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個人事業主・フリーランスが借りられるカードローン審査。目的別のおすすめ紹介

個人事業主や自営業・フリーランスはカードローンを利用する際に悩みが多いです。

「事業資金だけど、どのカードローンに申し込めばいいの?」

「個人事業主でも審査に通るカードローンってなに?」

本記事では審査に関する悩みから、おすすめのカードローンまで全部解決します。

カードローンを利用したい個人事業主や自営業・フリーランスはぜひご一読ください。

個人事業主はカードローン審査を申し込む前に利用目的を確認!

個人事業主・フリーランスなど事業主がカードローンを申し込む前には、strong>必ず利用用途を確認しましょう

次の表には利用用途と申込者の状況を軸に、適切なカードローンをまとめました。

利用用途融資時間金融機関との信頼関係おすすめカードローン
生活資金急ぎ(即日)×消費者金融
急ぎではない
(3日~1週間)
×
銀行系・信用金庫系
事業資金急ぎ(即日)×ビジネスローン
急ぎではない
(3日~1週間)
×
公的融資
日本政策金融公庫

生活資金なら消費者金融、事業資金ならビジネスローンと覚えておきましょう。

それでは一つずつ詳しく説明します。

銀行系は使えない⁉フリーランスや自営業の事業資金にはビジネスローン

低金利で長期的な利用ではおすすめされる銀行カードローンですが、実は事業資金には利用できないことが一般的です

実際にメガバンク3社の銀行カードローンでは、事業資金を除くと利用用途に書かれています。

また消費者金融も基本的には事業資金目的の融資を受け付けていません。

ただし消費者金融では、個人事業主には事業費としての貸付は許可しています。

そのため事業のための物品購入などの細かなお金は、消費者金融を利用できます。

事業への投資や研究開発費のような大規模な事業資金は、ビジネスローンや公的融資を利用しましょう。

おすすめはビジネスローンです。

ビジネスローンならば、公的融資と比較して審査基準も甘く、即日融資も可能だからです。

買掛金の支払いですぐ現金が必要な場合や、仕入れを現金で行う場合など、急ぎの融資はビジネスローンを利用しましょう。

事業資金として銀行系を利用できないのはリスクや審査方法が理由

事業資金として消費者金融や銀行カードローンを利用できない理由は大きく2つあります。

  • 事業リスクが高すぎるため
  • 消費目的のカードローンとは審査方法が異なるため

個人事業主やフリーランスに事業資金を融資する場合、消費目的の資金を融資するより貸し倒れのリスクが高いです

そのため消費目的を中心に考えた金利では、融資するリターンがリスクを下回ってしまいます。

また消費目的のカードローンでは、個人の信用情報や返済能力を確認する審査方法で十分です。

しかし事業資金となると、事業計画書や事業実績を吟味する必要があります。

そのため審査方式が異なってしまい、銀行カードローンや消費者金融では対応できないのです。

フリーランスや自営業にとって公的融資は厳しいが試す価値はある

前述した通り、事業資金としておすすめはビジネスローンです。

しかし公的融資に比べて、高金利な点がデメリットとしてあります。

そのため自営業や個人事業主は低金利な公的融資も試してみましょう

特に次のような個人事業主やフリーランス、自営業は公的融資の審査に通る可能性が高いです。

  • 自己資金を事業に投資している
  • 創業計画書が具体的で将来性がある

やはり個人事業主や自営業が自らリスクを負っていること、事業内容が明確であることが審査に通過するポイントです。

ただし公的融資・日本政策金融公庫にはデメリットもあります。

  • 審査にかかる時間が長く、2か月以上かかることもある
  • 事業計画書など必要書類が多く、審査手続きも複雑である。

自らの状況を鑑みながら、どちらで事業資金を確保するか考えましょう。

生活資金ならば自営業やフリーランスも消費者金融を利用しよう

生活資金としてカードローンを利用する場合には、消費者金融か銀行・信用金庫カードローンになります

おすすめは消費者金融カードローンです。

個人事業主や自営業、フリーランスが消費者金融を利用するメリットは次の3つです。

  • 銀行・信用金庫カードローンより審査が甘い
  • 即日融資でも対応してくれる
  • 物品購入や交通費のような事業費には利用できる

個人事業主や自営業、フリーランスは収入が安定しない人が多いため、カードローン審査には通過しにくいです。

しかし消費者金融ならば、金利が高い代わりに審査も通過しやすいです。

即日でも融資を行ってくれるため、細かな資金繰りには消費者金融を利用しましょう。

即日融資に対応してくれる消費者金融については、次の記事をご覧ください。

【即日発行が可能なカードローン【2019年最新版】~口コミ&条件で徹底比較~】

銀行カードローンや信用金庫は低金利だけど長期的な信頼が必要

融資まで時間がかかってもいいので低金利で借りたい場合には、銀行・信用金庫カードローンを利用しましょう

ただし銀行・信用金庫カードローンは消費者金融と比べて審査が厳しいです。

審査に通りやすくするためにも、申し込む前に銀行や信用金庫に口座を開設しましょう

事業取引やプライベートで口座を利用していると、融資の相談がしやすいです。

また個人事業主やフリーランス・自営業でも資金状況が把握しやすいため、審査に通過しやすくなります。

ここまで状況別におすすめするカードローンを紹介しました。

次からは実際に審査に申し込むにあたって、審査に落ちる原因を紹介します。

個人事業主がカードローン審査に落ちやすい理由

個人事業主やフリーランス・自営業が審査に落ちやすい理由は次の3つです。

  • 個人事業主や自営業・フリーランスは職業採点が最も低い
  • 安定して継続的な収入を保証できない
  • 退職金や年金がサラリーマンよりも乏しい

それぞれ詳しく解説します。

スコアリング方式では個人事業主や経営者・フリーランスは点数が低い

カードローンの採点方式では、様々な項目に点数をつけて総合点で評価しています。

このような採点方式をスコアリング方式と呼びます。

スコアリング方式の重要な項目に、申込者の職業があります。

職業で個人事業主や経営者・フリーランスは最も低い点数なのです。

理由は融資金の利用用途がどうしても曖昧になってしまうなどがあります。

職業の点数が最低点なため、どうしても他の職業の申込者より審査に落ちやすいのです

安定して継続的な収入を保証できない

個人事業主や自営業・フリーランスの人は、多くが完全出来高制のビジネスを行っています。

そのため毎月の収入が安定していない人が多いです。

しかしカードローンの返済は毎月行われることが多いため、収入が不安定=返済が滞る可能性があるのです

また個人事業主や自営業・フリーランスの人は、事業自体が不安定なケースが多いです。

例えば大企業で年収が500万円の人は、来年も500万円収入があると想定できます。

しかし個人事業主や自営業・フリーランスの人は今年1000万円の収入があっても、来年100万円の可能性もあります。

以上のように、収入が安定して継続しないリスクがあるため審査に落ちやすいのです。

自営業・経営者は退職金や年金がサラリーマンよりも乏しい

カードローンは基本的に上限年齢まで自動更新する商品です。

そのため契約が更新できない高年齢のときに、サラリーマンなどは退職金などで一括返済することが多いです

しかし、自らが経営者である個人事業主やフリーランスには、退職金がありません。

さらに経営者には年金も国民年金しか支給されないため、借金の返済が滞ることがあるのです。

個人事業主や自営業・フリーランスは高齢になったときに返済が滞る可能性が高いので、審査に落ちやすいです。

個人事業主がカードローン審査で通るためのポイント

個人事業主がカードローン審査で通るためのポイントは次の通りです。

  • 希望限度額をかなり低めにする
  • 総量規制外のカードローンを利用する
  • 事業計画書は遅れずに提出する
  • 可能ならば起業してから数年間実績をつける
  • 節税を控えて収入を確保する
  • 在籍確認は固定電話を活用する
  • 収入証明書は必ず用意する
  • 信用情報はきちんと整理しておく

それぞれ詳しく解説します。

希望限度額はかなり低めに設定する

カードローンでは年収の3分の1以上は融資できないという総量規制が存在します。

それほど年収の高さや安定性と融資額は厳しくチェックされるのです。

個人事業主や自営業・フリーランスは前述した通り、収入が安定しません。

そのため金融機関が負う貸し倒れリスクを少しでも和らげるために、希望限度額は低くしましょう

希望限度額を低くすれば、創業直後で収入10万円しかない場合にも融資可能な場合があります

総量規制外のカードローンを利用する

前述したとおり、カードローンには総量規制と呼ばれる規制が存在します。

そのため消費者金融では年収制限でお金を借りられない場合が出てきます。

特に個人事業主や自営業・フリーランスは年収が低い時期が必ずあると思います。

そんな時は総量規制対象外のカードローンを利用しましょう

総量規制では「事業の実態が定められていて、個人が返済できる範囲内でならば、事業資金の貸し出しは年収の3分の1を越してよい」とあります。

具体的な総量規制外のカードローンは、銀行カードローンとビジネスローンです

特におすすめはビジネスローンです。

理由としては、銀行カードローンは暴力団関係者への融資問題や貸し過ぎ問題によって、審査が厳しくなったからです

ビジネスローンならば収入0円でも、事業計画の内容次第では融資を受けることもできます。

事業計画書は遅れずに提出する

事業資金の融資の場合には、事業計画書の提出が必ず求められます

この事業計画書で具体的な事業形態がわかる場合には審査に通過します。

事業計画書を書く際には、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  • 難しい言葉は避けて、簡潔にわかりやすく書く
  • 矛盾が無いように正直な予測を書く
  • 主観だけでなく、可能な限り客観的なデータを用いる

きちんとした事業計画書を送れずに提出すれば、審査通過も目前です。

可能ならば起業してから数年間実績をつける

やはり起業したての場合には、どうしても事業が安定していません。

そのため将来的に収入が継続して手に入るか金融機関も判断できません。

可能であれば、実績を2、3年作ることによって、金融機関に事業の安定性を示しましょう

どうしても起業してすぐに資金が必要だと分かっている場合には、退職前にカードローンの契約をしましょう

節税を控えて収入を確保する

個人事業主や自営業・フリーランスは節税のために、経費を多くする傾向にあります。

例えば、生活費の大部分を経費にすることも節税対策です。

生活費を経費にすることによって、所得税が安くなることは嬉しいことです。

しかしその結果、同じ生活水準のサラリーマンより所得が極端に低くなります

カードローンの審査で判断する所得額は、課税される所得です。

つまり節税対策のやりすぎで所得が低くなると、その分審査には落ちやすくなります。

節税対策はほどほどにするようにしましょう。

在籍確認は固定電話を活用する

カードローンの審査では在籍確認と呼ばれる審査項目があります。

在籍確認は、申告した勤務先で本当に勤務しているか電話で確認する審査です。

しかし個人事業主や自営業・フリーランスは勤務先が自宅であり、固定電話がない人もいます。

もちろん連絡が確実につくように、携帯電話の番号を勤務先にすることは可能です。

しかしその結果、本当は事業をやっていないのでは?と審査担当者に疑念を与えてしまいます。

可能な限り、どこで勤務しているのか正確にわかる固定電話は用意しておきましょう

ちなみにですが、SMBCモビットやアイフルのように一部のカードローン会社では、携帯電話での在籍確認を禁止しています。

希望額が50万円以下でも収入証明書は必ず用意する

カードローンの審査では、本人確認書類さえあれば審査を行うことができます。

しかし個人事業主や自営業・フリーランスの場合には、借入限度額に関わらず収入証明書を求められるケースがあります

収入証明書をいつ求められてもいいように、最初から収入証明書は用意しておきましょう

信用情報はきちんと整理しておく

個人事業主や自営業・フリーランスに関わらず、カードローンの審査では信用情報が重要になります。

信用情報とは、ローンの契約状況や利用履歴から個人が信用できるかを判断する情報です。

信用情報に傷があると呼ばれる、以下のような状況では審査には落ちてしまいます。

  • 長期滞納や幾度にも及ぶ返済遅れ
  • 自己破産や任意整理
  • 申込みブラック(短期に複数回のローン申請)
  • 既に借入件数や借入金額が多すぎる

対策方法として、借入件数はおまとめローンで一つにまとめるなどしましょう。

また返済遅れに関しては、カレンダーに返済日を書き込んでおくなど忘れない工夫をしましょう。

個人事業主がカードローン審査の在籍確認で気をつけること

個人事業主や自営業・フリーランスが在籍確認を受けるときには2点注意が必要です。

  • 家族にバレないように在籍確認の時間を決めること
  • 在籍確認は固定電話で受けること

在籍確認の時間を家族がいない時間帯にしよう

個人事業主や自営業・フリーランスの場合、勤務地は自宅です。

家族にカードローンの利用をバレない為には、審査担当者に在籍確認の電話を家族がいない時間にしてもらいましょう

ただし家族が電話に出たとしても、在籍確認の担当者は個人名で電話をかけてくれます。

なお在籍確認をせずにカードローンを申し込みたい人は次の記事をご覧ください。

【カードローンで在籍確認なしって可能?大手8社にガチ取材&体験談アリ】

在籍確認は固定電話で受けること

前述した通り、在籍確認は携帯電話ではなく固定電話で受けましょう。

正確な勤務先や事業を行っている安心感を相手に伝えることができます。

また携帯電話よりも連絡が取れなくなるリスクを審査担当者に与えずに済みます

個人事業主はカードローン審査で必要書類が異なる⁉

個人事業主や自営業・フリーランスは必要書類がサラリーマンと異なる点があります。

以下の必要書類をカードローンの審査前に用意しておきましょう。

【本人確認書類】
  • パスポート
  • 運転免許証
  • 顔写真付きマイナンバー
    などから1点
【収入証明書】
  • 確定申告書
  • 申告決算書
    など公的な書類

ポイントは、収入証明書として公的書類を求められる点です。

個人事業主や自営業・フリーランスは給与明細を改ざんすることも可能です。

そのため収入証明書には、公的に発行された書類を求められることがほとんどです。

急遽用意することが難しい書類のため、事前に準備しておきましょう。

自営業の場合には営業確認状況を求められることもある

個人事業主や自営業・フリーランスは実際に事業を行っているか確認するため、営業確認書を求められることがあります。

例えば飲食店など店舗を持っている場合には、営業許可証などです。

提出を求められる可能性は低いですが、提出できないと怪しまれてしまいます。

そのため営業許可証もカードローンの審査申込前に用意しておきましょう

個人事業主がカードローン審査で絶対にやってはいけないこと

個人事業主や自営業・フリーランスはサラリーマンと比べて、色々と改ざんしやすい立場にいます。

しかし次のようなことは絶対にやってはいけません。

  • 確定申告書を都合の良いように偽造してはいけない
  • お金の使い方を虚偽申告してはいけない

特にお金の使い方の虚偽申告は絶対にやめましょう。

カードローンは利用用途によって申し込めるカードローンが異なります。

事業資金の場合には、審査に通過しやすい消費者金融は利用できません。

また生活資金の融資では、総量規制以上の融資を受けることもできません。

そのため生活資金と偽り消費者金融に申し込むことや、事業式と偽り総量規制以上の融資を受ける偽装をする人がいます。

しかし融資金の利用用途の嘘はバレた場合には、今後カードローンを利用できなくなります

事業資金と生活費が混同しやすい個人事業主や自営業・フリーランスだからこそ、十分注意しましょう。

個人事業主・フリーランスにおすすめカードローンはこれ!

最後に個人事業主や自営業・フリーランスにおすすめのカードローン名を紹介します。

ここでは最も需要のある、ビジネスローンと消費者金融を取り上げます。

おすすめのビジネスローンはアイフルビジネスファイナンス!!

カードローン名おすすめポイント
アイフルビジネスファイナンス来店不要で契約可能
即日融資
オリックスVIPローンカードBUSINESS即日融資
オリックスという安心感
プロミス自営者カードローンプライベート資金の利用可能
WEB完結での申し込み
CREST for Bizローンカード型ビジネスローン
コンビニATMで24時間借入可能
ビジネスパートナー「スモールビジネス」即日融資
無利息期間サービス

各ビジネスローンでおすすめポイントは多数あります。

しかし特におすすめのビジネスローンは「アイフルビジネスファイナンス」です。

「アイフルビジネスファイナンス」は法人向けの融資実績が豊富なため、安心して利用できます。

また借入を最大で1000万円まで可能な点は、ビジネスローンにしては高額です。

さらに契約までに来店不要なため、忙しい個人事業主や自営業・フリーランスでも利用しやすいでしょう。

おすすめの消費者金融はプロミス!!

カードローン名おすすめポイント
プロミス24時間振込融資
30日間無利息で利用可能
アイフル即日融資可能
審査時間最短30分
アコム即日融資可能
30日間無利息で利用可能

消費者金融はどこも似たり寄ったりな点が多いです。

しかし24時間利用可能で、30日間振込融資ができるプロミスがおすすめです。

おすすめの消費者金融に関しては以下の記事をご覧ください。

【闇金なし】即日融資&審査が甘いカードローン5選~口コミ&2ch評~

個人事業主・フリーランスのカードローン審査のまとめ

個人事業主や自営業・フリーランスは、まず利用用途によって申し込むカードローンを決めましょう。

おすすめは生活資金ならば消費者金融ですし、事業資金ならばビジネスローンです。

次に審査に通過するために以下のことを守るようにしましょう。

  • 希望限度額をかなり低めにする
  • 総量規制外のカードローンを利用する
  • 事業計画書は遅れずに提出する
  • 可能ならば起業してから数年間実績をつける
  • 節税を控えて収入を確保する
  • 在籍確認は固定電話を活用する
  • 収入証明書は必ず用意する
  • 信用情報はきちんと整理しておく
チェック
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