計画をきちんと立てることが大切ですね。
初めてキャッシングする人におすすめの会社【まとめ】
- 初めてキャッシングする人におすすめなのは大手消費者金融
- 叶えたい希望に合わせてカード会社を選ぶ
- キャッシングの利用限度額は年収の1/3まで
- 初めてなら10万円以下の少額から借入する
初めてのキャッシングであれば、まずは安心して利用できる大手消費者金融を検討しましょう。
初めての人が安心して利用できるよう、どの会社も様々なサービスを用意してくれています。
自分に合ったキャッシング会社を見つけてくださいね。