クレジットカードで払った際に、多くの確率でサインを求められますよね。
サインを求められないのはサインレス決済というのですが、こちらに関してはまた別の記事で触れていきます。
サインをする時、面倒くさがりながらもフルネームの漢字でサインしている方はたくさんいるのではないのでしょうか?
実はこのサインはフルネームや漢字などの細かい決まりは全くありません。
今回は、実は自由度の高いクレジットカードのサインについてまとめてみます。
1.クレジットカードはサインはするべき?
クレジットカードが届いたらすることは、裏面のサインですよね。
しかし、これが当たり前だと思っていたところ、結構裏面にサインせず使っている人が多いことを知りました。
裏面にサインのない友達に聞くと、サインしないのは防犯のためらしいです。
友達曰く、「サインが書いてないと、クレジットカードを盗まれたとしてもどんな筆跡かわからないから、盗んだ人はサインできなくてそのカードは使えない」という考えらしいです。
一見もっともなような気もしますが、これは非常に危険なことをしています。
2.サインなしのクレジットカードは危険
クレジットカード使用可の店舗側は、
② サインをいただく
③ カード裏面とサインを確認
④ 同じであることを確認して返却
という流れが基本です。
したがって、サインなしのカードを盗まれて、犯人に自己流のサインを書かれたら、もう犯人の思うがままにカードを使えてしまいます。
また、「サインなしのカードを悪用されてしまったら補償が適用されない」というデメリットがあります。
そのほかにも、サインがないと店舗から利用を拒否されることもありますので、カードが届いたらまずサインをするようにして下さい。
3.サインは漢字?ローマ字?フルネーム?
それでは、この記事の本題であるサインはどのように書けばいいのかを具体的に説明していきます。
簡潔に言って、サインに決まりはありません。
そのため、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、その他の言語でも大丈夫なわけです。
店員は一致しているかどうかを確認するだけなので、店員が読めない文字でももちろん大丈夫です。
海外で盗まれたときに外国人が悪用しづらいように、漢字で書くのがセキュリティ的にはいいと言われています。
ただ、100%安全ではないので、まずはカードを盗まれないように十分気を付けましょう。
また、当たり前かもしれませんが、店舗でするサインとカード裏面のサインは同じでなければいけません。
厳密にチェックしている店舗はあまり見かけませんが、本来ならばほぼ同じではないとクレジットの決済はできないことになっています。
4.どういうサインがおすすめ?
サインがなんでもいいと言われると逆に悩みますよね。
おすすめしているサインは真似しづらく、それでも簡単に書けるサインです。
具体的に言うと苗字(漢字)+α(アルファ)がいいかと思います。
+αは記号を少しひねったものや自分オリジナルのものを使うのがおススメです。
ただ、繰り返しますが、カードの裏面と店舗でのサインがきちんと一致するように気を付けて下さいね。
5.まとめ
今回は、実は自由度の高かったクレジットカードのサインについてまとめました。
サインは個人の責任において特に決まりはありませんので、自分が書きやすく、あまり面倒ではないものをおすすめします。