「始めて支払い延滞してしまったけど、親や職場にバレたり、取り立て屋が来ちゃったりしないかな…」
「延滞しているけど、特に何も連絡はないな。問題ないだろうか…」
クレジットカードのエポスカードについて、「延滞」に関する悩みは尽きません。
この記事では、エポスカードについて
「延滞するとどうなるの?」
「延滞したときの対処法は?」
といった疑問にお答えします。ぜひ参考にしてください。
エポスカードは延滞を続けると強制解約される
エポスカードは支払いの延滞を続けた場合、エポスカード規約第23条により、強制的に利用停止・資格喪失などの対処がなされます。
また、延滞が解消された場合であっても、制限すべきと判断される行為(何度も延滞を繰り返すなどの行為)をすると、同様の対処がなされてしまいます。
遅延損害金の発生
延滞を続けた場合、強制解約されるだけではありません。
エポスカード規約第18条により、支払い延滞をした場合、約定支払日翌日から「遅延損害金」が発生します。
遅延損害金の金利は最大で、
- キャッシングの場合:20.0%
- ショッピングの場合:14.6%
となっています。
たとえば、ショッピング枠5万円を1週間滞納したとしましょう。
最大金利14.6%がかかるとした場合、
- 遅延損害金:
50,000×0.146×7÷365=139円 - トータル支払い額:
50,000+139=50,139円
となります。
1週間では微々たるものに感じるかもしれませんが、日数が経つにつれ、どんどん遅延損害金は膨れ上がってしまいます。
もちろん、借りている金額が上がるほど、遅延損害金も大きくなります。
締め日と支払日
支払い締め日は、約定支払日によって異なります。
4日、または27日が約定支払日となります。
カード利用期間:前々月の28日~前月の27日
締め日:前月の27日
支払い日:当月の27日
毎月の5・10・15・20・25・30日のいずれかが約定支払日となります。
カード利用期間:前々月の6日~前月の5日
締め日:前月の5日
支払い日:当月の5日
エポスカードホームページ「ご利用締め日・お支払日のご案内」もご参考ください。
20日以上の遅延で一括請求される
20日以上延滞を続け、エポスカードからの催告を無視していると、エポスカード規約第19条により、支払いの残額を一括請求されることとなります。
最悪の場合、裁判が行われる可能性も
強制解約をされたからといって、支払い義務が解消されるわけではありません。
そのため、一括請求を無視したり、あるいは、裁判所を通じて通達された督促状に異議を申し立てたりする場合、裁判が行われるケースもありえます。
裁判が行われる可能性があることは、エポスカード規約第20条にも記載されています。
裁判になってしまうと、日々の生活に影響が出ることは間違いありません。そうならないために、できるだけ早い対処をしましょう。
具体的な対処法については、次で紹介していきます。
エポスカードの支払いを延滞してしまったときの対処法
ここからは、エポスカードを延滞してしまった場合の対処法をお伝えしていきます。
①エポスATMやインターネット入金(ペイジー)を利用する
エポスカードの支払いには、再振替日が設定されていません。そのため、約定支払日を過ぎた場合、自身で支払い手続きをする必要があります。
お金をすぐに用意できるのであれば、
- エポスATM
※エポスATM検索はこちら - インターネット入金(ペイジー)
- バーコード返済(ペイスル)
※別途手数料100円必要
を利用して、支払いをしましょう。
インターネット入金(ペイジー)のやり方
エポスカードのホームページから、指定のネットバンキングで支払うことができます。
- 「インターネットバンキングで支払う」へ進む
- エポスNetへログイン またはカード番号等を入力
- (リボ増額の場合)希望額を入力
- 支払い予定額を確認
- インターネットバンキングを指定
- 指定のインターネットバンキングで支払い
または、エポスカードホームページから支払い番号を取得して、銀行ATMで支払うことも可能です。
- 「銀行ATMで支払う」へ進む
- エポスNetへログイン またはカード番号等を入力
- (リボ増額の場合)希望額を入力
- 支払い予定額を確認
- 「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」の3つの番号を取得※いずれも取得した当日のみ使用可能
- 銀行ATMで「Pay-easy(ペイジー)払い」を選択して、3つの番号を入力して支払い
バーコード返済のやり方
コンビニレジでエポスカード公式アプリのバーコードを読み取って、月々の支払いまたは、リボ増額払いを行うことができます。
- エポスカード公式アプリの「借りる・返す」より「バーコード返済」を選択
- バーコードを表示
- バーコードを読み取ってもらい、支払い
②エポスカードのカスタマーセンターに相談する
「給料日がくれば支払えるのに、支払日に間に合わない…」というように、少し経てばお金を用意できる場合は、エポスカードのコールセンターに電話して相談してみるのも良いでしょう。
あらかじめエポスカードを用意しておくと、スムーズにやり取りできます。
③カードローンを利用して立て替える
消費者金融のカードローンであれば
- 即日融資を受けられればすぐにお金を用意できる
- 無利息期間が設定されているところもある
- エポスカードの遅延損害金より安い金利が設定されているところもある
など、よりお得に対処できる可能性があります。
中でもおすすめのカードローンは、以下の3つです。
アイフル
金利 | 3.0~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
即日融資 | ○ |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
成約率 | 38.7% |
※成約率は2020年4月時点。参照:アイフルIR
アイフルには女性専用カードローンがあるなど、サポート力が魅力です。特に女性であれば、まずはアイフルに申し込んでみるのも良いでしょう。
プロミス
金利 | 4.5~17.8% |
---|---|
限度額 | 1~500万円 |
即日融資 | ○ |
無利息期間 | 初回借入日の翌日から30日間 |
成約率 | 41.1% |
※成約率は2020年4月時点。参照:プロミスIR
プロミスのメリットとしては、無利息期間が、初回契約日からではなく初回借入日からという点です。先に契約を済ませておき、必要となるその日に借入を開始すれば、無駄なく借入ができます。
アコム
金利 | 3.0~18.0% |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
即日融資 | ○ |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
成約率 | 42.7% |
※成約率は2020年4月時点。参照:アコムIR
最短30分という融資スピードに特徴があるのがアコムです。お金に困ったそのタイミングで融資をしてくれるでしょう。
④弁護士や消費者センターに相談する
最終手段として、任意整理を行う方法もあります。ただし任意整理を行うと、おおよそ5年間は新規でローンを組みづらくなるというデメリットがあります。
あるいは、全国の消費者センターに相談してみるのも一つの手です。とはいえ、消費者センターに相談しただけで解決するとは言い難いでしょう。あくまで、解決の手がかりとして相談してみましょう。
エポスカードの支払いを延滞してしまうと、遅延損害金が発生したり、最悪の場合には強制解約や一括請求されたりします。
延滞してしまった場合にはそのままにせず、上記であげた対処法をとって適切に解決させましょう。