クレジットカードには審査があるため、アルバイトでも発行できるかどうか気になりますよね。
実際、アルバイトの方はクレジットカードの発行は難しいと言われています。
しかし、アルバイトの方でも発行できるクレジットカードはありますし、アルバイトでもクレジットカードを保有している人は多くいます。
そこで今回は、アルバイトでも発行できるクレジットカードはもちろん、クレジットカード発行で気になる疑問についてお話ししていきたいと思います。
1.アルバイトでも作れるクレジットカード3選
2.審査に通るための4つのコツ
コツ1.年収100万円は達成する
コツ2.限度額を低めに設定する
コツ3.キャッシング枠を0にする
コツ4.店頭販売やキャンペーンを利用する
3.クレジットカードの発行には収入の安定性が重要
4.気になる疑問を一気に解決
疑問1.学生とアルバイトではどっちが審査に有利?
疑問2.派遣会社に登録して短期バイトしているけど、勤務先は何を書けばいい?
疑問3.バイトの期間は短いけど大丈夫?
疑問4.年収がわからない場合はどうすればいいの?
疑問5.在籍確認の電話って何を聞かれるの?
疑問6.アルバイトでも審査が通るクレジットカードの基準は?
5.まとめ
1.アルバイトでも作れるクレジットカード2選
本題に入る前に、アルバイトでも作れるおすすめのクレジットカードを2つご紹介します。
楽天カード
詳細
楽天カードは高還元率カードの中でも最もおすすめなカードの1つになります。
最低還元率が1.0%であり、楽天市場のような特定の店舗で利用すると、還元率は1.5%、2.0%と上がっていきます。
しかも、楽天カードでは「楽天スーパーポイント」が貯まるため、使い道が多く「貯めたポイントを使えない…」という事がほとんど起こりません。
※還元率が高くても、ポイントが使いにくいというカードは少なくありません。。。
ですので、クレジットカードを使ってポイント貯めて、少しでもお得に生活していきたいのであれば、楽天カードがおすすめです。
ライフカード
詳細
ライフカードは、楽天カードやヤフーカードのように、高還元率カードとして有名です。
ただ、楽天カードやヤフーカードのように常に高い還元率を誇っているわけではなく、誕生日月にポイントが5倍(還元率2.5%)という特別な高還元率カードになります。
申込条件も「日本在住の18歳以上の方で、電話連絡可能な方」であり、限度額も10万円~となっていることから、クレジットカードの発行に積極的であると言えます。
誕生日月のポイント5倍だけを狙ってこのカードを保有する人も多いため、ポイント好きの方におすすめの1枚と言えます。
2.審査に通るための4つのコツ
基本的に、アルバイトでも審査に通るクレジットカードはあります。
しかし、そうしたクレジットカードでも審査に落ちてしまった場合や、どうしても審査が心配という方は、次の4つのコツを実践してみてください。
- コツ1.年収100万円は達成する
- コツ2.限度額を低めに設定する
- コツ3.キャッシング枠を0にする
- コツ4.店頭販売やキャンペーンを利用する
コツ1.年収100万円は達成する
100万円というのはあくまで目安でしかありませんが、アルバイトとしての収入が100万円前後になると、クレジットカードを発行できる可能性が高くなります。
実家暮らしの場合、月8万円ほど稼いでいれば、ある程度自立した生活がイメージできますし、103万円から税金が発生してくるため、103万円を超えないように調整している人も多いです。
そのため、審査する側もそれ前提で動いており、100万円~102万円ほど稼ぎがあると、きちんと稼いでいるという認識をしてもらえます。
コツ2.限度額を低めに設定する
アルバイトの方は、どうしても審査の評価が低くなってしまうため、必要最低限の限度額を設定するようにしてください。
やはり、申請する限度額が多くなれば多くなるだけ、審査の基準も厳しくなってしまいます。
限度額の目安としては、「2か月の間にクレジットカードで使う金額+α」が一般的とされているため、月8万円の収入であれば、10万(多くて20万円)もあれば十分だと言えます。
コツ3.キャッシング枠を0にする
キャッシング枠があると、いつでも現金を借りられる状態となるため、審査のハードルが1段上がってしまいます。
そのため、アルバイトのように審査に通りにくいとされている属性の方は、極力キャッシング枠を設定しない方が良いです。
そうすることで、審査に通る可能性を上げる事ができます。
コツ4.店頭販売やキャンペーンを利用する
駅やお店の入り口で、クレジットカードの入会キャンペーンを行っているのを見たことがあると思いますが、そうしたキャンペーンを利用すると、クレジットカードの審査に通りやすくなります。
理由としては、下記2点があります。
- 審査に強い人がいる可能性がある(融通が利く?)
- キャンペーンなので多くの人を会員にしたい(ノルマがある可能性もある)
特に、キャンペーンというのは多くの人を会員にしようとするため、通常より審査が甘くなることもあります。
同様の理由で、会社の期末も審査が緩くなる傾向があるので、どうしても持ちたいクレジットカードがある場合は、そのクレジットカード発行会社の期末を狙ってみると審査に通る可能性があります。
正直、コツ1とコツ4の内容に関しては、決定的な根拠があるわけではありません。
しかし、私自身の経験や友人の話、会社ということを考えると、試す価値は十分にあります。
3.クレジットカードの発行には収入の安定性が重要
アルバイトだと、収入が安定しないため、どうしても審査に通りにくくなってしまいます。
アルバイトだと収入が低いから審査に通りにくいと考えている人も多く、それも決して間違いではありませんが、一番大きな理由は、収入が不安定である点になります。
そのため、クレジットカードの審査において最も評価が高い職業の1つとして、高収入の社長や役員ではなく、公務員が挙げられています。
現在の日本の状況を考えると、アルバイト層を取り込んでいかないと、クレジットカード利用者はどんどん少なくなっていくと考えられます。
ただでさえ人口は減っていく一方ですので、少しでも多くのユーザーを獲得するために、審査は緩くせざるを得ない状況になるはずです。
そのため、本当に欲しいクレジットカードがあるのであれば、試しにトライしてみるのもありではないでしょうか。
4.気になる疑問を一気に解決
ここからは、アルバイトの方がクレジットカードの申請を行う際に疑問に思う、6つの疑問についてお答えしていきます。
- 疑問1.学生とアルバイトではどっちが審査に有利?
- 疑問2.派遣会社に登録して短期バイトしているけど、勤務先は何を書けばいい?
- 疑問3.バイトの期間が短いけど大丈夫?
- 疑問4.年収がわからない場合はどうすればいいの?
- 疑問5.在籍確認の電話って何を聞かれるの?
- 疑問6.アルバイトでも審査が通るクレジットカードの基準は?
疑問1.学生とアルバイトではどっちが審査に有利?
学生とアルバイトでは、圧倒的に学生の方が有利になります。
月収0の学生と月収10万円のアルバイトであっても、学生の方が審査に通りやすいです。
理由としては、次の2つが挙げられます。
- 親からの支援を受けている(受けられる)ことが多い
- クレジットカードはあまり作り変えないため、社会人になっても使ってもらえる可能性が高い
18歳、19歳であっても、高校生の場合はクレジットカードを作ることができません。
そのため、ここでいう学生はあくまで大学生や短大生、専門学生になります。
疑問2.派遣会社に登録して短期バイトしているけど、勤務先は何を書けばいい?
派遣型のバイトを行っている場合は、必ず派遣元の連絡先を記載するようにしてください。
派遣先はころころ変わってしまうため、なかなか在籍確認をとることができませんが、派遣元であれば、勤めている間は変わることがありませんので、在籍確認をしっかり取ることができます。
また、バイトが多い派遣元で在籍確認に不安がある場合は、「クレジットカードに申し込むため在籍確認の電話があるかもしれない」という旨の連絡を入れておけば問題ありません。
疑問3.バイトの期間が短いけど大丈夫?
もちろん、働いている期間が長いにこしたことはありませんが、アルバイトの審査が難しいのは収入の不安定さから来るものですので、働いている期間が短くても気にする必要はありません。
ただ、働き始めて3か月未満であると、研修期間すら終わってない可能性があるため、ちょっと少なすぎます。
そのため、働き始めて4か月目に突入するまで、クレジットカードの申し込みは控えた方が無難となります。
疑問4.年収がわからない場合はどうすればいいの?
働いている期間が短い、もしくは月によって収入がばらばらという場合は、年収がなかなか分からないかもしれません。
そうした場合は、今年稼ぐ予定の金額を記載しておけば問題ありません。
しかし、到底無理そうな金額(嘘の金額)ではなく、あくまで達成するであろう金額を記載することが重要です。
疑問5.在籍確認の電話って何を聞かれるの?
在籍確認の電話は、本当に在籍を確認するだけですので、気にする必要はありません。
基本的には、次のような流れで終わります。
カード会社:「○○さんいますか?」
パターン1
勤務先 :「○○は外出しております。」←終了
パターン2
勤務先 :「少々お待ちください。」
カード会社:「××カード会社の△△です。」
「生年月日とフルネームを教えて頂けますか?」
本人 :「~~~~~~~~~~です。」←終了
クレジットカード会社だとわかるような名前の会社であれば、会社名を名乗ることもありますが、基本的には個人名でかけてきます。
そのため、勤務先で不審に思われるようなことはありません。
疑問6.アルバイトでも審査が通るクレジットカードの基準は?
クレジットカードの紹介の部分でも少し記載しておりますが、クレジットカードの申請条件が下記のようなものが審査に通りやすいです。
- 年会費無料のもの(多くの人に使ってもらいたいという意図がある)
- 18歳以上のもの(18歳がクレジットカードを持てる最も若い年齢)
- 安定収入の記載がないもの(安定収入となっているものより審査が緩い傾向にあります)
- 最低限度額が10万円のもの(クレジットカードの最低限度額が10万円であるため)
- 流通系のカード(流通系カードは多くの人に使ってもらって意味があるため)
※流通系カード=イオンやファミマTカード、楽天カードといったクレジットカード
5.まとめ
それでは最後に、今回の内容を簡単にまとめていきます。
アルバイトだとクレジットカードの審査が厳しくなる要因は、収入が不安定であることが挙げられます。
そして、アルバイトだと正社員はもちろん学生よりも審査上の信用は低くなっています。
しかし、アルバイトでもクレジットカードを保有することは可能であり、特別な事をしなくてもクレジットカードを保有している人は多くいます。
そのため、こうした記事等を気にする前に、まずは自分に合ったクレジットカードに申し込んでみるというのも、一つの手かと思います。