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消費者金融アイフルの年齢制限は?ほかカードローンとも比較

消費者金融アイフルの年齢制限はこちらの表のとおりです。

商品名年齢制限
キャッシングローン20歳~69歳
女性向けローン「SuLaLi」20歳~69歳
かりかえMAX20歳以上
おまとめMAX20歳以上
目的別ローン20歳以上
ファーストプレミアムカードローン23歳~59歳
事業サポートプラン年齢制限の記載なし

上記のとおり、アイフルの年齢制限はローンによって異なります。

そのため、今回はアイフルの商品ごとの年齢制限を紹介していきたいと思います。

ただ、こちらの表を見てもわかるとおり、未成年者や70歳以上の高齢者にとって、アイフルは利用しづらいもの。

そこでこの記事では、年齢がネックとなる人たちに向けて、お金に困ったときに利用できるローンや方法も紹介しています。

アイフルの年齢制限が気になっている方はもちろんのこと、年齢制限がネックになって困っているという方もぜひご参考ください。

消費者金融アイフルの年齢制限(商品別)

消費者金融アイフルの全商品7つの年齢制限を確認していきましょう。

年齢制限だけでなく、どのような用途におすすめの商品かもざっくり解説していきますので、自分にぴったりのローンはどれか検討してみてください。

キャッシングローン(20歳~69歳)

アイフル キャプチャ

ボタン

アイフルの「キャッシングローン」は一番ベーシックな商品です。いわゆる「アイフルのカードローン」と呼ばれるのはこちらの商品のことでしょう。

  • はじめての方に限り「最大30日間の無利息サービス」あり!
  • Web完結申し込みが可能!(自宅への郵送物なし)
  • 最短20分融資も可能!

以上のように、気軽に利用したいときや、早急にお金が必要なときには間違いなしのサービスが揃っています。

20歳以上、69歳以下なら誰であってもお金を借りたいのならおすすめのローンだといえるでしょう。

SuLaLi(20歳~69歳)

利用可能額10万円まで
金利18.0%
年齢制限20歳~69歳
融資時間最短20分融資
パート・アルバイト可能
収入証明書原則不要

女性向けを謳われているカードローン「SuLaLi」ですが、基本的な内容は先に紹介したキャッシングローンと変わりません。

年齢制限も20歳~69歳までで、はじめての方に限り利用できる「最大30日間の無利息サービス」もあります。

大きく異なるのは利用可能額が最高でも10万円までということ。それから、カードデザインがパステルカラーのおしゃれなデザインになっていることです。

はじめから「数万程度しか借りる予定がない」というときには、SuLaLiにすることで借りすぎを防げるでしょう。

なお、女性向けとはなっていますが男性も利用可能。平成26年10月時点では、男性が7割、女性が3割といった利用状況だそうです。

かりかえMAX&おまとめMAX(20歳以上)

利用可能額1万円~800万円まで
金利3.0%~17.5%
年齢制限20歳以上
審査時間記載なし
融資時間記載なし
パート・アルバイト可能
収入証明書必要

「かりかえMAX」ははじめてアイフルを利用する方のためのローン、「おまとめMAX」は現在アイフルを利用中か、過去に利用した方のためのローンといった違いはありますが、基本的な趣旨は変わりません。

複数のローンをアイフルのひとつにまとめることで金利を低くし、返済負担を下げるといった趣旨の商品です。返済専用ローンとなっているため、新たに借り入れすることはできません。

そのようなローンの特徴により貸し倒れ率も低いため、年齢制限は20歳以上と下限のみの設定になっています。

目的別ローン(20歳以上)

利用可能額1万円~100万円まで
金利9.8%~17.0%
年齢制限20歳以上
審査時間記載なし
パート・アルバイト可能
収入証明書原則不要

アイフルの「目的別ローン」は冠婚葬祭や入院・治療、子育て、引っ越し、旅行など「借りたお金の用途がハッキリしている」方向けの商品です。

こちらも「利用目的がハッキリしている=貸し倒れ率が低い」ということから、年齢制限は20歳以上と下限のみになっています。

通常のキャッシングローンと違い、借りたお金の用途を証明できる書類(見積書や注文書など)が必要になりますが、はじめての方に限り「最大30日間の無利息サービス」が利用可能。金利も比較的低い設定です。

ファーストプレミアムカードローン(23歳~59歳)

利用可能額100万円~800万円まで
金利3.0%~9.5%
年齢制限23歳~59歳
融資時間最短20分融資
パート・アルバイト
収入証明書必要

アイフルの「ファーストプレミアムカードローン」は比較的高収入の方を対象とした商品です。

そのため、年齢制限は23歳~59歳と通常のキャッシングローンよりも狭き門となっています。

正社員でないとNGといった記載はないため、パートやアルバイトでも申し込み資格はありますが、利用可能額の下限が100万円というのがネック。

総量規制という法律によって「貸金業者と個人間の融資・借入は年収の3分の1まで」と定められているため、最低でも年収が300万円以上なくては確実に審査に落ちてしまいます。

以上のように審査はやや厳しいものの、はじめての方に限り「最大30日間の無利息サービス」が利用可能であるほか、金利もかなり低く設定されているのが魅力です。

年収に自信のある23歳以上の方はぜひ申し込んでみてください。

事業サポートプラン(年齢制限の記載なし)

アイフルの「事業サポートプラン」には無担保型と不動産担保型があります。

どちらも年齢制限の記載はありませんが、内容は異なるため、それぞれを見ていきましょう。

事業サポートプラン(無担保ローン)
利用可能額1万円~500万円まで
金利3.0%~18.0%
年齢制限記載なし
審査時間記載なし
融資時間記載なし
パート・アルバイト
収入証明書必要

事業サポートプラン(無担保ローン)は、個人事業主を対象とした、事業資金融資専用の商品です。

無担保型のため、金利は通常のキャッシングローンと変わりませんが、事業を証明できる書類や確定申告書の提出が必須となるため、やや準備の手間がかかってしまいます。

しかし、事業サポートプランは法律上、総量規制の対象外となるため、年収の3分の1を超える融資を望むときにおすすめです。

事業サポートプラン(不動産担保ローン)
利用可能額100万円~1億円まで
(個人事業主の場合は100万円~2,000万円まで)
金利3.0%~12.0%
年齢制限記載なし
審査時間記載なし
融資時間記載なし
パート・アルバイト
収入証明書必要

事業サポートプラン(不動産担保ローン)は、担保可能な不動産を持つ法人、または個人事業主を対象とした商品です。

担保があることから金利はかなり押さえられていますし、担保次第では最高1億円まで(※個人事業主は2,000万円まで)とかなり多額の借り入れが可能となります。

個人事業主の場合は保証人不要ですが、法人の場合は代表者の連帯保証が原則必要です。

年齢制限比較-ほか消費者金融や銀行カードローン

つづいてアイフルとそのほかの消費者金融や銀行カードローンの年齢制限を比較してみましょう。

なお比較するのは各社の一般的なカードローン商品です。

消費者金融名年齢制限
アイフル20歳~69歳
プロミス18歳以上74歳以下(申込時の年齢が18歳および19歳の場合は収入証明書類のご提出が必須、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込み不可)(収入が年金のみの方は申込不可)
アコム18歳以上(高校生を除く)
SMBCモビット20歳以上74歳以下(収入が年金のみの方は申込不可)
レイク20歳~70歳
銀行カードローン名年齢制限
楽天銀行カードローン20歳~62歳
みずほ銀行カードローン20歳~65歳
三菱UFJ銀行バンクイック20歳~64歳
イオン銀行カードローン20歳~64歳
オリックス銀行カードローン20歳~68歳

上記のとおり、アイフルは消費者金融のなかではごく一般的な年齢制限であることがわかります。

また、銀行カードローンと比較すると上限年齢はやや高めの設定であることもわかるでしょう。

Q.消費者金融はなぜ年齢制限がゆるい?

A.小口融資をメインとしていて、貸し倒れ率が低いためです。

上記の傾向から、アイフルのみならず、消費者金融は全体的に銀行カードローンよりも年齢制限がゆるい傾向にあります。

Q.実際に契約率の高い年齢層は?

A.20代後半~50代前半といった年齢層です。

この年齢層はいわゆる働きざかりであり、「収入も得やすい=返済能力が高い」と判断されやすいためです。

一方、この年齢層以下であればまだ働き始めで安定して稼げてはいないと判断されやすく、以上であれば定年も近くなり収入が減る恐れがあると判断されやすい傾向にあります。

なお、消費者金融は総量規制の対象となるため、年金以外の収入を得ていない場合には、年齢に関係なく契約ができませんのでご注意ください。

消費者金融の下限年齢が20歳な理由とは

先の項目で比較したとおり、大手消費者金融の下限年齢はどこも20歳でした。

未成年は基本的にお金を借りることができないという訳ですが、その理由はなぜなのか。

また、未成年がお金に困ったときにはどうしたらよいのかを解説します。

同じ大学生でも18歳、19歳が借りられないのは法律がネックとなっている

20歳以上であれば大学生であっても消費者金融からお金を借りることができるため、学生だからNGという訳ではありません。

ここで取沙汰されるのはあくまで年齢。20歳未満は法律上、「責任能力を持たない」とされ、親権者の同意がない契約は無条件に破棄できるためです。

つまり、安易に20歳未満にお金を貸して契約破棄にされれば消費者金融は不利益をこうむりますし、かといって親権者の同意を得るのも手間がかかるので避けたい、と。

このような背景から少なくとも大手消費者金融では20歳以上という年齢制限を設けています。

Q.未成年がお金に困ったらどうすべき?

A.不用品の売買、アルバイト、親など信頼できる人を頼るといった方法のほか、学生向けカードローンを利用するといった方法もあります。

学生向けカードローンとは基本的に大学生を対象としたカードローンで、18歳や19歳でも利用できる商品もあります。

ただ、親権者の同意を必須としているため、親に内緒で借りることはできませんのでご注意ください。

年齢詐称は必ずバレる

カードローンの申し込み時には、必ず本人確認書類の提出が求められます。

そのため、年齢詐称して一般的なカードローンに申し込んだとしても必ずバレてしまうのです。

しかもいずれ年齢制限を満たしてから申し込んだときに、年齢詐称した事実がネックとなり審査に落ちてしまう恐れもあります。

年齢詐称を含め、事実と異なる情報での申し込みは絶対に避けましょう。

年齢制限なしの消費者金融は利用NG

年齢制限なしの消費者金融も、ネットなら探せば出てくるかもしれません。

しかし年齢制限なしや、未成年でも貸す、親の同意不要といった条件の甘い消費者金融はいわゆる闇金融と呼ばれる企業。

利用したが最後、どんどん利息がふくれ上がり、返済不能。しつこく取り立てられ……というようにどうしようもない事態に追い込まれてしまうでしょう。

絶対に年齢制限なしの消費者金融は利用しないようにしてください。

消費者金融の上限年齢が69歳な理由とは

大手消費者金融の上限年齢はほとんどが69歳。唯一、レイクのみが70歳となっていましたがほとんど変わりません。

その理由はなぜなのか、そして70歳以上や年金受給者がお金に困ったときにはどうしたらよいのかを解説します。

70歳以上は退職や死亡による貸し倒れのリスクが高まる

70歳以上になると退職する可能性が高く、一気に収入も減りやすいほか、死亡リスクも高まります。

そのため、貸し倒れリスクを懸念し、多くの消費者金融では69歳を上限としているのです。

Q.70歳以上や年金受給者がお金に困ったらどうすべき?

A.不用品の売買やアルバイトのほか、年金を担保とした貸付や生活保護など公的融資を検討してみましょう。

消費者金融の場合は年齢制限を超えてしまった場合や、年金以外の収入がゼロの場合には利用できません。

銀行カードローンだと年金のみでも融資を受け付けてくれる場合もありますが、こちらも年齢制限を超えてしまっては利用できません。

そのような状況で頼りになるのは公的融資です。最寄りの市役所で相談してみてください

消費者金融アイフルを年齢や条件に応じて利用しよう

アイフルは大手消費者金融のなかでも珍しいほど多数のローン商品を用意しています。

ローンごとに年齢制限だけでなく、利用条件も異なるため、ぜひ自分にぴったりの商品を選び、申し込んでみましょう。

アイフルの申し込み方について詳しくは「アイフルでお金を借りるのは簡単!申込から借入・返済までの流れ」をご覧ください。
監 修

塚越 一央

1978年に三和銀行(現 三菱UFJ銀行)入行後、2008年に三菱UFJリサーチ&コンサルティング転籍。その後2019年に塚越FP社労士事務所を開業する。日本FP協会東京支部主催の「神保町FPフォーラム2019」では相続セミナーの講師を担当する。

保有資格 :
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 社会保険労務士
  • 宅地建物取引士

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