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30代でクレジットカードを始めて作ると審査不利?噂の真相と取るべき行動

この記事は「30代になって初めてクレジットカードを作りたいけど、審査大丈夫かな?」と不安な人に向けて書きました。

正直に言うと、30代でクレジットカードを始めて作る人は審査が不利になる可能性があります。

この記事では、なぜ審査で不利になることがあるのか?その仕組みと、申し込むべきカードを紹介します。

30代で初めてクレジットカードを作る場合には審査が不利になる可能性がある

30代でクレジットカードを始めて作る人は審査が不利になってしまう可能性があります。

なぜなら、その方はスーパーホワイトの可能性があるからです。

30代で初めてクレジットカードを作る人はスーパーホワイトの可能性があるから

30代で初めてクレジットカードを作る人はスーパーホワイトの可能性があります。

まずは「そもそもスーパーホワイトとは何か?」を説明していきます。

スーパーホワイトとは?

スーパーホワイトとは、これまでに各種ローンや分割払いなどをしたことがないために、信用情報機関に情報が全くない人を指します。

つまり実績が一切ないため、本当にこの人を信用できるのかどうか判断がつきにくいということです。

スーパーホワイトについて詳しく知りたい人は【スーパーホワイトだとクレジットカードを作れないという嘘と真実】をご覧ください。

【補足】信用情報機関ってなに?

信用情報機関とは、「後でお金を支払うから先に商品(サービス)を提供してね」という契約に関する過去の情報を保管している機関です。

具体的には以下のような情報を保管しています。
    クレジットカードによる支払い
    カードローンによる借入(後で返済するからお金(商品)をください

スーパーホワイトの人は自己破産した人と区別がつかない可能性ある

「ちょっと待って!信用情報が一切ないだけでそこまで審査が不利になるの?」

このように感じた方も多いかと思います。

実は信用情報が一切ないことによって非常に厄介なことが一つあります。

それが過去に自己破産した人と区別がつかない可能性があることです。

自己破産した履歴は5年~10年経つと一切なくなってしまう

なんと自己破産を以前にしましたという履歴は、5年~10年経つと消えてしまいます。

当然、自己破産している間は信用情報に記録が残るような契約を結ぶことは困難です。

よって20代の頃に自己破産して、30代になった人と30代でスーパーホワイトの人の区別が全くつかなくなってしまうのです。

これが30代になって初めてクレジットカードを作る人が審査に通りにくい可能性がある理由となります。

30代で初めてクレジットカードを作る人でも審査で不利にならない代表例

ここからは30代で初めてクレジットカードを作るのに、審査で不利にならない代表例をご紹介します。

ぜひご自身は当てはまるかどうか確認してみてください。

  • 今までに割賦払いで買い物をしたことがある
  • 今までに各種ローンを利用したことがある
  • その他で保証会社を利用したことがある
  • 今までに割賦払いで買い物をしたことがある

    割賦払いとは、平たく言うと「分割払い」を意味します。

    つまり「後で全部のお金を支払うから、先にモノをください」という契約のため、信用情報機関に情報が残ります。

    最も一般的な例は、「携帯電話の本体料金を分割で支払っている」ことです。

    今までに各種ローンを利用したことがある

    ローンを結ぶことも信用情報機関に情報が残ります。

    代表的な例として、住宅ローンやカードローンなどがあります。

    【注意】奨学金は信用情報機関に残らない場合もある

    奨学金も「お金を借りる」という点ではローンですが、信用情報機関に残らない場合があります。

    信用情報機関に情報が残る奨学金の代表例は「日本学生支援機構(JASSO)」です。

    他の奨学金は絶対に信用情報機関に情報が残るとは限らないので、注意しましょう。

    その他で保証会社を利用したことがある

    他にも保証会社を利用している場合には、信用情報機関に情報が残る可能性があります

    代表例としては、保証会社を用いた家賃の支払いがあります。

    30代で初めてクレジットカードを作る人はまず審査に通りやすいカードを作ろう

    30代で初めてクレジットカードを作る人は、まずは審査に通りやすいカードで実績を積むことを優先しましょう。

    というのも審査にもし落ちてしまったら、今後のクレジットカードの審査に悪影響を及ぼす恐れがあるからです。

    30代ということでステータスの高さなども意識したいと思いますが、まずは我慢した方が良いと思います。

    おすすめのカードは楽天カードです

    楽天 キャプチャ

    ボタン

    楽天カード ポイント

    楽天カードは学生でも審査に通過するくらい審査に通りやすいカードです。

    その上、年会費無料なのに様々な場面で活躍する万能カードなので、ぜひ楽天カードを最初の1枚としてみましょう。

    楽天カードについてもっとよく知りたい人は【楽天カードのメリットは4つ!みんなが絶対に申し込むべき理由】をご覧ください。

    【心配性のあなたへ】まずはスーパーホワイトなのか?を確認するのも手です

    楽天カードはスーパーホワイトの人でも審査に通過できるカードです。

    しかしどうしても審査が心配な人は、ご自身がスーパーホワイトなのかどうか確認してみてもよいでしょう。

    ただしスーパーホワイトかどうか確認するには、利用料金(1000円)がかかるのでおすすめはしません。

    スーパーホワイトかどうか調べる詳しい方法は【信用情報の履歴を確認(開示)する方法】をご覧ください。

    監 修

    小河 俊紀

        1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

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