ドコモユーザーならdカードもしくはdカード GOLDを検討されている人も多いでしょう。
また、昨年4月からスタートしたスマホ決済サービス「d払い」を検討している人もいるでしょう。
この記事は、それぞれの違いがイマイチ分からない人のために書きました。
ここでは、混同されることも多い「dカード/dカード GOLD」とd払いの違いと魅力について解説します。
dカード/dカード GOLDとは?
dカード/dカード GOLDの4つのメリット
dカードのメリット4つ
dカード/dカード GOLDのデメリット
ドコモユーザーならdカード GOLDがおすすめ
d払いとは
d払いの魅力
d払いならdカード/dカード GOLDの組み合わせが良い
dカード/dカード GOLDとは?
dカード/dカード GOLDとは、NTTドコモが発行しているクレジットカードです。
ショッピングで利用するとdポイントを貯めることができ、さらにドコモの利用料金をポイントとして還元するという特典があります。 ドコモユーザーから人気があるカードです。
dカード/dカード GOLDの4つのメリット
dカード/dカード GOLDの代表的なメリットは次の4つです。
- dポイントは1ポイント=1円から使える
- クレジットカード+電子マネー+ポイントカードの3役を担う
- dポイントの有効期限は4年間
- dポイント優待店を活用すればdポイントが貯まりやすい
このなかでも、dポイントの有効期限が4年間と長いのは他のクレジットカードには滅多にない魅力ではないでしょうか。 ポイントは1円換算、電子マネー「iD」が使えるといった点もクレジットカードの最低限のスペックを備えているといえます。
では、dカードとdカード GOLDのそれぞれのメリットもみてみましょう。dカードのメリット4つ
- 年1回の利用で年会費無料
- ケータイ補償サービスが最大1万円付帯
- 家族カード・ETCカードが発行出来る
- お買い物安心保険が年間100万円付帯
dカード GOLDとの一番の違いは年会費でしょう。dカード GOLDだと11,000円(税込)かかります。 dカードは年会費は初年度無料、2年目以降は通常1,250円かかりますが、年1回以上利用すればずっと無料になります。
無料のケータイ補償が付帯が付いている点は、さすがドコモが発行しているクレジットカードですね。
続いて、dカード GOLDのメリットです。dカード GOLDのメリット7つ
- ケータイ補償が最大10万円付帯
- お買い物安心保険、国内・海外旅行保険が手厚い
- 国内・ハワイの主要空港でラウンジが無料で利用できる
- ドコモユーザーは利用料金から10%ポイント還元
- dポイントクラブの優待サービスが利用できる
- 家族カード・ETCカードが年会費永年無料で発行できる
- 年間利用額に応じて選べる特典
dカードに比べて、補償が手厚く、特典が充実しているのが特徴です。
dカード GOLDを発行に利用しているドコモケータイの電話番号を登録すると登録した端末の利用料金の10%がdポイントとして還元されるのも魅力です。また、ドコモ光の回線を使っている人なら同じく利用料金の10%が還元されます。
ドコモのヘビーユーザーほどお得な特典ですし、年会費は1万円も元をとるのは難しくありません。
dカード/dカード GOLDのデメリット
基本的にドコモユーザーでなければ、その恩恵は少ないクレジットカードといえます。
dカードとdカード GOLDのデメリットは下記の通りです。dカードの3つのデメリット
- ドコモケータイの支払いはポイント還元対象外
- 旅行保険は付帯しない
- 保険の補償対象が限られるため不便
年会費無料のdカードですが、海外保険はなく、お買い物安心保険とケータイ補償の対象が限られるのは弱みです。
dカード GOLDの2つのデメリット
- 年会費が1万円かかる
- ドコモ利用料金10%還元には対象外となるサービスがある
ゴールドカードなので1万円の年会費は仕方ないかもしれませんが、しっかり使いこなさないとその分損します。 また、ドコモ利用料金10%還元は魅力ですが、還元対象とならないサービスがあります。
下記は対象外です。ドコモユーザーならdカード GOLDがおすすめ
dカードordカード GOLDで悩む人は多いでしょう。
年会費はかかりますが、ドコモユーザーなら補償も充実しているdカード GOLDの方がおすすめです。
ドコモの利用料金から10%のポイント還元があるので、元は簡単に取れます。
逆に、ドコモユーザーでないなら年会費無料で気軽に持てるdカードで良いでしょう。
dカード GOLD
dカード
d払いとは?
それでは、続いて「d払い」について解説します。
そもそもd払いはdカード/dカード GOLDのクレジットカードとは違って、スマホ決済サービスです。
専用のスマホアプリでバーコードを表示して、画面をレジで見せて支払いをするシステムです。
クレジットカードではないので、高校生など未成年者でも利用することができます。
d払いの魅力
- スマホさえあれば利用可能
- dポイントが貯まる
- お得なキャンペーンがある
先述した通り、クレジットカードではないのでスマホだけあれば利用できます。支払い方法は、銀行口座、クレジットカード、電話料金合算、dポイントから選べます。
そして、d払いはネットショッピングなら100円につき1ポイント、実店舗は200円につき1ポイントのdポイントが貯まります。
また、ポイントの二重取りができるのもd払いの魅力です。
支払い方法をクレジットカード決済にすれば、d払いで支払うときに付与されるポイントと、クレジットカードはその利用分のポイントも付与されるので、いわゆる「ポイントの二重取り」が可能なのです。
更に、キャンペーンも随時行っています。
- 飲食店+10%還元キャンペーン
- d払い生活応援キャンペーン
- はじめてボーナス!d払いでdポイント500円分還元キャンペーン
※上記のキャンペーンは2020年3月31日まで
d払いのキャンペーンに関して詳しくは「d払い公式ページ」をご覧ください。
様々なキャンペーンが期間限定で実施されているので、上手く使いこなせば効率的にポイントを貯めれます。
d払いのデメリット
デフォルトでの1%還元は他のスマホ決済に比べると高いわけではないので、ドコモユーザーでないとその恩恵は少ないです。 ただ、上記のキャンペーンを上手く使いこなせれば、ドコモユーザーでなくてもお得に利用できます。
d払いならdカード/dカード GOLDの組み合わせが良い
d払いはドコモユーザー以外も使えますが、dポイントを貯めるわけですから基本的にはドコモユーザーにおすすめです。
そして、dカードもしくはdカード GOLDを紐づければポイントを2重でもらえるので、併用をおすすめします。