ミライノ カードは住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカードです。
最近できたカードなのであまり耳にしたことがないかもしれませんが、クレジットカードとして十分すぎるスペックを持ちオトクと噂の、知る人ぞ知るカードです。
今回は、そんなミライノ カードのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
クレジットカードの発行を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
0.ミライノ カードとは
1.ミライノ カードのメリット
メリット1.ポイント還元率1.0%でキャッシュバック可能
メリット2.スマートプログラムのランクアップで手数料無料最大15回
メリット3.クイックペイ・アップルペイ払いでスマートな支払い
メリット4.家族も対象!安心の付帯保険
メリット5.ゴールドカードの充実サービス
2.ミライノ カードのデメリット
デメリット1.メインカードでなければポイントが貯まりにくい
デメリット2.ブランドがJCBのみ
デメリット3.年会費が有料
デメリット4.電子マネーチャージは出来ない
デメリット5.家族カードはない
3.ミライノ カードに向いている人
4.まとめ
0.ミライノ カードとは
ミライノ カードとは、住信信託銀行とSBIが共同出資しているネットバンク「住信SBIネット銀行」が発行しているクレジットカードです。
以前にも住信SBIネット銀行では「SBIカード」というクレジットカードを発行していましたが、その後継として誕生したカードです。
ミライノ カードのスペックはこちらの表をご覧ください。
1.ミライノ カードのメリット
ミライノ カードのメリットが以下の5つになります。
メリット1.ポイント還元率1.0%でキャッシュバック可能
ミライノ カードは、ポイント還元が実質1.0%と高く、現金としてキャッシュバックをすることが出来ます。
1,000円利用ごとに、ミライノ カードのポイントが5ポイントつき、この時点では0.5%の還元率ですが、住信SBIネット銀行のスマプロポイントに交換することで、1.0%還元の10ポイントが付与されます。
スマプロポイントがたまると、商品やサービスの利用、現金への交換をすることが出来るので、住信SBIネット銀行以外にポイントを活用出来るというのは魅力ですね。
スマプロポイントへの交換は1,000ミライノポイントからとなりますので、約20万円分の購入金額が必要となる点だけご注意ください。
メリット2.スマートプログラムのランクアップで手数料無料最大15回
住信SBIネット銀行では、クレジットカードの利用料金を引き落としにしておくことで、利用状況によってランクが振り分けられ、以下のような各種手数料の無料サービスなどを受けることが出来ます。
ランクは預金残高や利用状況・住宅ローンの利用など、様々な要素からランクは決定されますが、ゴールドカードを選択すると預金残高関係なく2ランクアップし、手数料無料回数を多くすることが出来るのです。
メリット3.クイックペイ・アップルペイ払いでスマートな支払い
ミライノ カードはクイックペイ・アップルペイに対応しているため、カードを機器に通すことなくワンタッチでスマートな支払いをすることが出来ます。
利用した金額は翌月に引き落としするので、電子マネーに直接チャージする必要もありません。
クイックペイでの支払ではポイントを付けることが出来るので、積極的に使っていきたいところです(アップルペイではポイントの対象になりません)。
メリット4.家族も対象!安心の付帯保険
ミライノ カードは、年会費が安いにも関わらず、付帯保険が充実していることが魅力です。
年会費の安いクレジットカードでは海外のみが多い中、国内にも高額な保険がついているにはうれしいですね。
特に、ゴールドカードでは年間3,000円にも関わらず自動付帯で最高5,000万円もつくのは大きな安心感です。
また、家族も保険の対象として取り扱ってもらえるので、何枚もカードを持つ必要がなく安全に旅行に行くことが出来るのも良いですね。
メリット5.ゴールドカードの充実サービス
ミライノ カードGOLDなら、上記のメリットに加えて、ゴールドカードならではといった以下のサービスを受けることが出来ます。
- 海外に設置されたJCBプラザ・JCBラウンジの利用
- 海外レンタカーサービス
- 手荷物の空港手配サービス割引 など
また、さらに上位のプラチナムカードでは、以下のサービスが利用出来ます。
- 24時間365日利用可能なコンシェルジュデスク
- 人気の高いホテルへのJCBプレミアムステイプラン
- 海外のホテルに特典付きで宿泊
- 手荷物の空港手配サービス無料 など
ミライノ カード GOLD
詳細
ミライノ カード GOLDは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
スペックが高いカードとして有名で、まず年会費が3,000円(税抜き)とかなりの低額です。
さらに、国内・海外旅行損害保険が自動付帯で、最大5,000万円まで補償され、ミライノ カード GOLDを持っていない同行の家族まで補償されます(カード本会員の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供)。
ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
そして、ミライノ カード GOLDの引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定すると、スマプロのランクが2ランクアップします。
スマプロのランクが上がると、提携ATMを使った引き落とし手数料の無料回数と、住信SBI銀行から他行への振り込み手数料の無料回数が増えるのですが、新規口座開設者はランク2からのスタートなので、すぐに最高ランクのランク4に到達することが出来ます。
ミライノ カードでも使える、「支払い名人」、ショッピングガード保険(国内)、国内でも海外でもキャッシングが可能、等の機能もばっちり使用出来るので、旅行が多い方にはミライノ カード GOLDの方がおすすめだと思います。
2.ミライノ カードのデメリット
ミライノ カードのデメリットは、以下の5つです。
デメリット1.メインカードでなければポイントが貯まりにくい
ミライノ カードのポイントは2年で失効してしまうため、メインカードとして扱わない場合はポイントをためにくく、年間10万円以下やサブカードとして利用する場合には、おすすめ出来ません。
先述しましたが、還元率1.0%のスマプロポイントへの交換は1,000ミライノポイント(20万円分)なので、平均して年間10万円程度利用する必要があります。
光熱費やスマホ利用料金をクレジットカード払いにしておけば、年間10万円を達成することが出来るので、利用回数や用途をよく考えて申し込みをしましょう。
デメリット2.ブランドがJCBのみ
ミライノ カードの取扱いブランドはJCBのみなので、国内をメインに使っていく人には十分ですが、海外で広く利用したいという人には物足りなさを感じてしまいます。
しかし、ミライノ カードのデビットカードはVISAブランドなので、2枚持っておくと便利でしょう。
クレジットカードではないので、残高をよく確認して利用するようにしましょう。
デメリット3.年会費が有料
ミライノ カードは一般カードであっても年会費が有料であるため、年会費無料でカードを持ちたい人にはデメリットです。
元を取ろうにも、他行振込手数料無料回数15回では、154円×15回=2,314円となりゴールドカードの年会費では元を取ることが出来ません(一般カードのランク4であれば元取りは可能です)。
しかし、ゴールドカードの高額な自動付帯保険とゴールドカードサービスを受けられることを考慮すると、お得なのではないのでしょうか。
デメリット4.電子マネーチャージは出来ない
ミライノ カードは、nanacoやSuicaへの電子マネーチャージでポイントをためることが出来ません。
普段nanacoやSuicaをよく使うため、チャージをポイントにしたいと思ったら、楽天カードやビックカメラSuicaカードがおすすめです。
楽天カードについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
「楽天カードのメリット・デメリットは?デメリットの対策方法まで解説!」
デメリット5.家族カードはない
ミライノ カードには現在家族カードがないため、家計の一括管理をすることは出来ません。
しかし、付帯保険は家族も対象になっているので、付帯保険を重視して家族カードを持ちたいと考えている人にとっては、1枚で十分なカードといえます。
3.ミライノ カードに向いている人
ミライノ カードが向いている人は次の通りです。
- 住信SBIネット銀行を持っている人
- ポイントキャッシュバックを受けたい
- 手数料無料で利用したい
- 付帯保険の充実したカードが欲しい
- 家族に保険をつけたい
- 格安でステータスカードを持ちたい
ミライノ カードでついたポイントは、スマプロポイントに交換した方がよりお得なので、住信SBIネット銀行を既に持っている人・これから開設する人にとっては扱いやすいカードでしょう。
また、格安で付帯保険が充実し、ゴールドカードというステータスカードを持ちたい人にも、安心でおすすめな1枚といえます。
ミライノ カード
詳細
ミライノ カードは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
年会費は初年度無料で、次年度からは年会費900円(税抜き)がかかってしまいますが、年間10万円以上のご利用で無料にすることが出来ます。
そして、ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
また、「支払い名人」という支払い機能を使えば、ショッピング1回払いご利用分が自動的にショッピングリボ払いになり、これは通常のショッピングリボ払いと違い、新規ご利用分の初回お支払い手数料は無料になります。
この他にも、ショッピングガード保険(国内)が自動付帯、国内でも海外でもキャッシングが可能、利用付帯になりますが、最大で年間50万円の補償額が受けられる「JCB海外お買い物保険」等、ハイスペックな機能が盛りだくさんです。
ミライノ カード GOLD
詳細
ミライノ カード GOLDは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
スペックが高いカードとして有名で、まず年会費が3,000円(税抜き)とかなりの低額です。
さらに、国内・海外旅行損害保険が自動付帯で、最大5,000万円まで補償され、ミライノ カード GOLDを持っていない同行の家族まで補償されます(カード本会員の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供)。
ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
そして、ミライノ カード GOLDの引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定すると、スマプロのランクが2ランクアップします。
スマプロのランクが上がると、提携ATMを使った引き落とし手数料の無料回数と、住信SBI銀行から他行への振り込み手数料の無料回数が増えるのですが、新規口座開設者はランク2からのスタートなので、すぐに最高ランクのランク4に到達することが出来ます。
ミライノ カードでも使える、「支払い名人」、ショッピングガード保険(国内)、国内でも海外でもキャッシングが可能、等の機能もばっちり使用出来るので、旅行が多い方にはミライノ カード GOLDの方がおすすめだと思います。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
現金化できるという他にはなかなか見ない斬新なポイントの使い方が出来ますが、ミライノ カードはスマプロポイントに交換することがマストなカードなので、住信SBIネット銀行を持っている人にはおすすめのカードですね。
格安で充実した付帯保険(家族対象)や手数料無料のサービスを受けられるのも他のゴールドカードに劣らないミライノ カードの強みなので、保険としての活用という用途も良いかもしれません。