この記事は消費者金融に対して「やばい?」と感じている人に向けて書きました。
消費者金融から借りるとどうなるのか、高い金利で怖いお兄さんが取り立てにやってきて、借金地獄に落ちてしまうと思っていませんか?
きちんとした消費者金融ならそんなやばさはなく、計画的に利用すれば安心できます!
ここでは、正しい消費者金融の選び方かた借り方を解説します。
消費者金融でやばい状況にならないためのポイント
こんな消費者金融のやばいイメージは間違っている
実際にやばい状況になりうるシチュエーション
やばい状況になってしまった場合の解決方法
やばい状況を避けるためにおすすめの消費者金融
消費者金融でやばい状況にならないためのポイント
消費者金融はきちんと利用すれば何も心配はいりませんが、間違った利用をするとやばい状況になってしまうおそれがあります。
まずは、やばい状況にならないためのポイントを覚えましょう。
貸金業者として登録している消費者金融を選ぶ
消費者金融が営業するには、国に貸金業者として登録する必要があります。
登録していない消費者金融は国の認可を受けていない、いわゆる闇金なのです。
闇金は決して利用せず、登録番号をもつ消費者金融を利用しましょう。
登録業者かどうか調べる方法
きちんと登録している消費者金融は、Webサイトに登録番号が表示されています。
登録番号は各地方の財務局長が発行しており、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで検索することができます。
検索サービスでヒットすれば、その消費者金融は登録済みとわかるのです。
申込時の手続きは確実に対応する
消費者金融を利用するときにまず注意したいのが申し込みのときです。
申し込みに手こずると借りられるまで時間がかかるだけでなく、消費者金融を使っていることを身近な人に知られてしまう可能性があります。
申し込み情報は間違えないように
申込時には氏名や住所、勤務先などの情報を消費者金融に伝えますが、ここで間違いや漏れがないように注意しましょう。
申し込み内容に不備があると手続きに時間がかかるほか、審査落ちとなって申し込みし直しになる可能性もあるのです。
時間を無駄にしてしまうので、不備がないようにしてください。
在籍確認をきちんとこなす
申込時に必ず行われるのが在籍確認です。
在籍確認そのものはすぐに済みますが、慎重に対応しないと身近な人に消費者金融を使っていることを知られて、社会的信用やイメージを損なうおそれがあるのです。
無理のない返済プランをたてる
消費者金融は分割で月1回ずつ返済していきますが、このときの負担額が大きいと返済が遅れてしまう危険があります。
返済が遅れると滞納となり、ペナルティとして延滞金が発生することもあります。
延滞が積み重なるほどどんどんやばい状況になってしまうので、返済プランは無理のない負担に抑えることが大事です。
返済期間はできるだけ短く設定する
返済の負担は、1回の返済額を低く抑えれば軽くなります。
ただ、1回あたりの返済額は低くなりますが、返済期間を長くなります。
そのぶん返済が長期になってしまい、返済総額が多くなるというデメリットがあります。
毎月の返済額が負担にならない範囲で、返済期間を短く設定することが大事です。
複数の消費者金融から同時に借りるのは避ける
どうしてもお金に困った場合は、複数の消費者金融から同時に借りるという人もいます。
しかし、それだけ借入額が増えて負担が大きくなるので、やばい状況になりやすいといえます。
消費者金融から借りるのはできるだけ1社だけにしましょう。
こんな消費者金融のやばいイメージは間違っている
消費者金融に対してやばいというイメージを持っている人は、具体的にどんなイメージなのでしょうか?
ここでは、消費者金融がやばいと思われている主なイメージを解説します。
高い金利で雪だるま式に借金が膨らんでいくのでは?
マンガやドラマなどで描かれる借金を抱えている人は、返しきれないほどの額で利息を返すのに精一杯ということがよくあります。
10日で1割の利息がつく、いわゆる「トイチ」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
このように、利息がどんどん増えて借金が高額になっていくというイメージが、消費者金融にもあるなんて考えていませんか。
消費者金融の金利は事前に知ることができる
消費者金融の金利はWebサイトでしっかりと明示されており、利用者は借りる前から金利を知ることができます。
また消費者金融の金利は貸金業法で定められており、金利の上限は借入額に応じて年15%~20%という規制があるので、それ以上高くなることはありません。
怖いお兄さんが自宅や会社まで取り立てにくるのでは?
こちらもマンガやドラマで、自宅まで怖いお兄さんがやってきて乱暴に取り立てるシーンを見たことがある人は多いでしょう。
あんな取り立て方をされたら恐怖で生活に支障が出てしまうでしょう。
しかし、きちんとした消費者金融はそんな取り立てはしないので安心してください。
よほど悪質な滞納をしなければ取り立てには来ない
消費者金融が取り立てを行う場合は、利用者が悪質な滞納をした場合に限られます。
おもに電話をかけてきたり督促状を送ったりといった手段をとりますが、自宅にやって来る可能性はゼロではありません。
とはいえドアを叩いたり大声を出したりといったことはせず、常識の範囲内で返済を要求するのです。
一度借りたらその後も無理矢理借りさせられるのでは?
一度利用して名前や住所が知られてしまうと、しつこく勧誘されてまた借りるまで逃がしてくれないというイメージをもつ人もいるようです。
高い金利や激しい取り立てに加えて、無理矢理貸してくるといったやり方は極めて悪質なやりかたは、それこそ映画やドラマに登場するような闇金業者しかいないでしょう。
実際にやばい状況になりうるシチュエーション
消費者金融を使っていてやばい状況になるのは、どんなケースがあるのでしょうか。
ここでは、実際にやばい状況になりうるシチュエーションについて解説します。
家族や友人に消費者金融で借金していることを知られてしまう
自宅への郵送物を家族に見られると、自分が消費者金融を使っていることを知られてしまいます。
また申込時の在籍確認から職場の人に、消費者金融に申し込んだことがバレてしまうおそれがあります。
返済を滞納してしまう
返済の滞納は、消費者金融を使っている中でもとくにやばい状況に陥りやすいケースです。
滞納すると深刻なデメリットが待っています。
延滞金がついて返済額が増える
いちばんやばいのは、滞納によって延滞金が発生することです。
延滞金は滞納に対するペナルティで、返済しなければいけない額がプラスされてしまいます。
本来なら返さなくていいはずのお金なので、延滞は真っ先に避けなければいけない状況といえます。
信用情報に滞納の記録が残って今後の契約に影響が出る
滞納でさらにやばいのは、その記録が信用情報に残ってしまうことです。
信用情報は融資に関する取引内容や実績が記録されており、延滞したことも記録されてほかの消費者金融やクレジットカード会社などにも知られてしまいます。
延滞の記録が残ると、今後新しく消費者金融に申し込んだり、クレジットカードを作ったりしようとしたときに、返済能力に不安ありと見なされる可能性が残り、審査に落ちてしまうかもしれないのです。
返済しきれないからと他の消費者金融からも借りる
返済のお金が足りなかったり、用意が間に合わなかったりといった問題に対応するために、他の消費者金融から返済のためのお金を借りる人もいます。
しかし、これもやばい状況につながる第一歩なのです。
借入が減っているわけではないので一時しのぎでしかない
他の消費者金融から借りることで、そのときの返済は無事に済むかもしれません。
しかし、トータルでの借入金額は減っていないので、返済が危ない問題を先送りしただけなのです。
むしろ返済がより複雑になって負担が増えて、さらにやばい状況に陥る危険が高まったといえます。
やばい状況になってしまった場合の解決方法
では、実際にやばい状況になってしまったら、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、各ケースでの解決方法について解説します。
カードレスやWeb完結の消費者金融で知られないようにする
消費者金融を使っていることを他人に知られないためには、消費者金融の存在を他人から隠すことが確実です。
たとえば、郵便物が届かないようにカードレスにしたり、すべての手続きをWebで完結させたりなどです。
使うつもりの消費者金融がカードレスやWeb完結に対応しているかどうか、申込時にきちんと確認しましょう。
毎月無理なく返せる金額で返済していく
返済をスムーズに完了すれば、やばい状況になることはありません。
そのためには無理のない返済プランを立てることが大切です。
毎月の返済額が大きな負担にならないよう、無理なく返せる返済プランを組み立てましょう。
複数の借入をひとつにまとめる
もし複数の消費者金融から同時に借りることになった場合は、どこかひとつの消費者金融に借入をまとめることを検討しましょう。
これはおまとめローンなどと呼ばれる方法で、大手の消費者金融ならほとんどが対応しています。
少しでも金利が低い消費者金融でまとめよう
おまとめローンや借り換えをするときに大切なのは、少しでも金利が低い消費者金融を選ぶことです。
返済負担を減らすことが目的なので、いかに金利の低いところに借り換えるかが負担の減り具合を決めます。
0.1%でも低金利のところを探しましょう。
最後の手段は債務整理
これまで紹介した方法を使っても、なおやばい状況が続いて返済できなくなった場合、最後の手段は債務整理です。
債務整理は法律の手続きを行って借入額や返済額を減らし、改めて借金を返済していくことを目指します。
その代わりに、新たに融資を申し込んだり、ローンを組んだりといったことができなかったりなど、お金に関して制限を受けてしまいます。
債務整理は法律家に手続きを依頼する
債務整理には任意整理・民事再生・自己破産の3種類があります。
いずれも弁護士や司法書士など法律の専門家が債務者と債権者の間に立って条件を調節し、お互いが納得する返済プランを組み立てます。
債務整理までになってしまったら、その人の消費者金融の利用は失敗といえる状況なのです。
やばい状況を避けるためにおすすめの消費者金融
ここまでに説明したやばい状況を避ける方法は、どこの消費者金融を使う場合でも役立ちます。
しかしだからといって、どこでも好きな消費者金融を使えると考えるのは危険です。
数ある消費者金融の中から、やばい状況を避けるためにおすすめの消費者金融を紹介します。
プロミス
プロミスは消費者金融の最大手です。
最大手なので企業体力が高いと言えて、やばい状態にある顧客にも余裕をもって対応できるでしょう。
事業者に余裕があれば、借り手側もいろいろと相談できる余地が期待できます。
レイク
レイクは他の消費者金融にはないサービスとして、60日間or借入5万円まで180日間という長期間の無利息サービスを用意しています。
初めてレイクを利用する人限定のサービスですが、無利息期間が長ければ、それだけ返済の負担が軽い時期が長いといえます。
無利息期間中に完済できれば利息はゼロなので、やばい状況を回避する可能性が高まります。
まとめ
消費者金融はきちんと登録している業者を選べば、やばいイメージのような対応をされる心配はありません。
自分できちんと計画的に利用すれば、やばい状況を避けられるはずです。
もしやばくなる心配が出てきたら、事前にとれる対策をしっかりと行い、やばい状況を未然に防ぐことが消費者金融を利用する人に必要なのです。