この記事は無審査でキャッシングを受けたい人に向けて書きました。
キャッシングでお金を借りるには審査に通過する必要があるため、
「審査に通るか自信がない・・・。審査なしで借入できる会社を知りたい!」
というような人もいるかと思います。
しかし、無審査でお金を貸してくれるキャッシング会社は存在しません。
こう聞くとがっかりする人もいるかと思いますが、審査に自信がなくても状況次第では十分借入できるチャンスがあるため、申込む前から諦める必要はありません。
それを知らずにいると、せっかく審査通過の見込みがあるのに、チャンスを逃してしまうこともあります。
そこでこの記事では、状況別に借入可能かどうかを解説してみたので、参考にして頂ければ幸いです。
そもそもキャッシングの審査は厳しくない!こんな人なら借入可能
私はキャッシング審査に通りそう?審査が不安な理由ごとに診断!
キャッシングをするなら大手消費者金融がおすすめ!
大手消費者金融キャッシングの審査の流れ
大手消費者金融でも不安なら「中小消費者金融」も検討!
そもそもキャッシングの審査は厳しくない!こんな人なら借入可能
はじめに、キャッシングの審査はそこまで厳しいものではないと知っておきましょう。
キャッシング会社もできればお金を貸したいと思っているため、最低限のポイントさえ満たせれば通過が可能なのです。
そして、そのポイントとは以下の5つの条件を満たすことになります。
- 年収が極端に低くない
- 毎月安定した収入がある
- 他社の借入額と件数が多すぎない
- 他社の返済をしっかりおこなっている
- 過去に事故情報を起こしていない
年収が極端に低くない
年収が数十万円以下なと、極端に低くなければ借入できる見込みはあります。
多くのキャッシング会社は、アルバイトやパートなどの低所得の人の融資にも対応しているため、100万円程度の年収があれば、十分審査に通る可能性があります。
毎月収入がある
毎月収入があるという点はもっとも大事といっても過言ではないため、審査通過のためには非常に重要です。
キャッシング会社は収入の高低よりも「安定性」を重視する傾向にあります。
なぜなら、毎月返済してもらうには、それが可能なだけの収入が毎月あることが必須になるからです。
そのため、審査に通過するには毎月収入を得られていることが必須になります。
ただし、これはアルバイトやパートなどの収入でもまったく問題ないため、この条件を満たすのは難しくありません。
他社の借入額と件数が多すぎない
他社の借入額と件数が多すぎない人なら、審査に通る見込みは十分あります。
逆にこれらが多い場合、「これ以上融資すると返済できなくなるリスクがある」と判断される可能性があり、審査に不利となります。
また、キャッシング会社は一般的に、消費者金融などの貸金業者のことを指しますので、「総量規制」の対象になります。(貸金業者=消費者金融・クレジット会社・信販会社など)
「総量規制」とは、借り手を過度な借り入れから守るために、「返済能力を超える貸付け」に該当するか否かを判断する基準の一つとして、新たな貸付けによる借り入れ残高が、年収の1/3を超える場合は、原則として返済能力を超えるものとして新たな借入れが禁止されます。
このため、すべての貸金業者と合計して、年収の1/3までしか借入れすることができません。
そうしたことから、すでに貸金業者から借入がある場合は、その借入額によっては審査に通らなくなるので注意しましょう。
他社の返済をしっかりおこなっている
他社の返済をしっかりおこなっていれば審査通過の見込みがあります。
ここで言う他社の返済とは次のようなものです。
- クレジットカード
- カードローン
- マイカーローンや住宅ローンなどの各種ローン
- ショッピグクレジットや携帯電話の本体分割購入などの割賦契約
キャッシングの審査では、「申込者は毎月ちゃんと返済してくれそうか?」という点を見極めるため、上記のような返済記録をチェックされます。
このため、こうした他社の返済はしっかりと期日どおりにしないといけません。
過去に事故情報を起こしていない
過去に「事故情報」を起こしていると、高確率で審査落ちになるので注意しましょう。
事故情報とは、信用情報機関で「重大な金融事故」として扱われる、次のようなもののことを指します。(信用情報機関=クレジットカードやローン等の利用記録がある機関)
- 長期延滞
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 代位弁済
- 強制解約
こうした事故情報があるということは、なんらかの返済トラブルを起こした場合がほとんどですので、キャッシング会社に「この人はお金に関して信用できない」と判断されてしまう確率が高いです。
そのため、審査落ちになってしまう可能性が非常に高くなっています。
私はキャッシング審査に通りそう?審査が不安な理由ごとに診断!
ここからは、審査が不安な理由ごとにキャシングの審査に通るか否かをお伝えしていきます。
キャッシングの審査が不安な理由はおもに、以下の5つであるケースが多いため、あなたにもきっと当てはまるものがあるかと思いますので、ぜひ参考にして下さい。
- 無職
- 年収が低い
- 信用情報にキズがある
- 他社から借入がある
- 他社で審査落ちした
無職
残念ですが無職の場合は審査に通りません。
先にもお伝えしたように、キャッシングとは消費者金融などの貸金業者を指しますので、総量規制があります。
このため、無職で収入がないと借入可能額が0円になってしまうため、100%審査落ちになります。
年収が低い
年収が少なくても借入できるチャンスはあるので諦める必要はありません。
先述したとおり、キャッシングの審査は収入の高低よりも、継続性のほうが重視されます。
よって、毎月収入があるのであれば、年収が数十万以下など極端に低くない限りは、審査に通るチャンスはあります。
信用情報にキズがある
信用情報にキズがある場合、審査に通りにくくなるのは確実です。
とくに以下の2つの場合はほぼ確実に審査落ちとなるので注意しましょう。
- 事故情報がある
- 延滞記録が複数ある
ただし、1回程度の延滞記録であれば、まだチャンスはありますので諦める必要はありません。
他社から借入がある
他社から借入があっても、その金額や件数によっては審査に通る見込みがあります。
借入額は年収の1/3から遠くなるほど良く、借入件数は各社によってことなりますが、2件までならまだ大丈夫な場合が多いです。
他社で審査落ちした
他社で審査落ちした場合でも、別の会社なら審査に通る可能性は十分あります。
キャッシングの審査は似たような方法をとっていることが多いですが、それでも合格基準等は各社によってことなります。
そのため、A社では審査落ちになる人でも、B社でなら通過できるというようなケースは珍しくありません。
キャッシングをするなら大手消費者金融がおすすめ!
ここまでお伝えしてきたように、キャッシングの審査はそこまでハードルが高くなく、審査が不安な人でも状況によっては問題なく通過できるケースがあります。
そんなキャッシング会社の中でも、おすすめなのは「大手消費者金融」です。(大手消費者金融=アコム・アイフル・プロミス・レイク・SMBCモビット)
大手消費者金融をおすすめする理由は、以下の6つのメリットがあるからです。
- 申込条件がやさしい
- 口コミでも審査の難易度が高くないと判断可能
- 審査が早く即日融資が可能
- 自動契約機を設置している
- 無利息期間のある業者がある
- 借入や返済の利便性が高い
申込条件がやさしい
大手消費者金融の申込条件は、「20歳以上で安定収入があり返済能力があること」という簡易なものになっています。
また、パートやアルバイト、契約社員でも可能と記載のある会社も多いため、申込条件を満たすのが非常に簡単です。
口コミでも審査の難易度が高くないと判断可能
口コミを確認すると、大手消費者金融の審査難易度は決して高くないと判断できます。
他社で審査落ちになってしまった人、パートやアルバイトなどの低所得の人でも多くの人が審査に通過できていますので、審査に自身がない人でもおすすめです。
審査が早く即日融資が可能
大手消費者金融の場合、審査が早く即日融資が可能という利点があります。
審査は早ければ30分程度で終わりますし、すべての会社が即日融資に対応しています。
申し込みから融資まではスムーズにいけば、1時間程度で完了する場合もあるので非常にスピーディーな借入が可能です。
自動契約機を設置している
大手消費者金融は、すべての会社が「自動契約機」を設置しています。
このため、申し込みしたその日にカードを受取ることが可能です。
このメリットは土日祝などの銀行が休業日となる日であっても、即日融資を受けられるという点です。
土日祝などですと振込手続きをしても、入金が即日反映されないのが基本です。
しかし、自動契約機を利用してカードを発行すれば、土日祝などでもATMからすぐにお金を借入できます。
無利息期間のある業者がある
大手消費者金融は「無利息期間」のある業者があるというメリットもあります。
会社名 | 無利息期間 |
---|---|
アコム | 契約日の翌日から30日間 |
アイフル | 契約日の翌日から30日間 |
プロミス | 借入日の翌日から30日間 |
レイク | 契約日の翌日から60日間(WEB申込のみ。他の申込方法は30日間) 契約日の翌日から180日間(借入額5万円まで) |
無利息期間とはその名のとおり、サービス期間中は金利0%であり、利息が一切つかないというものです。
このため、無利息期間の分だけ利息をお得にできるというメリットがあります。
借入や返済の利便性が高い
大手消費者金融は借入や返済の利便性が高いです。
自社のATMだけでなく、コンビニや銀行などの提携ATMでも利用でき、その提携ATMの数は非常に沢山あります。
また、インターネットやアプリから利用できるサービスのある会社も多いため、借入や返済をするのがとても楽です。
大手消費者金融キャッシングの審査の流れ
ここらかは、大手消費者金融キャッシングの審査の流れをお伝えしていきます。
審査の流れは各社によって多少ことなりますが、大きな違いはありませんので参考にしてもらえればと思います。
必要書類はこの2点
必要書類はどの会社でも、「本人確認書類」と「収入証明」の2点です。
本人確認書類は必須となり、免許証やパスポートなどの身元を証明できる書類を提出します。
収入証明は必要な場合とそうでない場合があり、必要になるのは以下のケースです。
- 申込先で限度額50万円超を希望する場合
- 申込先の希望限度額と他の貸金業者からの借入合計が100万円以上になる場合
収入証明が必要な場合は、源泉徴収票や給与明細、確定申告書などの年収を証明できる書類を提出します。
審査の流れはこんな感じ!
審査の流れは次のような感じになります。
- 申込手続
- 本人確認
- 審査
- 契約
- 融資
申込手続では氏名や住所、年収、勤務先などの情報を申告することになります。
申込完了後は数時間以内に「本人確認」の電話があり、申し込みの意思確認などをおこないます。
その後は審査となり、審査通過後は契約をし、契約後はすぐに融資が受けられるのが基本です。
審査には在籍確認もある
大手消費者金融の審査には「在籍確認」があると知っておきましょう。
在籍確認とは、「申込者は本当に申告通りの職場で働いているか?」という点を電話によって調査するというものです。
このため、審査中には勤め先に電話をされます。
ただし、この電話は「非通知・審査担当者の個人名」でされるため安心してください。
また、「どうしても電話は困る・・・」というような場合は、審査担当者に相談すれば、在籍確認を「書類提出」という形に変更してもらえることもあります。
大手消費者金融でも不安なら「中小消費者金融」も検討!
ここまで大手消費者金融での借入を解説してきましたが、「大手消費者金融でも審査が不安で通りそうにない・・・」という人もいるかと思います。
その場合、以下の借入方法を検討してみるものありです。
- 中小消費者金融
中小消費者金融は独自基準が魅力!
消費者金融には大手以外にも、中小消費者金融と呼ばれる会社もあります。
この中小消費者金融の特長は、「大手とはことなる独自の審査基準を持っていることがある」という点です。
中小消費者金融の場合、大手とおなじ土俵で勝負しても勝ち目はないため、大手で審査落ちになった人をターゲットにしている傾向があります。
しかし、そのためには大手とおなじ審査基準では融資することができません。
よって、大手とは違う独自の審査基準を採用し、審査の合否を決めている会社があるのです。
よって、大手では審査に通らない人でも、中小消費者金融ならチャンスがあるため、申し込みしてみる価値があります。
まとめ
キャッシングには審査がありますが、その審査はそこまでハードルが高いわけではありません。
状況によっては審査に通過できる可能性がありますので、まずはご自身が審査に通りそうかどうか今回の記事を参考にして確かめてください。
その上で審査に通過できそうなら、大手消費者金融に申し込みするのがおすすめです。
専門監修者コメント
キャッシングにはまず審査がありますが、審査自体はそこまでハードルが高いわけではありません。状況によっては審査に通過できる可能性がありますので、まずは審査に通りそうかどうかキャッシング会社の審査基準を確認した上で、審査を通過できそうなら大手消費者金融のご利用をご検討ください。
しかしながら、借入れは決して癖にならないように必要最小限に留めるように心掛けましょう。借入れが度重なり、借入れ先の件数や借入額が増えれば増えるほど結果、審査が通るのが厳しくなります。
出来るだけ借入れが重ならないように、計画的なご利用を意識してください。
FP竹内誠一氏のプロフィール