この記事は「スーパーホワイトでもクレジットカードを作れるのか気になる」という人に向けて書きました。
結論から言うと、スーパーホワイトでもクレジットカードの審査に通る可能性はあります。
ただし、スーパーホワイトがクレジットカードの審査で不利になることは事実です。
なので、スーパーホワイトの人は、審査に通る可能性が極めて高いクレジットカードである『楽天カード』をまずは利用しましょう。
1.スーパーホワイトとホワイト
スーパーホワイトとは
ホワイトとは
スーパーホワイトとホワイトの違い
2.クレジットカードの審査とスーパーホワイトの関係
クレジットカードの審査基準
スーパーホワイトだと審査に落ちるわけではない
3.スーパーホワイトでも審査に通す手順
手順1.スーパーホワイトから脱却する
手順2.審査に通る可能性が極めて高いクレジットカードを利用する
手順3.欲しいクレジットカードに挑戦する
4.まとめ
~番外編~ホワイトの人対処法
1.スーパーホワイトとホワイト
スーパーホワイトとホワイトは、言葉は似ていますが内容は大きく違います。
まずは、スーパーホワイトとホワイトの特徴をお話しした上で、クレジットカードの審査における明確な違いについて、お伝えしていきます。
スーパーホワイトとは
スーパーホワイトとは、信用情報機関に一切情報がなく、これまでクレジットカードやローンを一切利用した事がない状態のことです。
少し複雑なので、文章を前半部分と後半部分の2つに分けて、お話ししていきます。
前半部分
信用情報機関とは、クレジットカードの支払いやローンの借入、携帯電話の分割料金の支払いなどの利用履歴を保管している機関のことです。
そのため、そうした機関に情報が一切ないと、この人が信用出来る人かどうなのかを判断する大事な基準が1つ減ってしまうのです。
信用情報機関には、基本的に直近5年の信用情報が保管されています。
さまざまな情報が記載されていますが、主なものは次の3つになります。
$:入金
P:部分入金
A:未入金
もちろん、すべて$だと審査に有利ですし、PやAマークが多くなると審査にその分不利になります。
後半部分
クレジットカードやローンを一切利用していない状態とは、現金主義・一括払い主義の人で、これまでクレジットカードなどを利用してこなかった人のことです。
利用出来なかったのではなく、あくまで利用していなかった状態になります。
ホワイトとは
ホワイトとは、過去に金融事故を起こして(ブラックリストに載って)しまい、クレジットカードやロ―ンを利用出来なくなったため、信用情報機関に一切情報がない状態のことを言います。
ホワイト=クレジットカードやローンを利用したくても利用することが出来なくなった人、ということです。
スーパーホワイトとホワイトの違い
スーパーホワイトとホワイトは、信用情報機関に情報がないという点では、全く同じになります。
しかし、スーパーホワイトは金融事故を起こしておらず、単に現金主義であったがために情報がないのに対し、ホワイトは金融事故を起こしてしまったために情報がない状態になります。
そのため、金融事故の有無がこの2つの言葉の大きな違いになります。
2.クレジットカードの審査とスーパーホワイトの関係
ここから、スーパーホワイトだと、なぜクレジットカードの審査に通りにくくなるのかという点についてお話ししていきます。
理由を説明する前に、まずはクレジットカードの審査基準についてお話ししていきます。
クレジットカードの審査基準
クレジットカードの審査は、機械での確認と人による確認の2重チェックが基本になります。
機械による審査には、スコアリングシステムというものが用いられ、個人の信用情報を点数にして表しています。
スコアリングシステムによる点数が「×点未満なら審査落ち、○点以上なら機械審査通過」というような形になっています。
スコアリングシステムとは、過去の統計を基に信用度を数字にしているものになります。
例えば、年収1,000万円以上が10点、800万~1,000万円が9点、・・・、100万円未満が1点、このような形で点数が振られていきます。
この数字の合計が大きいほど、信用度の高い人という判断をしています。
簡易的なものですが、スコアリングシステムは無料で体験出来るため、興味があれば試してみてください→「スコアリングシステム体験」
※簡易版ですので、信用情報機関の情報はスコアに反映されません
スーパーホワイトだと審査に落ちるわけではない
スーパーホワイトだからといって、審査に落ちるわけではありません。
確かにスーパーホワイトは、信用情報機関に情報がある人と比べると、スコアリングシステム上かなり不利になってしまいます。
実際に、年収や居住状況などがあまりよくないと、その時点で審査に落とされてしまいます。
特に、30代前後くらいのスーパーホワイトの方は審査に通りにくい傾向があります(年齢に応じて全体的な信用度が高くなっていくため)。
しかし、信用情報機関の情報がすべてではないため、スーパーホワイト=審査に落ちるとはいえません。
信用情報機関の情報は5年でなくなります。5年でなくなる理由は、金融事故を起こしてしまっても、再びクレジットカードやローンを利用できるようにするためです。
そのため、金融事故すら起こしていないスーパーホワイトの方が、必ず審査に落ちるわけではないのです。
3.スーパーホワイトでも審査に通す手順
先程もお伝えしましたが、スーパーホワイト=審査に落ちるというわけではありません。
そのため、クレジットカードの審査に1回落ちたからといってすぐにあきらめずに、他の審査が甘いといわれているクレジットカードに挑戦してみてください。
それでも審査に通らないという場合は、下記の手順を参考にしてみてください。
- 手順1.スーパーホワイトから脱却する
- 手順2.審査に通る可能性が極めて高いクレジットカードを利用する
- 手順3.欲しいクレジットカードに挑戦する
手順1.スーパーホワイトから脱却する
スーパーホワイトから脱却する一番の方法は、携帯を分割払いで購入することです。
そうすることで、自然とクレヒス(信用情報機関の$マーク)を貯めていくことが出来ます。
目安としては2年間ですが、半年に1回のペースで、手順2でご紹介するクレジットカードの審査を受け、審査に通り次第手順2も進めるようにしてください。
また、携帯電話を買い替えたばかりで、しばらく買い替える予定がないという方は、ショッピングローンやショッピングクレジットという制度を用いて、1~3万円の家電を分割払いで支払ってください。
この方法も、クレヒスを磨く方法となりますが、クレジットカードの審査に通った時点で止めるようにしてください。
手順2.審査に通る可能性が極めて高いクレジットカードを利用する
審査に通る可能性が高いカードとして有名なクレジットカードは、楽天カードです。
楽天カード
楽天カードは、他のカードに比べて審査ハードルが低いことで有名です。
実際に審査を通過している人も多いので、ダメ元でも1度試してみる価値は大いにあります。
楽天カードの審査に通ったら、水道光熱費等の支払い方法をカード払いに切り替え、どんどんクレヒスを貯めるようにしてください。
手順3.欲しいクレジットカードに挑戦する
審査の甘いクレジットカードを利用していると、クレヒスがどんどん貯まっていくため、半年くらいのペースで目当てのクレジットカードの審査を受けてみてください。
その際の注意点として、いきなりゴールドカードの審査を受けるのではなく、一般カードの審査から受けるようにしてください。
段階を踏んでいけば、審査に通る可能性が高まりますし、いったん一般カードの審査に通ってしまえば、自然とゴールドカードにもランクアップしていけるはずです。
4.まとめ
今回は、スーパーホワイトとクレジットカードの審査の関係についてお話ししてきました。
スーパーホワイトは決して悪い事ではなく、これまで一切借金や延滞をしていないという素晴らしい証なので、ぜひクレジットカードを作成できるよう頑張ってください!
~番外編~ホワイトの方の対処法
ホワイトの方も、基本的にはスーパーホワイトの人とやることは同じです。
しかし、スーパーホワイトの人と比べると、その他の信用度も低い傾向にありますので、スーパーホワイトよりも時間が掛かるケースが多いと考えられます。