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なぜカードローン審査に通らないのか~審査の正しい攻略法~

この記事は、カードローンの審査に通らなかった人、通るための対策方法を知りたい人のために書きました。

カードローン審査に通らない人には、必ず「理由」があります。今回はその理由と対策方法を解説します。

  • 「カードローンの審査に通らない。どうすればいい?」
  • 「審査に通らない理由を知りたい」
  • 「審査に通りやすいカードローンはどこ?」
  • 「審査がないカードローンはないの?」

などなど、様々な疑問や不安にお答えします。
カードローンの審査に通らない人はぜひご覧ください。

カードローンの審査に通らない人はその理由を考えよう

理由が分からないと審査落ちを繰り返すだけ

カードローンの審査に通らないからといって、次々と色んなカードローンに申し込んでいませんか?

審査に通らないのはカードローン会社のせいではなく、自分自身に原因があるケースがほとんどです。

つまり、自分自身にある「審査に通らない理由」を見直さない限り、審査落ちを繰り返すだけです。

ここでは、審査に通らない理由とそれぞれの対策方法も併せて解説していきます。

過去に金融事故がある人はカードローン審査に通らない

まずはカードローン審査の大前提ですが、金融事故がある人は審査に通りません。

カードローンの審査では「信用情報」を最も重視しているので、金融事故がある人は一発アウトとなります。

金融事故は4種類ある

金融事故の種類内容
延滞ローン返済を2~3ヶ月以上遅れること
強制解約ローン会社から契約を強制的に解約されること
代位弁済本人に代わりローン会社が返済すること
債務整理自己破産、民事再生、任意整理など、合法的に借金を整理すること

金融事故の記録は5年間残る

金融事故の記録は信用情報機関が管理しています。信用情報機関にもCICやJICC、JBAがありますが、カードローンの審査はCICへ照会します。

CICでは、金融事故の記録を解消から5年間管理しています。※発生からではないので注意しましょう

信用情報が不安な人は開示請求しよう

「もしかしたら金融事故があるかも」と不安な人は開示請求をしましょう。

開示請求とは、自分の個人情報を照会することです。CICではネットから簡単に開示請求できます。

開示請求書の見方

開示請求をすると、「信用情報開示報告書」が送られてきます。

見るべきは「26:返済状況」です。

ここに「異動」と書かれている場合は金融事故があるということです
異動発生日も併せて記載されているので、以後5年は審査には通らないとお考えください。

CICへの開示請求は下記ページからできます。 ※手数料は1,000円(税込)

インターネット開示(スマートフォンで開示)

「希望額」「他社からの借入額」も審査に通らない原因になる

カードローン審査は希望額と収入のバランスをみる

金融事故がないというのは最低条件で、カードローンの審査で次に重要なのは「希望額」です。収入ではなく希望額です。

というのも、希望額が低ければ高い収入は必要ありません。カードローン会社は融資する金額に見合った収入なのか、シンプルに「返してくれるのか?」を審査でみるわけです。

審査に通りたいなら希望額は低めにしよう

すでに審査に落ちた人のなかには、希望額が高いのが原因で落ちた人も多いでしょう。

カードローンの審査に通るために、希望額を必要最低限にするのは鉄則です。可能なら10万円以下が理想です。

他社借入が多い = 借りられる金額が制限される

もうひとつ重要なのが「他社借入」です。他社借入がある人は審査に通りにくいです。単に、他社借入があると印象が悪いからというのが理由ではありません。

先ほど、審査では希望額と収入のバランスが大事だと説明しました。しかし、他社借入があると収入から他社への返済金額を差し引かなければなりません。

つまり、融資できる金額が制限されてしまうのです。カードローン会社は“余裕”がある人を優遇しますから、他社借入がある人は不利です。

他社借入がある人は少しでも減らそう

他社借入がある人の対策方法は、返済するしかありません。

返済して少しでも他社借入を減らしてから、新規で申し込むようにしましょう。

場合によっては、おまとめローンを検討した方がいいかもしれません。
※おまとめローン・・・複数社の借金をひとつにまとめるローン

おまとめローンについて詳しくは「タイプ別!おまとめローンの比較とおすすめのおまとめローン」をご覧ください。

その他のカードローン審査に通らない原因

ここまで説明したように、カードローン審査で重要なのは次の3つです。

  • 信用情報
  • 希望額
  • 他社借入

ここでは、上記ほどではありませんが重要視される審査項目を紹介します。

職業(雇用形態)

カードローン審査は、収入が安定している人ほど通りやすいです。

その安定性を見るのが、職業や雇用形態です。

例えば、水商売や自営業の人は収入が高くても安定性に欠けると判断されるので不利です。雇用形態も、パートや契約社員など非正規雇用の人は不利になります。

勤続年数

収入の安定性をみる上で勤続年数も大事な要素です。勤続年数が長いほど収入が安定していると判断されます。

勤続年数に関して、理想は3年以上、短くとも半年以上はあった方がいいでしょう。近々、転職を考えている人は転職する前に申し込んだ方が審査には通りやすいでしょう。

そもそも審査に通らないカードローンを選んでなかったか?

ここまで読んで、とくに問題なかった人がいるかもしれません。

もしかすると、カードローン会社選びがまずかったのかもしれません。

銀行カードローンは審査に通らない可能性が高い

カードローン業界では定説となっていますが、銀行カードローンの審査は消費者金融に比べて厳しいです。

銀行カードローンは消費者金融よりも低金利かつ限度額も高いので、当然といえば当然です。

もしあなたが銀行カードローンの審査に落ち続けているなら、消費者金融を検討してみましょう。

後ほど詳しく解説しますが、実はほとんどの人は銀行カードローンよりも消費者金融を選んだ方がメリットは多いです。

審査がない(甘い)カードローンは選んではいけない

審査に通らないからといって、審査がないカードローンを探して申し込もうとしていませんか?

審査がないカードローンなんてありません。あったとしても「ヤミ金」です。

ヤミ金の危険性については「審査なしで即日お金が借りられる!?悪徳業者の罠にご注意!」で詳しく解説しています。

「審査が甘い!!」
「審査なし!!」

そういった言葉には騙されないようにしましょう。

審査に通らない人におすすめするカードローン

ここでは、審査に通らない人におすすめのカードローンを紹介します。

その前に、審査に通るためのチェックリストを用意したので、ぜひチェックしてみましょう。

審査に通るためのチェックリスト

✔ 過去5年間に金融事故を起こしていないか?
✔ 希望額は低いか?10万円以下か?
✔ 他社借入がないか?減らしたか?
✔ 勤続年数は半年以上あるか?

一番のおすすめはプロミス

プロミス 新キャプチャ

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サービス面も優秀

そして、プロミスの強みは最短20分審査のスピードです。申し込みから最短20分でお金を借りた人もいるほど、早さではNo.1のカードローンです。

無利息サービスで銀行よりもお得になる!?

プロミスとはじめて契約する場合は30日間無利息サービスを利用できます。加えて、ポイントサービスを利用することで、無利息期間を増やすこともできます。

プロミスの無利息サービスについて詳しくは「プロミスの無利息サービスが他社よりも優れている3つの理由」で解説しています。

銀行カードローンの方が金利は低い(といっても2~3%程度)ですが、無利息サービスを利用することで銀行で借りるよりもお得になるケースは多いです。

とくに10万円~15万円程度の低額を借りるのであれば、返済も長期化しないので無利息サービスがあるカードローンを利用した方がお得です。

また、大手の消費者金融のなかでは0.2%ですが金利が低いのもいいですね。

「スピード」と「お得さ」の両方を兼ね備えているプロミスはおすすめです。

次点でおすすめは「アイフル」

アイフル キャプチャ

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アイフルも最短20分の審査時間(申込状況によってはご希望に添いかねます)に加えて、30日間無利息サービスを実施しています。

ただ、「審査に1時間以上かかった」という口コミも結構あり、審査スピードに関してはプロミスの方が早い傾向があるようです。※1時間でも十分早いですが

無利息サービスに関してもプロミスのようにポイントサービスがないので初利用の1回きりです。

ともあれ、アイフルも十分魅力的なカードローンです。近くにプロミスがない、もしくはプロミスの審査に一度落ちた人はアイフルがおすすめです。

カードローン審査に関するQ&A

カードローンを借りていると、住宅ローンの審査に通らない?

A. 関係ありません

カードローンの借入が住宅ローンに影響することはありません。

反対に住宅ローンを借りているからといって、カードローン審査に影響することもないのでご安心ください。

ただ、双方とも延滞記録がある場合は審査に通りにくくなるのでお気を付けください。

クレジットカードの審査に通るのにカードローンは通らないのはなぜ?

A. カードローンの審査の方が厳しいからです。

ゴールドのような“ステータスカード”でない限り、クレジットカードの審査はそれほど厳しくはありません。

対して、カードローンはお金を貸すわけですから審査は厳しくて当然です。

とはいえ、この記事に書いたように最低限の条件を満たしていれば十分審査に通過できます。

とくに大事なのは、希望額を高くしすぎないこと。必要最低限の融資を希望しましょう。

おすすめカードローン

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監 修

竹内 誠一

社会保険庁・日本年金機構23年間在職し年金行政職に勤務。主に、厚生年金・国民年金の適用・給付業務に携わりながら、地域の事業主・住民の皆様の対応に従事。その後、社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーとして独立・開業。現在は、社会保険労務士・FPとして「働き方改革」「健康経営」及び「助成金」を活用した中小企業の経営のサポートしながら、経営者・個人起業家に未来志向のビジネスモデル・ブランディングを提案。また、FPスキルを視野にブライダル業界をサポートしながら、地域創生・社会課題の解決に取り組んでいる。

保有資格 :
  • ファイナンシャルプランナー(AFP)
  • 社会保険労務士
  • 公的保険アドバイザー

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