クレジットカードのポイントって複雑じゃないですか?
シンプルに、
「○円使ったら△ポイントもらえて、1ポイント1円で利用できます。」
こんな感じだけだとすごくわかりやすいんですけど、残念ながらクレジットカードのポイントはこんなにシンプルにできていません。
特に、クレジットカードで貯めたポイントを別のポイントに変更して使うという仕組みが最も複雑で、よっぽど詳しくないと結局何にポイントを変えたらいいのかがよくわかりません。
そこで今回は、クレジットカードのポイントの種類に絞って、お話ししていきます。
1.クレジットカードのポイントとは
2.2通りあるポイントの使い道
1つ目.そのままポイントとして使う
2つ目.別のポイントに移行して使う
3.ポイントをお得に使う方法
4.移行先の主なポイント
ポイント1.マイル
ポイント2.Tポイント
ポイント3.ポンタポイント
ポイント4.Amazon限定デポジット
ポイント5.nanacoポイント
ポイント6.WAONポイント
ポイント7.Jデボ
ポイント8.Gポイント
5.まとめ
1.クレジットカードのポイントとは
クレジットカードのポイントとは、商品や商品券、割引に利用できるものになります。
しかし、クレジットカードのポイントは、他のポイントに変換して利用することができ、それによってカード毎にそのお得度が大きく変わってきます。
そのため、クレジットカードを選ぶ場合は、単に還元率を考えるだけでなく、最終的にポイントをどのように使うのかを考える必要があります。
2.2通りあるポイントの使い道
クレジットカードのポイントの使い方は、次の2つがあります。
- 1つ目.そのままポイントとして使う
- 2つ目.別のポイントに移行して使う
1つ目.そのままポイントとして使う
クレジットカードで貯めたポイントを、クレジットカード会社が提供しているサービスに対して利用します。
もちろん、そのまま使う事の方がお得になる場合もありますが、こうした使い方をしてしまうと損してしまう事も少なくありません。
2つ目.別のポイントに移行して使う
クレジットカードで貯めたポイントを、別のポイントに移行(変換)して、移行先でポイントを利用します。
そうすることで、お得にポイントを利用することができますが、逆に損してしまう事もあります。
3.ポイントをお得に使う方法
先程、ポイントの使い方についてお話ししましたが、どっちもどっちのような少しあいまいな表現をしました。
というのも、ポイントをお得に使うには、その目的とクレジットカードによって変わってくるからです。
そのため、まずはクレジットカードのポイントの移行先にはどういったものがあり、どういった目的でポイントを使うのかを知る必要があります。
そこで今回は、移行するポイントの種類に焦点をあててお話ししていきます。
また、タイプ別にまとめたお得な使い方につきましては、別途記事を作成してお話しします。
大前提として、クレジットカードのポイントはお金として利用した方がお得になります。
その理由については「知れば知るほど得できる!クレジットカードのポイントとその使い方」を参考にしてみてください
4.移行先の主なポイント
移行先で主なものは、やはり有名なものがとても多いです。
ただ、実際にそのポイントがどのように使えるのかを知っている人は意外と少ないです。
そこで、下記のポイントの使い道について、お話ししていきます。
- マイル
- Tポイント
- ポンタポイント
- Amazon限定デポジット
- nanacoポイント
- WAONポイント
- Jデボ
- Gポイント
ポイント1.マイル(マイレージ)
マイルとは、航空券や席のランクアップに使うポイントになります。
クレジットカードをうまく使う旅行好きの人は、このマイルを効率よく貯める事で、1年から数年に1回の頻度で、往復のチケットを取得し旅行に出かけています。
また、マイルは航空会社によって異なり、種類は大きく3つに分ける事ができます。
種類の違うマイルを一緒に使う事は出来ないため、好きな航空会社や行きたい旅に合わせて貯めるマイルを貯める必要があります。
※マイル間で移行も可能です。
ANAマイル
国内線で最大の路線網を持ち、日本最大級の航空会社であるANA(全日本航空)のマイルになります。
ANAのマイルの詳細は『ANAマイレージクラブ』の公式サイトをご確認ください
JALマイル
ANAと並び、日本を代表する航空会社であるJAL(日本航空)のマイルになります。
JALのマイルの詳細は『JALマイレージバンク』の公式サイトをご確認ください。
UAマイル
アメリカで3番目に大きな航空会社であるUA(ユナイテッド航空)のマイルになります。
ポイント2.Tポイント
Tポイントは、TUTAYAが発行しているTカードのポイントになります。
基本的に1ポイント1円で利用でき、TUTAYAはもちろん、ファミリーマートやウエルシア、ガストなどで利用することができます。
詳しくは、公式ページをご確認ください。
ポイント3.Pontaポイント
Pontaポイントは、ローソンが発行しているPontaカードのポイントになります。
基本的に1ポイント1円で利用でき、ローソンはもちろん、AOKI、昭和シェル石油などで利用することができます。
詳しくは、公式サイトをご確認ください。
ポイント4.Amazon限定デポジット
Amazon限定デポジットは、Amazonという名前が入っていますが、Amazonが出しているポイントではありません。
ジャックスというクレジットカード会社が出しているカードであり、Amazonで利用した金額を支払日に値引きしてくれるポイントになります。
例えば、Amazon限定デポジットを1,000円分保有しており、Amazonで3,000円分の買い物をした場合、自動的にデポジットの1,000円分が割り引かれ、2,000円の支払いで済むというものになります。
Amazon限定デポジットの有効期限は3か月と短いことに注意する必要があります。
ポイント5.nanacoポイント
nanacoポイントは、セブン-イレブンが出しているnanacoのポイントになります。
基本的に1ポイント1円で利用でき、レジで「ポイントを電子マネーに交換します」と伝えるだけで、nanacoカードで現金として利用できます。
他にもANAのマイルに交換したり、オムニ7というサイトで利用することができるので、詳しくは、公式サイトを参考にしてみてください。
ポイント6.WAONポイント
WAONポイントは、イオンが出しているWAONカードのポイントになります。
基本的に1ポイント1円で利用でき、ミニストップのレジやATMで電子マネーに変更することで、利用することができます。
詳しい変更方法は、公式サイトの「WAONポイントを使う」を、利用可能店舗に関しては、公式サイトの「使えるお店を探す」を参考にしてみてください。
ポイント7.Jデボ
Jデボは、クレジットカードの支払日に、利用金額から自動的に割り引いてくれるポイントになります。
イメージ的には、Amazon限定デポジットのクレジットカード版になります。
Amazon限定デポジットでは、Amazonでの利用額のみ割り引かれますが、Jデボはクレジットカードでの支払い全てに対応しています。
ポイント8.Gポイント
Gポイントは、複数のポイントをまとめるためのポイントになります。
もちろん、Gポイントとしても利用できますが、複数のポイントをGポイントに一旦移行し、目当てのポイントに変更するという使い方もよくされます。
Gポイントに関しては複雑ですので、別途記事を作成しお話しする予定です。
5.まとめ
今回は、クレジットカードのポイントの移行先に絞ってお話ししてきました。
数あるポイントの中から、自分が最も使いやすいポイントを、クレジットカードで集めて頂ければと思います。
また、おすすめのクレジットカードやポイントの交換先については、別途記事にしてご紹介していく予定です。