福岡銀行カードローンは、九州・山口に居住もしくは勤務の人しかご利用できません。
しかし金利が年3.0%~14.5%と低金利なうえ、利用限度額も10万円~1000万円と幅広く素晴らしい銀行カードローンです。
そのため人気の銀行カードローンですが、審査基準は不明瞭な点が多くあります。
本記事では福岡銀行カードローンの審査基準と落ちる原因を中心に、審査に関して幅広く解説いたします。
ぜひ皆さんの気になる箇所をご一読ください。
福岡銀行カードローンの審査基準
福岡銀行カードローンの審査に落ちる8つの原因
福岡銀行カードローンの審査に通るためのポイント
福岡銀行カードローンの審査に落ちた場合にすべきこと
福岡銀行カードローンの審査に申し込む条件
福岡銀行カードローンの審査の申込方法と時間
福岡銀行カードローンの審査の流れ
福岡銀行カードローンの審査における不安解消
福岡銀行カードローンの審査まとめ
福岡銀行カードローンの審査基準
福岡銀行カードローンの審査では、次の二項目を審査基準にしています。
- 申込者に返済能力があるか
- 申込者が信用できるか
この二項目は、次の3つの情報で判断されます。
- 希望限度額(与信枠)と年収のバランス
- 信用情報の内容
- 審査申込の自己申告内容
1つずつ順に解説します。
年収と比較して希望限度額(与信枠)のバランスが良いか
年収と比較して、希望限度額(与信枠)のバランスがよいかを確認します。
具体的には、希望限度額が年収の3分の1以上かどうかを確認します。
信用情報の内容に不審な点がないか
信用情報と呼ばれる、過去のクレジットカード・ローンの契約内容や返済状況を記録した個人情報を確認します。
信用情報は、cic,jiccと呼ばれる信用情報機関に保存されており、全国各地の契約内容が保存されています。
審査申込の自己申告内容
信用情報では、主に過去の取引内容しか確認できません。
そのため現在の年収、勤務年数あるいは現住所など、その他の個人情報を申告内容で確認します。
福岡銀行カードローンの審査に落ちる8つの原因
それではどのような状況だと審査に落ちるのか?詳しく説明します。
- 金融事故=異動を起こした
- 他社借入の件数・金額が多い
- 短期間に複数の金融会社に申し込む
- 希望限度額が高すぎる
- 勤務年数が短すぎる
- 収入が安定していない
- 在籍確認が取れない
- 虚偽申告や記入ミスがある
延滞・滞納など金融事故=異動を起こした
金融事故=異動とは、正常に返済ができなかったことを表します。
主な金融事故は次の4つです。
- 61日以上の長期延滞・滞納
- 債務整理(自己破産など)
- 強制解約と代位弁済
- ショッピング枠の現金化
金融事故は、信用情報に約5年間残り続けます。
この5年間は、基本的にはお金を借りることはできません。
他社借入の件数・金額が多い
他社の金融機関から大量のお金を借りている人は、審査に落ちます。
借入総額が年収の3分の1以上の人は、審査に落ちると考えてください。
また既に3社以上の金融機関からお金を借りている人も、審査に落ちる可能性が高いです。
短期間に複数の金融会社に申し込む(申込みブラック)
1か月以内に3~4社以上の金融機関にローンを申し込む人を、申込みブラックといいます。
申し込みブラックの人は審査に落ちる可能性が高いです。
希望限度額(=与信枠)が高すぎる
希望限度額が年収の3分の1以上の人は、審査に落ちる可能性が高いです。
理由は年収の3分の1以上になると、返済が現実的に困難となるからです。
銀行カードローン問題により、総量規制外でも希望限度額が厳しい
補足ですが、銀行カードローンは総量規制の対象外です。
そのため以前の銀行カードローンでは、多額のお金を借りられました。
しかし銀行の貸しすぎが社会問題となり、自主的に銀行カードローンでも借入限度額に厳しくなりました。
転職などで勤務年数が1年未満と短い
転職したてなどで勤務年数が短いとき、審査に落ちる可能性が高いです。
まずは1年継続して働きましょう。
特に30代以降の人で勤務年数が短い人は、注意が必要です。
個人事情主やバイトなど、収入が安定していない
毎月の収入が一定以上安定していない人は、審査に落ちる可能性が高いです。
例えば個人事業主で売り切りモデルのため、月の収入が安定しない人が当てはまります。
他にもバイトのシフトが毎月バラバラで、収入が安定しない人もよくないです。
勤務先への在籍確認がとれない
申告した勤務先への在籍を確認できないとき、審査に落ちる可能性が高いです。
在籍確認は本人が電話に出なくても、在籍が確認できれば終了します。
虚偽申告や記入ミスがある
虚偽の申告や書類の記入ミスによって、審査に落ちることもあります。
特に虚偽の申告はバレた瞬間、即刻アウトです。
過去の莫大なデータより、虚偽申告は意外とバレますので絶対にやめましょう。
福岡銀行カードローンの審査に通るためのポイント
審査に落ちる原因より、以下のポイントを審査のときには意識しましょう。
- 使っていないカードローンは解約する
- 複数の借入金を一つにまとめる
- 借入残高は可能な限り減らしておく
- 同時に複数の金融機関に申し込まない
- 希望限度額は最小限でスタートする
- 収入証明書を用意しておく
- バイトのシフトは毎月一定以上入れておく
- 同僚や上司に在籍確認の電話を相談する
福岡銀行カードローンの審査に落ちた場合にすべきこと
もし福岡銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合には、他社金融機関に申し込みましょう。
おすすめは消費者金融です。
消費者金融は即日融資が可能なうえ、銀行カードローンより審査基準もゆるいです。
福岡銀行カードローンの審査に申し込む条件
福岡銀行カードローンの審査に申し込む条件は、次の4つです。
- 審査申込のとき、満20歳以上かつ満69歳以上
- 収入がある(アルバイト・パート・年金受給者もOK)
- 保証会社SMBCコンシューマーファイナンスの保証を受けられる
- 九州・山口に居住および勤務している
ポイントは年金受給者の人でも審査に申し込むことができる点です。
このことから、福岡銀行カードローンが収入の金額よりも安定性を重視していることが、読み取れます。
福岡銀行カードローンの審査の申込方法と時間
福岡銀行カードローンの審査はWEB申込がおすすめです。
WEB申込の場合、24時間365日審査に申し込むことができます。
一方、電話申込の場合には、平日9:00~20:00の間しか申し込むことができません。
審査の順番は申し込み順のため、WEB申込でいつでも申し込めるようにしましょう。
福岡銀行カードローンの審査の流れ
福岡銀行カードローンの審査の流れは、次の3つで異なります。
- キャッシュカードがあり、借入希望額が50万円以下
- 上記以外の人
- 【福岡銀行に普通口座がない】
口座があり、キャッシュカードがあり、借入希望額が50万円以下
WEB完結申込という、申し込みから融資まで来店なしで完結する方法を利用できます。
- 申込、必要事項記入
- 審査
- 審査結果連絡(電話or郵送)
- 契約内容の確認(電話)
- 振込融資
- ローンカードの発行と郵送(10日程度)
電話にて契約内容を確認できるため、振込融資が早くできるのがポイントです。
審査結果の連絡より、早くて翌営業日には融資まで完了します。
口座はあるが、キャッシュカードがない、もしくは借入希望額が50万円以下
- 申込、必要事項記入
- 審査
- 審査結果連絡(電話or郵送)
- 契約手続き(郵送)
- 契約内容の確認(電話)
- 振込融資
- ローンカードの発行と郵送(10日程度)
ポイントは契約手続きを郵送で行わなければいけない点です。
この違いにより、振込融資が福岡銀行に書類が届いてから翌々営業日になります。
その結果、WEB完結の場合より3日以上融資が遅れると思われます。
福岡銀行の普通口座がない場合
- 申込、必要事項記入
- 審査
- 審査結果連絡(電話or郵送)
- 契約手続き(郵送)
- 契約内容の確認(電話)
- ローンカードの発行と郵送(10日程度)
ポイントは振込融資ができない点です。
ローンカードの発行と郵送は、到着まで10日程度かかります。
福岡銀行カードローンの審査の時間
福岡銀行カードローンは、審査回答まで3日~1週間程度かかります。
そのため即日融資はできません。
福岡銀行カードローンの審査における不安解消
最後によくある審査の不安をいっぺんに解消しようと思います。
在籍確認で周囲にバレるリスクはある?
周囲にカードローンに申し込んだことがバレるリスクは低いです。
在籍確認は個人名で電話をかけてくれますし、自宅への郵便物もカードローンだとわからないように配慮されています。
審査に必要な書類は何がある?
福岡銀行カードローンの審査では、本人確認書類が必要になります。
また希望限度額が50万円以上のときは、収入証明書も必要になります。
必要書類として利用できる書類は以下の通りです。
本人確認書類 | 運転免許証 パスポート マイナンバーカード |
---|---|
収入証明書 | 源泉徴収票 所得証明書 確定申告書 給与明細書 |
増額審査の案内はいつくるの?
福岡銀行カードローンでは、増額審査の来るタイミングはわかりません。
人によってはローンを契約した次の日に増額案内が来ますし、6か月経っても案内が来ない人もいます。
ちなみに増額案内は、ATMの利用時に画面に表示されます。
福岡銀行カードローン審査のまとめ
- 申込者に返済能力があるか
- 申込者が信用できるか
- 金融事故=異動を起こした
- 他社借入の件数・金額が多い
- 短期間に複数の金融会社に申し込む
- 希望限度額が高すぎる
- 勤務年数が短すぎる
- 収入が安定していない
- 在籍確認が取れない
- 虚偽申告や記入ミスがある
- 使っていないカードローンは解約する
- 複数の借入金を一つにまとめる
- 借入残高は可能な限り減らしておく
- 同時に複数の金融機関に申し込まない
- 希望限度額は最小限でスタートする
- 収入証明書を用意しておく
- バイトのシフトは毎月一定以上入れておく
- 同僚や上司に在籍確認の電話を相談する