カードローンでお金を借りる時に、最も気になるのが金利ではないでしょうか。
金利が低ければ低いだけ、支払う利息が少なくなるため、多くの場合お得になります。どうせ借りるなら、お得に借りたいですよね。
そこで今回は、金利の低いカードローンの紹介はもちろん、お金をお得に借りる方法や賢く借りる手段についてお話ししていきます。
1.低金利なカードローン
2.低金利=お得であるとは限らない
3.カードローンは上限金利で決める
4.お得にお金を借りるための4つの手順
手順1.借りる金額を決める
手順2.自分の信用力を知る
手順3.借入する会社を決める
手順4.完済計画を立てる
5.まとめ
1.低金利なカードローン
早速、低金利なカードローンをご紹介していきます。基本的に、金利が低いと審査は厳しくなるため、審査が厳しいものから順に紹介していきます。
Mr.カードローン プレミアムコース 審査の厳しさ☆☆☆☆☆
詳細
住信SBIネット銀行のカードローンになります。
ネット銀行ならではの、低金利なカードローンですが、主婦や学生、アルバイトでは審査すら受けられないハードルの高いカードローンになります。
ただし、公務員や社会人2年目以上の正社員、3年以上経営を続けている自営業の方であれば、審査に通る可能性は十分にあります。
そのため、これまで借金やクレジットカードの延滞などをしたことがないのであれば、1度は挑戦してみる価値のあるカードになります。
カードローンBIG 審査の厳しさ☆☆☆☆
金利
3.80%~13.80%
特徴
イオン銀行が発行しているカードローンになります。
銀行ですが、専業主婦やパート・アルバイトの方でもお金を借りる事が出来るので、銀行系の中では、そこまで審査は厳しくないと言えます。
しかし、大々的にパートやアルバイトでもお金を借りれるという事を打ち出していないため、1年以上は継続的にアルバイトを続けていないと、お金を借りるのは難しいかもしれません。
バンクイック 審査の厳しさ☆☆☆☆
金利
4.60%~14.60%
特徴
三菱東京UFJ銀行が発行しているカードローンになります。
専業主婦の方は借りる事が出来ませんが、学生でも借りる事が出来ます。そのため、銀行のカードローンの中では、かなり審査基準の緩い消費者金融となります。
アルバイトで半年~1年以上の安定した収入があれば、借りられる可能性は十分にあります。
プロミス
詳細
プロミスは、他社が提供しているほぼすべてのサービスを提供しており、最短即日でお金を借りることが出来、お金を借りてから30日間の無利息サービスを受けることが出来ます。
特に、プロミスオリジナルのサービスとして人気を集めているのが、女性オペレーター専用のダイアルであり、女性はもちろん男性でも疑問点や契約について女性オペレーターに確認することが出来ます。
また、審査対象も広く安定した収入さえあれば正社員でなくても審査対象になるため、パートをしている主婦、アルバイトの学生でも審査に通る可能性があります。
しかも、最大金利が17.8%と他の消費者金融より低くなっているので、少しでもお得にお金を借りたいという人にも人気です。
ノーローン 審査の厳しさ☆☆
金利
4.9%~18.0%
特徴
中小消費者金融の中では有名な諸費者金融となります。
中小諸費者金融の為、審査はかなり甘くなっています。大手消費者金融から借りる事が出来なくても、過去に大きな問題を起こしていたり、収入がないという事がなければ、お金を借りれる可能性は十分にあります。
また、何度利用しても1週間無利子期間があるので、使い方によっては、最も得をするカードローンになります。
2.低金利=お得であるとは限らない
お得にお金を借りるためには、金利を意識し過ぎてはいけません。
もちろん、金利が低ければ低いほど支払う利息は少なくなりますが、お金を借りる期間や総額が少ない場合、金利だけで選んでは損をするケースも多々あります。
例えば9万円を3ヶ月で返済するとします。
金利が10%のカードローンと1か月無利子で金利が18%のカードローンでは、支払う利息は次のようになります。
このように、無利子期間などをうまく使う事で、金利が高いカードローンでお金を借りた方が、支払う利息が少なくなるという事は少なくありません。
そのため、借りる前にきちんと調べておくことが重要になります。
利子の計算については「利息の計算方法~年利と利息の関係~」で詳しくお話ししています。
3.カードローンは上限金利で決める
例えば次のような金利のカードローンがあるとします。
金利
1.0%~18.0%
この場合、最高18.0%の金利がかかるという点に注目してください
○%~○%という金利の幅は、借りるお金の金額によって変わります。カードローンでお金を借りる場合、多くても50~100万円という人が大半だと思います。
そのため、金利は表記してある最大のものになる可能性が非常に高いです。
上記の金利設定の場合、詳細情報を見るとおそらく次のような金利設定がされています。
借入金額 | 年利 |
1万円以上~50万円未満 | 18.0% |
50万円以上~100万円未満 | 17.5% |
100万円以上~200万円未満 | 14.5% |
・・・・・ | ・・ |
1000万円 | 1.0% |
このように、金額別で見るとそこまで低金利ではないという事が分かると思います。
そのため、金利を見る時は上限金利で判断することがポイントとなります。
会社によっては、次のような金利の表記をしている会社もあります。
借入金額 | 年利 |
50万円以上~100万円未満 | 15.0%~17.5% |
この場合も、基本的に17.5%の金利が発生するため、注意が必要となります。
15.0%の金利に該当する人は、年収や職業がよっぽど優れている人であり、金額ではありません。
4.お得にお金を借りるための4つの手順
お得にお金を借りる手順は次のようになります。
- 手順1.借りる金額を決める
- 手順2.自分の信用力を知る
- 手順3.借入する会社を決める
- 手順4.完済計画を立てる
手順1.借りる金額を決める
借りる金額は、正確に細かく決める必要があります。多くの人が、だいたい○万円くらい借りれば足りるという認識でお金を借りてしまいますが、これは大きな間違いです。
カードローンでお金を借りていると、借金しているお金がまるで自分のお金のような感覚になってしまう事が少なくありません。
そうなった時に、大体の感覚でお金を借りてしまった人ほど、新たな借金を作りやすい傾向にあります。
逆に、初めに正確な金額でお金を借りた人は、なかなか新たな借金はしませんし、最低限必要なお金を借りるための限度額しかない為、物理的にも新たな借金を作らない傾向にあります。
限度額とは、借りれるお金の上限になります。
多くの場合、限度額は10万円、20万円、30万円と10万円単位に増えていきます。
手順2.自分の信用力を知る
カードローンは、信用力によってお金を借りる事が出来るかどうかが決まります。
カードローンでお金を借りる場合、審査を受ける事になりますが、この審査で調べるものがその人の信用力となります。
そこで、自分の信用力をある程度理解しておくことで、審査に落ちて時間を無駄にしてしまうリスクを少なくできます。
信用力は、このサイトで簡単に測ることができます。
信用力とは、お金を返す能力になります。
例えば、公務員のように安定した職に就いている人は、リストラのリスクも少なく、給料も年々増加していく可能性が高いので、長期的な返済能力が見込めます。
そのため、公務員の信用力は比較的大きくなります。
手順3.借入する会社を決める
自分の信用力を基に、次の3通りの会社を決める事で、楽にお金を借りる事が出来ます。
- ひょっとしたら借りれる会社
- 8割がた借りれる会社
- 間違いなく借りられる会社
お金を借りる時というのは、どうしても焦ってしまうので、1社審査に通らないと、どこでもいいからお金を借りようとする人が意外といます。
こうなってしまうと、損をしてしまう危険が非常に高いので、事前に3社決めておくことで、焦らないようにしておくことが重要になります。
半年に4社以上の会社で審査を受けてしまうと、申込ブラックになってしまうため、当分の間お金を借りる事が出来なくなってしまいます。
また、一度に3社同時に申し込んでしまうと、これも申込ブラックとなってしまうため、注意する必要があります。
手順4.完済計画を立てる
お金を借りる時は、○年○月○日に完済するという完済計画を立てる事が大事になります。
多くの人が、月々○万円返済するという大雑把な返済計画を立ててしまいますが、そういう返済の仕方をしていると、借金の金額が大きければ大きいだけ、何時になったら完済できるのか分からなくなってしまいます。
完済のめどが立たないと、借金に疲れてしまい、返済する金額が少なくなったり、新たな借金をしてしまうリスクが大きくなります。
そのため、いつ完済出来るのかを明確にすることで、着実に借金を減らしていくことができます。
完済計画は、元金を減らす意識を持つことで、簡単に立てる事が出来ます。
10万円借りた場合、毎月1万円返しても返済日が分かりませんが、毎月元金を1万円返済すると10回できれいに借金を無くすこと出来るので、簡単に完済計画が立てられます。
5.まとめ
最後に、簡単に今回の内容をまとめていきます。
- もっとも年利の低いカードローンは、Mr.カードローンプレミアムである
- 金利が低いという事が、必ずお得であるという事ではない
- 借金の金額と完済日を明確に決める事で、お得にお金を借りる事が出来る
カードローンではありませんが、金利が低いという面では下記の方法もありますのでご紹介しておきます!
「積立式保険の契約者貸付てなに?生命保険でお金を借りよう」