この記事は、消費者金融の安全性を知りたい人に向けて書きました。
「本当に安全に借入できるのか?」
「高金利で貸し出され返済できなくならないか?」
「延滞した場合、怖いお兄さんが取り立てにこないか?」
お金が必要になったとき、手軽に借入できる有力候補のひとつが消費者金融ですが、はじめて利用する場合は、以下のような不安や疑問がある人が多いでしょう。
この記事では、このような疑問や不安を解消するために、消費者金融の安全性について詳しく解説しています。
また、消費者金融は即日融資が売りですので、即日融資を希望する際に知っておくべきことについてもお伝えしていきます。
消費者金融は安全に借入することができます!
安全性の高い消費者金融を選ぶ方法
消費者金融を安全に利用するために知っておくべき4つのリスク
消費者金融で安全にお金を借りるための方法
消費者金融で即日融資を受けるためのポイント5つ
安心・安全に利用できるおすすめ消費者金融2選
まとめ
消費者金融は安全に借入することができます!
消費者金融は安全に借入することができるため、安全面に関してはまったく心配入りません。
そもそも消費者金融は闇金とは違う正規の業者であるため、その営業は法律の範囲内でされます。
よって、以下のような特徴があるため、安心して利用ができます。
- 金融庁から営業許可を受けた業者である
- 金利は法律の範囲内になる
- 強引な取立てはない
- 借入できる金額も法律で制限されている
金融庁から営業許可を受けた業者である
消費者金融は、金融庁から正式に営業許可を受けています。
具体的に言うと、金融庁に営業許可を申請し、審査を受け、「貸金業登録番号」を交付されています。
このため、金融庁が営業を認めた正規の業者であるため、闇金などの不正業者とはことなります。
金利は法律の範囲内になる
消費者金融の金利は法律の範囲内になります。
金利は「利息制限法」の範囲内で決定され、次のとおりになります。
借入金額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20.0%まで |
10万円~100万円未満 | 年18.0%まで |
100万円以上 | 年15.0%まで |
この金利以上で貸し出すことは法律違反となり、罰則の対象になるため、消費者金融の金利はこの範囲内になるのが確実です。
よって、たとえば、借入額が10万円~100万円未満であれば、金利はどんなに高くても「年18.0%まで」です。
借入額が100万円以上の場合は、金利は「年15.0%以下」になります。
そうしたことから、消費者金融では、闇金のように法外な金利は設定されることはないので安心してください。
強引な取立てはない
消費者金融に強引な取立てはありません。
返済期日に間に合わなかった場合は連絡がありますが、それは取り立てというよりも「催促」という感じです。
「返済日に入金がなかったので入金お願いいたします」というような催促が、電話かメールでされるだけになります。
たとえ、延滞が長引いたとしても「催促状」を郵送するだけとなり、基本自宅への訪問はありません。
闇金のように、自宅に押しかけて恫喝したり、深夜や早朝に電話してきたりすることはないため、安心してください。
借入できる金額も法律で制限されている
消費者金融は借入できる金額も法律で制限されています。
総量規制という法律の対象になるため、年収の1/3までしか借入できません。
よって、過剰な借入を防止できるという利点もあります。
安全性の高い消費者金融を選ぶ方法
ここからは、安全性の高い消費者金融を選ぶ方法をお伝えしていきます。
先述したとおり、消費者金融であれば基本的に安全に借入できますが、一部では評判が良くない業者もあり、金融庁から営業停止処分を受けた業者も存在するのです。
よって、業者を選ぶ際は以下の2つの方法を利用するのがおすすめです。
- 大手消費者金融を選ぶ
- 中小消費者金融は口コミや貸金業登録番号を確認
大手消費者金融を選ぶ
大手消費者金融であれば、安全度はまったく問題ありません。
大手消費者金融というのは以下の5社を指します。
- プロミス
- アコム
- アイフル
- SMBCモビット
- レイク
これらの5社の場合、親会社がメガバンク系列であったり、会社の規模も非常に大きかったりするため、信頼度や安全度は保証つきです。
そのため、消費者金融の業者選びに困ったら、この5社から選んでおけば間違いありません。
中小消費者金融は口コミや貸金業登録番号を確認
中小消費者金融を利用する場合は、口コミや貸金業登録番号を確認しておきましょう。
消費者金融にはプロミスなどの大手5社以外にも、たくさんの業者が存在し、それらを中小消費者金融と呼びます。
先にも述べたように中小消費者金融の中には、法律違反などによって、金融庁から営業停止処分を受けた業者も存在します。
また、中小消費者金融のフリをした闇金業者の存在も確認されています。
よって、中小消費者金融を利用する場合は、口コミや貸金業登録番号を確認しておきましょう。
口コミを確認すればその業者の評判がわかりますし、正規の業者であれば、公式サイトに貸金業登録番号が必ず記載されています。(一般的に、次のように公式サイトの下段にあることが多いです)
出典:セントルの公式サイト
登録貸金業者情報検索サービスを利用するとより安全
「登録貸金業者情報検索サービス」を利用すると、もっと安全に利用できます。
闇金の中には、他社の貸金業登録番号や、デタラメの番号を利用しているケースもあります。
このため、貸金業登録番号だけでは安心と判断するのは少々危険です。
とくに中消費者金融の中でも、さらにマイナーな業者を利用する場合はそうした危険が高まります。
そのため、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスを利用して、その業者の情報を調べておくのがおすすめです。
この検索サービスに貸金業登録番号を入力すれば、その業者が本当に存在するかや、存在する場合は業者名や住所などがわかります。
なので、闇金を正規業者を間違えて利用してしまう危険を回避できます。
消費者金融を安全に利用するために知っておくべき4つのリスク
ここからは、消費者金融を安全に利用するために知っておくべきリスクについてお伝えしていきます。
消費者金融には、以下の4つのリスクがありますので注意してください。
- 上限金利が高い
- 借りすぎてしまう可能性がある
- 総量規制の対象になる
- 住宅ローンの審査に影響することがある
上限金利が高い
消費者金融ははっきり言って「上限金利」が高いです。
上限金利とは、その業者で設定される一番高い金利になり、たとえば、金利が「年3.0%~18.0%」であれば、「年18.0%」が上限金利となります。
消費者金融の場合、上限金利は「年18.0%付近」であることがほとんどです。
実際に大手消費者金融の上限金利もそうなっています。
業者名 | 上限金利 |
---|---|
アコム | 年18.0% |
アイフル | 年18.0% |
プロミス | 年17.8% |
SMBCモビット | 年18.0% |
レイク | 年18.0% |
そして新規契約時はどの業者も上限金利になるケースがほとんどです。
そうしたことから、年18.0%付近という高い金利での借入になってしまうため、気をつけないと利息が大きくなりやすいとうデメリットがあります。
借りすぎてしまう可能性がある
借りすぎのリスクには気をつけてください。
消費者金融の場合、限度額の範囲内で何度でも利用できますし、限度額は返済すればその分だけ復活します。
借入方法もカードを使ってATMからや、銀行振込などで簡単にできるため、利用したいと思った時にすぐ借入可能です。
このように手軽に借入できてしまうため、借り癖がつきやすいんですね。
よって、計画的に利用しないと借りすぎてしまう可能性があるので要注意です。
総量規制の対象になる
先にも述べましたが、消費者金融は総量規制の対象です。
このため、他の貸金業者と合計して年収の1/3までしか借入できません。(他の貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
消費者金融で借入するとその金額の分だけ、総量規制の年収の1/3にカウントされます。
消費者金融で借入後に、新規で貸金業者を利用したいとき、現在の借入額の分だけ利用できる金額が減りますので気をつけましょう。
また、これは現在契約中の他の貸金業者でも同様になります。
住宅ローンの審査に影響することがある
消費者金融を利用すると、住宅ローンの審査に影響することがあります。
その理由はおもに以下の2つです。
- 借金が必要なほど、お金に困っていると思われる
- 将来借金が増えて返済能力が減ることを警戒される
住宅ローンの審査はとても厳しいため、些細な理由でも審査落ちになることもあります。
よって、消費者金融を利用していると、上記のような理由により、審査に悪影響があることもあり得るので注意です。
消費者金融で安全にお金を借りるための方法
ここからは、消費者金融で安全にお金を借りるための方法を解説していきます。
消費者金融で安全に借入するには以下の4つを必ず厳守してください。
- 借入は計画的にする
- 毎月の返済額と総返済額を確認しておく
- 随時返済を活用する
- 返済期日を必ず守る
借入は計画的にする
借入は計画的にしなくてはいけません。
無計画に利用してしまうと、大きな借金を抱えてしまい、返済に苦しむ原因になってしまいます。
このため、お金を借りるときはしっかり計画を立て、衝動的に利用しないようにしましょう。
毎月の返済額と総返済額を確認しておく
毎月の返済額と総返済額をしっかりと確認しておくことは重要です。
各社には「返済シミュレーション」があるケースが多く、それを利用すれば、毎月の返済額と総返済額がわかりますので、ぜひ借入前に確認しておきましょう。
随時返済を活用する
返済は「随時返済」を活用するのがおすすめです。
随時返済とは、毎月の最小返済額以上に返済することを指します。
消費者金融の場合、毎月の返済額は最小返済額にしか過ぎず、「今月はこの金額以上を支払ってください」というものでしかありません。
そのため、最小返済額以上に返済することは自由です。
よって、お金に余裕のあるときは随時返済を活用すれば、返済期間の短縮につながり、利息を軽減できます。
逆に随時返済しなのは、返済期間が長引く原因になり、利息も大きくなりがちなのでおすすめできません。
返済期日を必ず守る
返済期日を必ず守るようにしてください。
期日どおりに返済しないと、「延滞した」という情報が「信用情報機関」に記録されてしまいます。(信用情報機関=クレカやローンなどの利用情報を記録する機関)
そうした延滞情報が信用情報機関にあると、新たにクレカやローンの審査を受ける際に不利です。
また、延滞が2~3ヶ月以上なると「長期延滞」の事故情報が記録されてしまいます。
それまで延滞していると、消費者金融から契約を解除される可能性もあり、これもまた「強制解約」という事故情報となります。
「事故情報=ブラックリスト」と思ってもらえれば良いため、信用情報機関に記録されてしまうと、新たなクレカやローンの審査に通るのが非常に困難です。
消費者金融で即日融資を受けるためのポイント5つ
消費者金融の最大のメリットとは融資までのスピードであり、最短即日融資が可能です。
お金を借りる際は「急ぎで借入したい!」という場合が多いため、当日中に借りられるというのは大変魅力的ですよね。
ただし、即日融資には以下の5つの注意点があるため、確認しておいてください。
- 審査対応時間
- 銀行振込のタイムリミット
- 自動契約機の利用時間
- 店頭窓口の営業時間
- 在籍確認ができる日に申し込む
審査対応時間
審査に何時まで対応しているかを必ず確認しておきましょう。
消費者金融の場合、申し込み自体はネットからなら24時間できますが、審査に対応してくれる時間は業者ごとに決まってきます。
たとえば、大手消費者金融のであれば以下のとおりです。
業者名 | 営業時間(審査対応時間) |
---|---|
アコム | 9:00~21:00 |
アイフル | 9:00~21:00 |
プロミス | 9:00~21:00 |
SMBCモビット | 9:00~21:00 |
レイク | 8:10~21:50(毎月第3日曜日は8:10~19:00) |
この時間内に審査を終えられるように申し込みしないと、即日融資は受けられないため、気をつけてください。
銀行振込のタイムリミット
銀行振込で即日融資を受ける場合、入金が当日中に反映されるタイムリミットを確認しておくことが必須です。
大抵の場合、「平日14:00~15:00」くらいまでがタイムリミットですので、この時間内に振込手続まで完了させなくてはいけません。
なお、大手消費者金融の場合であれば、以下のように振込時間が長い業者もあります。
業者名 | 当日振込対応時間 |
---|---|
アコム | 初回のみ平日18:00まで(三井住友銀行・三菱UFj銀行・ゆうちょ銀行) 24時間(楽天銀行) |
プロミス | 24時間(三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関) |
レイク | 21:00まで(日曜日は18:00) |
自動契約機の利用時間
自動契約機の利用時間も決まっているため、確認が必要です。
自動契約機のある業者であれば、当日中にカードを発行してATMから借入できますが、自動契約機も24時間利用できるわけではありません。
各社によって利用時間が決まっているため、事前に確認しておきましょう。
店頭窓口の営業時間
店頭窓口での即日融資を受ける場合は、窓口の営業時間を確認しておきましょう。
どの業者も「平日18:00まで」という場合がほとんど、土日祝は営業していないので注意です。
在籍確認ができる日に申し込む
在籍確認ができる日に申し込むというのも重要です。
在籍確認とは、「申込者は申告どおりの職場で本当に働いているか?」という点を電話で調査するというものです。
消費者金融の審査には在籍確認があるため、この在籍確認をクリアできないと審査が終わらず、融資も受けられません。
よって、即日融資を希望するなら、申込当日に在籍確認ができることが必須条件です。
ただし、在籍確認は必ずしも申込者本人が対応する必要はありません。
申込者が申告どおりの在籍していることさえわかれば良いため、会社の人が対応してもクリア可能です。
消費者金融の場合、在籍確認は「非通知・担当者の個人名」で電話されるのが基本です。
よって、消費者金融からの電話だとはわかりませんし、あなたがお金を借りようとしていることも絶対明かしません。
また、プロミス以外の大手消費者金融の場合、社会保険証や給与明細などの「勤め先を確認できる書類」を提出することで在籍確認としてくれるケースもあります。
安心・安全に利用できるおすすめ消費者金融2選
プロミス
アイフル
まとめ
上で紹介した消費者金融であれば安全にお金が借入できますので安心してください。
消費者金融は金融庁から正式に営業許可を受けた業者ですので、闇金などとは違い、きちんと法律の範囲内で営業をしています。
そのため、法外な金利を請求したり、強引な取りたてをしてきたりするようなことは絶対ありません。
とくに大手消費者金融であれば、安全度や信頼度はまったく問題ありません。
そうしたことから、「お金を借りたい!」という場合は、消費者金融を利用しても全然問題ないので心配不要です。