クレジットカードの在籍確認で会社に電話があるのはなんとなく嫌ですよね。
※この記事では、電話連絡=在籍確認とします。
残念ながら、在籍確認を100%逃れる方法はありません。
しかし、在籍確認を受けにくくするコツはありますし、在籍確認がある可能性を事前に把握しておくことはできます。
今回は、クレジットカードの在籍確認の内容から、在籍確認がある確率、在籍確認から逃れる方法についてお話ししていきます。
0.クレジットカードの在籍確認とは
1.在籍確認なしのクレジットカードはある
2.クレジットカードの在籍確認が行われる可能性
2-1.在籍確認が行われる可能性が高くなる5つの項目
2-2.在籍確認が行われる可能性が低くなる2つの項目
3.在籍確認を逃れる2つのコツ
コツ1.3~6月の最もクレジットカードの申し込みが多い時期に申し込む
コツ2.審査時間の速さを売りにしているクレジットカードに申し込む
4.在籍確認の内容
パターン1.会社に所属していることのみを確認する在籍確認
パターン2.会社に所属している人が本人であることを確認する在籍確認
5.在籍確認がない可能性が高いのは楽天カード
6.まとめ
0.クレジットカードの在籍確認とは
クレジットカードの在籍確認とは、申し込み用紙に記載している会社で本当に働いているかどうかを調べるものとなります。
そういった意味での在籍確認はほぼ100%行われるため、この在籍確認を逃れる事は出来ません。
しかし、会社などにある電話連絡を在籍確認と考えた場合は、実際にあるケースとないケースがあり、在籍確認なしでクレジットカードを持てる人も多くいます。
1.在籍確認なしのクレジットカードはある
楽天カード
楽天カードは審査の発行スピードに定評があるため、電話による在籍確認はほとんど行っていません。
また、ネット上の口コミでも、在籍確認のない可能性が高いカードとして名前が挙がっています。
この2点から、楽天カードは比較的在籍確認の電話が少ないといえます。
2.クレジットカードの在籍確認が行われる可能性
クレジットカードの在籍確認は、その人の状況によって行われる可能性が大きく変わってきます。
明確なことはわかりませんが、イメージとしては30~90%は在籍確認があるという認識で大丈夫かと思います。
しかしクレジットカード会社にとって、在籍確認の電話は、大きな労力とお金をかけることになるため、近年は在籍確認の電話の数を減らす傾向にあります。
そのため、全体的に在籍確認の可能性は少なくなりつつあります。
2-1.在籍確認が行われる可能性が高くなる5つの項目
以下の5つの項目に1つでもあてはまる人は、当てはまらない人よりも在籍確認の可能性が一気に高くなります。
- 20代後半から30代前半以上でクレヒスのない人
- 転職を繰り返している人
- 無担保型の借金を利用している人(アコム等の借金)
- キャッシングを利用している人(クレジットカードの借金)
- クレジットカードの保有枚数が5枚以上の人
※年収やステータスが高いのであれば5枚以上でも問題ありません
もちろん、複数の項目に当てはまった方が可能性は高くなるため、1つ当てはまれば必ず在籍確認が行われるというわけではありません。
イメージ的には、1つ当てはまれば60%の確率で在籍確認が行われ、すべて当てはまる人はほぼ100%の確率で在籍確認が行われるということになります。
また、上記の項目はあくまで在籍確認が行われやすくなるものなので、上記の項目に当てはまらない人の場合は、在籍確認の可能性は50%といえます。
クレヒスとはクレジットヒストリーの略で、これまでのクレジットカードの利用履歴を記録したものとなります。
使っている金額、回数、返済履歴の有無が大きなポイントとなります。
2-2.在籍確認が行われる可能性が低くなる2つの項目
以下の2つの項目に当てはまる人は、在籍確認が行われる可能性が低くなります。
- 良好なクレヒスが貯まっている
- 前回クレジットカードを作った時と同じ勤務先で働いている
在籍確認の電話が100%ないことはないので、上記の2つの項目に当てはまっていたとしても、在籍確認の連絡がある事も当然あります。
ただ、当てはまらない人と比べると、可能性は一気に低くなります。
3.在籍確認を逃れる2つのコツ
クレジットカードの在籍確認を逃れるコツとしては、次の2つがあります。
- コツ1.最もクレジットカードの申し込みが多い3~6月に申し込む
- コツ2.審査時間の速さを売りにしているクレジットカードに申し込む
コツ1.最もクレジットカードの申し込みが多い3~6月に申し込む
申込件数の多い3~6月は、クレジットカード会社は絶対に電話による在籍確認が必要な人から順に在籍確認を行っていくことになります。
そのため、普段は在籍確認をする人に対しても、クレジットカード会社の判断によって、在籍確認の電話をしない可能性が高くなります。
コツ2.審査時間の速さを売りにしているクレジットカードに申し込む
審査の速さを売りにしているクレジットカードでは、在籍確認の必要があると判断した時のみ在籍確認を行うため、基本的に大丈夫であろう人には在籍確認を行いません。
そのため、どうしても在籍確認が嫌な場合は、こうしたクレジットカードを持つことも1つのポイントとなります。
ただし、これも100%ではないので、注意が必要となります。
4.在籍確認の内容
在籍確認の内容は、次の2つのパターンがあります。
- パターン1.会社に所属していることのみを確認する在籍確認
- パターン2.会社に所属している人が本人であることを確認する在籍確認
在籍確認の際の担当者名の名乗り方
在籍確認では、基本的に個人名で電話をかけてくる場合が多いのですが、まれに会社名のこともあります。
おおまかな振り分けは次のようになります。
- 個人名:借金と間違えられるようなクレジットカード会社(例:ACカード)
- 会社名:クレジットカードだとわかるようなクレジットカード会社(例:アメックス)
パターン1.会社に所属していることのみを確認する在籍確認
在籍確認のほとんどがこのタイプになります。
そのため、
カード会社:○○さんいらっしゃいますか?
勤務先 :○○は外出しております。
これで在籍確認終了となります。
また、実際に電話に出た場合は、生年月日とフルネームを答えるなど、簡単な質問に答えるだけで終わりになります。
そのため、実際に電話に出ても1~2分ほどで在籍確認は終わりです。
パターン2.会社に所属している人が本人であることを確認する在籍確認
このパターンはかなり少ないですが、基本的に本人が出るまで在籍確認が続きます。
そのため、会社にほとんどいない場合は、事前にその旨をカード会社に伝えておくことも重要になってきます。
また、実際に電話に出た際の質問項目は会社によって変わりますが、基本的にはパターン1と同じように、簡単な質問に答える事になります。
5.在籍確認がない可能性が高いのは楽天カード
楽天カード
繰り返しになりますが、楽天カードは審査の発行スピードに定評があるため、電話による在籍確認はほとんど行っていません。
在籍確認から逃れることだけを考えるなら、圧倒的に楽天カードがおすすめです。これだけは何度でも強調しておきます。
6.まとめ
- 在籍確認を100%逃れる方法はない
- その人の状況によって、在籍確認をされる可能性が変わる
- 審査の早いクレジットカードでは、在籍確認をされる可能性は低い
- 3~6月はクレジットカードの申し込みが殺到するため、在籍確認の可能性は低い