この記事は、ジャパンネット銀行カードローンの審査時間を知りたい人のために書きました。
近年になって、「ジャパンネット銀行カードローンの審査が遅い!」といった口コミをよく目にするようになりました。
数年前まではそんなことはなかったのですが……これはなぜなのでしょうか。
この記事では、ジャパンネット銀行カードローンの審査にかかる時間を解説するとともに、遅い理由についても解説していきます。
そして、時間がかかるからこそ審査には確実に通りたいところ……。ということで審査の鉄則もまとめました。
ジャパンネット銀行カードローンの審査回答は原則翌営業日以降
ジャパンネット銀行カードローンはなぜ審査に時間がかかるのか
時間がかかるからこそ知っておきたい審査の鉄則
ジャパンネット銀行カードローン審査に落ちたなら
ジャパンネット銀行カードローンの審査回答は原則翌営業日以降
ジャパンネット銀行カードローンは公式サイトにて、「平日14時までの申し込みは最短翌営業日」との記載があります。
つまり、ジャパンネット銀行カードローンでは即日融資をおこなっていないということですが、事実なのかを口コミも確認してみましょう。
ジャパンネット銀行カードローンの審査時間に対する口コミ
申し込みから審査結果発表まで、あわせて1週間程度でした。
富山県/30代・女性/会社員
審査にかかった期間はたしか3日間です。
神奈川県/50代・男性/自営業
借入まで数日がかかり残念です。
東京都/30代・男性/会社員
銀行口座を持っていたこともあってか、審査時間は約1時間程度とスムーズでした。
東京都/30代・女性/会社員
口座開設からはじめたところ10日間ぐらいかかった。
大阪府/40代・男性/会社員
ジャパンネット銀行口座を持っていたので申し込み当日に審査完了しました。
北海道/40代・男性/フリーター
口コミを見てお気づきになったでしょうか。
ジャパンネット銀行カードローンでも、2017年までは銀行口座を持っている場合には即日融資となっているケースがあります。
しかし、2018年以降の口コミではいくら探しても「即日融資をしてもらった」という話がありません。
その理由がなんなのかは、次の見出しをご覧ください。
ジャパンネット銀行カードローンはなぜ審査に時間がかかるのか
2018年1月からジャパンネット銀行カードローンだけでなく、銀行カードローンすべての審査に「警察庁のデータベース照会」をおこなうようになったためです。
この照会は申請から早くても翌日になるため、原則として即日審査は不可能となってしまいました。
警察庁のデータベース照会は反社会勢力対策
近年では、銀行カードローンも消費者金融カードローン同様に即日融資をおこなうようになっていました。
しかし、その結果として銀行が反社会勢力に誤って融資をしてしまったという事件が起こったのです。
これを発端に「銀行は安易にお金を貸しすぎだ」と問題になり、2018年以降は警察庁のデータベース照会をおこなうようになりました。
時間がかかるからこそ知っておきたい審査の鉄則
ジャパンネット銀行カードローンの審査に時間がかかることは事実です。
だからこそ、審査に確実に通るために知っておきたいことをまとめました。
審査は3種類ある
- 属性スコアリング審査
- 信用情報照会
- 在籍確認
ジャパンネット銀行カードローンでおこなわれている審査は、主にこの3つに分けられます。
ひとつずつ内容をチェックし、「審査に落ちる」ポイントがないかどうかを自身と照らし合わせてみてください。
属性スコアリング審査
属性スコアリング審査は、年齢や職業、収入、勤続年数などといった数々の個人情報を数値化しておこないます。
たとえば、20代なら5ポイント、30代なら6ポイントといった具合にですね。
そうして出されたスコアをもとに、まずは契約可能かどうかが審査され、さらにはいくらまで貸付可能かも審査されるのです。
あくまでトータルスコアでの機械的な審査となるため、ひとつの項目が劣っていてもほかが問題なければ審査に通貨することはできます。
信用情報照会
信用情報とは、これまでのローンやクレジットカード利用歴が記録されたものです。
申込情報から返済情報などまで、利用のすべてが記録されていて、信用情報機関と呼ばれる機関にて保管されています。
ジャパンネット銀行カードローンでは、審査時にこれらの情報を信用情報機関から取り寄せ、過去の利用態度に問題がないかどうかをチェックするのです。
たとえば、支払いを延滞していたり、自己破産などの債務整理をしていたりといった場合には審査に落ちやすいのは分かると思います。
そのほか意外なところだと、ジャパンネット銀行カードローン以外にも複数のカードローンに連続して申し込んでいた場合にも、審査落ちしやすくなるのでご注意を。
連続で申し込むということは、それほどお金に困っていると判断され、返済能力が足りないとみなされてしまうためです。
在籍確認
在籍確認とは、申込情報のとおりの勤務先にあなたが勤めているかどうかを確認するための審査です。
方法としては、勤務先へとジャパンネット銀行カードローンが電話をかけておこないます。
このときカードローンの在籍確認であることは一切明かさないため、職場にバレるのではないかといった心配は無用です。
ただし、職場の営業時間が特殊である場合や、プライバシーの保護から回答を得られない場合には在籍確認をおこなえない可能性があります。
あらかじめ電話での在籍確認が難しいとわかっている場合には、申し込み後にジャパンネット銀行カードローンのコールセンターにてその旨を相談してみてください。
ほかの方法での在籍確認など、対策を検討してもらえる可能性が高いです。
審査に落ちやすいパターン4つ
つづいて、ジャパンネット銀行カードローンの審査に落ちてしまう原因を探っていきましょう。
こちらも自身と照らし合わせてみて、問題ないかを確認してください。
1.申込情報の虚偽申告
審査にどうしても通過したいがために、年収や勤務先などを虚偽申告するケースがあります。
しかし、少しでも違和感をもたれた場合には念入りに審査がおこなわれますし、通常であれば必要のない書類の提出を求められるなどでバレる可能性が高いです。
虚偽申告がバレた際には、即刻審査落ちとなってしまうため、申込情報は必ず正しく入力してください。
2.収入が不安定
ジャパンネット銀行カードローンでは、収入の安定を重視して審査をおこなっています。
そのため、自営業者であったり、歩合制の仕事であったりする場合には、通常よりも審査通過が難しくなるのです。
もちろんだからといってそれだけで審査落ちする訳ではありませんが、一般的な仕事以上にほかの項目の優良さが求められます。
3.他社借入が多い
ジャパンネット銀行カードローン以外からの借入件数や借入金額が多い場合にも、審査には落ちやすい傾向にあります。
これは返済能力が低いとみなされてしまうためです。
具体的にこれ以上だとNGという件数や金額は明かされていませんが、近年では銀行カードローンであっても総量規制をある程度、気にかけているといわれています。
総量規制で決められている年収の3分の1以上やそれにほど近い借入があるときには、極めて審査通過が厳しいでしょう。
4.クレジットヒストリー(クレヒス)がスーパーホワイト
クレジットヒストリーとは信用情報のことですが、これに悪い情報がなければ問題がない訳ではありません。
これまで一度もクレジットカードやローンを使っておらず、割賦契約(スマホの分割払いなどが該当)経験もない状態だと、信用情報もまっさらな状態です。
この状態をスーパーホワイトと呼びますが、これでは信用できるとも信用できないとも判断しかねるため、かえって審査に不利となる恐れがあります。
ジャパンネット銀行カードローンが向いている人
ジャパンネット銀行カードローンは決して審査が早いわけではありませんし、審査基準も消費者金融に比べると厳しいです。
ただ、「それだけサービスが充実している」とも言えます。
- 安心の銀行カードローン
- 銀行カードローンで唯一、「無利息サービス」を実施している
- ネットバンクだから借入・返済が楽
上記のような魅力があります。
先述した「審査に落ちやすいパターン4つ」に該当しない人であれば、ぜひ検討してみましょう。
ジャパンネット銀行カードローン審査に落ちたなら
万が一、ジャパンネット銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合は、ほかのカードローンにチャレンジしてもよいでしょう。
銀行カードローンは総じて、審査が厳しい傾向があります。
そのため、ジャパンネット銀行カードローンの審査に落ちた場合は、消費者金融カードローンを選んだほうがよいかもしれません。
消費者金融カードローンなら即日融資OKであることから結果が出るのも早いため、「審査に通るかわからない」という自信のない方にもおすすめです。
おすすめの消費者金融カードローン・5選
プロミス
プロミスは、最大金利が大手消費者金融の中で一番低い消費者金融カードローンです。
どこの消費者金融カードローンもはじめは最大金利からスタートとなるため、少しでも金利を下げたいのならプロミスが断然おすすめです。
30日間の無利息サービスが初回契約時についてくる点も、利息を安く済ませたいときには大きなメリットでしょう。
アイフル
アイフルは審査時間が最短30分。これに関しては大手ならどこでも変わりません。
しかし、融資が可能になるまでの時間についても最短1時間と言及していることから、スピード審査への自信がうかがえます。
はじめての方に限り、最大30日間の無利息サービスもついているため、気軽に申し込みやすいでしょう。
アコム
アコムは今回紹介している消費者金融カードローンの中で、唯一、WEB完結での申し込みができません。
しかし、知名度と安定感がともに高く、「はじめてのアコム」のキャッチフレーズもあるように、アプリ上で使い方を動画で紹介してくれるなどカードローン初心者におすすめです。
なお、アコムにも初回契約時に30日間の無利息サービスがついてきます。
レイク
レイクでは、初回契約時に利用できる無利息サービスを2種類用意しています。
そのひとつはほか消費者金融カードローンと変わらず30日間の無利息サービスですが、もうひとつはなんと180日間という長期間の無利息サービスです。
180日間無利息サービスには、借入額の内5万円までを対象という制限はあるものの、少額借入なら間違いなくお得になるのでぜひご利用ください。