なんとなく分かるだろうと思って、クレジットカードを使っていると、意外と分からない部分が出てきますよね。
そもそも使い方がよく分からなかったり、まだ使えると思っていたカードが突然使えなくなったり、キャッシング機能がよく分からなかったり、暗証番号を忘れてしまったり…。
このように、クレジットカードを使っていると様々な疑問が湧いてくると思います。
そこで今回は、クレジットカードを利用する上で、必ず気になる9つの疑問についてお話ししていきます。
また、各章の詳しい内容については、10章で紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
1.クレジットカードの使い方
2.手数料の関係
3.ポイントと還元率の関係
ポイント
還元率
4.限度額の仕組み
5.キャッシング機能との付き合い方
6.クレジットカードの審査内容
7.海外利用時の注意点
8.暗証番号を忘れた場合の対処法
9.おすすめのクレジットカード
10.各章の詳細
1.クレジットカードの使い方
クレジットカードは、次の3ステップで利用する事が出来ます。
詳しい使い方は、「絶対に失敗しない!!クレジットカードの使い方と大事な考え方」でお話ししていますが、クレジットカードの使い方には、2つのポイントがあります。
- ポイント1.支払い回数は原則1回払いのみにする
- ポイント2.暗証番号を忘れてもサインで代用出来る
これさえ知っておけば、クレカの利用で困ることはありません。
2.手数料の関係
クレジットカードは、1括払いで利用している限り、手数料が発生することはありません。
というのも、クレジットカード会社は、私達利用者からではなく、お店から手数料を徴収しているので、1括払いだと手数料を支払う必要はありません。
ただ、3回以上の分割払いの場合、分割手数料を支払う必要がありますので、注意が必要になります。
3.ポイントと還元率の関係
クレジットカードの大きなメリットの1つに、ポイントがあります。
クレジットカードを利用すればする程ポイントが貯まりますが、その仕組みについてお話ししていきます。
ポイント
クレジットカードのポイントは、お店がカード会社に支払う手数料や私たちが支払う分割手数料の一部を、還元しているものになります。
ですので、私たちは分割払いを利用しない限り、買い物する度にポイント分を得することが出来ます。
還元率
還元率とは、実際に利用した金額に対して何%分を還元してもらえるかを示した指標になります。
例えば、100円利用して1円分のポイントが還元される場合は還元率1%ですし、100円利用して1.5円分のポイントが還元される場合は還元率1.5%になります。
4.限度額の仕組み
クレジットカードの限度額は、1ヶ月で利用できる金額ではなく、支払日から支払日まで利用出来る金額になります(大体50~70日間程です)。
ただ、支払日から支払日にかけて毎回、限度額一杯使えるわけではないので、その点も注意してください。
※ショッピング枠=限度額になります
このように、限度額の仕組みは少し複雑なので、これを考えて限度額を決めるのは非常に面倒です。
そのため、毎月使う金額の2倍~3倍+αくらいの限度額が目安として推奨されています。
ちなみに、海外旅行に行く機会が年1回もないのであれば2.5倍+α(5~10万円)、年1回はあるのであれば3倍+α(5~10万円)を私は推奨しています。
5.キャッシング機能との付き合い方
キャッシング機能とは、お金を借りるための機能であり、不要であればつけないことも可能です。
そのため、すごいカードでは基本的につけないことをおすすめしています。
ただ、海外旅行に行った際や緊急時には便利ですので、5~10万円くらいのキャッシング枠であれば、つけるというのも一つの選択肢かと思います。
6.クレジットカードの審査内容
一般カードであれば、自立した生活をしている場合、ほぼほぼ取得することが可能です。
もちろん、過去に金融事故を起こしていたり、すでに複数のカードを持っている場合、多額の借金を抱えている場合は、クレジットカードが発行されないこともありますが、普通の生活をしている人であれば問題ありません。
7.海外利用時の注意点
「クレジットカードは、1括で支払えば手数料が掛かることはありません」と言う話を先程しましたが、それはあくまで国内で利用した場合に限ります。
海外で利用する場合は、1括払いであっても為替手数料と言う手数料が掛かってしまいます。
ただ、日本円を海外の現地通貨に変更するよりも、為替手数料を支払った方がお得ですので、基本的には海外でもクレジットカードを使う事をおすすめします。
また、クレジットカードの海外旅行保険は、あくまでも+α的な要素が強いので、海外に行く際は追加で保険に入るようにしてください。
8.暗証番号を忘れた場合の対処法
クレジットカードの暗証番号を忘れた場合は、とりあえずサインを利用する事で、支払いを完了することが出来ます。
例え暗証番号を求められたとしても、「サインでお願いします」と一言伝えれば、サインに変更することが可能です。
ただ、暗証番号が分からないまま放置しておくのは規約違反になりますので、すぐにカード会社に連絡して、再発行手続きをとってください。
9.おすすめのクレジットカード
すごいカードでおすすめしているクレジットカードの中から、特におすすめというものを3つご紹介します。
ステータスを求める場合
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
詳細
ゴールドカードと言えば、このアメックスゴールドを思い浮かべる人は少なくありません。
ステータスと認知度も高く、最も人気の高いクレジットカードの一つになります。
また、アメックスゴールドはゴールドカードの王道なので、ゴールドカードの特典として知られている、ほぼ全ての特典を受けることができます。
「エアポートミール」「エアポート送迎サービス」「手荷物無料宅配サービス」「無料ポーターサービス」「空港クロークサービス」「空港ラウンジ」等、旅行系の付帯サービスも充実しています。
そんなアメックスゴールドですが、実は審査基準がそこまで高くなく、20代で年収300万円以上あれば、審査に通る可能性は十分にあると言われています。
しかし、その分年会費が29,000円(税抜)と高いので、審査基準というよりその年会費を払い続ける余裕があるかどうかが重要になります。
バランスを求める場合
三井住友VISAカード
詳細
VISAと言えば三井住友VISAカードという程、日本で最も有名なVISAカードになります。誰もが知っている定番のクレジットカードであり、誰でも持つことが出来る嫌味のないクレジットカードになります。
世界的にもVISAブランドは最も使える国際ブランドであるため、日本人がよく行く国や地域では、VISAが使えないというケースは、そう多くありません。
年齢と共に自然とステータスを上げていけるので、「カードは1枚しか持たず、どこでも普通に使いたい」という方には、非常におすすめの1枚になります。
さらに、支払い方法をリボ払いにし、利用明細書の郵送をやめることで、年会費を無料にすることが出来るので、お財布にも優しいカードになります。
また、リボ払いの最低支払額を99万円にすることで、ほとんどの人が1括払いと同じように利用することが出来るため、無駄な手数料を支払う必要もありません
ポイント還元率を求める場合
楽天カード
詳細
楽天カードは高還元率カードの中でも最もおすすめなカードの1つになります。
最低還元率が1.0%であり、楽天市場のような特定の店舗で利用すると、還元率は1.5%、2.0%と上がっていきます。
しかも、楽天カードでは「楽天スーパーポイント」が貯まるため、使い道が多く「貯めたポイントを使えない…」という事がほとんど起こりません。
※還元率が高くても、ポイントが使いにくいというカードは少なくありません。。。
ですので、クレジットカードを使ってポイント貯めて、少しでもお得に生活していきたいのであれば、楽天カードがおすすめです。
10.各章の詳細
クレジットカードの使い方
⇒「絶対に失敗しない!!クレジットカードの使い方と大事な考え方」
手数料の関係
⇒「損する前に知っておきたい!クレジットカードと手数料の関係」
ポイントと還元率の関係
⇒「知らないと損し続ける!?意外と重要なクレジットカードの還元率」
限度額の仕組み
⇒「知らず知らずのうちに借金地獄!?知らないとやばいクレジットカードと限度額の関係」
キャッシング機能
⇒「もう怖くない!クレジットカードのキャッシングがまるわかり」
クレジットカードの審査内容
⇒「クレジットカードの審査って何やってんの?気になる疑問を徹底解説」
⇒「ゴールドカードの審査基準と審査に通る2つの目安と3つのコツ」
海外利用時の注意点
⇒「クレジットカードを海外で利用した時にかかってしまう手数料の謎」
⇒「面白いほどよくわかる!海外旅行保険としてのクレジットカード」
暗証番号を忘れた場合の対処法
⇒「クレジットカードの暗証番号を忘れたらどうなるの?知っておきたいクレカと暗証番号の関係」
おすすめのクレジットカード
⇒「20代におすすめのクレジットカード 一覧と知っておきたい使い方」
⇒「やっぱりお得に買い物したい!!クレジットカードポイント還元率ランキング」
⇒「年会費が必要ない!?年会費無料のゴールドカードと無料特典のあるゴールドカード一覧
⇒「これさえ見ればすべて分かる!最新ゴールドカードランキング」