ゴールドカードを色々作ってみたものの、そんなに使用頻度ないしメリット感じないし、解約しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。
確かに、一概にゴールドカードと言っても、カードの表面がゴールドなだけで一般カードよりサービスが悪いものもありますね。
そういったものがあれば、クレジットカードを持っているだけでもリスクなので早めに解約に移ってみて下さい。
今回は、そんなゴールドカードの解約方法から解約する前に注意しておくべきことを説明します。
1.ゴールドカードの解約方法
ゴールドカードも一般のクレジットカードと同じく、解約はとても簡単です。
カードの裏面に記載してあるカード発行会社の電話番号に連絡しましょう。
そして、例のごとく自動音声案内サービスにつながり、そこから解約担当のオペレーターへとつながれます。
解約したい旨を伝えると、書類などは全く不要でその場ですぐ手続きしてくれます。
解約の理由を尋ねられることがあるかもしれませんが、これは単なるアンケートのようなもので、「年会費を払うのがもったいない」や「ほかのカードに切り替える」などと伝えるだけで大丈夫です。
2.カードの処分方法
電話で解約した後はクレジットカードを処分しましょう。
オペレーターからも伝えられると思いますが、カードにはさみを入れて破棄するだけです。
その際にICチップが搭載されているカードは、そこにもはさみを入れておきましょう。ICチップとは金色の四角い部分です。
また、さらに厳重に処分したいのならカードの断片は違うタイミングで捨てるなどもおすすめしています。
それによって、第三者によるクレジットカード情報の復元はできなくなります。
3.解約時に気をつけること
解約前に確認しておいた方がいいことを6つ挙げてみました。
公共料金等の引き落とし
クレジットカードで公共料金の引き落としを行っている方も多いですよね。
カードを解約するということはもちろん公共料金の支払いも止まります。
念のため、カード解約する前に他のクレジットカードに切り替えるか、口座振り込み等に変える手続きをしておきましょう。
また、携帯電話の分割払いをカードで行っている場合、延滞してしまうと個人信用情報がキズ付いてしまうこともあるので気を付けて下さい。
加入後すぐの解約はNG
加入後1カ月とか短い間での解約はやめておきましょう。
理由は、頻繁に発行・解約を繰り返してしまうとクレジットカード会社に単に入会特典目当てで入会しようとしている人物と認識され、次のクレジットカードの審査が厳しくなります。
仮に入会特典目当てでカードを作ったとしても、使わなくていいので最低半年~1年間は所持しておきましょう。
未払い残高のチェック
リボ払いや分割払い、キャッシング払いが払いきれてない状態で解約を申し出ると、通常は解約と同時に残額の一括払いをしなければなりません。
もちろんその余裕があれば一括で払えば済むのですが、余裕がないときは支払いが終わってから解約手続きに移るようにした方がいいと思います。
ポイントの消費
クレジットカードの利用でたまったポイントは、解約すると使えなくなることがあります。
せっかくためたポイントなので、少しだけだとしても最後まで使い切ってあげましょう。
付帯カードの処理
クレジットカードを解約した場合、それに付帯しているETCカードや家族カードなども利用できなくなります。
また、iDやQuickPayなどのクレジットカードと紐づいているものも使えなくなるので、解約の際は確認するようにしましょう。
一体型クレジットカード
銀行のキャッシュカードや、ある会員証と一体になっているクレジットカードがあります。
そういったクレジットカードは普通に解約してしまうと、お金が引き出せなくなったり、会員サービスが使えなくなることもあります。
解約前にきちんと電話して、詳しい手続き方法を確認しておきましょう。
4.初年度年会費無料ゴールドカードの解約は?
初年度年会費無料のゴールドカードを使ってみて魅力が感じられなかったら、1年経つ前に解約してしまいましょう。
ここで解約したから違約金が発生するとかはありません。
クレジットカード会社も初年度年会費無料にすれば、とりあえず誰でも気軽にカードを作ってくれるだろうという考えがもとのキャンペーンです。
2年目に突入すると自動的に年会費が発生しますので、その前に継続するかどうかは決定しましょう。
5.まとめ
今回はゴールドカードの解約方法とその際の注意点について説明しました。
たくさんクレジットカードを持っていても、よく使うものは次第に限定されてくると思います。
使わないクレジットカードは、時期をみて解約しスッキリしてみてはいかがでしょうか。