ゴールドカードに対して、あなたはどんな印象を持っていますか?
ゴールドカードについてよく知らなくても、なんとなく凄そうで、憧れに近いものがあるのではないでしょうか。
今回は、
- そもそもゴールドカードとは何か
- どうやったらゴールドカードを持てるのか
- ゴールドカードのメリットは何か
・・・
などなど、ゴールドカードについて1からお話ししていきます。
これさえ見れば、ゴールドカードの基礎はばっちりですよ。
1.ゴールドカードとは
2.さまざまなゴールドカードをジャンル別に紹介
ステータスカード
格安ゴールドカード
ヤングゴールドカード
優良顧客カード
3.ゴールドカードの主なサービス
4.ゴールドカードのメリットとデメリット
5.おすすめのゴールドカード
6.まとめ
1.ゴールドカードとは
ゴールドカードとは、普通のクレジットカードの1ランク上のカードになります。
普通のクレジットカードとの一番の違いはカードの見た目ですが、サービスの量や質も普通のクレジットカードよりも優れています。
ただ、サービスが優れる分、年会費も高くなってしまうので、注意が必要です。
ゴールドカードと一般カードの違いを簡単にまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
ゴールドカードには、確かにステータスがありますが、以前ほど大きなものはありません。
というのも、以前はゴールドカードがクレジットカードの最上位カードでしたが、今ではプラチナカードやブラックカードという、さらに上のカードが存在するからです。
2.さまざまなゴールドカードをジャンル別に紹介
今ではさまざまなゴールドカードが登場し、先ほど紹介したようなゴールドカードの特徴に当てはまらないものが多くなってきました。
そこで、今あるゴールドカードを次の4つに分け、それぞれの特徴をお話ししていきます。
ステータスカード
先程紹介したゴールドカードは、このステータスカードになります。
ステータスカードは、年会費が高くポイント還元率が少ない分、様々なサービスを受ける事ができます。
そして、ゴールドカードに最も求めるであろうステータスもあるため、どこで出しても恥ずかしくなく、ちょっと自慢できるカードです。
今回の記事では、このステータスカードを通常のゴールドカードとして話を進めていきます。
格安ゴールドカード
格安ゴールドカードは、年会費が非常に安いゴールドカードになります。
基本的には、一般のクレジットカードと違う部分はありませんが、何か1つのサービスが一般のクレジットカードよりも高いカードになります。
ただ、個人的にはこのカードを持つのであれば、一般カードにした方がメリットは大きいと考えています。
格安ゴールドカードを、財布の肥やしに利用するという使い方があります。
単純な発想で、財布の中身がチラッと見えた時に、ゴールドカードが多いとお金持ちに見えるというものです。
ステータスを意識している人には、おすすめな方法の1つになります。
ヤングゴールドカード
ヤングゴールドカードは、20代の為のステータスカードになります。
20代で持てるので、取得難易度はたいしたことありませんが、パッと見はステータスカードと変わらないので、使い方によっては十分ステータスを感じる事ができます。
また、もともとは将来のステータスカードホルダーのために作られたカードですので、ステータスカードとほぼ同じサービスを受ける事ができます。
優良顧客カード
優良顧客カードとは、年収等は一切関係なく、クレジットカードを継続して利用し、自社商品やサービスを利用してくれる優良顧客に発行しているゴールドカードになります。
例えば、イオンのゴールドカードは、イオングループとイオンカードを普段から利用していると発行されるカードと言われています。
※細かい条件はわかりません。
3.ゴールドカードの主なサービス
ゴールドカードには、次のようなサービスがあります。
海外旅行傷害保険
ゴールドカードのサービスで、大きなメリットの1つがこの海外旅行での保険になります。
飛行機の遅延はもちろん、もしもの時の病院代の補償や宿泊時のサポートをしてくれます。
ただ、いくらゴールドカードでも、これだけで大丈夫という事はないので、普通の海外旅行保険にも入っておくようにしてください。
国内旅行傷害保険
国内旅行時の保険サービスはほとんど使う事がありませんが、宿泊施設のトラブル等でこのサービスを利用する機会がある可能性があります。
ショッピング保険
カードの不正利用や、クレジットカードで購入した商品が壊れたり、盗まれたときに使えるサービスになります。
特に、商品が破損した際に、5,000円程度の自己負担で修理してもらえるというのは、高額な商品を購入した時には、非常に便利なサービスになっています。
ラウンジサービス
ゴールドカードと言えばラウンジサービスというほど、ゴールドカードのメインサービスの1つとなっています。
基本的には空港のラウンジを無料で使えるというものですが、カードによっては、空港以外のラウンジを利用できるようになる事もあります(イオンのゴールドカードでは、イオンの中にあるラウンジを利用できます)。
グルメ優待サービス
大衆的なお店の割引サービスはもちろん、一部高級店の割引や食事のアップグレードを行う事ができます。
また、サポートデスクを通して予約をすることで、普通は予約できないようなお店を予約することもできます(それように、席を空けといてもらう契約をしているからです)。
4.ゴールドカードのメリットとデメリット
ゴールドカードのメリットはステータスであり、デメリットは年会費になります。
ゴールドカードにも細かなメリットやデメリットはありますが、正直実感するほどのメリットとデメリットは1つずつしかありません。
例えば、限度額が多いとかポイント還元率が少ない等のメリットデメリットはありますが、限度額が足りないのであれば、もう1枚クレジットカードを持てば事足りますし、ポイント還元率を気にするようであれば、ゴールドカードユーザーに向いていません。
ですので、ステータスと年会費を天秤にかけ、ステータスだと思ったらゴールドカードですし、年会費を払いたくないのであれば、年会費無料の高還元率クレジットカードがおすすめです。
5.おすすめのゴールドカード
最後に、特におすすめのゴールドカードを3枚紹介します。
また、年会費無料のゴールドカードは「年会費が必要ない!?年会費無料のゴールドカードと無料特典のあるゴールドカード一覧」、おすすめのゴールドカードは「タイプ別!おすすめのゴールドカードとその持ち方や審査基準」で詳しく紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
詳細
ゴールドカードと言えば、このアメックスゴールドを思い浮かべる人は少なくありません。
ステータスと認知度も高く、最も人気の高いクレジットカードの一つになります。
また、アメックスゴールドはゴールドカードの王道なので、ゴールドカードの特典として知られている、ほぼ全ての特典を受けることができます。
「エアポートミール」「エアポート送迎サービス」「手荷物無料宅配サービス」「無料ポーターサービス」「空港クロークサービス」「空港ラウンジ」等、旅行系の付帯サービスも充実しています。
そんなアメックスゴールドですが、実は審査基準がそこまで高くなく、20代で年収300万円以上あれば、審査に通る可能性は十分にあると言われています。
しかし、その分年会費が29,000円(税抜)と高いので、審査基準というよりその年会費を払い続ける余裕があるかどうかが重要になります。
三井住友カード ゴールド
詳細
三井住友カード ゴールドは、日本で最も有名なゴールドカードの一つであり、アメックスやダイナースクラブカードと比べると、ステータスは若干劣りますが、好感度や認知度は抜群です。
ゴールドカードに求めるすべてのサービスを受ける事ができますし、何処で使っても恥ずかしくないカードと言えます。
ただ、いきなり申し込んで審査に通るのは難しいので、最初は審査に通りやすい一般カードをメインとして使い、その後申し込むようにしてみましょう。
イメージ的には、一般カードの限度額がゴールドカードの最低限度額である50万円を超えてから申し込むと審査に通る確率が高くなります。
しかも、通常の年会費は税抜き10,000円ですが、WEB明細とリボ払いを選択することで、年会費を4,000円まで引き下げる事ができます。
ここまでのステータスとサービスがあるにも関わらず、年会費を4,000円にできるので、最強のゴールドカードと考えている人もいます。
JCBゴールドカード
詳細
日本唯一の国際ブランドであるJCBのゴールドカードになります。
JCB GOLD CARDの魅力は、ゴールドカードの最上級カードであるJCB GOLD THE PREMIERを手にできるという点にあります。
JCB GOLD THE PREMIERは、インビテーション(招待)制のカードとなっているため、JCB GOLD CARDを使わないと、手にする事はできません。
さらに、将来的にはJCS THE CLASSというブラックカードを持つことも可能ですので、ステータスカードが欲しいという方には非常におすすめのカードになります。
もちろん、ゴールドカードらしく、最高1億円の旅行傷害保険はもちろん、一般カードではほとんど付かない国内・海外航空機遅延保険や、ライフアクシデントケア(空き巣被害見舞金など)も付帯する等、充実した補償も魅力です。
6.まとめ
ゴールドカードは、一般カードにはないさまざまなサービスを提供していますが、結局のところ、ステータスが最も重要なポイントではないでしょうか。
もちろん、ゴールドカードならではのサービスも魅力的なものがあるので、どうせゴールドカードを手にするのであれば、ステータスカードをおすすめします。