「今すぐお金が必要…でも借金だけはしたくない」
そんな人に向けてこの記事を書きました。
急いでお金を用立てないといけないけれど、借金は怖いこと、悪いこと。
そんなふうに思っていませんか?
実はこのような感情は日本人に特有のものだとも言われています。
そんな私たちが「今すぐお金を手に入れる」にはどうしたらいいか、専門家の意見と合わせて最終手段をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
借金以外でお金を作る必要のある人へ
今すぐお金が必要、そんなシーンは人生に何度か訪れます。
家賃を払わないといけない、
奨学金の返済を忘れていた、
光熱費の支払いを忘れていた、
クレジットカードの引き落としができなかった、などなど。
なぜ借金を嫌なことだと思うのでしょうか
「親から借金だけはするなと言われた」
「借金に手を出したが最後、人生がまっさかさま」
そんな怖い・恥ずかしいイメージを持っている人が、日本人には特に多いといいます。
具体的にどのようなイメージがあるのか、調べてみました。
高額な利息の取り立てに追われるイメージ
漫画やドラマなどの作品で、消費者金融にお金を借りたために返済に追われ、強面のヤクザに暴力を振るわれる、というストーリーを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
これは1970年代後半から1980年代初頭に掛けてのいわゆる「サラ金問題」のイメージによるものです。
当時の消費者金融は現在よりも圧倒的に高い金利で運営されていた結果、「サラ金地獄」と呼ばれる社会問題になりました。
1953年の上限金利は109.5%、1991年は40.0%でしたが、現在のアコムやアイフルなどの消費者金融の上限金利は18.0%です(プロミスは17.8%)。
かなり金利が下がったので、「利息が増えて怖い」というイメージは過去のものだと分かります。
ずるずると癖になるイメージ
いわゆる闇金(ヤミ金)はこの手段でいつまでもお金を貸し続けます。
貸せば貸すほど利息が入ってきてお金が儲かるからです。
ですが、大手消費者金融は「早く返せば無金利!」など、金利を払わせずに返済を終わらせることを推奨しています。
大手消費者金融は今や銀行と提携しているので、イメージも大切にしているからです。
信用情報にキズがつくイメージ
私はこのタイプでした。
約20年前の中学の授業で、「クレジットカードは借金と同じ。安易に使うべきではない」と習ったのです。
しかし、今や政府主導でキャッシュレス(クレジット)払いを推奨している時代。
信用情報にキズがつくのはクレジットカードやキャッシングの利用そのものではなく、そこで自己破産するなどの金融事故を起こした場合です。
むしろ、上手に利用できることが現代社会では必須なのです。
借金しないでお金を作る方法
とはいえ、できれば人にお金を借りずに済ませたい人がほとんど。
インターネットには、そんな人をターゲットにしたビジネスの情報がたくさん転がっています。例に挙げていきましょう。
モノを売る
フリマアプリ、オークションなどに誘導するサイトが一番多いです。
これらはフリマアプリに登録させることが目的です。
実際は希少もしくは高価なモノを持っていない限り、まとまったお金は手に入りません。
こつこつと小銭を貯めるにも手数料を引かれるので、お金を手に入れる手段としてはオススメできません。
ゴミをださないためのエコ活動、と思って取り組むくらいがよいでしょう。
ポイント系
次に多いのは、ポイントを貯めてお小遣いを増やそう、とポイントサイトに登録させる手口。
私も登録したことがありますが、300円分のポイントを獲得するために200円分の有料アプリをダウンロードしないといけなかったり、宣伝文句ほどお金が手に入りませんでした。
また、5000ポイント貯まらないと換金できないなど、決してお金を手に入れる手段として有効なものではありません。
アフィリエイト
アフィリエイトブログをはじめよう、というブログ(アフィリエイトに登録させることを目的としたアフィリエイト)も多々あります。
断言しますがアフィリエイトは気軽にできるものではありません。
たとえばウォーターサーバーのアフィリエイトも、大手出版社が作るサイトが上位表示される時代。
個人のチカラで戦うことは、昔よりも難しくなっています。
まとめ
最初に挙げた「高価なモノを売る」は確実にお金になりますが、高価なものを持っていない限り、いずれも効率が悪い方法だとお分かりいただけたでしょうか。
今すぐお金が必要な人にとって試している時間が無駄になるばかりか、足を引っ張る手段です。
甘い言葉にそそのかされないよう気をつけてください。
日本人の金融リテラシーの低さ
すごいカード編集部はお金の専門家にインタビューをしています。
冒頭に述べた「借金をしたくないと思う感情は日本人特有のもの」というのも、多くの専門家の言葉です。
株式会社マイエフピーの代表取締役の横山光昭さん
株式会社マイエフピーの代表取締役の横山光昭さんはインタビューでこう語っています。
―横山さんから見た一般的な日本人の金融リテラシーは高いと思いますか?
横山:残念ながら高くないと思います。そもそもお金のことを教育されていないから、分からなくて当然です。
日本はクレジットカードの普及も海外より遅れているから、仕組みすら分かっていない人も多いです。
失敗しないように正しく扱っていきたいですよね。この”感覚”を実際にデータで表したのが次の表です。
日本人の現金志向の強さ
2018年に野村総合研究所がまとめたデータによると、2016年の日本のキャッシュレス比率は19.8%。海外諸国と比べてもかなり低い順位です。
国名 | キャッシュレス比率 |
|
---|---|---|
1位 | 韓国 | 96.4% |
2位 | イギリス | 68.7% |
3位 | オーストラリア | 59.1% |
4位 | シンガポール | 58.8% |
5位 | カナダ | 56.4% |
6位 | スウェーデン | 51.5% |
7位 | アメリカ | 46.0% |
8位 | フランス | 40.0% |
9位 | インド | 35.1% |
10位 | 日本 | 19.8% |
※野村総合研究所「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」より)。
人とお金を稼ぐ話をすることを嫌悪したり、借金を恥と捉え、投資へ慎重なのも日本人に特有の性質と言われています。
ではなぜ、私たちはこのように感じてしまうのでしょうか。
その理由のひとつは、「クレジットカード」というカタカナ言葉にあるのかもしれません。
Creditの意味は「信用」
クレジットカードを使い、返済し続けることで「信用を積む」という感覚が普及している海外諸国。
比較すると、日本には「クレジットカード」という言葉のみが入ってきたものの、本来の「信用」の意味が輸入されなかったと考えられます。
明日までに借金以外でお金を作る方法・最終手段
クレジットカードのキャッシングとは
キャッシングとは、クレジットカードについている機能の1つ。
クレジットカードには、ショッピングの利用以外にも保険などさまざまな機能がついていますよね。
そのなかの1つにキャッシングがあります。
キャッシング枠とは
ショッピング枠20万円、キャッシング枠10万円、のように、カードの使用歴などによって利用可能な金額が定められています。
ショッピング枠はクレジットカードを使って商品やサービスを手に入れるための機能ですが、キャッシング枠は現金を手に入れることができる機能です。
病院や公的機関への支払いなど、いま現金が手元にないけれど現金じゃないと払えない!というシーンは結構ありますよね。
そういうときに利用できるのがキャッシングで、銀行やコンビニのATMなどで手軽に現金を引き出すことが可能です。
もちろんキャッシングを利用するだけで信用情報にキズが付くことはありません。
消費生活ジャーナリストの岩田昭男さん
すごいカード編集部がインタビューさせて頂いた消費生活ジャーナリストの岩田昭男さんいわく、クレジットカードとは・・・
https://www.fabercompany.co.jp/sugoi-card/special/iwataakio–クレジットカードはどういう存在だと思われますか?
岩田:ただの後払いだね。
クレジットカードは借金だと思われていて、日本人は人に借りを作るのが嫌だから抵抗があると。
このように、専門家はクレジットカードの利用を「たんなる後払い」と明言しています。
多くの日本人がこのくらい明るく朗らかにクレジットカードの機能を使い切ることができたら、もっと便利な社会になりますよね。
クレジットカードで現金化?
街中で「カードでお金」「カードで現金GET」などのチラシや広告を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
これはキャッシングとは全く異なる、非正規の手段。
主に、クレジットカードを利用して金券などを買い、その金券を業者が1割ほど引いた金額で買い取る手段です。
買取金額が商品金額よりも低いので必ず損をするばかりか、クレジットカードの利用規約でも禁止されている悪質な行為です。
悪徳業者とやりとりしている履歴がばれた際には、クレジットカードが利用できなくなります。
なにより、3万円分クレジットカードで買っても買取価格はよくて90%程度。
必ず損をする仕組みになっています。
このような手段を使うことは絶対にやめましょう。
カードローンとは
先ほど説明したクレジットカードのキャッシング枠とほぼ同じ、現金をATMから引き出すことができるのがカードローンです。
カードローンとは、クレジットカード会社や金融機関による個人向けの融資サービスのこと。
コンビニのATMや銀行などで現金を引き出すだけでなく、WEB上から自分の口座へ振り込んで借入をすることも可能です。
キャッシングとの大きな違いは金利と利用限度額。
キャッシングは「クレジットカード」に付属した機能ですが、カードローンは「お金を借りる」ことに特化しています。
そのため、クレジットカードのキャッシング と比較すると、利用限度額が高く、返済時の利息率が低いことが特徴です。
長期的にお金が足りない人や、翌月に全額返せるか自信のない人は、初めからカードローンを利用して金利を低く抑えるほうが良いでしょう。
カードローンには銀行系・消費者金融系・信販系の3種類がありますが、その中でも即日で借りられて無利息期間があるのは消費者金融系です。
銀行カードローン | 消費者金融系カードローン | 信販系カードローン | |
---|---|---|---|
融資までの日数 | 〇 | ◎ | × |
翌日~即日 | 即日 | 1週間程度 かかることも |
|
金利 | 概ね14~14.5% | 18% | 10~15%程度 |
但し無利息期間が 最大30日 | |||
借入の上限 | ◎ | 〇 | 〇 |
年収の2分の1から3分の1 | 年収の3分の1まで | 年収の3分の1まで |
カードローンは審査が当日完了する
キャッシングは申込当日に利用できないこともありますが、カードローンは審査の早さもウリのひとつ。
最短30分で審査が完了するのは大手消費者金融系カードローンのキャッチコピーのようになっています。
「今すぐ」お金が必要な人にとって、安心して使うことができるサービスです。
カードローンなら融資枠内の借り入れ・返済が自由
カードローンは目的を問わず自由に利用ができます。
また、利用枠内であれば、いつでも何回でも利用することが可能です。
返済の金額も毎月一定に抑えることができるので、毎月の家計のやりくりに影響しにくいということができるでしょう。
カードローンなら24時間いつでも銀行振込で借り入れ可能
申込は24時間365日受け付けています。
しかし、なるべく早く現金を手に入れたい=融資を受けたい場合は、すぐに申し込んでおいたほうが良いです。
銀行の取り扱いが翌日になってしまうとお金を引き出すことができるのも翌日になってしまう可能性があるからです。
カードローンなら借入手数料・返済手数料も無料
順位 | 会社名 | ATM手数料 |
---|---|---|
1位 | プロミス | ・三井住友銀行ATM:無料 |
・提携ATM:1万円以下は110円、1万円超は220円 | ||
SMBCモビット | ・三井住友銀行ATM:無料 |
|
・提携ATM:1万円以下は110円、1万円超は220円 | ||
レイク | ・新生銀行カードローンATM:無料 |
|
・提携ATM:1万円以下は110円、1万円超は220円 |
||
4位 | アイフル | ・アイフルATM:無料 |
・提携ATM:1万円以下は110円、1万円超は220円 | ||
アコム | ・アコムATM:無料 |
|
・提携ATM:1万円以下は110円、1万円超は220円 |
ATM手数料が気になる方におすすめなのはレイクですが、そこまで気にしないのであればどの会社も大して変わりません。
借金したくない、でもお金が必要。そんなときは・・・
すごいカード編集部が調べた大手消費者金融ランキングがこちらです。
順位 | 会社名 | 即日融資 対応可否 | 最短融資時間 | 審査通過率 (=審査の甘さ) | 実質年率 | 融資可能額 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | プロミス | ○ | 20分 | 44.9% | 4.5%~17.8% | 500万円まで |
2位 | アイフル | ○ | 20分 | 45.8% | 3.0%~18.0% | 800万円まで |
3位 | アコム | ○ | 30分 | 42.2%※ | 3.0%~18.0% | 800万円まで |
4位 | SMBCモビット | ○ | 30分 | 非公開 | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
5位 | レイク | ○ | Webで25分 | 29.4% | 4.8%~18.0% | 1万円~500万円 |
初心者はまずはプロミスで審査に通るか試してみましょう。