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クレジットカード払いでお得な生命保険一覧!断然お得なクレカも解説

近年、クレジットカード払いが出来る生命保険は年々増えていますが、まだその数や条件に制限があります。

そこで今回は、クレジットカード払いが出来る生命保険会社や、カード払いに変更した場合のお得度おすすめカードを解説します。

結論、アフラックを含む、殆どの生命保険会社でクレカ払いが出来て、おすすめのカードは楽天カードです。

楽天カード

楽天 キャプチャ

楽天 年会費

ボタン

楽天 ポイント

生命保険のクレジットカード払いはどれだけお得か検証

まずは、生命保険をクレジットカード払いにすると、どれだけお得になるのかという事を、下記のAさんを例にお話ししていきます。

クレジットカード 生命保険 例

ポイントはどれだけ貯まるの?

生命保険を毎月3万円ほど支払っている場合、楽天カードのポイント還元率は1.0%ですので、毎年3,600ポイント貯める事が出来ます。

楽天カードを年間36万円利用した場合のポイント

楽天スーパーポイントは1ポイントに1円分の価値があるので、3,600円分のポイントを獲得することができます。

ポイントはマイルにするとお得になる可能性あり

ポイントの価値はあらかじめ決まっていますが、マイルは航空券と交換することで、その価値を上げていくことが出来ます

楽天カードは、2ポイントで1マイル(ANAマイル)に交換することが出来、ANAでは14,000マイルで東京⇔沖縄間の往復チケットを手にすることが出来ます。

東京⇔沖縄間の往復チケットは3~4万円しますので、1マイル2.1~2.8円の価値(通常のポイントで考えると1ポイント=1.05~1.4円程度になり、通常のポイントとして使うよりお得になります。

今回は国内線を例に使いましたが、マイルの価値は移動する距離が遠ければ遠いだけ大きくなる傾向にあるので、海外旅行等で使うと、よりお得度を実感出来ます。

クレジットカード払いが出来る生命保険会社一覧

まずは、クレジットカード払いが出来る生命保険会社についてお話ししていきます。

ただ、生命保険のクレジットカード払いには様々な制限があります

そのため、アフラックを例に、どういった条件があるかについてお伝えしていきます。

同じように、他の生命保険会社についても細かな条件があるため、加入前に必ず確認するようにしてください。

アフラック

アフラック

特徴

☆全額納付には対応していない
☆月払い・半年払い・年払いに対応
☆学資保険と個人年金保険は月あたりの支払い上限有り

詳細

アフラックでは、保険料の全額納付(支払う必要のある保険料を一括で支払う方法)をクレジットカードで行う事は出来ませんが、月払い~年払いまでの支払いはクレジットカードで行う事が出来、金額の上限もありません

ただし、学資保険と個人年金保険に関しては支払い金額に制限があり、詳細は下記になります。

  • 月払い・・・10万円以下
  • 半年払い・・・60万円以下
  • 年払い・・・120万円以下

また、利用出来るクレジットカードのブランドは、VISA、JCB、Master Card、American Express Cardになっています。

対応しているクレジットカードブランド

このように、クレジットカード払いに対応している生命保険会社でも、利用には細かな条件が決まっています

そのため、申し込む前に各生命保険会社に情報を確認するようにしてください。

アクサダイレクト生命

アクサダイレクト生命

特徴

☆保険ブランド7年連続世界No.1
☆2010年3月2日移行の申込は、月払いのみ

損保ジャパン日本興和ひまわり生命

損保ジャパン日本興和ひまわり生命

特徴

☆電話でクレジットカード払いに変更可能
☆日本興亜生命で契約した場合はクレジットカード払い不可

オリックス生命

オリックス生命

ポイント

☆月払いは5万円以下の場合のみクレジットカード払い可能
☆半年・年払いは10万円以下の場合のみクレジットカード払い可能

その他の生命保険会社

東京海上日動あんしん生命

東京海上日動あんしん生命

☆通販での加入でクレジットカードの使用可能

住友生命

住友生命

☆通販の月払いでのみクレジットカードの使用可能

ジブラルタ生命

ジブラルタ生命

☆2015年4月16日から完全キャッシュレス化に移行

マニュライフ生命

マニュライフ生命

☆月払いで3万円以下の支払いにのみクレジットカード払い対応

楽天生命

楽天生命

☆月払いのみ対応

ライフネット生命

ライフネット生命

☆5大国際ブランド対応

朝日生命

朝日生命

☆5大国際ブランド対応

メットライフ生命

メットライフ生命

チューリッヒ生命

チューリッヒ生命

三井住友海上あいおい生命

三井住友海上あいおい生命

プルデンシャル生命保険

プルデンシャル生命保険
※ライフプランナー訪問時は可能。毎回ライフプランナーと会う必要がある

初回の支払いのみクレジットカード払い可能な生命保険

初回のみ支払い可能な生命保険会社は、近い将来クレジットカードの支払いに対応する可能性がありますので、ご紹介しておきます。

クレジットカード払い不可能な生命保険

現状、クレジットカード払い不可能な生命保険会社になります。

  • 明治安田生命
  • 富国生命

生命保険の支払いにおすすめのクレジットカード

生命保険の支払いに適したクレジットカードというのはありませんが、どうせなら使った方が良いクレジットカードというのはあります。

もちろん、今使っているクレジットカードで、何かポイントや目的を持って利用している場合は別ですが、何を使っていいか分からないという場合は、高還元率クレジットカードがおすすめです。

そこで、私がおすすめする高還元率カードを3つご紹介します。

迷ったら楽天カードで決まり!

楽天 キャプチャ

楽天 年会費

ボタン

楽天 ポイント

詳細

楽天カードは、ポイントの貯まりやすさはもちろん、使いやすさも抜群のクレジットカードになります。

楽天スーパーポイントであれば、ポイントを使えずに有効期限が切れてしまうという事もないので、無駄なくポイントを利用出来ます。

日本で最も有名で人気なだけあり、誰でも利用しやすいクレジットカードですので、迷ったら楽天カードをおすすめします。

ネットでの買い物をほとんどしないのであれば、Yahoo! JAPANカード

YJ キャプチャ

YJ 年会費

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YJ ポイント

詳細

Yahoo! JAPANカードは、最近できたクレジットカードで、とにかくTポイントが良く貯まります

還元率が1.0%もあるので、100円利用ごとにTポイントが1ポイント貯まっていきます。

もちろん、ヤフー関連のサービスを利用する際の特典もありますが、やはりTポイントが貯まっていくというのが、一番の魅力ではないでしょうか。

クレジットカードで生命保険を払うとお得かどうかを確認

生命保険のクレジットカード払いには、様々な制限があることがほとんどです。

例えば、「月払いのみ対応」「1回○万円以下まで対応」というものがそれにあたりますが、その制限のせいで、クレジットカード払いをするとお得なケースと逆に損してしまうケースがあります。

そこで、それぞれのケースについてお話ししていきます。

  • ケース1.クレジットカード払いの方がお得なケース
  • ケース2.現金払いの方がお得なケース
そもそもクレジットカードにポイントが付くかの確認

クレジットカードには、生命保険の支払いではポイントを付与しないというカードがあります。

ポイントが付かないとクレジットカード払いに変更する理由がほとんどなくなるため、生命保険を支払おうと思っているクレジットカードに、ポイントが付くかどうかの確認をする必要があります。

クレジットカード払いの方がお得なケース

クレジットカード払いに対応している生命保険の支払い方法が、現金で支払える金額と同じであれば、クレジットカード払いに変更した方がお得です。

例えば、クレジットカード払いでは月払いにしか対応していない生命保険の場合、現金でも月払いしか出来ないのであれば、クレジットカードの方がお得です。

クレジットカード払いの方がお得なケース

現金払いの方が得なケース

クレジットカードの利用によって得られるポイントより、現金払いによる割引の方が多い場合は、現金払いの方がお得になります。

こればかりは実際に計算しないと分かりませんが、少なくとも下記のように、現金で払えば年払い出来るのに、カード払いは月払いにしか対応していないという場合は、ほぼほぼ現金払いの方がお得になります。

現金払いの方がお得なケース

夫婦必見!クレジットカード払いと名義の関係

クレジットカードは、生命保険に限らず本人名義でないと使う事は出来ません。

そのため、例え夫婦であっても、クレジットカードは本人名義のものを用意しなくてはいけません。

一方で、クレジットカードの利用料金を引き落とす口座に関しては、夫婦であれば同じ口座を利用できる可能性があります

ただ、これは生命保険会社ではなく、クレジットカード会社との契約になりますので、引落の口座を夫婦でまとめていいかをカード会社に確認する必要があります。

もっとも簡単な解決策は家族カードを利用すること

クレジットカードには、家族カードというものがあります。

家族カードであれば、夫婦それぞれで個人名義のカードを持ち、同じ口座から利用料金を引き落とすという事が可能です。

クレジットカードで生命保険を支払う際の気になる3つの疑問

生命保険料をクレジットカード払いにする場合、次の3つのことが気になると思います。

  • 1つ目.加入から適用開始までの期間
  • 2つ目.カードの支払い回数
  • 3つ目.カードが利用停止になった時の対処法

1つ目.加入から適用開始までの期間

クレジットカードの有効性を生命保険会社が認めてから保険適用となります。

有効性を生命保険会社が認めるまでの期間は、会社によって異なりますので、具体的な日数に関しては、正直分かりません。

そのため、あくまで1つの目安にしかなりませんが、現金払いで適用される日数プラス1週間弱と考えておけば大丈夫です。

クレジットカード会社にカード料金を支払ってから適用開始という事ではないので、入会して30~50日間も保険が適用されないということはありません。

2つ目.カードの支払い回数

カードの支払い回数は、基本的に1括払いのみ対応しているようです。

年払いや半年払いが出来る生命保険会社であれば、分割払いやボーナス1括払いが選択出来る会社もあるかもしれませんが、ほとんどが1括払いのみとなっています。

3つ目.カードが利用停止になった時の対処法

クレジットカードが利用停止になってしまった場合は、すぐに変わりのクレジットカードを登録するか、口座引落に支払い方法を切り替えましょう。

そのまま放置してしまうと契約解除になってしまいますので、なるべく早く対応することをおすすめします。

クレジットカード払いの生命保険まとめ

最後に、今回の内容を簡単にまとめていきます。

クレジットカードで生命保険を支払う事はでき、年々その数は増加しています。

しかし、クレジットカード払いに変更すれば、必ず生命保険料がお得になるという事ではないので、現金払いとどっちがお得かをきちんと調べる必要があります。

監 修

小河 俊紀

    1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

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