この記事は、分割返済とリボ払いの違いがわからない人のために書きました。
- えっ!?キャッシングに分割返済って無いの?
- そもそもリボ払いと分割返済の違いってなに?
分割返済とリボ払いの違いってわかりにくいですよね。
そこで、分割返済とリボ払いがどの程度違うのか?をまとめました。
この記事を読めば「いつキャッシングでリボ払いをすると良いのか?」がわかるので、ぜひご覧ください。
0.クレジットカードのキャッシングとは?
1.キャッシングで利用出来るのは「リボ払い」
2.分割払いとリボ払いの違い
分割払いとは
リボ払いとは
3.リボ払いでキャッシングした場合、返済額はいくらになる?
4.リボ払いでお得に返済する3つの方法
方法①最初の方に出来るだけ多く返済
方法②返済額を増額する
方法③なるべく早く完済する
5.リボ払いで返済するならカードローンの方がお得
理由①無利息サービスがある
理由②金利が低い
6.キャッシングを利用した方がいい3つのケース
ケース①すぐに借りたい
ケース②手続きが面倒
ケース③海外キャッシングを利用したい
7.オススメのカードローン
8.まとめ
0.クレジットカードのキャッシングとは?
キャッシングとは、クレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を借りることになります。
クレッジトカードには、ショッピング機能とキャッシング機能という2つの機能があります。
どちらもクレジットカードを使って利用する事が出来ますが、支払い(返済)方法はショッピング機能とキャッシング機能で微妙に異なり、キャッシング機能ではショッピング機能で使える分割払い(分割返済)は利用出来ません。
1.キャッシングで利用出来るのは「リボ払い」
キャッシングには「分割返済」という返済方法はなく、1括で返済出来ない場合はリボ払いを使って返済する事になります。
リボ払いの仕組みはカードローン(プロミスやアコム)と同じであり、借りたお金(元金)に対して年利〇%という利息が発生します。
カードローンのリボ払いはいくつかあるので、そちらが知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。
「カードローンの返済をお得にするコツと知って役立つ豆知識」
2.分割払いとリボ払いの違い
「分割払い」と「リボ払い」は似ているようで微妙に違います。
実際に使える返済方法はリボ払いのみですが、リボ払いと分割払いの違いをそれぞれの特徴からご紹介していきます。
分割払いとは?
分割払いとは、支払い金額を指定した回数に分けて返済していく返済方法です。
例えば、「10万円のパソコンを10回払いで買う」といったことが分割払いになります。
分割払いでは、利息ではなく分割手数料が発生します。
手数料はクレジットカードごとに決まっており、分割の回数でも異なりますが、下記のような計算式で求める事が出来ます。
例えば、三井住友カードで50,000円の商品を3回払いで購入した場合、100円当たりの分割手数料が2.01になるので、1,005円が分割手数料になります。
つまり、手数料が決まっているため、この手数料を分割払いの回数で均等に割り、毎回の支払い時に支払っていきます。
リボ払いとは
リボ払いとは、支払い金額を毎月定額で返済していく返済方法です。
例えば、「10万円キャッシングして毎月1万円ずつの定額で返済する」といったことがリボ払いの返済となります。
リボ払いでは、最終借入日から返済日までの利息が返済の度に発生します。
あらかじめ決められた年利を日割り計算した金額が利息として発生し、次のように計算します。
ですので、返済までの期間が短ければ短いだけお得になります。
例えば、三井住友カードで50,000円借りた場合、30日後に返済した場合は740円、10日後に返済した場合は247円の利息になります。
また、30日後に10,000円返済した場合、次は元金の40,740円に対して借りた日数分の利息が発生する形になります。
つまり、毎月30日後に返済する場合、返済するたびに支払う利息は少なくなることになります。
キャッシングのリボ払いについは、下記記事でも詳しくご紹介しています。
「キャッシングリボ払いについて大解説!カードローンとの違いはコレ!」
3.リボ払いでキャッシングした場合、返済額はいくらになる?
借入金額ごとに実際の返済額を見てみましょう。
ここでは一般的なキャッシングの金利18%で計算します。
毎月の返済額が少ないと、それだけ返済までに時間がかかり利息も高くなってしまいます。
定額返済の額を少しでも多くすることで、利息を抑えることが出来ます。
4.リボ払いでお得に返済する3つの方法
方法①最初の方に出来るだけ多く返済
利息は借入日数と元金(借りている金額)が多ければ多いほど高くなっていきます。
借入日数が少ない内に元金を出来るだけ減らしておくとそれだけ利息を節約することが出来ます。
方法②返済額を増額する
キャッシングの返済額は増額・減額どちらも可能となっています。
「毎月5千円ずつ返済しているけど1万円に増やしたい」といった場合は積極的に活用しましょう。
申請方法はカード会社によりますが、WEBの会員ページから申請出来ることが多いです。
方法③なるべく早く完済する
借入期間が長くなるとそれだけ利息がかかります。
特にリボ払いの場合は、高額の借入をしたり重ねて利用しても定額の返済が出来るため、借入が長期化しやすい傾向にあります。
①、②を活用すれば完済までも早くなるはずですが、利用する前に返済計画をしっかりと立て、最低限の利用にとどめるように心がけましょう。
5.リボ払いで返済するならカードローンの方がお得
キャッシング・カードローン、どちらもリボ払いで返済出来ますが、通常の利用であればカードローンの方がお得に利用出来ます。
カードローンの方がお得な理由は次の2つになります。
理由①無利息サービスがある
プロミス、アイフル、アコムといった大手金融消費者のカードローンでは、「30日間無利息サービス」を実施しています。
無利息期間中は利息が一切発生しませんので、それだけ返済額も安くなります。
理由②金利が低い
大手銀行のカードローンは基本的に金利が低くなっており、2.0%~14.6%という金利で利用出来るものもたくさんあります。
キャッシングの金利は15.0%~18.0%という設定が多く、借入金額によりますが大体の場合18.0%が適用されます。
6.キャッシングを利用した方が良い3つのケース
基本的にはカードローンの方がお得ですが、以下の3つのケースではキャッシングの方が便利になります。
特に③海外キャッシングは、カードローンでは利用出来ないサービスであり、現地通貨を最も安く手に入れる方法としておすすめです。
ケース①すぐに借りたい
クレジットカードにすでにキャッシング機能が付いている場合、すぐに借りることが出来ます。
ただし、キャッシング機能が付いていない場合は別途審査が必要なため、カードローンを契約するよりも時間がかかります。
ケース②手続きが面倒
カードローンは申込→審査→契約といった手続きが必要となりますが、クレジットカードにキャッシング機能が付いていれば手続き不要で借りることが出来ます。
ケース③海外キャッシングを利用したい
海外キャッシングを利用すると、空港や銀行窓口で両替するよりもお得に現地通貨を手に入れることが出来ます。
「海外旅行の時お得に現地通貨がほしい」といった場合は海外キャッシングの利用をおすすめします。
海外キャッシングについては下記記事で詳しくご紹介しています。
「海外キャッシングは両替より断然お得!クレジットカード活用術」
7.オススメのカードローン
消費者金融ではプロミス・アイフル、銀行ではみずほ銀行がおすすめです。
プロミス
詳細
プロミスは、他社が提供しているほぼすべてのサービスを提供しており、最短即日でお金を借りることが出来、お金を借りてから30日間の無利息サービスを受けることが出来ます。
特に、プロミスオリジナルのサービスとして人気を集めているのが、女性オペレーター専用のダイアルであり、女性はもちろん男性でも疑問点や契約について女性オペレーターに確認することが出来ます。
また、審査対象も広く安定した収入さえあれば正社員でなくても審査対象になるため、パートをしている主婦、アルバイトの学生でも審査に通る可能性があります。
しかも、最大金利が17.8%と他の消費者金融より低くなっているので、少しでもお得にお金を借りたいという人にも人気です。
アイフル
詳細
アイフルは最短30分で審査完了!融資まで最短1時間と、審査から融資までのスピードが早いのが特徴です。
また、申込前に融資が可能かの目安が分かる「1秒診断」というサービスがあります。
初めてのご利用で審査が不安な方は、パソコンやスマホでサイトにアクセスし、申込前に診断をしてみるのも良いですね。
インターネットなら24時間申し込みを受付けているので、早朝や深夜でも時間を気にすることなく申し込みが出来ます。
更に、ご利用限度額が50万円以下、且つ他社を含めた借入総額100万円以下の場合であれば、収入証明書は不要なので、お急ぎの方も安心してご利用頂けます。
みずほ銀行カードローン
詳細
多額のお金や繰り返し利用するのであれば、やはり大手銀行のカードローンがおすすめです。
消費者金融カードローンは、初めて利用する方にはおすすめですが、複数回利用するのであれば金利の低い銀行のカードローンが最もお得になります。
例えば、無大手消費者金融でよくある金利18%で10万円借りた場合の年間の利息は1万8千円ですが、みずほ銀行の場合は1万4千円と4千円もお得になります。
※この利息は簡易的なものになります。毎月の返済額によって実際に支払う利息は異なります。
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の大切なポイントは下記4点です。
- キャッシングの返済は「分割払い」ではなく「リボ払い」
- リボ払いを利用するなら、長期間の借入は避ける
- カードローンの方がお得なケースが多い
- キャッシングはすぐ・簡単に借りたい人、海外キャッシングの利用はおすすめ