「海外で現金を持ち歩くのはちょっと不安・・・」
そんな不安を解消してくれるVisaトラベルプリペイドカード「MoneyT Global」を提供されている株式会社アプラスさま。
MoneyT Globalは、必要な時に現地通貨をATMから引き出したり、国内・海外のVisa加盟店でショッピングに利用できたりするという。そんなMoneyT Globalの魅力を株式会社アプラスの北田さまと徳宿さまに伺いました。
海外でも国内でも使えるプリペイドカード
ー本日はお時間いただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ーまず、始めにMoneyT Globalについて簡単にお聞かせください。
MoneyT Globalには個人プランと法人プランの2つがございます。個人プランは、通常のプリペイドカードと同様にお一人様ずつ契約していただくプランです。満13歳からお持ちいただけるので、お客様には未成年の方も多く、留学用にご利用いただくのに便利と聞いています。
そして、今回オススメするのが法人プラン。法人プランの大きな特徴について、企業様側と出張者様側の2つの面からご説明します。
企業様側のメリットとしては、法人管理者様が出張経費の一元管理をすることが可能なことです。
出張者様側のメリットは何といっても出張の際の携行現金を無くすことができるということです。
まず、法人様のお金を組織残高と呼ばれる口座(Web上の金庫のようなもの)にまとめてご入金いただき、そこからカードご利用者様毎の各カードに資金をチャージしていただきご利用いただくサービスです。
Visa加盟店でそのままプリペイドカードとしてご利用いただくこともできますし、海外に約280万台あるVisaのATMから現地通貨をお引き出しいただくことも可能です。
また、海外でのご利用だけでなく2019年2月から国内のVisa加盟店でもご利用いただけるようになりました。例えば、海外出張する際の空港までの交通費や、国内出張での宿泊代などにご利用いただいております。
ーMoneyT Globalは元々、大手旅行会社さんのサービスだったものを譲り受けたと伺いました。どういった経緯なのか教えていただけますか。
弊社ではGAICAという別のプリペイドカードがございます。個人プラン限定のカードですが、コーポレートカードつまり法人様契約のクレジットカードをご利用いただいている企業様から法人用プリペイドカードのご要望のお声をいただいておりました。
コーポレートカードはプリペイドカードと違って、年会費がかかったり、発行できるカードの枚数に制限があったりします。クレジットカードのような企業与信を行うことなく、全従業員にカードを持たせたい企業様はそういったところに課題をお持ちでした。
こうしたお客様のニーズを解決できる商品はないかと探していたところ、大手旅行会社さんからお声がけいただき事業を譲り受ける形で法人用プリペイドカードにも参入することにいたしました。
ー既に個人プランがあった中で、さらに法人様のご要望にもご対応したということですね。
そうですね。法人用プリペイドカードは、添乗員の方々が現地に現金を持っていかずに、安心して使えるカードサービスが欲しいということで、大手旅行会社さんで展開したのが始まりと聞いています。
ーMoneyT Globalの名前の由来やカードデザインのイメージを教えていただけますか。
Moneyは「お金」、TはTransfer「両替」、Globalは「世界」ですね。「世界中で現地通貨に換えることができるカード」という意味がこめられています。
同様にカードデザインも地球をイメージして、地平線が描かれたデザインになっており、「世界中で使ってください」というメッセージにもなっています。
使いやすさと分かりやすさで導入800社!
ー現在どのくらいのお客様がご契約ですか。
約800社の法人様にご契約いただいています。海外ビジネスを展開している中小企業様から大手企業様、また業種も旅行代理店様を始めとしてスポーツ団体様や製造業系の会社様、アパレル関係の会社様と幅広くご契約いただいております。
おかげさまで「非常に使いやすいシステムですね。」というお声を本当によくいただきます。
ー「非常に使いやすいシステム」どんなところに強み、メリットがあるとお考えですか。
カード機能とサービス面の2つにあると考えます。
まず、カード機能で言うと①ICチップがついていること②タッチ決済機能がついていることが挙げられます。
ICチップがついているクレジットカードはたくさんあるのですが、プリペイドカードは意外と少ないんですね。磁気カードだとスキミング被害のリスクもありますが、ICチップのついたカードでのお取引であれば安心してご利用いただけるかと思います。
日本ではICチップによる取引は普及途上にありますが、全世界で見るとVisa加盟店の約90%はICチップに対応しています。そうしたことを考えても今後ICチップは必須と考えています。
もう1つは、Visaのタッチ決済機能です。これはVisaがサービス提供している非接触の決済機能です。
例えば、ロンドンの地下鉄にかざすだけで乗れたり、オーストラリアのバスにそのまま乗れたりします。日本でも今後、益々普及していくと聞いております。
プリペイドカードでICチップとVisaのタッチ決済機能の両方が搭載されているのは弊社が提供しているMoneyT GlobalとGAICAだけと聞いています。
こうした安心・便利なカードを入会金・年会費無料でご利用いただけるというのは、サービス面での大きな強みと言えますね。サービス導入時の初期費用では一切手数料がかかりません。
企業の管理者は、国内・海外出張時にチャージしたカードを渡すだけで、日本円・外貨の仮払いが不要ですし、出張者は個人立替えする必要もありません。残金不足時の組織残高から各カードへの入出金は24時間365日即時反映され、追加入金していただくことも可能です。
MoneyT Globalが扱っている通貨であればどの国でも決済手数料(為替手数料)は一律4%で分かりやすいというのもご評価いただいている理由かと思います。アジア各国や南米、アフリカといった国々の通貨では、両替する度に10%以上の手数料がかかってしまうことを考えると、コスト面でもメリットがあります。
ーご契約の企業様はどのようなシーンでご利用なのでしょうか。海外のVisa加盟店での支払いに使われる企業様が多いのでしょうか。
現金引き出しにも多くご利用いただいています。例えば、商社さんや、アパレル関係の企業さんが海外で仕入れを行う際に現地通貨を引き出してご利用いただくことが多いようです。
また、国内の利用であれば飲食店様の本部が各店舗の備品担当者にMoneyT Globalを持たせて、備品購入の際にこのカードでお支払いいただくということもあるようです。経費管理としてご利用いただいているという感じですね。国内でもご利用可能になってから、こういった使い方も浸透してきたように思います。
法人用プリペイドカードをより多くの皆さまに届けたい
ー今後の目標をお聞かせください。
年間200社ずつ契約社を増やしていきたいという目標を掲げています。法人用プリペイドカードという商品自体の認知度がまだまだ低いと思うので、このカードの良さを知っていただけるような営業活動をしていけたらと思いますね。
また、機能面では経費精算システムとの連動を考えております。MoneyT Globalを使ったら交通費精算システムと連動してそのままデータとして反映されるようなシステムですね。
先程の飲食店様でのご利用方法もそうですが、経費管理としてMoneyT Globalをご利用いただくことも増え、「システムと連動できないか?」というお声もいただいておりますので、年内を目処にいくつかの企業様で導入できればと思っております。
ーMoneyT Globalの野望、こんな風になっていきたいなという展望を教えてください。
最近、何かとキャッシュレスと言われるようになりましたけど“便利”だけでなく、“安心・安全”という部分にも焦点を当ててPRしていきたいです。
MoneyT Globalは、現金盗難のリスク軽減といった面で非常に有効であり、 “安心・安全”という点では胸を張れます。導入いただいている企業様も従業員の方々の安心・安全を第一に考えてご導入いただいています。
“便利”だけではない法人用プリペイドカードの魅力を訴求していきたいです。
ー最後に、北田さま・徳宿さまにとって「お金」とはなんでしょうか。
(北田さま)難しいですね。皆さまの生活に密着した欠かすことができないものというのは間違いないと思います。その中で、お金に関わる仕事をさせていただいているので、生活に密着したインフラを提供しているという自覚をもって、皆さまに安心してご利用いただけるサービスを提供していきたいです。
(徳宿さま)お金は心配の種かなと思います。お金ってあってもなくてもどうしても心配になるものですよね。MoneyT Globalのような商品を使っていただくことで、1つでも心配事を減らせればいいなと思います。
そういうサービスでありたいですし、そういう会社でありたいですね。
ー本日はありがとうございました。